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第49話:仁義なき「トイレ・洗面所」戦争! 聖水風呂と有料化の波
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「……漏れる」
朝6時30分。 コガネ・タワー最上階、居住エリアの廊下。 着物姿の魔王ルシファーが、内股で震えながら、洗面所のドアの前で呻いていた。
「ええい、開けぬか! 小僧! 王が御不浄(トイレ)を所望しておるのだぞ!」
ルシファーがドアを叩く。 しかし、中からは爽やかな声が返ってくるだけだ。
『もう少し待ってください。……前髪の角度が、決まらないんです』
中にいるのは勇者レオナルドだ。 このタワーの最上階には、トイレと風呂がセットになった洗面所が二つしかない。 もう一つの方は、現在「使用中(入浴中)」だ。
「貴様ァ! 前髪などどうでもよい! 我の膀胱が限界なのだ! 決壊すれば、このフロアが大洪水になるぞ!」
『勇者たるもの、身だしなみは正義の一部です。ボサボサの頭で魔物と戦えますか?』
「戦う前に我と戦うことになるぞ!!」
ルシファーが拳を握りしめた、その時。
『キャアアアアアッ!!』
もう一つの浴室から、ヴェルベットの悲鳴が轟いた。
「……なんだい、朝から騒々しいねぇ」
私は自室からジャージ姿で出てきた。 眠い。低血圧の元聖女にはキツい時間だ。
「ヒナ! 助けてくれ! 勇者がトイレを占拠して……!」 ルシファーが涙目で縋ってくる。
「……レオくん。早く出な。高齢者の頻尿をナメるんじゃないよ」
私がドア越しに声をかけると、ガチャリとドアが開き、キラキラした笑顔のレオナルドが出てきた。
「おはようございます、ヒナさん。……見てください、今日の髪の跳ね具合。完璧な黄金比でしょう?」
「どうでもいいから退きな!」
ルシファーがレオナルドを突き飛ばし、トイレに滑り込んだ。 バタン! カチャッ(鍵の音)。 ふぅ……と漏れる安堵のため息。
「……やれやれ。毎朝これかい」
私は頭をかいた。 11人の大所帯に対して、水回りが少なすぎる。 設計段階では、まさか魔王や勇者が住み着くなんて想定していなかったからね。
その時、もう一つの浴室のドアが開き、湯気と共にヴェルベットが飛び出してきた。 彼女の白い肌が、真っ赤にただれている。
「あ、あつつつつッ!! 死ぬ! 溶けるゥゥ!!」
「どうしたんだい、ベル子。熱湯風呂でも入ったのかい?」
「違う! ……『聖水』じゃ!!」
「は?」
浴室から、バスタオルを巻いた聖女アリスが、ポカンとした顔で出てきた。
「あら? どうしましたの? ちょうどいい湯加減でしたわよ?」
「嘘をつけ! 貴様が入った後の残り湯に入ったら、全身が焼けるように痛かったのじゃ!」
ヴェルベットが抗議する。
「……ああ、なるほど」
私は理解した。 アリスは高位の聖女だ。彼女が浸かったお湯は、その強すぎる聖属性の魔力で、自動的に最高純度の「聖水」に変換されてしまうのだ。 吸血鬼のヴェルベットにとっては、硫酸のプールに飛び込むようなものだ。
「……アリス。次からは入浴剤を入れて『中和』しな」
「入浴剤? 『バブ』で神の加護が消せるとでも?」
「硫黄の匂いでごまかすんだよ!」
***
トラブルはこれだけではなかった。
「……社長。また詰まりました」
一階下の男子用シャワールームから、鏡が疲れた顔で上がってきた。
「今度はなんだい?」
「バッファローの『抜け毛』です。……換毛期らしく、排水溝が剛毛で埋め尽くされています」
「……あいつ、ブラッシングしてから入れって言ったのに」
「紫雲博士が『スライム酸で溶かせばいい』と言って、実験用の強酸性スライムを流し込んだんですが……」
「……嫌な予感がするね」
「スライムがバッファローの毛(剛毛)を取り込んで変異し、配管の中で『増殖』しました。……現在、逆流中です」
ゴポポポポ……!
廊下の流し台から、黒い毛玉のようなスライムが溢れ出してきた。
「ギャアアアアッ! キモイ!!」 リオが悲鳴を上げてハイヒールを投げる。
「……レオくん! 掃除の時間だ! 聖剣で細切れにしな!」
「えっ、聖剣を配管掃除に!?」
「アリス! 浄化だ! カビキラーの代わりに聖なる光をぶち込め!」
「便器に向かって祈れと言うのですか!?」
朝から大パニックだ。 スライムの駆除と配管修理に一時間を費やし、全員が遅刻ギリギリになった。
***
その夜。 私は全員をリビングに招集した。
「……いいかい。このままじゃ、私たちの生活が破綻する」
私はホワイトボードの前に立った。
「水回りの混雑、および使用マナーの悪化。……これらを解決するために、当タワーでは新たなシステムを導入する」
私が布をめくると、そこには新品の「コイン投入機」が取り付けられたトイレのドアの模型があった。
「名付けて、『課金制トイレ・システム』だ」
「「「はあ!?」」」
全員が絶句した。
「ルールは簡単だ。トイレの使用は一回100円。入浴は15分300円。……時間を超過した場合は、一分ごとに100円の延長料金が自動課金される」
「なっ……! 生理現象に金を払えと言うのか!?」 ルシファーが震える。
「当たり前だ。水も紙もタダじゃないんだよ。……特にレオくん! あんたの鏡チェックは長すぎる! 金がないならサッサと済ませな!」
「ぐっ……! 美しさには対価が必要ということですか……!」
「ヴェルベット! あんたもだ! 風呂でスマホいじって一時間も入ってるんじゃないよ!」
「むぅ……。プリン代が減るではないか……」
「バッファロー! あんたは『業務用高圧洗浄機』を貸してやるから、外で浴びな!」
「御意! 水圧、気持チ良サソウデス!」
「そして……」
私はニヤリと笑った。
「集まった小銭は、私の『迷惑料』として徴収する。……嫌なら出ていくんだね」
***
翌朝。
「……あと一分! 急げ我の膀胱!」 ルシファーが100円玉を握りしめ、トイレの中で必死に用を足す音。
「……くっ、髪のセットがまだ……! だが延長料金が……! ええい、今日はナチュラルヘアで妥協するか!」 レオナルドが14分59秒で浴室から飛び出してくる。
「……聖水を中和……バスロマン『森の香り』投入……!」 アリスが必死にお湯をかき混ぜている。
タワーに規律(と小銭)がもたらされた。 廊下には、チャリン、チャリンという硬貨の音が響く。
「……ふふっ。今月だけで、数万円の雑収入になりそうだね」
私はリビングで、貯金箱の重みを確かめながらコーヒーを啜った。 金こそが秩序。金こそが平和。
朝6時30分。 コガネ・タワー最上階、居住エリアの廊下。 着物姿の魔王ルシファーが、内股で震えながら、洗面所のドアの前で呻いていた。
「ええい、開けぬか! 小僧! 王が御不浄(トイレ)を所望しておるのだぞ!」
ルシファーがドアを叩く。 しかし、中からは爽やかな声が返ってくるだけだ。
『もう少し待ってください。……前髪の角度が、決まらないんです』
中にいるのは勇者レオナルドだ。 このタワーの最上階には、トイレと風呂がセットになった洗面所が二つしかない。 もう一つの方は、現在「使用中(入浴中)」だ。
「貴様ァ! 前髪などどうでもよい! 我の膀胱が限界なのだ! 決壊すれば、このフロアが大洪水になるぞ!」
『勇者たるもの、身だしなみは正義の一部です。ボサボサの頭で魔物と戦えますか?』
「戦う前に我と戦うことになるぞ!!」
ルシファーが拳を握りしめた、その時。
『キャアアアアアッ!!』
もう一つの浴室から、ヴェルベットの悲鳴が轟いた。
「……なんだい、朝から騒々しいねぇ」
私は自室からジャージ姿で出てきた。 眠い。低血圧の元聖女にはキツい時間だ。
「ヒナ! 助けてくれ! 勇者がトイレを占拠して……!」 ルシファーが涙目で縋ってくる。
「……レオくん。早く出な。高齢者の頻尿をナメるんじゃないよ」
私がドア越しに声をかけると、ガチャリとドアが開き、キラキラした笑顔のレオナルドが出てきた。
「おはようございます、ヒナさん。……見てください、今日の髪の跳ね具合。完璧な黄金比でしょう?」
「どうでもいいから退きな!」
ルシファーがレオナルドを突き飛ばし、トイレに滑り込んだ。 バタン! カチャッ(鍵の音)。 ふぅ……と漏れる安堵のため息。
「……やれやれ。毎朝これかい」
私は頭をかいた。 11人の大所帯に対して、水回りが少なすぎる。 設計段階では、まさか魔王や勇者が住み着くなんて想定していなかったからね。
その時、もう一つの浴室のドアが開き、湯気と共にヴェルベットが飛び出してきた。 彼女の白い肌が、真っ赤にただれている。
「あ、あつつつつッ!! 死ぬ! 溶けるゥゥ!!」
「どうしたんだい、ベル子。熱湯風呂でも入ったのかい?」
「違う! ……『聖水』じゃ!!」
「は?」
浴室から、バスタオルを巻いた聖女アリスが、ポカンとした顔で出てきた。
「あら? どうしましたの? ちょうどいい湯加減でしたわよ?」
「嘘をつけ! 貴様が入った後の残り湯に入ったら、全身が焼けるように痛かったのじゃ!」
ヴェルベットが抗議する。
「……ああ、なるほど」
私は理解した。 アリスは高位の聖女だ。彼女が浸かったお湯は、その強すぎる聖属性の魔力で、自動的に最高純度の「聖水」に変換されてしまうのだ。 吸血鬼のヴェルベットにとっては、硫酸のプールに飛び込むようなものだ。
「……アリス。次からは入浴剤を入れて『中和』しな」
「入浴剤? 『バブ』で神の加護が消せるとでも?」
「硫黄の匂いでごまかすんだよ!」
***
トラブルはこれだけではなかった。
「……社長。また詰まりました」
一階下の男子用シャワールームから、鏡が疲れた顔で上がってきた。
「今度はなんだい?」
「バッファローの『抜け毛』です。……換毛期らしく、排水溝が剛毛で埋め尽くされています」
「……あいつ、ブラッシングしてから入れって言ったのに」
「紫雲博士が『スライム酸で溶かせばいい』と言って、実験用の強酸性スライムを流し込んだんですが……」
「……嫌な予感がするね」
「スライムがバッファローの毛(剛毛)を取り込んで変異し、配管の中で『増殖』しました。……現在、逆流中です」
ゴポポポポ……!
廊下の流し台から、黒い毛玉のようなスライムが溢れ出してきた。
「ギャアアアアッ! キモイ!!」 リオが悲鳴を上げてハイヒールを投げる。
「……レオくん! 掃除の時間だ! 聖剣で細切れにしな!」
「えっ、聖剣を配管掃除に!?」
「アリス! 浄化だ! カビキラーの代わりに聖なる光をぶち込め!」
「便器に向かって祈れと言うのですか!?」
朝から大パニックだ。 スライムの駆除と配管修理に一時間を費やし、全員が遅刻ギリギリになった。
***
その夜。 私は全員をリビングに招集した。
「……いいかい。このままじゃ、私たちの生活が破綻する」
私はホワイトボードの前に立った。
「水回りの混雑、および使用マナーの悪化。……これらを解決するために、当タワーでは新たなシステムを導入する」
私が布をめくると、そこには新品の「コイン投入機」が取り付けられたトイレのドアの模型があった。
「名付けて、『課金制トイレ・システム』だ」
「「「はあ!?」」」
全員が絶句した。
「ルールは簡単だ。トイレの使用は一回100円。入浴は15分300円。……時間を超過した場合は、一分ごとに100円の延長料金が自動課金される」
「なっ……! 生理現象に金を払えと言うのか!?」 ルシファーが震える。
「当たり前だ。水も紙もタダじゃないんだよ。……特にレオくん! あんたの鏡チェックは長すぎる! 金がないならサッサと済ませな!」
「ぐっ……! 美しさには対価が必要ということですか……!」
「ヴェルベット! あんたもだ! 風呂でスマホいじって一時間も入ってるんじゃないよ!」
「むぅ……。プリン代が減るではないか……」
「バッファロー! あんたは『業務用高圧洗浄機』を貸してやるから、外で浴びな!」
「御意! 水圧、気持チ良サソウデス!」
「そして……」
私はニヤリと笑った。
「集まった小銭は、私の『迷惑料』として徴収する。……嫌なら出ていくんだね」
***
翌朝。
「……あと一分! 急げ我の膀胱!」 ルシファーが100円玉を握りしめ、トイレの中で必死に用を足す音。
「……くっ、髪のセットがまだ……! だが延長料金が……! ええい、今日はナチュラルヘアで妥協するか!」 レオナルドが14分59秒で浴室から飛び出してくる。
「……聖水を中和……バスロマン『森の香り』投入……!」 アリスが必死にお湯をかき混ぜている。
タワーに規律(と小銭)がもたらされた。 廊下には、チャリン、チャリンという硬貨の音が響く。
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◇
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よろしくお願いします!
一応191話で終わりとなります
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