超越力の学園：星の力と絆

～第1章～

第5話 〜Here Comes The Revolution 01〜

　そして、第6位～第10位の奴らは……
自主退職をしカルデラから永久追放され後継ぎをし終わり、自室で仮眠と言うなの24時間が経過し……。流石に寝すぎだと思った2日目の事。

｢なんで、僕が起こしに行かなきゃいけないんだよ～。

だるいな。マジで……。｣

　そして、ガンマはデルタの部屋に入り……呆れてため息をつきながら布団を無理やり剥がした。

｢しかし……。
よぉーく見ると、、
デルタは可愛い顔してんだよね～。

起きてる時はイケメンなのになぁ～。
何故だろう？

しかも……
こんなに肌もスベスベだし、髪もサラサラだし、
女の子か？って思うくらいに……｣

　無我夢中で至る所を触るガンマ。
そして、ハッとなってその怒りに任せて言った。

｢起きろ！！！！｣

｢うわぁぁぁぁ～！？｣

そして、まるで八つ当たりかの様にガンマに叩き起された政府機関  Sランク 首席 第1位のデルタさんだった。

そして、色々と身支度や準備をした後に……Aランクのガンマさんの口から、政府機関 Sランク 第1位の座が変わった事、そして……初のSSSランクが出た事、更に……僕の情報を知らせた。

｢ここで、政府機関 Sランク 首席 第1位である
桜我 狂神こと、デルタのご挨拶である。
皆さん、心して聞いて欲しい。｣

　そして、僕は舞台の暗闇の中から現れ……中継もそれを写していた。
僕は、一息ついてから発言をする。

｢えー。これを聞いている皆様……。
貴重なお時間をありがとうございます。

壇上の前でお聞きの皆様は、きっとお暑い中……ずっと聞いてると思います。
本当に申し訳ない事とし、1人につき……10本のスポーツドリンクを提供させていただきます。

もちろん、これは無料ですし……
国のお金ではなく、僕の自費です。

毒も入っておりません。お好きに飲んでください。｣

　すると、毒味としてCランク達が飲み始めた。
Cランク達はこのスポーツドリンクを飲んだ瞬間……美味しさのあまり、涙が溢れ出る。
それは、何故か……基本的に不味いスポーツドリンクしか飲まされないからだ。
ここは、実力主義の国家……。
報酬はランクが酷ければ酷いほど……雑になっていく。特にこのカルデラは……な？

……そして、Cランク達が死んでない事を確認し安心したのか全員が飲み始めた。

｢さて、本題に入りましょう……。
僕はこの実力主義の国家のやり方は否定はしない。
だが、内容を否定する。｣

　すると、飲んでる全員が固まった。
等々、その国家では禁句である者がこのトップに来たか……。みたいな顔で、見てきている。

｢残念ながら、今の政府は……
沢山の努力をしてきている
CランクとEランクの報酬が雑すぎる。
しかも、Eランクは現在、Dランクの奴隷化してきている。

それはあまりにも可哀想である。
そこで、私は考えた。

政府機関から直々に、
Dランクを痛め付けて、
"調教"すればいい……と。｣

　僕は、CランクとEランクの報酬改善の事、
DランクとEランクの関係性を今まで包み隠さず言った。

本来ならば、公開してはいけない事だと知ってなおやる。何故ならば、僕が今の政府機関のトップだから、何を文句言えない立場であるからだ。

｢そこでだ。何かしら、邪魔が入るだろう。
特に……僕を狙おうとする人物を先に名乗っておこう。ゲノムとDランク。並びに政府機関の仲間である。

ゲノムとDランクに関しては、
時期を見て全面戦争とする。

特に、Dランクに関してはすぐでもいい。
そちらの準備が出来次第、私は駆け付けてしんぜよう。

まず、
このAランクやBランク、
政府機関達は僕のやり方で
気に食わないと思う奴はこの壇上に来い。
叩き潰してやる……。｣

　そして、僕はドス黒い覇気を使った。
すると、その圧に耐えきれないのか……全員が恐怖してしまっていて震えていた。

｢そうか……。ならば、話が早くなりそうで済む。

では、話を続けようか……。｣

　そうして、僕は何事も無いかの様に話を続けるのであった。