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10 懐かしさに酔った午後のコタロ。
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懐かしいはずなのに、やっぱりお互いが大人になってる二人の会話だ。
もちろんあの頃『奢るよ』とか言うことはないし、『暇?』なんて聞くこともなかった。
約束なんてしなくても、家に一度帰った後は当たり前のように遊びに行ってたし。
『今日のおやつ』を分け合うのは当たり前だった。
子どもの当たり前って本当に疑いのない純粋な心が思ってる事なんだろう。
自分の為とか、相手の為とか、思いやりとか、そんな事じゃない。
心からの欲求をぶつけて、それを受け止めてくれる相手がちょうど近くにいたんだ。
お店にたどり着いたらしい。
既に賑わってるレストランの四人席に案内された。
金曜日でもなく、わざわざ土曜日の休みの日に誘われた時には何か話があるのだろうかと思っていた。
相談なんて自分にはしないだろうから、報告があるんじゃないかと。
今日待ち合わせの場所にマシロを見つけた時に違うと思った。
この間からさりげなく探られて確かめられて。
曖昧な返事と否定の返事を繰り返す自分に何か思ったんだろうか?
ちょっとだけ世話を焼きたい、あの夜のお礼がしたいって思ったんだろうか?
マシロも自分が来るとは知らなかったらしい。
四人で座る席並びはマシロの隣に、当然柴田の正面になった。
二度目の四人とも言えるくらいの今日。
乾杯の後、昼からガンガンとお酒が進む。
「真麻ちゃん、いつも柴田君とはこんなレストランなの?」
「まさかです。いろいろです。毎週そんなに食べて飲んでたら太りますよ。」
「気にしなそうじゃない。」
そう言って2人で柴田を見てる。
「別にあと少しは気にしない。驚くほど油断しなければ、健康を心配するくらいだとさすがにね。」
「そこまでいくのも大変じゃない。これでも努力はしてます。自己イメージは普通にあるし、スカートがきつくなるとすぐに気がつくし。」
「真白先輩もそうですよね?スーツってすぐに分かりますよね。」
「そうだね。油断はできない。」
油断するタイプの人はあんな水着は買わないと思う。
でも、そんなにスタイルがいいんだろうか?
まあまあいいと思うけど、そんなに?
さすがに今は見れない。
視線は自分の手元に。
いきなり腰に手が来た。
「うひょっへっ。」
ビックリして声が出た。
マシロが人のお腹に手を伸ばして、容赦なくつまんだ。
「まあまあだね。今は座ってるからね。」
「何だよ。びっくりするじゃないか。」
「今さら何よ、昔はよくくすぐり合ってたじゃないの。」
「いつの話してるのさ、そう言うマシロは相当自信があるんだろうね。」
「当たり前じゃない。コタロが油断してぶよぶよになっても、ぽてっとしたお腹になっても隣ですらりとしたくびれを見せてあげる。」
「別に見ないよ。」
「もったいない。是非見せてもらえ。」
柴田が割りこんできた。なぜそこに、というタイミングで。
「じゃあ柴田が見せてもらえばいいじゃないか。」
「まさか~、何でよ。真麻ちゃんか誰かがいるでしょう?そもそも隣にいることないし。」
「僕だって、隣の隣だけどね。」
家の位置関係の話にした。
「コタロの隣にいつも私がいたじゃん。最初の入園のその日からおばさんの代わりに私が一緒にいてあげたのを忘れたの?隣の部屋がコタロのクラスなのに一緒についてきたんだから。」
「知らないよ。入園の日なんて多分母親にくっついてたでしょう?」
「最初だけだよ。私が手を振ったらうれしそうにこっちに来て、ずっと手をつないであげてたんだから。」
そんな記憶は全くない。
ただ最初の頃は一緒に通ってた。
バスじゃなくてお互いの親に送られてたけど、その後は交互になって。
仲良く手をつないで歩いてるから、親も一日おきに楽をしていた。
「ねえ、いつも僕がマシロの家に行ってたけど、マシロは僕の家では遊ばなかったの?」
そう聞いた。
本当にいつも隣の隣に出かけてたのは自分だった。
「知らない。」
あっさりと言われた。
何かあったんだろうか?
疑問にも思わなかった。
「虎太郎さんの家にいると他の子の邪魔が入るって聞きましたよ。」
そう言ったのは矢来さん。
邪魔?
「あの頃、コタロは誰にでもヘラヘラしてたから。時々だけど知らない女の子が遊びに来たんだよね。知らない子と遊んでも面白くないのに。」
そんな事があっただろうか?
本当に記憶にない。
「だって近くに他の子いた?」
「そんなに近くじゃないけど、いたわよ。」
「誰だろう?」
「だから知らない子。」
「ふ~ん。」
じゃあ、マシロが小学生になった後はその子と遊んでたんだろうか?
そこの記憶もない。
ついマシロと小さい頃の話をしていた。
時々向かいの二人も会話に加わるけど、ほとんど二人で話をしていたかもしれない。
この間アルバムを見返して、マシロの記憶は新鮮によみがえったのだろう。
全く自分の記憶からは抜け落ちてることも多い。
喋りながらもどんどんとお酒のお代わりはして、料理をつまみながら。
またしてもマシロが先にいい具合になってきたらしい。
実は弱いんだろうか?
それともちょっとだけ酒癖が絡み癖だったりするんだろうか?
自分より弱くて厄介なのは確実だ。
「ほら、コタロと一緒にソフトクリームを食べに行ったじゃない。すぐにベンチで食べたのに、コタロが大切に食べ過ぎてどろどろになって。ボタッて落として泣きそうになったことあったよね。親切なおばさんが買ってくれて、結局新しいのを交代で舐めながら食べたよね。誰だったんだろうね?あのおばさん。」
そんな『いい話』も記憶にない。
ただ、そのうちに余計なことまで蘇ったらしい。
「花火を二人で見に行ったのも楽しかったね。人が多いからって手をつないで、最初は花火より溶けだしたかき氷ばっかり見てたよね。」
花火なんて自分の記憶にあるのはあの一度だけだ。
二人で行ったことなんて絶対ない。
あの時もかき氷なんて食べなかった、絶対。
あの場所に落ち着くまでに溶けてると思うし。
「それ僕じゃないよ。マシロ、別の誰かと行ったんでしょう?」
「コタロでしょう?忘れたの?」
「花火は一度しか行ってないよ。母親とおばさんと、駐車場で見て、それっきり人が多いからって行ってない。」
「あれ?そう?誰と行ったんだろう?」
「知らない。別に聞きたくないから今は思い出さなくていいよ。僕は関係ないし。」
マシロは記憶が混乱し、僕もついあの頃のようにむくれてしまったりして。
そうなんだ、幼稚園でマシロが僕の知らない誰かと仲良くしてるのを見ると、そんな気分になってたような、そんな気持ちをもやもやと思い出した気がした。
本当に四人で飲んでたんだよね?
昼間だったんだよね?
かなり酔っぱらったかもしれない。
誰もお水を頼んでくれなかったから、マシロも自分もかなり飲み過ぎたみたいだった。
そして多分お店のランチの時間が終わり、会計もしてもらい、歩いて駅に行って、二人に別れの言葉は言ったと思う。
「まだ早いから、もう一軒!!」
まるで夜の二次会の様に誘ってきたマシロについて行った気がする。
それはこの間のお店だったかもしれない。
メニューを覗き込んでやっぱりお酒を追加で頼んで。
すっかりだるくて、顎がテーブルについていたと思う。
時々目の前にマシロの顔が来た。
手は頭やほっぺたに、何度も来たと思う。
それを払うつもりもなくて、されるがままで。
ボソボソと何かを話ながら、時々笑い、時々はやっぱりむくれて。
ちゃんとお金を払ったんだろう。
どちらかが、多分マシロが。
手をつながれて大人しくマシロの部屋まで来て、二度目なのに堂々と服を脱いで自分の部屋かと思うくらいさっさとベッドに入った。
まだ夕方過ぎの時間だったはずだ。
マシロも同じように潜りこんできて、そのまま手をつないでくっついた。
あの頃の話をたくさんした、ずっとずっと、たくさん。
時々知らないマシロの記憶を聞いたけど、そこは無視。
そうしたらあの頃と変わりない二人のままのようで。
違うって意識する脳も手触りの違和感も、とっくにどうでも良くなって寝た。
もちろんあの頃『奢るよ』とか言うことはないし、『暇?』なんて聞くこともなかった。
約束なんてしなくても、家に一度帰った後は当たり前のように遊びに行ってたし。
『今日のおやつ』を分け合うのは当たり前だった。
子どもの当たり前って本当に疑いのない純粋な心が思ってる事なんだろう。
自分の為とか、相手の為とか、思いやりとか、そんな事じゃない。
心からの欲求をぶつけて、それを受け止めてくれる相手がちょうど近くにいたんだ。
お店にたどり着いたらしい。
既に賑わってるレストランの四人席に案内された。
金曜日でもなく、わざわざ土曜日の休みの日に誘われた時には何か話があるのだろうかと思っていた。
相談なんて自分にはしないだろうから、報告があるんじゃないかと。
今日待ち合わせの場所にマシロを見つけた時に違うと思った。
この間からさりげなく探られて確かめられて。
曖昧な返事と否定の返事を繰り返す自分に何か思ったんだろうか?
ちょっとだけ世話を焼きたい、あの夜のお礼がしたいって思ったんだろうか?
マシロも自分が来るとは知らなかったらしい。
四人で座る席並びはマシロの隣に、当然柴田の正面になった。
二度目の四人とも言えるくらいの今日。
乾杯の後、昼からガンガンとお酒が進む。
「真麻ちゃん、いつも柴田君とはこんなレストランなの?」
「まさかです。いろいろです。毎週そんなに食べて飲んでたら太りますよ。」
「気にしなそうじゃない。」
そう言って2人で柴田を見てる。
「別にあと少しは気にしない。驚くほど油断しなければ、健康を心配するくらいだとさすがにね。」
「そこまでいくのも大変じゃない。これでも努力はしてます。自己イメージは普通にあるし、スカートがきつくなるとすぐに気がつくし。」
「真白先輩もそうですよね?スーツってすぐに分かりますよね。」
「そうだね。油断はできない。」
油断するタイプの人はあんな水着は買わないと思う。
でも、そんなにスタイルがいいんだろうか?
まあまあいいと思うけど、そんなに?
さすがに今は見れない。
視線は自分の手元に。
いきなり腰に手が来た。
「うひょっへっ。」
ビックリして声が出た。
マシロが人のお腹に手を伸ばして、容赦なくつまんだ。
「まあまあだね。今は座ってるからね。」
「何だよ。びっくりするじゃないか。」
「今さら何よ、昔はよくくすぐり合ってたじゃないの。」
「いつの話してるのさ、そう言うマシロは相当自信があるんだろうね。」
「当たり前じゃない。コタロが油断してぶよぶよになっても、ぽてっとしたお腹になっても隣ですらりとしたくびれを見せてあげる。」
「別に見ないよ。」
「もったいない。是非見せてもらえ。」
柴田が割りこんできた。なぜそこに、というタイミングで。
「じゃあ柴田が見せてもらえばいいじゃないか。」
「まさか~、何でよ。真麻ちゃんか誰かがいるでしょう?そもそも隣にいることないし。」
「僕だって、隣の隣だけどね。」
家の位置関係の話にした。
「コタロの隣にいつも私がいたじゃん。最初の入園のその日からおばさんの代わりに私が一緒にいてあげたのを忘れたの?隣の部屋がコタロのクラスなのに一緒についてきたんだから。」
「知らないよ。入園の日なんて多分母親にくっついてたでしょう?」
「最初だけだよ。私が手を振ったらうれしそうにこっちに来て、ずっと手をつないであげてたんだから。」
そんな記憶は全くない。
ただ最初の頃は一緒に通ってた。
バスじゃなくてお互いの親に送られてたけど、その後は交互になって。
仲良く手をつないで歩いてるから、親も一日おきに楽をしていた。
「ねえ、いつも僕がマシロの家に行ってたけど、マシロは僕の家では遊ばなかったの?」
そう聞いた。
本当にいつも隣の隣に出かけてたのは自分だった。
「知らない。」
あっさりと言われた。
何かあったんだろうか?
疑問にも思わなかった。
「虎太郎さんの家にいると他の子の邪魔が入るって聞きましたよ。」
そう言ったのは矢来さん。
邪魔?
「あの頃、コタロは誰にでもヘラヘラしてたから。時々だけど知らない女の子が遊びに来たんだよね。知らない子と遊んでも面白くないのに。」
そんな事があっただろうか?
本当に記憶にない。
「だって近くに他の子いた?」
「そんなに近くじゃないけど、いたわよ。」
「誰だろう?」
「だから知らない子。」
「ふ~ん。」
じゃあ、マシロが小学生になった後はその子と遊んでたんだろうか?
そこの記憶もない。
ついマシロと小さい頃の話をしていた。
時々向かいの二人も会話に加わるけど、ほとんど二人で話をしていたかもしれない。
この間アルバムを見返して、マシロの記憶は新鮮によみがえったのだろう。
全く自分の記憶からは抜け落ちてることも多い。
喋りながらもどんどんとお酒のお代わりはして、料理をつまみながら。
またしてもマシロが先にいい具合になってきたらしい。
実は弱いんだろうか?
それともちょっとだけ酒癖が絡み癖だったりするんだろうか?
自分より弱くて厄介なのは確実だ。
「ほら、コタロと一緒にソフトクリームを食べに行ったじゃない。すぐにベンチで食べたのに、コタロが大切に食べ過ぎてどろどろになって。ボタッて落として泣きそうになったことあったよね。親切なおばさんが買ってくれて、結局新しいのを交代で舐めながら食べたよね。誰だったんだろうね?あのおばさん。」
そんな『いい話』も記憶にない。
ただ、そのうちに余計なことまで蘇ったらしい。
「花火を二人で見に行ったのも楽しかったね。人が多いからって手をつないで、最初は花火より溶けだしたかき氷ばっかり見てたよね。」
花火なんて自分の記憶にあるのはあの一度だけだ。
二人で行ったことなんて絶対ない。
あの時もかき氷なんて食べなかった、絶対。
あの場所に落ち着くまでに溶けてると思うし。
「それ僕じゃないよ。マシロ、別の誰かと行ったんでしょう?」
「コタロでしょう?忘れたの?」
「花火は一度しか行ってないよ。母親とおばさんと、駐車場で見て、それっきり人が多いからって行ってない。」
「あれ?そう?誰と行ったんだろう?」
「知らない。別に聞きたくないから今は思い出さなくていいよ。僕は関係ないし。」
マシロは記憶が混乱し、僕もついあの頃のようにむくれてしまったりして。
そうなんだ、幼稚園でマシロが僕の知らない誰かと仲良くしてるのを見ると、そんな気分になってたような、そんな気持ちをもやもやと思い出した気がした。
本当に四人で飲んでたんだよね?
昼間だったんだよね?
かなり酔っぱらったかもしれない。
誰もお水を頼んでくれなかったから、マシロも自分もかなり飲み過ぎたみたいだった。
そして多分お店のランチの時間が終わり、会計もしてもらい、歩いて駅に行って、二人に別れの言葉は言ったと思う。
「まだ早いから、もう一軒!!」
まるで夜の二次会の様に誘ってきたマシロについて行った気がする。
それはこの間のお店だったかもしれない。
メニューを覗き込んでやっぱりお酒を追加で頼んで。
すっかりだるくて、顎がテーブルについていたと思う。
時々目の前にマシロの顔が来た。
手は頭やほっぺたに、何度も来たと思う。
それを払うつもりもなくて、されるがままで。
ボソボソと何かを話ながら、時々笑い、時々はやっぱりむくれて。
ちゃんとお金を払ったんだろう。
どちらかが、多分マシロが。
手をつながれて大人しくマシロの部屋まで来て、二度目なのに堂々と服を脱いで自分の部屋かと思うくらいさっさとベッドに入った。
まだ夕方過ぎの時間だったはずだ。
マシロも同じように潜りこんできて、そのまま手をつないでくっついた。
あの頃の話をたくさんした、ずっとずっと、たくさん。
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