4 / 16
4 苦手なことは克服できそうにないんだから ~匠~
しおりを挟む
四人集まって、あと一人を待ってる。
どうやら合コンらしい。
柏木の彼女とその友達、知らなかった、何で教えてくれなかったんだ。
そりゃあ楽しいことがあったらいいなあって思うけど、苦手なものは苦手なんだから。
「匠、一人大人しめの子がいるからさ、その子とだったら合うんじゃないか?」
柏木にそう言われた。
「匠専用女子らしいけど、可愛かったらそこは平等でいいんじゃない?」
「まあ、そうだけど。その子に彼氏を紹介したいって話が始まりなんだからさ。希望したタイプだと匠がいいかなって思ったんだよ。」
「どんなタイプ希望だって?」
「優しい穏やかな人だって。」
「それ匠じゃなくても、俺たちもそうだよ。」
「海埜(うんの)はダメだよ。女の子を鬼女と呼ぶような奴には合わない。」
海埜君がタイミングよくやってきた。
「ええ~、俺だって優しい子だったら最後まで天使って思えるよ。」
聞こえたらしい。
「無理。」
「酷いなあ。」
そんな会話を聞いてたら向こうから朝倉さんが歩いてくるのが見えた。
いつものように週末の疲れも感じさせないしゃっきりの姿勢で歩いてくる。
「朝倉さん、お疲れさまでした。」
「ああ、お疲れ。」
疲れてない声で柏木に答えて、ついでに自分にも視線が来た。
小さくお疲れさまと言ったけど気こえただろうか?
先輩だと気がついた残りの奴の声の方が大きかったかもしれない。
「美人だな、ちょっと年上過ぎるけど。」
「お前、失礼だな。」
僕もそう思った、美人だし年上は事実、でも『過ぎる』って程じゃないと思う。
「いい先輩なんだよ。俺は好きだけど。」
普通に言う柏木。びっくりだ、そんなに接点があったんだろうか?
顔を見たら気がつかれた。
「新人の頃気を遣って声をかけられたんだよ。よく見てるよ、よく気がつくんだよ。」
柏木も同じように声をかけられてたらしい。
「そうだね、いい先輩だよ。」
「一番怒られてる匠がそう言うと朝倉さんも安心だよ。」
「それはしょうがないよ、今じゃあ直の先輩になったんだし。」
自分が本当にまだまだダメな奴なんだし。
柏木が時間を見て、そろそろ行こうと、柏木の彼女主催の飲み会へ出発した。
あんまり乗り気はしないんだけどなあ・・・・。
気持ちはありがたい、だけど期待を裏切れないってお余計に緊張しちゃうじゃないか。
「匠は俺の横な。」
どこまでも世話を焼いてくれるらしい。
それなら安心な気持ちもする。
「いいなあ、匠、特別枠。」
海埜君が気になるらしい。
出来たら席は離れたい気分になってきた。
まさか、そんな事言えないけど。
お店について、端に座った柏木。
柏木に笑顔を向けた正面の女の子を見た。
すごく可愛い女の子だった。
他の奴もそう思っただろう。
自分も正面を見て軽く頭を下げた。
同じように下げられて笑顔を返された。
とりあえず飲み物を頼んだ。
皆飲めるらしい。
乾杯をしてそれぞれが向かいの人と話し始めた。
目の前の人、横手咲良(さくら)さんらしい。
柏木の彼女優美(ゆうみ)さんが咲良と呼ぶからと言って、僕たちはそうは呼べない。
横手さんと呼んで話をする。
多分話に出てた人なんだろう、僕のための特別枠。
笑顔の優しい人だった。
残りの人達は元気そうだし、優美さんも元気印で、だけど他のメンバーに比べると控えめで。
僕も柏木に紹介されたけど、匠としか言われなくて、自分でも名乗らなかったから匠君と呼ばれてしまってる。名字だと思われたかもしれない。
別にいい。
柏木と優美さんのお陰で楽しく話も出来てる。
ただ、途中隣に座った海埜君が混ざった。
「咲良さん、綺麗な名前だね。」と話しかけてきて、その後も会話の初めに「咲良さん」と呼びかける。
気に入ったんだろうか?
お酒も入りご機嫌なのは間違いない。
海埜君の向かいに座ってた女の人は西芳寺 園子さんらしい。
海埜君が咲良さんと話をするとバランスが悪くなるし、僕は西芳寺さんに話しかけた。
何とお寺のお嬢様らしい。
でもなぜかお寺は西芳寺じゃないと。
笑って言われて、驚いた笑顔で返した。
普通の会社員でお寺はお兄さんが継ぐ予定だと。
男に生まれなくて本当に良かったとあっけらかんと言ってる。
自分の家が何を信仰してるのかすら知らなくて、あんまり話も詳しく出来なかった。
柏木もさすがに距離もあって話に加わらず、適当な話でつないだ感じだった。
食事は食べながらだったけど、メインの料理が来たタイミングで横手さんと話をして。
料理を取り分けながら話を続けた。
柏木と優美さんだけはポンポンといつものように二人だけの気持ちいい掛け合いがあり、羨ましくもあり。
やっぱり器用だよなあなんて思ったりして。
横手さんがトイレに行ったら、隣の席で海埜君が立ち上がるのに気がついた。
その後ろ姿を見送った。
柏木は気がついてないみたいだ。
やっぱり申し訳ない気持ちになってしまった。
本当に不器用なんです。
料理を楽しむふりでゆっくり味わう。
美味しいんだ、お酒もご飯も。
久しぶりに大勢で食べるし、隣の仲良し二人の会話は聞いてるだけでも面白い。
いい人なんだろうなあ、優美さん。
その優美さんが推薦した横手さんもいい人なんだろうなあ。
じゃあ、いい奴柏木の推薦した僕もいい奴で。
確かにお願いされればそれなりに頑張るし、裏切りとは無縁で、精一杯気は遣います。
そんな奴はどこにでもいるけど。
好きになった人のためだったらたいていのことは頑張る。
食べ終わる頃二人が帰ってきた。
満足そうな海埜君。やっぱり器用な海埜君だったんだろう。
別にいい、僕じゃなくても、誰かと仲良くなれれば優美さんの目的には届くだろう。
ちょっとだけ気が楽になった。
それはとても複雑な気持ちでもあったけど。
その後テーブルが綺麗に片づけられた後、デザートを配られて、飲み物を選んで、それも配られて。
ゆっくりした雰囲気が漂う。
結局最後まで端の残りの人の名前も知らず、視線も合うことなく。
そのままお店の前で別れた。
それぞれの駅の方へ歩いていく。
別に寂しくないよ・・・・、ちょっと残念には思ったけど。
あの後は西芳寺さんと海埜君と横手さんと、四人で話をしていた。
沢山の方がありがたかったからいい。
喋ってたのは西芳寺さんと海埜君がメインだったけど、楽しそうに笑う横手さん。
そのまま連絡先の交換なんて全然なくて、別れた。
特に柏木から落胆やお叱りの言葉もなく。
今頃彼女と「まあいっか。」なんて言ってるだろうかと想像したりして。
明日も特に予定もない。
ゆっくりのんびり朝寝坊をしよう。
週末静かだった携帯。
月曜日のお昼に柏木に外に連れ出された。
「もう、匠、何してたんだよ。」
タイムラグがあった分、落胆とお叱り両方だった。
「だって、海埜君と楽しく話をしてたから。」
「だからって・・・・・アイツは信用できないんだよ。」
小声になった柏木。
そんなの誘ったのは柏木じゃないか・・・・そう言いたい。
「だってそれは、横手さんが選ぶんだし、海埜君だって分からないよ。良く知らないけど、そんなになの?」
「そのセリフは俺が言いたい。どうだった?正直。」
「いい人だと思うよ。柏木の彼女もいい人そうだし、その彼女がいい人って言うんだから。」
そう自分が思ってた当たり障りのない意見を言ったらすごく怒ったらしい。
「何だよ。」
その一言で返された。
「だから言ったじゃん。不器用だって。きっと二人だと話が弾まなくてがっかりされるよ。」
「そんなのは向こうだって分かってるよ、そう伝えてあったし。」
なんでだよ、そんなことまで伝えてたのかよ。
「あ~あ。」
やっぱりガッカリの落胆の方が強かったらしい。
ハンバーグにフォークを付き合てて顎を乗せてる。
食べようよ、とりあえず。
でもそこまで柏木が言うんだったら、横手さんは海埜君がいいと思ったんだろう。
ちょっと悲しいけど当然かもしれない。
いいよなあ、器用な奴は。
仕事はまだまだ、それ以外もセンスなしって・・・・せめてどっちかは何とななればいいのに、自分。
ため息をつきかけたけど睨まれそうだったから止めた。
ゆっくり柏木のフォークが動いてハンバーグがなくなるのを見ながら食事を再開した。
その後は彼女の話題はなく、自分の彼女の優美さんの話になったので褒めておいた。
二年以上付き合ってるらしい。
まだ一緒には暮らしてないらしいけど、そろそろと物件も見に行ってるらしい。
本当に順調で、器用で、羨ましい。
「いいなあ。」
そのセリフはポカリと浮かんだ。
どうやら合コンらしい。
柏木の彼女とその友達、知らなかった、何で教えてくれなかったんだ。
そりゃあ楽しいことがあったらいいなあって思うけど、苦手なものは苦手なんだから。
「匠、一人大人しめの子がいるからさ、その子とだったら合うんじゃないか?」
柏木にそう言われた。
「匠専用女子らしいけど、可愛かったらそこは平等でいいんじゃない?」
「まあ、そうだけど。その子に彼氏を紹介したいって話が始まりなんだからさ。希望したタイプだと匠がいいかなって思ったんだよ。」
「どんなタイプ希望だって?」
「優しい穏やかな人だって。」
「それ匠じゃなくても、俺たちもそうだよ。」
「海埜(うんの)はダメだよ。女の子を鬼女と呼ぶような奴には合わない。」
海埜君がタイミングよくやってきた。
「ええ~、俺だって優しい子だったら最後まで天使って思えるよ。」
聞こえたらしい。
「無理。」
「酷いなあ。」
そんな会話を聞いてたら向こうから朝倉さんが歩いてくるのが見えた。
いつものように週末の疲れも感じさせないしゃっきりの姿勢で歩いてくる。
「朝倉さん、お疲れさまでした。」
「ああ、お疲れ。」
疲れてない声で柏木に答えて、ついでに自分にも視線が来た。
小さくお疲れさまと言ったけど気こえただろうか?
先輩だと気がついた残りの奴の声の方が大きかったかもしれない。
「美人だな、ちょっと年上過ぎるけど。」
「お前、失礼だな。」
僕もそう思った、美人だし年上は事実、でも『過ぎる』って程じゃないと思う。
「いい先輩なんだよ。俺は好きだけど。」
普通に言う柏木。びっくりだ、そんなに接点があったんだろうか?
顔を見たら気がつかれた。
「新人の頃気を遣って声をかけられたんだよ。よく見てるよ、よく気がつくんだよ。」
柏木も同じように声をかけられてたらしい。
「そうだね、いい先輩だよ。」
「一番怒られてる匠がそう言うと朝倉さんも安心だよ。」
「それはしょうがないよ、今じゃあ直の先輩になったんだし。」
自分が本当にまだまだダメな奴なんだし。
柏木が時間を見て、そろそろ行こうと、柏木の彼女主催の飲み会へ出発した。
あんまり乗り気はしないんだけどなあ・・・・。
気持ちはありがたい、だけど期待を裏切れないってお余計に緊張しちゃうじゃないか。
「匠は俺の横な。」
どこまでも世話を焼いてくれるらしい。
それなら安心な気持ちもする。
「いいなあ、匠、特別枠。」
海埜君が気になるらしい。
出来たら席は離れたい気分になってきた。
まさか、そんな事言えないけど。
お店について、端に座った柏木。
柏木に笑顔を向けた正面の女の子を見た。
すごく可愛い女の子だった。
他の奴もそう思っただろう。
自分も正面を見て軽く頭を下げた。
同じように下げられて笑顔を返された。
とりあえず飲み物を頼んだ。
皆飲めるらしい。
乾杯をしてそれぞれが向かいの人と話し始めた。
目の前の人、横手咲良(さくら)さんらしい。
柏木の彼女優美(ゆうみ)さんが咲良と呼ぶからと言って、僕たちはそうは呼べない。
横手さんと呼んで話をする。
多分話に出てた人なんだろう、僕のための特別枠。
笑顔の優しい人だった。
残りの人達は元気そうだし、優美さんも元気印で、だけど他のメンバーに比べると控えめで。
僕も柏木に紹介されたけど、匠としか言われなくて、自分でも名乗らなかったから匠君と呼ばれてしまってる。名字だと思われたかもしれない。
別にいい。
柏木と優美さんのお陰で楽しく話も出来てる。
ただ、途中隣に座った海埜君が混ざった。
「咲良さん、綺麗な名前だね。」と話しかけてきて、その後も会話の初めに「咲良さん」と呼びかける。
気に入ったんだろうか?
お酒も入りご機嫌なのは間違いない。
海埜君の向かいに座ってた女の人は西芳寺 園子さんらしい。
海埜君が咲良さんと話をするとバランスが悪くなるし、僕は西芳寺さんに話しかけた。
何とお寺のお嬢様らしい。
でもなぜかお寺は西芳寺じゃないと。
笑って言われて、驚いた笑顔で返した。
普通の会社員でお寺はお兄さんが継ぐ予定だと。
男に生まれなくて本当に良かったとあっけらかんと言ってる。
自分の家が何を信仰してるのかすら知らなくて、あんまり話も詳しく出来なかった。
柏木もさすがに距離もあって話に加わらず、適当な話でつないだ感じだった。
食事は食べながらだったけど、メインの料理が来たタイミングで横手さんと話をして。
料理を取り分けながら話を続けた。
柏木と優美さんだけはポンポンといつものように二人だけの気持ちいい掛け合いがあり、羨ましくもあり。
やっぱり器用だよなあなんて思ったりして。
横手さんがトイレに行ったら、隣の席で海埜君が立ち上がるのに気がついた。
その後ろ姿を見送った。
柏木は気がついてないみたいだ。
やっぱり申し訳ない気持ちになってしまった。
本当に不器用なんです。
料理を楽しむふりでゆっくり味わう。
美味しいんだ、お酒もご飯も。
久しぶりに大勢で食べるし、隣の仲良し二人の会話は聞いてるだけでも面白い。
いい人なんだろうなあ、優美さん。
その優美さんが推薦した横手さんもいい人なんだろうなあ。
じゃあ、いい奴柏木の推薦した僕もいい奴で。
確かにお願いされればそれなりに頑張るし、裏切りとは無縁で、精一杯気は遣います。
そんな奴はどこにでもいるけど。
好きになった人のためだったらたいていのことは頑張る。
食べ終わる頃二人が帰ってきた。
満足そうな海埜君。やっぱり器用な海埜君だったんだろう。
別にいい、僕じゃなくても、誰かと仲良くなれれば優美さんの目的には届くだろう。
ちょっとだけ気が楽になった。
それはとても複雑な気持ちでもあったけど。
その後テーブルが綺麗に片づけられた後、デザートを配られて、飲み物を選んで、それも配られて。
ゆっくりした雰囲気が漂う。
結局最後まで端の残りの人の名前も知らず、視線も合うことなく。
そのままお店の前で別れた。
それぞれの駅の方へ歩いていく。
別に寂しくないよ・・・・、ちょっと残念には思ったけど。
あの後は西芳寺さんと海埜君と横手さんと、四人で話をしていた。
沢山の方がありがたかったからいい。
喋ってたのは西芳寺さんと海埜君がメインだったけど、楽しそうに笑う横手さん。
そのまま連絡先の交換なんて全然なくて、別れた。
特に柏木から落胆やお叱りの言葉もなく。
今頃彼女と「まあいっか。」なんて言ってるだろうかと想像したりして。
明日も特に予定もない。
ゆっくりのんびり朝寝坊をしよう。
週末静かだった携帯。
月曜日のお昼に柏木に外に連れ出された。
「もう、匠、何してたんだよ。」
タイムラグがあった分、落胆とお叱り両方だった。
「だって、海埜君と楽しく話をしてたから。」
「だからって・・・・・アイツは信用できないんだよ。」
小声になった柏木。
そんなの誘ったのは柏木じゃないか・・・・そう言いたい。
「だってそれは、横手さんが選ぶんだし、海埜君だって分からないよ。良く知らないけど、そんなになの?」
「そのセリフは俺が言いたい。どうだった?正直。」
「いい人だと思うよ。柏木の彼女もいい人そうだし、その彼女がいい人って言うんだから。」
そう自分が思ってた当たり障りのない意見を言ったらすごく怒ったらしい。
「何だよ。」
その一言で返された。
「だから言ったじゃん。不器用だって。きっと二人だと話が弾まなくてがっかりされるよ。」
「そんなのは向こうだって分かってるよ、そう伝えてあったし。」
なんでだよ、そんなことまで伝えてたのかよ。
「あ~あ。」
やっぱりガッカリの落胆の方が強かったらしい。
ハンバーグにフォークを付き合てて顎を乗せてる。
食べようよ、とりあえず。
でもそこまで柏木が言うんだったら、横手さんは海埜君がいいと思ったんだろう。
ちょっと悲しいけど当然かもしれない。
いいよなあ、器用な奴は。
仕事はまだまだ、それ以外もセンスなしって・・・・せめてどっちかは何とななればいいのに、自分。
ため息をつきかけたけど睨まれそうだったから止めた。
ゆっくり柏木のフォークが動いてハンバーグがなくなるのを見ながら食事を再開した。
その後は彼女の話題はなく、自分の彼女の優美さんの話になったので褒めておいた。
二年以上付き合ってるらしい。
まだ一緒には暮らしてないらしいけど、そろそろと物件も見に行ってるらしい。
本当に順調で、器用で、羨ましい。
「いいなあ。」
そのセリフはポカリと浮かんだ。
0
あなたにおすすめの小説
遡ったのは君だけじゃない。離縁状を置いて出ていった妻ーー始まりは、そこからだった。
沼野 花
恋愛
夫と子供たちに、選ばれなかったイネス。
すべてを愛人に奪われ、彼女は限界を迎え、屋敷を去る。
だが、その先に待っていたのは、救いではなかった。
イネスを襲った、取り返しのつかない出来事。
変わり果てた現実を前に、
夫はようやく、自分が何を失ったのかを思い知る。
深い後悔と悲しみに苛まれながら、
失ったイネスの心を取り戻そうとする夫。
しかし、彼女の心はすでに、外の世界へと向かっていた。
贖罪を背負いながらもイネスを求め続ける夫。
そして、母の心を知っていく子供たち。
イネスが求める愛とは、
そして、幸せとは――。
熟女愛好家ユウスケの青春(熟女漁り)
MisakiNonagase
恋愛
高校まで勉強一筋で大学デビューをしたユウスケは家庭教師の教え子の母親と不倫交際するが、彼にとって彼女とが初の男女交際。そこでユウスケは自分が熟女好きだと自覚する。それからユウスケは戦略と実戦を重ねて、清潔感と聞き上手を武器にたくさんの熟女と付き合うことになるストーリーです。
イケメン警視、アルバイトで雇った恋人役を溺愛する。
楠ノ木雫
恋愛
蒸発した母の借金を擦り付けられた主人公瑠奈は、お見合い代行のアルバイトを受けた。だが、そのお見合い相手、矢野湊に借金の事を見破られ3ヶ月間恋人役を務めるアルバイトを提案された。瑠奈はその報酬に飛びついたが……
転移先で日本語を読めるというだけで最強の男に囚われました
桜あずみ
恋愛
異世界に転移して2年。
言葉も話せなかったこの国で、必死に努力して、やっとこの世界に馴染んできた。
しかし、ただ一つ、抜けなかった癖がある。
──ふとした瞬間に、日本語でメモを取ってしまうこと。
その一行が、彼の目に留まった。
「この文字を書いたのは、あなたですか?」
美しく、完璧で、どこか現実離れした男。
日本語という未知の文字に強い関心を示した彼は、やがて、少しずつ距離を詰めてくる。
最初はただの好奇心だと思っていた。
けれど、気づけば私は彼の手の中にいた。
彼の正体も、本当の目的も知らないまま。すべてを知ったときには、もう逃げられなかった。
毎日19時に更新予定です。
俺様上司に今宵も激しく求められる。
美凪ましろ
恋愛
鉄面皮。無表情。一ミリも笑わない男。
蒔田一臣、あたしのひとつうえの上司。
ことあるごとに厳しくあたしを指導する、目の上のたんこぶみたいな男――だったはずが。
「おまえの顔、えっろい」
神様仏様どうしてあたしはこの男に今宵も激しく愛しこまれているのでしょう。
――2000年代初頭、IT系企業で懸命に働く新卒女子×厳しめの俺様男子との恋物語。
敵に貞操を奪われて癒しの力を失うはずだった聖女ですが、なぜか前より漲っています
藤谷 要
恋愛
サルサン国の聖女たちは、隣国に征服される際に自国の王の命で殺されそうになった。ところが、侵略軍将帥のマトルヘル侯爵に助けられた。それから聖女たちは侵略国に仕えるようになったが、一か月後に筆頭聖女だったルミネラは命の恩人の侯爵へ嫁ぐように国王から命じられる。
結婚披露宴では、陛下に側妃として嫁いだ旧サルサン国王女が出席していたが、彼女は侯爵に腕を絡めて「陛下の手がつかなかったら一年後に妻にしてほしい」と頼んでいた。しかも、侯爵はその手を振り払いもしない。
聖女は愛のない交わりで神の加護を失うとされているので、当然白い結婚だと思っていたが、初夜に侯爵のメイアスから体の関係を迫られる。彼は命の恩人だったので、ルミネラはそのまま彼を受け入れた。
侯爵がかつての恋人に似ていたとはいえ、侯爵と孤児だった彼は全く別人。愛のない交わりだったので、当然力を失うと思っていたが、なぜか以前よりも力が漲っていた。
※全11話 2万字程度の話です。
【完結】断頭台で処刑された悪役王妃の生き直し
有栖多于佳
恋愛
近代ヨーロッパの、ようなある大陸のある帝国王女の物語。
30才で断頭台にかけられた王妃が、次の瞬間3才の自分に戻った。
1度目の世界では盲目的に母を立派な女帝だと思っていたが、よくよく思い起こせば、兄妹間で格差をつけて、お気に入りの子だけ依怙贔屓する毒親だと気づいた。
だいたい帝国は男子継承と決まっていたのをねじ曲げて強欲にも女帝になり、初恋の父との恋も成就させた結果、継承戦争起こし帝国は二つに割ってしまう。王配になった父は人の良いだけで頼りなく、全く人を見る目のないので軍の幹部に登用した者は役に立たない。
そんな両親と早い段階で決別し今度こそ幸せな人生を過ごすのだと、決意を胸に生き直すマリアンナ。
史実に良く似た出来事もあるかもしれませんが、この物語はフィクションです。
世界史の人物と同名が出てきますが、別人です。
全くのフィクションですので、歴史考察はありません。
*あくまでも異世界ヒューマンドラマであり、恋愛あり、残業ありの娯楽小説です。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる