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第27話:空港パニックと、毒蛇記者の罠
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「……うわっ、眩しっ!!」
成田空港の到着ロビーに出た瞬間、視界が真っ白になった。 無数のフラッシュ。怒号のような呼びかけ。そして、黒山の人だかり。
「板東さん! 週刊真実です! 中東での詐欺疑惑について一言!」 「石油王を洗脳したというのは本当ですか!?」 「隣にいる娘さんは、学校に行かせているんですか!?」 「一晩で百五十億稼いだというのは事実ですか! 税金は払っていますか!」
マイクを突きつけてくる記者たちの群れ。まるでゾンビ映画だ。 空港の警備員たちが必死にバリケードを作っているが、決壊寸前だ。
「ひぃぃぃっ! な、なんなんですかコレぇぇ!」
善さんがサングラス(中東仕様)の奥で目を白黒させている。 ファーストクラスの優雅な旅から一転、犯罪者扱いの帰国だ。
「……チッ。ハイエナどもが」
リオが舌打ちし、善さんと私の前に立ちはだかって壁を作る。
「道を開けろ! 一般人の通行の妨げだぞ!」
鏡が冷徹な声で一喝するが、スクープに飢えた記者たちには届かない。
その時。 群衆をかき分けて、一人の男がぬらりと前に出てきた。
ヨレヨレのスーツに、ニヤついた顔。手にはボイスレコーダー。 記事を書いた張本人、『週刊真実』の蝮田(マムシダ)だ。
「やあやあ、板東先生。おかえりなさい」
蝮田は、蛇のような粘着質な視線を善さんに向けた。
「逃げても無駄ですよ。裏は取れてるんです。あんたが元リストラ社員で、借金まみれだったこと。急に羽振りが良くなったこと。そして……」
蝮田の視線が、私に向けられた。
「……その娘、ヒナちゃんを利用して、インチキ超能力商法をしてるってこともね」
シャッター音が激しくなる。
「違う! 僕は……!」 善さんが反論しようとするが、言葉が出ない。
蝮田はニヤリと笑い、私にマイクを向けた。
「ヒナちゃん、怖くないよ。おじさんが助けてあげるからね。……この男に、無理やり働かされてるんだろ? 学校にも行かせてもらえず、夜の店で……」
蝮田の手が、私の肩に伸びてきた。 「可哀想に。さあ、本当のことを言ってごらん」
(……触るなよ、下衆が)
私の内側で、何かがパチンと弾けた。 150億稼いだ直後に、こんな薄汚い男に同情される(フリをされる)屈辱。 それに、こいつの目。 「正義」なんて欠片もない。「金」と「他人の不幸」への欲望でドロドロに濁っている。私と同じ強欲でも、こいつのは美しくない。
私は、ポケットの中の【世界樹の杖】(見た目はただの木の棒に擬態させてある)を握りしめた。
やるかい? ここで黒焦げにしてやろうか? いや、公衆の面前だ。魔法だとバレたら面倒だ。 なら、もっと陰湿な手で行こう。
私はニッコリと笑った。 そして、蝮田の手が私の肩に触れる直前。
(――術式展開。【精神感応(テレパス)・増幅】)
私は、蝮田の脳内に、周囲の記者たちの「心の声」を直接流し込んでやった。
『うわ、蝮田だ。また捏造記事かよ』 『こいつ、先週のアイドルの記事でもガセネタ掴んで訴えられてたよな』 『臭ぇな、風呂入ってねえのか?』 『邪魔だよハゲ』
「――ひっ!?」
蝮田がビクリと震え、周囲を見回した。 今、聞こえるはずのない罵倒が一斉に頭の中に響いたのだ。
「な、なんだ!? 誰だ今言ったのは!?」
「……どうしました? おじさん」
私は小首をかしげた。
「幻聴でも聞こえたの? 働きすぎじゃない?」
「う、うるさい! ガキが……!」
蝮田が再び私に詰め寄ろうとする。 その足元に、私はこっそりと【転倒の魔術(スリップ)】をかけた。床の摩擦係数をゼロにする、地味だが強力な魔法だ。
ツルッ!!
「ぶべらっ!?」
蝮田は見事に足を取られ、派手に宙を舞い、顔面から床に激突した。 持っていたボイスレコーダーが吹っ飛び、他の記者の足元に滑っていく。
「……ぷっ」
リオが吹き出した。 周囲の記者たちからも失笑が漏れる。
「あーあ。足元が滑ったみたいですね」
鏡が冷ややかに見下ろす。
「因果応報……あるいは、日頃の行いのせいでしょうか?」
「く、くそぉぉぉ……! 板東ぉぉぉ! 覚えてろよ! 次号で徹底的に潰してやる! 社会的に抹殺してやるからな!」
蝮田は鼻血を出しながら、捨て台詞を吐いた。
その時。 空港の外から、けたたましいクラクションが鳴り響いた。
キキーッ!! 黒塗りの高級車が三台、バス専用レーンに強引に乗り付けた。 降りてきたのは、強面の男たち。五条龍之介の私兵団だ。
「板東先生! お迎えに上がりました!」
先頭の男が叫ぶと、記者たちが「やべぇ、本職か?」「五条の兵隊だ!」とざわめき、道が割れた。
「……行くよ、パパ」
私は善さんの手を引いた。
「逃げるんじゃない。……作戦会議だ」
私たちは五条の車に乗り込み、フラッシュの雨の中を走り去った。
***
「……ひどい……ひどすぎるよぉ……」
車内。善さんはスマホでネットニュースを見ながら泣いていた。 『板東善次郎、疑惑の帰国!』『記者に暴力を振るい逃走か?』 あることないこと書かれ放題だ。
「……社長。どうします? 潰しますか、あの出版社」
リオが拳を鳴らす。
「物理攻撃はナシだ。そんなことをすれば、思うつぼだよ」
私は新しい【収納の指輪】から、中東で買った高級チョコを取り出し、口に放り込んだ。 糖分補給。脳を回せ。
「今回の敵は、『世論』だ」
マスコミは、大衆の嫉妬と好奇心を煽る。 「金持ちは悪だ」「成功者は何かズルをしている」 そんなルサンチマンを燃料に、私たちを燃やそうとしている。
なら、火を消すにはどうするか? 水? いいや。 もっと大きな火で焼き尽くすのさ。
「鏡。記者会見場を押さえな」
「……会見、ですか? 袋叩きにされますよ」
「構わない。逃げも隠れもしない。……むしろ、宣伝に使わせてもらう」
私はニヤリと笑った。
「蝮田の記事には、『インチキ超能力』だの『洗脳』だの書いてあったね?」
「ええ。科学的根拠のない詐欺だと」
「なら、見せてやろうじゃないか。科学じゃ説明できない『本物』を」
私は【世界樹の杖】を指先で回した。
「全世界生中継だ。板東善次郎の『奇跡』を、ライブで配信する。……トリックなし、編集なしのガチンコ勝負だ」
「……なるほど」
鏡のメガネが怪しく光った。
「公開処刑のつもりが、逆に公開宣伝(プロモーション)になる……。リスクはありますが、リターンは計り知れません」
「その通り。それに、中東で手に入れた『アレ』も使える」
私はポケットの中の、あの青い魔石の欠片を思い出した。
「善さん。腹を括りな。明後日、あんたは日本中の前で『神』になるんだ」
「ええええええ!? ハードル高すぎません!?」
車は都心のサロンへ向かって疾走する。 週刊誌との全面戦争。 武器はマイクとカメラ。そして、私の魔法。
さあ、ショータイムの準備だ!
次回、「視聴率50%超え!? 生放送で奇跡を起こせ」 お楽しみに!
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「板東さん! 週刊真実です! 中東での詐欺疑惑について一言!」 「石油王を洗脳したというのは本当ですか!?」 「隣にいる娘さんは、学校に行かせているんですか!?」 「一晩で百五十億稼いだというのは事実ですか! 税金は払っていますか!」
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蝮田の視線が、私に向けられた。
「……その娘、ヒナちゃんを利用して、インチキ超能力商法をしてるってこともね」
シャッター音が激しくなる。
「違う! 僕は……!」 善さんが反論しようとするが、言葉が出ない。
蝮田はニヤリと笑い、私にマイクを向けた。
「ヒナちゃん、怖くないよ。おじさんが助けてあげるからね。……この男に、無理やり働かされてるんだろ? 学校にも行かせてもらえず、夜の店で……」
蝮田の手が、私の肩に伸びてきた。 「可哀想に。さあ、本当のことを言ってごらん」
(……触るなよ、下衆が)
私の内側で、何かがパチンと弾けた。 150億稼いだ直後に、こんな薄汚い男に同情される(フリをされる)屈辱。 それに、こいつの目。 「正義」なんて欠片もない。「金」と「他人の不幸」への欲望でドロドロに濁っている。私と同じ強欲でも、こいつのは美しくない。
私は、ポケットの中の【世界樹の杖】(見た目はただの木の棒に擬態させてある)を握りしめた。
やるかい? ここで黒焦げにしてやろうか? いや、公衆の面前だ。魔法だとバレたら面倒だ。 なら、もっと陰湿な手で行こう。
私はニッコリと笑った。 そして、蝮田の手が私の肩に触れる直前。
(――術式展開。【精神感応(テレパス)・増幅】)
私は、蝮田の脳内に、周囲の記者たちの「心の声」を直接流し込んでやった。
『うわ、蝮田だ。また捏造記事かよ』 『こいつ、先週のアイドルの記事でもガセネタ掴んで訴えられてたよな』 『臭ぇな、風呂入ってねえのか?』 『邪魔だよハゲ』
「――ひっ!?」
蝮田がビクリと震え、周囲を見回した。 今、聞こえるはずのない罵倒が一斉に頭の中に響いたのだ。
「な、なんだ!? 誰だ今言ったのは!?」
「……どうしました? おじさん」
私は小首をかしげた。
「幻聴でも聞こえたの? 働きすぎじゃない?」
「う、うるさい! ガキが……!」
蝮田が再び私に詰め寄ろうとする。 その足元に、私はこっそりと【転倒の魔術(スリップ)】をかけた。床の摩擦係数をゼロにする、地味だが強力な魔法だ。
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蝮田は見事に足を取られ、派手に宙を舞い、顔面から床に激突した。 持っていたボイスレコーダーが吹っ飛び、他の記者の足元に滑っていく。
「……ぷっ」
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「あーあ。足元が滑ったみたいですね」
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「因果応報……あるいは、日頃の行いのせいでしょうか?」
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蝮田は鼻血を出しながら、捨て台詞を吐いた。
その時。 空港の外から、けたたましいクラクションが鳴り響いた。
キキーッ!! 黒塗りの高級車が三台、バス専用レーンに強引に乗り付けた。 降りてきたのは、強面の男たち。五条龍之介の私兵団だ。
「板東先生! お迎えに上がりました!」
先頭の男が叫ぶと、記者たちが「やべぇ、本職か?」「五条の兵隊だ!」とざわめき、道が割れた。
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「鏡。記者会見場を押さえな」
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私はニヤリと笑った。
「蝮田の記事には、『インチキ超能力』だの『洗脳』だの書いてあったね?」
「ええ。科学的根拠のない詐欺だと」
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私は【世界樹の杖】を指先で回した。
「全世界生中継だ。板東善次郎の『奇跡』を、ライブで配信する。……トリックなし、編集なしのガチンコ勝負だ」
「……なるほど」
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「その通り。それに、中東で手に入れた『アレ』も使える」
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