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3章 青春恋物語
青春恋物語3-23
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美月side
午後3時…合宿先のお寺の副住職さんにお礼を伝え、私達はお寺を出た。
学校から元々2時間もかかる合宿先だったので病院に着いたのは4時を過ぎた頃だった。
ロビーに行くと暗い表情の一哉と
難しい顔をした沢木さん達がいた…。
沢木『おぉ、美月…悪いな…荷物ありがとう』
私『はい…あの…診断結果は…』
沢木『…』
沢木さんが黙った瞬間…瑠夏が倒れた。
七瀬『る、瑠夏!?大丈夫!?』
将太『お、おい!大丈夫か!?気をしっかり持て…』
将太と七瀬が瑠夏の体を支えた。
瑠夏『…うん…』
私『沢木さん…教えてください!』
沢木さんが…重い口を開いた。
沢木『…肩の亜脱臼』
私『亜脱臼…?脱臼!?』
沢木『脱臼しかけた…というのが
正しいらしいが…1度骨が出たときに
神経や筋肉に傷をつけてしまい
痛みを発祥する怪我らしい。
リハビリをして最短で全治1~2ヶ月』
私『1.2ヶ月…!?じゃあ…新人戦は…』
沢木『出場できない。』
将太『う、嘘だろ…』
蓮『そ、そんな…』
勇紀『新人戦個人戦も辞退ってことですよね…?』
沢木『そうだ。』
一同『…』
沢木『…』
私は…黙っている一哉に近づいて声をかけた。
私『一哉…本当なの…?』
一哉『…』
一哉はなにも言わず去ろうとした…
が…
沢木『一哉!動くんじゃない!』
一同『!?』
一哉は倒れた。
美紀さんが一哉に肩を貸して支える。
私達は理解ができなかった。
私『ど、どういうことですか…』
沢木『…』
そこで…初めて一哉が口を開いた。
一哉『前十字靭帯断裂』
私『え…?』
私は沢木さんの方を見る…。
沢木『…そう。前十字靭帯断裂という怪我を左足に負っている。』
七瀬『その前十字靭帯断裂って…なんなんですか…?』
沢木『…』
私『はっきり教えてください!』
将太『一哉に何があったんですか!』
七瀬『沢木さん!』
沢木『…ハァ…寺田先生……一哉を
車に連れてってやってください。』
顧問『は、はぁ…』
顧問は沢木さんに言われた通り
一哉を連れて病院を出ていった。
沢木『屋上ではなそうか。
ここで話してたら…迷惑だ』
沢木さんに連れられ私達は屋上へ出た。
私『…でなんなんですか?その前十字…なんとかって…』
七瀬『前十字靭帯断裂だよ…』
私『前十字靭帯断裂ってなんなんですか?』
沢木さんが…重い口を再び開いて説明を始め。
沢木『前十字靭帯断裂…簡単に言えば靭帯損傷だ。…だが厄介なのは手術しか治す方法がないところなのだ。
手術しなくても痛みは消える
だが出来ても歩いたり少しのレクリエーション程度のことだそうだ。
手術をすれば…再建はする。
だが…確実に2段の…今までの一哉の
強さは失われる。
怪我を抱えた上で試合に出ても
今まで通りに足が動いてくれるとは限らないそうだ。』
私『そ、そんな…』
将太『手術すればいいじゃないですか…なにがだめなんですか…?』
沢木『全治で言えば…3ヶ月まともに動くことはできない。普通に柔道ができるのは…7.8ヶ月はかかってしまう可能性もある。』
七瀬『7.8ヶ月…!?今手術したとして…今日は…8月26だから…ギリギリ…』
沢木『今すぐ手術ができるわけじゃない。受けるか否か1週間後に病院にもう1度きて決めることになっているんだ。
つまり…早くても2週間後の手術となる。』
七瀬『それ以降になったら…』
沢木『インターハイ予選も一哉抜きで突破する以外…一哉が試合に出れることは…もうなくなる』
一同『…』
蓮『そんな…一哉先輩がいたから…なんとか守りきって勝ってきたのに…
全員が勝たなきゃいけなくなる…?
引き分けも許されない…あと7ヶ月で先輩がいなくてもいい状態まで…
というより本戦狙えるレベルまで
僕たちが強くなることはできるんですか?』
沢木『今の練習量やお前らのレベルじゃ到底無理だ。将太は一哉の代役ぐらいまではあげれるが蓮、勇紀…お前らは
いけても今の将太のレベルまでだろう
無理をすれば今度はお前たちが怪我をする。そしたらもう…予選すら出れないんだぞ』
蓮『…』
勇紀『そんな…』
そこまで話して…瑠夏が気を失った。
七瀬『瑠夏…』
1番責任を感じているのは…瑠夏だろう…
沢木『瑠夏には悪いが…今回の件は…
2人の試合に問題があった。』
私『どういうことですか…』
沢木『私の監督不届きもあるが…
腕挫膝固…これの対処法をお前らには教えていない。一哉は逃げ方を間違えたんだよ。その結果肩を痛め肩を庇った状態で最後の…あの大技から逃げようとしてしまった…その結果…足から落てしまい変な方向に一瞬曲がったのだろう』
私『…』
私達はそれ以上言葉を発することができなかった。
私達は…沢木さんに合宿のお礼をいってわかれた。
顧問の寺田先生の話では…
外部顧問は…責任を取ってやめなければいけなくなる…らしい。
寺田先生にもなんらかの責任がまわってくるらしく顧問交代もあり得るらしい。
私達は一哉の待つ顧問の車に戻った。
私達は同時に多くのものを失った…..。
それを誰もが同時に感じていた…
24話につづく
午後3時…合宿先のお寺の副住職さんにお礼を伝え、私達はお寺を出た。
学校から元々2時間もかかる合宿先だったので病院に着いたのは4時を過ぎた頃だった。
ロビーに行くと暗い表情の一哉と
難しい顔をした沢木さん達がいた…。
沢木『おぉ、美月…悪いな…荷物ありがとう』
私『はい…あの…診断結果は…』
沢木『…』
沢木さんが黙った瞬間…瑠夏が倒れた。
七瀬『る、瑠夏!?大丈夫!?』
将太『お、おい!大丈夫か!?気をしっかり持て…』
将太と七瀬が瑠夏の体を支えた。
瑠夏『…うん…』
私『沢木さん…教えてください!』
沢木さんが…重い口を開いた。
沢木『…肩の亜脱臼』
私『亜脱臼…?脱臼!?』
沢木『脱臼しかけた…というのが
正しいらしいが…1度骨が出たときに
神経や筋肉に傷をつけてしまい
痛みを発祥する怪我らしい。
リハビリをして最短で全治1~2ヶ月』
私『1.2ヶ月…!?じゃあ…新人戦は…』
沢木『出場できない。』
将太『う、嘘だろ…』
蓮『そ、そんな…』
勇紀『新人戦個人戦も辞退ってことですよね…?』
沢木『そうだ。』
一同『…』
沢木『…』
私は…黙っている一哉に近づいて声をかけた。
私『一哉…本当なの…?』
一哉『…』
一哉はなにも言わず去ろうとした…
が…
沢木『一哉!動くんじゃない!』
一同『!?』
一哉は倒れた。
美紀さんが一哉に肩を貸して支える。
私達は理解ができなかった。
私『ど、どういうことですか…』
沢木『…』
そこで…初めて一哉が口を開いた。
一哉『前十字靭帯断裂』
私『え…?』
私は沢木さんの方を見る…。
沢木『…そう。前十字靭帯断裂という怪我を左足に負っている。』
七瀬『その前十字靭帯断裂って…なんなんですか…?』
沢木『…』
私『はっきり教えてください!』
将太『一哉に何があったんですか!』
七瀬『沢木さん!』
沢木『…ハァ…寺田先生……一哉を
車に連れてってやってください。』
顧問『は、はぁ…』
顧問は沢木さんに言われた通り
一哉を連れて病院を出ていった。
沢木『屋上ではなそうか。
ここで話してたら…迷惑だ』
沢木さんに連れられ私達は屋上へ出た。
私『…でなんなんですか?その前十字…なんとかって…』
七瀬『前十字靭帯断裂だよ…』
私『前十字靭帯断裂ってなんなんですか?』
沢木さんが…重い口を再び開いて説明を始め。
沢木『前十字靭帯断裂…簡単に言えば靭帯損傷だ。…だが厄介なのは手術しか治す方法がないところなのだ。
手術しなくても痛みは消える
だが出来ても歩いたり少しのレクリエーション程度のことだそうだ。
手術をすれば…再建はする。
だが…確実に2段の…今までの一哉の
強さは失われる。
怪我を抱えた上で試合に出ても
今まで通りに足が動いてくれるとは限らないそうだ。』
私『そ、そんな…』
将太『手術すればいいじゃないですか…なにがだめなんですか…?』
沢木『全治で言えば…3ヶ月まともに動くことはできない。普通に柔道ができるのは…7.8ヶ月はかかってしまう可能性もある。』
七瀬『7.8ヶ月…!?今手術したとして…今日は…8月26だから…ギリギリ…』
沢木『今すぐ手術ができるわけじゃない。受けるか否か1週間後に病院にもう1度きて決めることになっているんだ。
つまり…早くても2週間後の手術となる。』
七瀬『それ以降になったら…』
沢木『インターハイ予選も一哉抜きで突破する以外…一哉が試合に出れることは…もうなくなる』
一同『…』
蓮『そんな…一哉先輩がいたから…なんとか守りきって勝ってきたのに…
全員が勝たなきゃいけなくなる…?
引き分けも許されない…あと7ヶ月で先輩がいなくてもいい状態まで…
というより本戦狙えるレベルまで
僕たちが強くなることはできるんですか?』
沢木『今の練習量やお前らのレベルじゃ到底無理だ。将太は一哉の代役ぐらいまではあげれるが蓮、勇紀…お前らは
いけても今の将太のレベルまでだろう
無理をすれば今度はお前たちが怪我をする。そしたらもう…予選すら出れないんだぞ』
蓮『…』
勇紀『そんな…』
そこまで話して…瑠夏が気を失った。
七瀬『瑠夏…』
1番責任を感じているのは…瑠夏だろう…
沢木『瑠夏には悪いが…今回の件は…
2人の試合に問題があった。』
私『どういうことですか…』
沢木『私の監督不届きもあるが…
腕挫膝固…これの対処法をお前らには教えていない。一哉は逃げ方を間違えたんだよ。その結果肩を痛め肩を庇った状態で最後の…あの大技から逃げようとしてしまった…その結果…足から落てしまい変な方向に一瞬曲がったのだろう』
私『…』
私達はそれ以上言葉を発することができなかった。
私達は…沢木さんに合宿のお礼をいってわかれた。
顧問の寺田先生の話では…
外部顧問は…責任を取ってやめなければいけなくなる…らしい。
寺田先生にもなんらかの責任がまわってくるらしく顧問交代もあり得るらしい。
私達は一哉の待つ顧問の車に戻った。
私達は同時に多くのものを失った…..。
それを誰もが同時に感じていた…
24話につづく
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