白鷺の子は、死者の声を聴く

菜の花

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第27話 命を繋ぐための秘めごと♡エピソード3

注意書き:この回はR18の描写が含まれます。
苦手な方はご閲覧をお控えくださいますようお願い申し上げます。








室内には、荒い息遣いだけが満ちていた。

シーツは乱れ、
春の肌は、熱を帯びたまま小さく震えている。

熱い吐息が、すぐそばで重なり合う。

逃げ場のない距離で、
蓮の低い声が耳元に響いた。

「どんなに泣いても、やめてやれない。
 辛かったら、しっかり俺に掴まっていろ」

腰を鷲掴みにされ、
灼けつくような熱が、秘めた場所に押し当てられる。

脈動が、触れ合う箇所から伝わり、
小さな蕾が、ひくりと震えた。

「……う、そ……。なんで、こんな……
 まさか……じょ、冗談……ですよね……?」

激しく狼狽しながら、
震える声で、どうにか問いかける。

蓮は、
恐ろしく綺麗な笑みを浮かべたまま、
黙って春を見下ろした。

その瞳が、
冗談ではないことを、はっきりと告げている。

その事実が、
春の恐怖を、さらに煽り立てた。

「……やだ……むり……。
 入らない……絶対、むり……」

「怯えるな。大丈夫だ。
 お前を傷つけるような真似はしない。
 息を吐いて、体の力を抜け」

「……や……できな……」

震えながら訴えれば、
唇が塞がれた。

なだめるような、
落ち着かせるような、
そんな優しさを含んだキスだった。

角度を変え、何度も唇を重ねるうちに
次第に深さを増していく。

「……ん……ふっ……」

空気を求めて開いた唇の隙間から、
舌が差し込まれる。
内側を確かめるように絡め取られて、
春は切なげに眉を寄せた。

体から力が抜けた、その瞬間――
蓮が、切っ先を蕾の中へ押し込んだ。

「……っふ、んん……!!」

指とは比べものにならない圧迫感に、
解放された唇から、
切なげな悲鳴が零れ落ちる。

「いあ……あ……ああ」

ずず、と。
自身を埋め込まれ、春の首が後ろへ大きくのけぞった。

「息を止めるな。
 ゆっくりでいい。呼吸をしろ」

考える余裕など、どこにもない。
言われるがまま、必死に息を整える。

だが――
呼吸がわずかに落ち着いた、その時。

さらに深く、
蓮の自身が内側へと入り込んでくる。

肉壁を押し広げ、こすり上げられる感覚に、
春の体が戦慄いた。
たまらず、蓮の広い背中に縋り付く。

「あ……っ、あ……ぁ……」

蓮は、春の体を腕の中にしっかりと抱きしめると
ゆっくりと。
だが、確実に。

奥へ、奥へと、
自身を埋め込んでいった。

春の意識が、
蓮の質量と熱量に、
大きく揺らぐ。

「……これで、終わりだ」

掠れた声と同時に、
一気に、深くねじ込まれる。

最奥を抉られ、
甘い痺れが脊髄を駆け抜けていった。

「……っ! ひ、ぁ……!」

体の一番深い部分で
蓮と、繋がっていた。

「……動くぞ」

何かに耐えているような、
余裕のない声が降ってくる。

「……っ、ま」

答える前に、
いったん引かれた灼熱が、
すぐさま、再び奥へと叩き込まれた。

「あ……っ……あぁ……」

喉が、自然と仰け反る。

甘い悲鳴は、唇を塞がれて
最後まで発することが叶わなかった。

舌で口腔内を蹂躙しながら
腰の動きは、徐々に激しさを増していく。

腰を穿たれるたび、
甘い痺れが下肢に広がり
ぐちゅ、ぐちゅ、と、湿った音が耳に届く。
春の体が羞恥に染まった。

唇が解放されれば、
鼻にかかった甘ったるい嬌声が口をついて出た。

「…あ、っ……あん……ぁ、……や、やぁっ……」

「嫌、じゃなくていいだろう?」

耳元で甘く囁かれ、
春は弱々しく首を振った。

「強情だな」

くすり、と笑う気配がした直後、
最も弱い部分を切っ先で突き上げられて、
鋭い快感が全身を貫いた

「っ! ……あーーっ!」

穿たれ、擦られるたび、
体が熱くて
熱くてたまらない。

春はあまりの気持ち良さに、
四貫を震わせた

「……あ……ぁ……っ」

もう、限界だった。
心も体もぐちゃぐちゃに溶けきって、
ただ、与えられる快感に
縋り付くことしかできない。

「……き、もち……いいよぉ」

ポロポロと、涙をこぼしながら口にすれば、
内側で、蓮の自身が、大きさと硬さを増した。

「あ……」

射精感がこみ上げて、
春は無意識に、蓮の腕に爪をたてる。

「……も、……い、きた……」

訴えれば、
弾ける寸前の自身を、
連の大きな手が握りこんだ。

「……っ! あぁ!」

緩急をつけて扱かれ、
喘ぎ声が止まらなくなる。

蓮の腰の動きが、さらに速度を上げ、
体内を荒々しく突き上げる灼熱の肉棒に、
春の欲望が、出口を求めて一気にせりあがっていく。

「あ、いく、……いくいく……」

春は啼いた。
快感の波に呑まれ、
瞼の裏に星が弾けた、その瞬間——

「——あ、あああ!!」

「……くっ……」

春は、甘い嬌声をあげながら
白濁した欲望を、勢い良く解き放った。

ほぼ同時に、
蓮も、春の中で弾けたのだった。

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