青春と恋の物語

NISHINO TAKUMI

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3章 青春恋物語

青春恋物語3-30

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瑠夏side

皆で七瀬の家を出た私たち。
部活に行くことがこんなに楽しく感じたのは初めてかもしれない。
部活をやるときや休憩時間は
もちろん楽しいと常に思っている。
でも、帰宅は途中から1人になるし
登校は最初から1人だから、
寂しくてしょうがない。
皆で一生暮らしていたいと強く思うほどこのメンバーでいるのが大好きだ。

私『ねーねー、一哉?』
一哉『どうしたの?瑠夏?』
私『昨日さ、10時頃だったかなぁ?
トイレに起きたとき…
一哉と七瀬が洗面台のところにいたと思ったんだけど…何してたの?』
一哉『!?…い、いや…風呂はいれないから…七瀬に手伝ってもらって頭洗ってたの。体拭いたり、着替えはトイレで自力でやってさ。』
美月『怪我すると不便なものだね…
しかも、包帯とかはつけてないのに
動けないんだもんね』
一哉『そーなんだよね…サポーターをとりあえずつけてるけど全く無意味だし』
蓮『でももう…明明後日なんですね…入院開始…』
一哉『あぁ…手術は1.2時間で終わるらしいけど…』
私『手術立ち合いたいけど…学校だしね』
将太『まあ、失敗することはないでしょ』
一哉『さっさと最低限歩けるようにはなりたいよ…』
勇紀『いいじゃないっすか?歩いなければ櫻井先輩が支えてくれるんですから』
私『え?どゆこと?勇紀…』
勇紀『え、西野先輩は櫻井先輩が好きなんじゃないんですか?』
一哉『だから…そんなんじゃないって…』
私『ていうか、一哉って好きな人いるの?』
美月『あ、私も気になる!いるの?』
一哉『だから…部活のメンバー皆好きだよ』
七瀬『それは部活仲間としてでしょ?』
将太『その様子だと…いるな?』
蓮『え、やっぱ櫻井先輩っすか?』
一哉『あ、学校着くよ…てか…顧問じゃね?あれ…』
勇紀『話を反らさないでくだ…さ?』
顧問『おそい!!!!!!!
西野だけならまだしも全員で遅刻とは
いい度胸だなぁ…おまえら!!櫻井!スマホで時間を測れ!あと10秒いないで俺のとこにこれなかったやつは…
学校の大掃除を今年の冬やってもらう!』
一同『す、すいません!!!』
皆が急いで走っていく。
私『(七瀬のことが好きなのかな…そしたらもう私と美月…勝てないじゃん…)』
一哉『る、瑠夏!ちょっと来て!』
私『え、私?なんで?』
一哉『渡したいものがあるから!』
私『う、うん』
一哉に呼ばれて一哉のところまで
歩いていくと…。
一哉『これこれ。昨日の夜書いたんだけど…合宿で言われたこととかまとめといたから。それメンバーに見せてくれるかな…七瀬は忙しそうだし…』
私『いいよ…でも私も部活休む』
一哉『え!?なんで!?』
私『…なんとなく……あ!約束したでしょ!海行くって!海行けるのも
今日ぐらいでしょ!!入院しちゃうし…予報は雨だし!!』
一哉『俺怪我してるんですけど!?』
私『約束破るの!?』
一哉『う…わかったよ』
私『よし!行こう!』
私は一哉を強引につれて海へ向かった。
江西野柔道グループLINEにメッセージを送って…。

LINE
『一哉が病院で包帯止めと三角巾を貰いたいらしくて一哉は休むよ。
私も付き添いで行ってくるから…
休みにしといて?』
『今送った画像のノートは
一哉がまとめた合宿で言われたことだよ。各自確認しといてね』



31話につづく
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