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青春と恋の物語恋愛編
青春と恋の物語2-21
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一哉side
俺はトレーニング室を訪れた。
(今更ながら説明するとトレーニング室と言っても床板の部屋にベンチプレスや鉄棒のようなものが数点おいてあるだけの部屋だ)
俺は部屋をノックしてみる。
七瀬『だれ?』
俺『俺だよ。一哉です。入るよ?』
俺が入っていくと蓮が驚いた顔で見てきた。
蓮『西野先輩!?なにしてんすか?
水野先輩や山下先輩の面倒役じゃ…』
俺『あれ?美月、来てない?』
七瀬『さっきまでいたけど…調理室向かったよ?』
俺『なんで調理室?』
蓮『なんか料理教えてもらいにいくっていってました』
俺『なんで急に料理…?』
七瀬『…わかんない』
俺『まあいいや…ありがと。』
俺は料理ということに疑問を持ちながら
調理場へ向かった。
調理場に着くと…慣れない包丁を持った美月がいた。
俺『美月…なにやってんの?』
美月『か、一哉!?なんでここに!瑠夏と一緒だったんじゃ…』
俺『トレーニング室に行ったって聞いたから…心配で見に来たんだよ…
俺は美月の面倒役でもあるんだから』
美月『瑠夏の調子はどう?』
俺『足の調子は本当に軽傷だったみたいで
明日には普通に動けるんじゃないかな?
ただ、なんか熱っぽいんだけどね…』
美月『え!?熱!?』
俺『顔が少し赤くてね。』
美月『大丈夫なの?』
俺『大丈夫…だと思うよ。今日1日安静にさせるけどね』
美月『そっか…』
俺『ところでもう一人の病人、美月は大丈夫なの?ていうか、なにやってんの?』
美月『料理だよ?』
俺『なんで料理?』
美月『んー、なんとなく?それにちょうどよかったじゃん。』
俺『なにが?』
美月『瑠夏にお粥作るよ』
俺『待って…?そもそも美月って…料理できたっけ?』
美月『ううん?つくれないよ?』
俺『…』
美月『ん?なに?』
俺『美月、悪いけど寝ててくれるかな?』
美月『は、はあ!?なに、私が作ると不味くなるとでも!?』
俺『お粥を食べなきゃいけないのは美月も同じ。病人に作らせるわけにはいかないから。おんぶして部屋までつれていこうか?ん?』
美月『わ、わかったよ!歩いて戻るからいいです!』
俺『悪いね。じゃ、部屋にいってて。』
美月『…うん』
俺『美月!無理するなって。
きついんでしょ?』
美月『…大丈夫だよ?』
俺『…はぁ…』
俺は美月の前にしゃがみこんだ。
美月『なんで…わかったの?』
俺『何年一緒にいると思ってんの。
体調の違いぐらいみてればわかるっつーの』美月『…ありがとう…ごめん…』
美月は俺に身を任せて眠りについた
俺は美月を部屋につれていった。
俺『瑠夏?大丈夫?』
瑠夏『zzz…』
俺『こっちも眠り姫かよ…』
俺は美月を瑠夏の横に寝かせて調理場に戻った。
『(さて…さっさと作りますか。)』
ちなみに俺は家庭料理検定2級、食生活アドバイザー検定2級をもってるので料理は得意分野です。
俺は作ったお粥を二人のもとへ持って行こうと部屋に向かった。
美月side
『(まさか…気づかれちゃうなんて…
貧血厄介だな…)』
そんなことを思いながらも一哉の背中で寝てしまった私。
『美月…美月…!』
私は呼ばれる声で目を覚ました。
私『…ん…?』
一哉『大丈夫か?お粥持ってきたから。
食べてみてよ。』
私『(うわ…一哉料理…得意だっけ…)
熱っ!!!!!』
一哉はおかしそうに笑いながら言ってきた。一哉『あ、ごめんごめん…美月猫舌だったね…』
私『(こいつ…わざとやったな…)…あ、おいし…』
一哉『そっか…ならよかった。…瑠夏?起きれる?大丈夫か?』
瑠夏『あ、一哉…おかえり。あれ?美月?どうしたの?』
私『また貧血出ちゃってさ…』
瑠夏『うそ!?大丈夫!?』
私『大丈夫だよ。それより…瑠夏も食べなよ?一哉が作ってくれたよ』
瑠夏『え、本当に?…あ…ほんとだ
いただきます…熱っち!!!!』
私『瑠夏も猫舌だったっけ…?』
瑠夏『そうだよ!…あ!おいし!』
私は瑠夏のお粥みて、あることに気付いた。
私『一哉…まさか2人によって
入れてるもの変えたの!?』
私がそう聞くと一哉は照れ臭そうに…
一哉『あ、ばれた?…貧血と風邪じゃ
使うべき食材変わってくるしさ。
これぞアドバイザーの力さ!』
最後はどや顔で言われたことにイラっとしたのは言うまでもない。
だが、お粥に免じて殴るのは勘弁してあげた。
2人『ごちそうさま』
一哉『いえいえ。二人して完食してくれてありがと。…さあ、後はゆっくり休みなさい?
無理した結果でこうなってるんだから。』
一哉は私たちを強制的に寝かせて、
部屋から出ていった。
『(一哉…ありがと…..)』
私はそこまで考えて。ハッとした…
『(やっぱり私も好きなんだ…)』
そう思った私は
私『瑠夏…ごめん』
それだけいって眠りについた
22話につづく
俺はトレーニング室を訪れた。
(今更ながら説明するとトレーニング室と言っても床板の部屋にベンチプレスや鉄棒のようなものが数点おいてあるだけの部屋だ)
俺は部屋をノックしてみる。
七瀬『だれ?』
俺『俺だよ。一哉です。入るよ?』
俺が入っていくと蓮が驚いた顔で見てきた。
蓮『西野先輩!?なにしてんすか?
水野先輩や山下先輩の面倒役じゃ…』
俺『あれ?美月、来てない?』
七瀬『さっきまでいたけど…調理室向かったよ?』
俺『なんで調理室?』
蓮『なんか料理教えてもらいにいくっていってました』
俺『なんで急に料理…?』
七瀬『…わかんない』
俺『まあいいや…ありがと。』
俺は料理ということに疑問を持ちながら
調理場へ向かった。
調理場に着くと…慣れない包丁を持った美月がいた。
俺『美月…なにやってんの?』
美月『か、一哉!?なんでここに!瑠夏と一緒だったんじゃ…』
俺『トレーニング室に行ったって聞いたから…心配で見に来たんだよ…
俺は美月の面倒役でもあるんだから』
美月『瑠夏の調子はどう?』
俺『足の調子は本当に軽傷だったみたいで
明日には普通に動けるんじゃないかな?
ただ、なんか熱っぽいんだけどね…』
美月『え!?熱!?』
俺『顔が少し赤くてね。』
美月『大丈夫なの?』
俺『大丈夫…だと思うよ。今日1日安静にさせるけどね』
美月『そっか…』
俺『ところでもう一人の病人、美月は大丈夫なの?ていうか、なにやってんの?』
美月『料理だよ?』
俺『なんで料理?』
美月『んー、なんとなく?それにちょうどよかったじゃん。』
俺『なにが?』
美月『瑠夏にお粥作るよ』
俺『待って…?そもそも美月って…料理できたっけ?』
美月『ううん?つくれないよ?』
俺『…』
美月『ん?なに?』
俺『美月、悪いけど寝ててくれるかな?』
美月『は、はあ!?なに、私が作ると不味くなるとでも!?』
俺『お粥を食べなきゃいけないのは美月も同じ。病人に作らせるわけにはいかないから。おんぶして部屋までつれていこうか?ん?』
美月『わ、わかったよ!歩いて戻るからいいです!』
俺『悪いね。じゃ、部屋にいってて。』
美月『…うん』
俺『美月!無理するなって。
きついんでしょ?』
美月『…大丈夫だよ?』
俺『…はぁ…』
俺は美月の前にしゃがみこんだ。
美月『なんで…わかったの?』
俺『何年一緒にいると思ってんの。
体調の違いぐらいみてればわかるっつーの』美月『…ありがとう…ごめん…』
美月は俺に身を任せて眠りについた
俺は美月を部屋につれていった。
俺『瑠夏?大丈夫?』
瑠夏『zzz…』
俺『こっちも眠り姫かよ…』
俺は美月を瑠夏の横に寝かせて調理場に戻った。
『(さて…さっさと作りますか。)』
ちなみに俺は家庭料理検定2級、食生活アドバイザー検定2級をもってるので料理は得意分野です。
俺は作ったお粥を二人のもとへ持って行こうと部屋に向かった。
美月side
『(まさか…気づかれちゃうなんて…
貧血厄介だな…)』
そんなことを思いながらも一哉の背中で寝てしまった私。
『美月…美月…!』
私は呼ばれる声で目を覚ました。
私『…ん…?』
一哉『大丈夫か?お粥持ってきたから。
食べてみてよ。』
私『(うわ…一哉料理…得意だっけ…)
熱っ!!!!!』
一哉はおかしそうに笑いながら言ってきた。一哉『あ、ごめんごめん…美月猫舌だったね…』
私『(こいつ…わざとやったな…)…あ、おいし…』
一哉『そっか…ならよかった。…瑠夏?起きれる?大丈夫か?』
瑠夏『あ、一哉…おかえり。あれ?美月?どうしたの?』
私『また貧血出ちゃってさ…』
瑠夏『うそ!?大丈夫!?』
私『大丈夫だよ。それより…瑠夏も食べなよ?一哉が作ってくれたよ』
瑠夏『え、本当に?…あ…ほんとだ
いただきます…熱っち!!!!』
私『瑠夏も猫舌だったっけ…?』
瑠夏『そうだよ!…あ!おいし!』
私は瑠夏のお粥みて、あることに気付いた。
私『一哉…まさか2人によって
入れてるもの変えたの!?』
私がそう聞くと一哉は照れ臭そうに…
一哉『あ、ばれた?…貧血と風邪じゃ
使うべき食材変わってくるしさ。
これぞアドバイザーの力さ!』
最後はどや顔で言われたことにイラっとしたのは言うまでもない。
だが、お粥に免じて殴るのは勘弁してあげた。
2人『ごちそうさま』
一哉『いえいえ。二人して完食してくれてありがと。…さあ、後はゆっくり休みなさい?
無理した結果でこうなってるんだから。』
一哉は私たちを強制的に寝かせて、
部屋から出ていった。
『(一哉…ありがと…..)』
私はそこまで考えて。ハッとした…
『(やっぱり私も好きなんだ…)』
そう思った私は
私『瑠夏…ごめん』
それだけいって眠りについた
22話につづく
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