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3章
撮影
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香奈の家族が家に住むようになってから4日後…岸本さんからの連絡が来て俺は…撮影で東京の某高校に来ていた。
もちろん、ゲスト出演するのは12話中4話だけなので
今日はまだメンバーは来ていない。
撮影で1日でも多く使いたいということで授業の代わりになるプリント類を大量に渡されたため学校も休んでいる。
とりあえず…控え室で監督やスタッフさんが呼びにくるのを待っていた。
岸本『それにしても君すごいね…まさか1ヵ月とちょっとで
ドラマの主演勝ち取るなんて…。まだCDも発売日来てないのに。
宣伝イベントでファンも多くついてるし…君何者?』
一哉『ただ単に運が良いだけですよ…』
岸本『運が強いのは芸能界で最強のスキルだよ笑』
一哉『せめて…最初はメンバーたちともっと活動したかったですね…』
岸本『君は本当に欲がないんだなぁ笑 もっと強欲にいれば君ならもっと活躍できるのに』
一哉『僕はメンバー全員で上のステージを目指したいんです。
一人で活動して活躍できても…意味がないです』
岸本『たまに君みたいなのがいるけど…変わってるよ』
一哉『まあ…笑』
スタッフ『北野さん!監督や共演者が来たので最初の挨拶をしますのでついてきてください!』
一哉『はい!よろしくお願いします!』
岸本『じゃ、俺は遠目の位置から見てるから頑張ってな』
一哉『はい!』
俺はスタッフに連れられて…スタッフや共演者達が集まってる場所へとやって来た。
スタッフ『北野さん入ります!』
スタッフ陣『よろしくお願いしまーす!!』
一哉『BLUE-SKY-STARの北野一哉です!!よろしくお願いします!』
助監督『では、キャストを紹介します!
まずは主演 西野一哉役 北野一哉さん!』
俺はスタッフさんや共演者にもう一度礼をした。
一哉『よろしくお願いします!(名前は同じかよ!)』
助監督『次にヒロイン 櫻井七海役 齋藤紗奈さんです!』
玲美『よろしくお願いします!齋藤紗奈です!』
助監督『次に 北野優翔役 桐谷奏太さんです!』
奏太『桐谷奏太です!よろしくお願いします!』
助監督『橋本玲香役 久保美琴さんです!』
美琴『よろしくお願いします!久保美琴です!』
その後も…数名のメインキャスト達の名前が呼ばれて…、
顔合わせは終わった。
岸本『北野君、じゃあ…台本渡すから読んでて?』
一哉『はい!』
俺は渡された台本を読みはじめた。
ストーリーの名前は…
一哉『(恋雨空…?………というか…これいくら最後の方読んでもキスシーンなんてないじゃねぇか!!美桜さんにキスの練習された意味…)』
??『あの…北野さんですよね?』
声がする方を向くと…俺の相手役の齋藤紗奈さんがいた。
一哉『あ、はい…北野一哉です…よろしくお願いします!
齋藤紗奈さんですよね?』
紗奈『よろしくお願いします!はい!…さっきスタッフさんに聞いたんですけど、BLUE-SKY-STARっていうグループで活動されてるんですよね?』
一哉『まだ1ヶ月しか経ってませんけど…笑』
紗奈『逆に凄いです!(笑うとかっこいいな…)』
一哉『ありがとうございます笑…齋藤さんはなんかやってるんですか?』
紗奈『私は役者とモデルです!去年から始めました!笑』
一哉『モデルさんなんですね…すいません、雑誌読まなくて…』
紗奈『いやいや!女性誌ですし…笑 失礼ですがおいくつですか?』
一哉『16歳です笑今年高校1年で先月誕生日を迎えました笑』
紗奈『え!?先輩ですね!おめでとうございました!私、まだ中3なです笑』
一哉『若いのに凄いですね笑ありがとうございます笑』
スタッフ『齋藤さん!少しこちらへお願いしまーす!』
紗奈『あ!はーい!…じゃあ3か月よろしくお願いします!』
一哉『はい笑』
紗奈さんは走って呼ばれた方へ行ってしまった。
一哉『(俺よりBSSの、メンバーにふさわしそうだな…笑)』
すると…今度は親友の役を演じる桐谷さんと久保さんがやってきた。
美琴『北野さん、よろしくお願いします!久保美琴といいます!高校2年生です!』
奏太『よろしくお願いします!桐谷奏太です!高校1年です!』
一哉『わざわざありがとうございます…!
BLUE-SKY-STARのリーダー、高校1年の北野一哉です!!』
奏太『あ、同級生なんですね!よろしくお願いします!』
美琴『今回の話の主人公と名前同じなんですよね!笑 偶然ですね!』
一哉『そうなんですよ笑しかも、北野ってのも奏太さんが演じる役であるので…なんか複雑です笑 走るのも得意じゃないんですけど笑』
奏太『でもなんか偶然でも凄いですね! そうなんですか?笑
3か月間よろしくお願いします!』
一哉『こちらこそ!お願いします!』
2人は俺に礼をしてから、紗奈さんのところへ挨拶へ行った。
岸本『どう?現場』
一哉『近い年齢の人が多いので…なんとかやってけそうです笑』
岸本『ならよかった。頑張ってな?CDの売り上げにも繋がるからね…あ、あと嬉しい知らせだよ』
一哉『え?』
岸本さんが次にはなった言葉で…俺は涙が溢れた。
岸本『な、なにもなかなくても…』
一哉『すいません…少し電話してきます!!』
岸本『わかりました笑』
俺は…台本をその場において…舞台の学校を出て校門までやってきた。
そして…電話を掛けた。
TEL
一哉『もしもし!!玲香!?』
玲香『ど、どうしたの!?そんな興奮して…』
一哉『やばいぞ!俺たちの…!俺たちの…』
玲香『俺たちの…何?』
一哉『デビューシングルが…俺のドラマの主題歌に決まったぞ!!!』
玲香『え!?本当に!?』
一哉『予定は違ったらしいんだけど…岸本さんが頼んでくれたらしい…!!』
玲香『皆!!私達の歌が一哉のドラマの主題歌に決まったって!!』
電話越しに…みんなの喜ぶ声が聞こえた。
一哉『とりあえず…今から1話の撮影が始まるから
また終わったら連絡する!じゃあな!』
玲香『頑張って!!応援してるよ!』
瑠菜『頑張れよー!!』
香奈『頑張って!』
七瀬『私たちも頑張ろう!』
皆『おー!!』
玲香『じゃあね!』
一哉『おう!』
俺は電話をきって…岸本さんのもとへ戻り、もう一度礼をした。
岸本『こうやって…君が頑張ればみんなで頑張るためのきっかけがつくれる。だから…一人の仕事も全力でやるんだぞ?』
一哉『はい!ありがとうございます!!』
監督『北野くんー!始めるよ!』
一哉『はい!』
監督に呼ばれて俺は…1話の撮影に向かった。
もちろん、ゲスト出演するのは12話中4話だけなので
今日はまだメンバーは来ていない。
撮影で1日でも多く使いたいということで授業の代わりになるプリント類を大量に渡されたため学校も休んでいる。
とりあえず…控え室で監督やスタッフさんが呼びにくるのを待っていた。
岸本『それにしても君すごいね…まさか1ヵ月とちょっとで
ドラマの主演勝ち取るなんて…。まだCDも発売日来てないのに。
宣伝イベントでファンも多くついてるし…君何者?』
一哉『ただ単に運が良いだけですよ…』
岸本『運が強いのは芸能界で最強のスキルだよ笑』
一哉『せめて…最初はメンバーたちともっと活動したかったですね…』
岸本『君は本当に欲がないんだなぁ笑 もっと強欲にいれば君ならもっと活躍できるのに』
一哉『僕はメンバー全員で上のステージを目指したいんです。
一人で活動して活躍できても…意味がないです』
岸本『たまに君みたいなのがいるけど…変わってるよ』
一哉『まあ…笑』
スタッフ『北野さん!監督や共演者が来たので最初の挨拶をしますのでついてきてください!』
一哉『はい!よろしくお願いします!』
岸本『じゃ、俺は遠目の位置から見てるから頑張ってな』
一哉『はい!』
俺はスタッフに連れられて…スタッフや共演者達が集まってる場所へとやって来た。
スタッフ『北野さん入ります!』
スタッフ陣『よろしくお願いしまーす!!』
一哉『BLUE-SKY-STARの北野一哉です!!よろしくお願いします!』
助監督『では、キャストを紹介します!
まずは主演 西野一哉役 北野一哉さん!』
俺はスタッフさんや共演者にもう一度礼をした。
一哉『よろしくお願いします!(名前は同じかよ!)』
助監督『次にヒロイン 櫻井七海役 齋藤紗奈さんです!』
玲美『よろしくお願いします!齋藤紗奈です!』
助監督『次に 北野優翔役 桐谷奏太さんです!』
奏太『桐谷奏太です!よろしくお願いします!』
助監督『橋本玲香役 久保美琴さんです!』
美琴『よろしくお願いします!久保美琴です!』
その後も…数名のメインキャスト達の名前が呼ばれて…、
顔合わせは終わった。
岸本『北野君、じゃあ…台本渡すから読んでて?』
一哉『はい!』
俺は渡された台本を読みはじめた。
ストーリーの名前は…
一哉『(恋雨空…?………というか…これいくら最後の方読んでもキスシーンなんてないじゃねぇか!!美桜さんにキスの練習された意味…)』
??『あの…北野さんですよね?』
声がする方を向くと…俺の相手役の齋藤紗奈さんがいた。
一哉『あ、はい…北野一哉です…よろしくお願いします!
齋藤紗奈さんですよね?』
紗奈『よろしくお願いします!はい!…さっきスタッフさんに聞いたんですけど、BLUE-SKY-STARっていうグループで活動されてるんですよね?』
一哉『まだ1ヶ月しか経ってませんけど…笑』
紗奈『逆に凄いです!(笑うとかっこいいな…)』
一哉『ありがとうございます笑…齋藤さんはなんかやってるんですか?』
紗奈『私は役者とモデルです!去年から始めました!笑』
一哉『モデルさんなんですね…すいません、雑誌読まなくて…』
紗奈『いやいや!女性誌ですし…笑 失礼ですがおいくつですか?』
一哉『16歳です笑今年高校1年で先月誕生日を迎えました笑』
紗奈『え!?先輩ですね!おめでとうございました!私、まだ中3なです笑』
一哉『若いのに凄いですね笑ありがとうございます笑』
スタッフ『齋藤さん!少しこちらへお願いしまーす!』
紗奈『あ!はーい!…じゃあ3か月よろしくお願いします!』
一哉『はい笑』
紗奈さんは走って呼ばれた方へ行ってしまった。
一哉『(俺よりBSSの、メンバーにふさわしそうだな…笑)』
すると…今度は親友の役を演じる桐谷さんと久保さんがやってきた。
美琴『北野さん、よろしくお願いします!久保美琴といいます!高校2年生です!』
奏太『よろしくお願いします!桐谷奏太です!高校1年です!』
一哉『わざわざありがとうございます…!
BLUE-SKY-STARのリーダー、高校1年の北野一哉です!!』
奏太『あ、同級生なんですね!よろしくお願いします!』
美琴『今回の話の主人公と名前同じなんですよね!笑 偶然ですね!』
一哉『そうなんですよ笑しかも、北野ってのも奏太さんが演じる役であるので…なんか複雑です笑 走るのも得意じゃないんですけど笑』
奏太『でもなんか偶然でも凄いですね! そうなんですか?笑
3か月間よろしくお願いします!』
一哉『こちらこそ!お願いします!』
2人は俺に礼をしてから、紗奈さんのところへ挨拶へ行った。
岸本『どう?現場』
一哉『近い年齢の人が多いので…なんとかやってけそうです笑』
岸本『ならよかった。頑張ってな?CDの売り上げにも繋がるからね…あ、あと嬉しい知らせだよ』
一哉『え?』
岸本さんが次にはなった言葉で…俺は涙が溢れた。
岸本『な、なにもなかなくても…』
一哉『すいません…少し電話してきます!!』
岸本『わかりました笑』
俺は…台本をその場において…舞台の学校を出て校門までやってきた。
そして…電話を掛けた。
TEL
一哉『もしもし!!玲香!?』
玲香『ど、どうしたの!?そんな興奮して…』
一哉『やばいぞ!俺たちの…!俺たちの…』
玲香『俺たちの…何?』
一哉『デビューシングルが…俺のドラマの主題歌に決まったぞ!!!』
玲香『え!?本当に!?』
一哉『予定は違ったらしいんだけど…岸本さんが頼んでくれたらしい…!!』
玲香『皆!!私達の歌が一哉のドラマの主題歌に決まったって!!』
電話越しに…みんなの喜ぶ声が聞こえた。
一哉『とりあえず…今から1話の撮影が始まるから
また終わったら連絡する!じゃあな!』
玲香『頑張って!!応援してるよ!』
瑠菜『頑張れよー!!』
香奈『頑張って!』
七瀬『私たちも頑張ろう!』
皆『おー!!』
玲香『じゃあね!』
一哉『おう!』
俺は電話をきって…岸本さんのもとへ戻り、もう一度礼をした。
岸本『こうやって…君が頑張ればみんなで頑張るためのきっかけがつくれる。だから…一人の仕事も全力でやるんだぞ?』
一哉『はい!ありがとうございます!!』
監督『北野くんー!始めるよ!』
一哉『はい!』
監督に呼ばれて俺は…1話の撮影に向かった。
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