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3章 青春恋物語
青春恋物語3-20
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瑠夏side
私は沢木さんに呼ばれて
開始線に立った。
決勝ステージのここに立つまで
怪我やいろんなところで一哉に迷惑を
かけてしまった。
『(だから…ここで誠意を示す…)』
沢木『では…互いに礼!…前へ。…
はじめ!!!』
ついに試合が始まった。
私はさっきの中村先輩の言葉を思いだ下ながら…一哉の技を防いでいた。
いつもの開始早々先制失点は…
決勝戦の試合ではないだろう。
私は一哉の得意とする左組に
わざと持ち変えた。
だが…やはり一哉は強い。
一切その陽動作戦に乗ってこなかった。
『(少しはひっかはかってよ!)』
私はそう思っておもいっきり
一哉の左足を刈り上げた。…が
一哉はそれを読んでたかのように…
すかしをやってきたのだ。
私『!!』
沢木『有効!』
一哉に有効が入ってしまった。
しかし…私は中村先輩に教わった技を試すことにした。一哉の腕を手で抑えた。
…もちろんこれはフェイント…
ひっかはかった一哉は起き上がろうと
してきたので腕を上半身で抑え、
足で関節を決めた。
腕挫膝固…間接技の1つ…。
美月『よし!…いけ!』
だが…2段にもなった一哉には
簡単にはいかせてくれない。
簡単に外されてしまって、
待てがかかった。
『(残2分18秒…寝技は時間使うんだよな…攻めなきゃ。)』
沢木『…はじめ!』
私『やー!!!』
私は過去最大の声量を出して叫んだ。
一哉はニヤリと笑いながらも…
一哉『っしゃ!おう!』
と言い返してきた。
一哉の技のキレが上がった。
『(残り1分…一哉本当に手加減なしなんだね…)』
私は…左の片手1本背負い…
女子が男子にやるには厳しい大技を
おもいっきり入った。
井上『は!?』
中村『る、瑠夏!?』
副審の二人でさえ驚くほどの大技だ。
一哉は…綺麗に1回転をした。
沢木『い、1本!それまで…?
副審…こちらへ。』
審判会議が行われた。
『(これが1本なら…技ありなら…あと20秒……逃げ切れれば勝てる…!)』
審判会議が終わった結果…
沢木『只今の判定…技あり!』
美月『あー!惜しい!』
『(さすが一哉…背中を少しずらして逃げたね…)』
沢木『では…はじめ!』
一哉『さあ!』
私『さー!』
一哉の最後の左1本背負いを交わしたところで…ピー!とブザーが鳴った。
沢木『それまで!開始線へ。』
沢木『赤…有効1 白…技あり1
よって勝者…白 山下瑠夏!
勝った…初めて…一哉に勝てた…。
美月『やった!!!瑠夏!すごいじゃん!!!!』
私『う、うん!!ビックリしちゃった
…』
中村先輩も私のとこへ近づいてきた。
中村『おめでとう!!』
一哉には勝てた私だったが…
美月にはどうしても勝てない…
引退までには勝つ…!!
そう心のなかで宣言する私だった。
21話につづく
私は沢木さんに呼ばれて
開始線に立った。
決勝ステージのここに立つまで
怪我やいろんなところで一哉に迷惑を
かけてしまった。
『(だから…ここで誠意を示す…)』
沢木『では…互いに礼!…前へ。…
はじめ!!!』
ついに試合が始まった。
私はさっきの中村先輩の言葉を思いだ下ながら…一哉の技を防いでいた。
いつもの開始早々先制失点は…
決勝戦の試合ではないだろう。
私は一哉の得意とする左組に
わざと持ち変えた。
だが…やはり一哉は強い。
一切その陽動作戦に乗ってこなかった。
『(少しはひっかはかってよ!)』
私はそう思っておもいっきり
一哉の左足を刈り上げた。…が
一哉はそれを読んでたかのように…
すかしをやってきたのだ。
私『!!』
沢木『有効!』
一哉に有効が入ってしまった。
しかし…私は中村先輩に教わった技を試すことにした。一哉の腕を手で抑えた。
…もちろんこれはフェイント…
ひっかはかった一哉は起き上がろうと
してきたので腕を上半身で抑え、
足で関節を決めた。
腕挫膝固…間接技の1つ…。
美月『よし!…いけ!』
だが…2段にもなった一哉には
簡単にはいかせてくれない。
簡単に外されてしまって、
待てがかかった。
『(残2分18秒…寝技は時間使うんだよな…攻めなきゃ。)』
沢木『…はじめ!』
私『やー!!!』
私は過去最大の声量を出して叫んだ。
一哉はニヤリと笑いながらも…
一哉『っしゃ!おう!』
と言い返してきた。
一哉の技のキレが上がった。
『(残り1分…一哉本当に手加減なしなんだね…)』
私は…左の片手1本背負い…
女子が男子にやるには厳しい大技を
おもいっきり入った。
井上『は!?』
中村『る、瑠夏!?』
副審の二人でさえ驚くほどの大技だ。
一哉は…綺麗に1回転をした。
沢木『い、1本!それまで…?
副審…こちらへ。』
審判会議が行われた。
『(これが1本なら…技ありなら…あと20秒……逃げ切れれば勝てる…!)』
審判会議が終わった結果…
沢木『只今の判定…技あり!』
美月『あー!惜しい!』
『(さすが一哉…背中を少しずらして逃げたね…)』
沢木『では…はじめ!』
一哉『さあ!』
私『さー!』
一哉の最後の左1本背負いを交わしたところで…ピー!とブザーが鳴った。
沢木『それまで!開始線へ。』
沢木『赤…有効1 白…技あり1
よって勝者…白 山下瑠夏!
勝った…初めて…一哉に勝てた…。
美月『やった!!!瑠夏!すごいじゃん!!!!』
私『う、うん!!ビックリしちゃった
…』
中村先輩も私のとこへ近づいてきた。
中村『おめでとう!!』
一哉には勝てた私だったが…
美月にはどうしても勝てない…
引退までには勝つ…!!
そう心のなかで宣言する私だった。
21話につづく
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