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――十一月五日
俺達の街がその姿を失って三日が過ぎた。奇跡的に無事だった俺達の学校には、同じく奇跡的に無事だった人たちが一人また一人と集まり、その数が七十を越えた今もゆっくりと増え続けていた。
三日前に起こった大変動は、避難所の皆の言う噂では日本中で起こった事らしい。もっとも、テレビをはじめ現存する全ての通信機器が動かない今、その噂の信ぴょう性はそう高くはないだろう。しかしそんな噂が蔓延する程の被害だったのは間違いなかった。なぜなら学校に避難してきた人達の、そのほとんどが家族や友人を無くしているのだから。
ここまでひどい状況の中、俺の家を中心に半径百メートル程の範囲はそこまでの被害ではなかったのは、たまたま六方結界に込めた俺の魔力が本来の数倍の強さだった為。つまりただの偶然でしかなかった。
「おーい、瑛太! 体育館の方の手が足りないらしい。ちょっと手伝ってきてくれー!」
校庭に設置された仮設テントで昼の炊き出しをしていた親父にそう言われ、わかったと短い返事を返し俺は校門での避難民誘導の手伝いを切り上げ、足早に体育館へと向かった。
「あのー、こっち手が足りないって聞いて来たんですけど…… っと正司、お前もこっちに居たのか」
入口傍で、近隣の今は廃屋となってしまった家から運び込まれた大量の布団に悪戦苦闘する正司を見つけ駆け寄る。
「おー、病み上がりとはいえ普通に動けるし、何かしてないとさ……」
そう言って正司が視線を送った先には、先の大変動で大けがを負い身動きの取れない人たちが横になっていた。
「ま、俺にも何か出来る事があるって事だ。ん…… よし。ちょっとこれ運ぶの手伝ってくれ」
三枚の折りたたまれた敷布団を一つにして、その両端を二人で持ち上げる。どうやら積み上げられたこれらを館内に等間隔で置いていくらしい。俺たちは汗を流しながら暫くの間その作業を続けた。
布団を持ち上げて入口から目的の場所まで。その往復を何度か繰り返した頃、ふいに正司がそれまでの軽口とは違った、妙な事を言い始めた。
「そうだ瑛太、後でちょっと相談…… って程じゃないけど、ちょっと話があるんだよ」
「なんだよ、ここで言えばいいじゃないか」
それはそうなんだけどと少し訳ありな様子で笑って正司が続ける。
「ちょっと言い辛い事だからさ、これが終わったら俺達の教室で待っててくれよ。俺は別の手伝いが少しだけあるけどすぐ行くからさ」
笑ってはいるものの、正司の雰囲気はどこかシリアスに感じた。
「しゃーねぇなぁ、わかった教室だな。先に行っとくからさっさとこいつを終わらせようぜ」
「おう、んじゃパパっと終わらせるか」
そうして俺たちは再び軽口をたたき合いながら布団の塊を運び続けた。
教室の時計が十五時を少し過ぎた頃、俺は座り慣れた窓際の席で椅子を傾けていた。眼下では今もまた新たな避難民が校門から現れていた。あの人も夜通し歩いて来たのだろうか。
三日の間に分かった事の一つが、俺の六方結界の範囲外において文明の利器と呼ばれるものは全て使用不可能になっていた事。結界内の人はスマホや懐中電灯を使えたのだが、外の人たちが持つそれらは、何をどうしたってうんともすんとも言わないという絶望的な状況だった。
「真っ暗な中、あんな街並みを歩いて来たんだよな……」
俺は締め付けられる胸の内を忘れる様に、少しだけ強く目を閉じた。
「あ! なんだやっぱりここに居たか!」
ガラガラと勢いよく正司が現れ、教師の様に教壇に立つ。
扉を開けて正司が入ってくる光景をひどく懐かしく感じたのは気のせいだろうか。
あれ? っていうか、なんか俺責められた?
「おいおい、お前が俺達の教室で待ってろって言ったんだろ。頼むぜまったく……」
「いや俺とお前、教室別じゃん!」
…………あ。
「あ、じゃねぇよ!」
「頭の中の言葉に突っ込むんじゃねぇ! …………プッ」
「フ、フフッ……」
俺たちは堪えきれず大いに笑った。惨状を目の当たりにし、軽口を言い合っている間もどこか我慢していた様な少し湿っていた雰囲気を吹き飛ばす様に、俺たちは腹を抱えて笑い合った。
転げる様に笑い合った後、ひぃひぃと息を整えながらやっと正司が話を進めはじめた。
「はぁ…… あー笑った! よし、本来の目的を忘れちまう前に話しとかねーとな」
「あぁそうだ、俺危うく忘れるとこだったわ。で、話ってのは何だよ」
さっきまでとは打って変わって、どことなく神妙な空気が教室に行き渡る。
「お前さ、ここで金森に会ったか?」
「…………いや、会ってない」
あの日、チンピラに襲われたゆっこを家に送り届けたのを最後に、俺は彼女と会っていないし連絡も取っていなかった。
「だよな。無事ならいいんだけど……」
「ああ、あいつの家もそれほど遠くないはずなんだけどな…… って、話ってその事か? だったら別にここじゃなくても……」
俺の言葉を途中で止める様に正司は俺の前の席、ゆっこの席に腰を下ろした。
「今のはただ友達を心配しただけのやつな。本題は今から言うよ。お前さ、大変動の時に俺が言ったこと覚えてるか?」
正司が言ったこと? なんだっけか。
「避難所の人たちと色々と話してみたんだけど、ちょっとな…… おかしいんだよ」
周りに誰も居ないにも関わらず正司は声を落としている。
「おかしいって?」
「お前も見たよな? あの時…… 足がすくむほどの大きな揺れと共に現れた、目を閉じてしまうほどの白い光……!」
真に迫る表情で正司が続ける。
「おかしいんだよ! 誰に聞いてもそんな光は見てないって、お前の勘違いじゃないのかって! 違うんだよ、俺は絶対に見たんだ! 全てを覆いつくすような二つの光をさ!」
「ちょっと待て…… 今なんて言った……?」
おいおいおい、それはない、そんなわけないだろ?
「だからさ! 見たって言ってんだよ! 二つのすげぇ光を!!」
「……まじか。それはもう確定だな」
予想していなかった状況と、最初に正司から聞いたタイミングで気づかなかった自分の間抜けっぷりに、全身から力が抜けていく。だらんと両手を下ろした抜け殻の様な俺を目が点になった正司が見つめる。
「お、おい…… 瑛太…… ど、どうした?」
「いや、うん…… どこから説明すればいいか……」
どういえばすんなり理解してもらえるかを暫く考えたのち、俺はそれをあきらめていっそ清々しく言う事にした。
「ぱんぱかぱーん おめでとー しょうじくん きみはまほーつかいになりましたー」
……
…………
………………。
無音のまま流れる時間が痛い。目を点にしたまま時間停止していた正司の眉が、ピクピクと小さく動き出す。
「ハッ……!? い、いやいや…… え? 何言ってんの? 魔法ってお前……」
ビクッと体をゆすって正気に戻った様子の正司は、ぶんぶんと首を振ってみたものの、いまだ頭の中にハテナが飛び交っているらしい。
このままでは夜中になっても信じてもらえなさそうなので、俺は最後の手段に出る事にした。右手を正司に向けて伸ばすと、目の前に差し出された掌に正司の目が釘付けになる。
「悪く思うなよ。大丈夫心配するな、今さっき調べてみたら結構魔力高そうだったし」
掌から俺の顔に視線を動かした正司の頭上にうっすらとしたハテナが見えそうだ。
「じゃぁそういうわけで………… 氷礫」
俺の手と正司の頭の間にゴルフボール大の氷の礫が一つ生まれる。
「……え?」
本能で嫌な予感というモノを感じたのか、ひきつった顔のまま首を傾げる正司に満面の笑みで微笑んだ後、俺は放った。
ゴンッという鈍い打撃音が教室にこだまする。
額に飛来した物体の勢いで後ろに弾けた正司の体は、ゆっこの机の上で綺麗に仰向けになっていた。
「痛ってぇぇぇぇぇぇーーー!?」
今度は正司の悲鳴が教室にこだました。
額に立派なたんこぶを携え喚き散らす正司を見つめながら、俺は心の中でちょっとだけ謝罪をした。
そんな俺の謝罪に気付くわけもなく、額に両手を当ててのたうち回る正司はその勢いで机から落下し、今度はその後頭部を床に打ち付ける事になるのだが…… それはまた別のお話。
――ゴンッ
「いだっ――! 別のお話じゃねぇぇぇ!」
「だからお前はエスパーか!!」
俺達の街がその姿を失って三日が過ぎた。奇跡的に無事だった俺達の学校には、同じく奇跡的に無事だった人たちが一人また一人と集まり、その数が七十を越えた今もゆっくりと増え続けていた。
三日前に起こった大変動は、避難所の皆の言う噂では日本中で起こった事らしい。もっとも、テレビをはじめ現存する全ての通信機器が動かない今、その噂の信ぴょう性はそう高くはないだろう。しかしそんな噂が蔓延する程の被害だったのは間違いなかった。なぜなら学校に避難してきた人達の、そのほとんどが家族や友人を無くしているのだから。
ここまでひどい状況の中、俺の家を中心に半径百メートル程の範囲はそこまでの被害ではなかったのは、たまたま六方結界に込めた俺の魔力が本来の数倍の強さだった為。つまりただの偶然でしかなかった。
「おーい、瑛太! 体育館の方の手が足りないらしい。ちょっと手伝ってきてくれー!」
校庭に設置された仮設テントで昼の炊き出しをしていた親父にそう言われ、わかったと短い返事を返し俺は校門での避難民誘導の手伝いを切り上げ、足早に体育館へと向かった。
「あのー、こっち手が足りないって聞いて来たんですけど…… っと正司、お前もこっちに居たのか」
入口傍で、近隣の今は廃屋となってしまった家から運び込まれた大量の布団に悪戦苦闘する正司を見つけ駆け寄る。
「おー、病み上がりとはいえ普通に動けるし、何かしてないとさ……」
そう言って正司が視線を送った先には、先の大変動で大けがを負い身動きの取れない人たちが横になっていた。
「ま、俺にも何か出来る事があるって事だ。ん…… よし。ちょっとこれ運ぶの手伝ってくれ」
三枚の折りたたまれた敷布団を一つにして、その両端を二人で持ち上げる。どうやら積み上げられたこれらを館内に等間隔で置いていくらしい。俺たちは汗を流しながら暫くの間その作業を続けた。
布団を持ち上げて入口から目的の場所まで。その往復を何度か繰り返した頃、ふいに正司がそれまでの軽口とは違った、妙な事を言い始めた。
「そうだ瑛太、後でちょっと相談…… って程じゃないけど、ちょっと話があるんだよ」
「なんだよ、ここで言えばいいじゃないか」
それはそうなんだけどと少し訳ありな様子で笑って正司が続ける。
「ちょっと言い辛い事だからさ、これが終わったら俺達の教室で待っててくれよ。俺は別の手伝いが少しだけあるけどすぐ行くからさ」
笑ってはいるものの、正司の雰囲気はどこかシリアスに感じた。
「しゃーねぇなぁ、わかった教室だな。先に行っとくからさっさとこいつを終わらせようぜ」
「おう、んじゃパパっと終わらせるか」
そうして俺たちは再び軽口をたたき合いながら布団の塊を運び続けた。
教室の時計が十五時を少し過ぎた頃、俺は座り慣れた窓際の席で椅子を傾けていた。眼下では今もまた新たな避難民が校門から現れていた。あの人も夜通し歩いて来たのだろうか。
三日の間に分かった事の一つが、俺の六方結界の範囲外において文明の利器と呼ばれるものは全て使用不可能になっていた事。結界内の人はスマホや懐中電灯を使えたのだが、外の人たちが持つそれらは、何をどうしたってうんともすんとも言わないという絶望的な状況だった。
「真っ暗な中、あんな街並みを歩いて来たんだよな……」
俺は締め付けられる胸の内を忘れる様に、少しだけ強く目を閉じた。
「あ! なんだやっぱりここに居たか!」
ガラガラと勢いよく正司が現れ、教師の様に教壇に立つ。
扉を開けて正司が入ってくる光景をひどく懐かしく感じたのは気のせいだろうか。
あれ? っていうか、なんか俺責められた?
「おいおい、お前が俺達の教室で待ってろって言ったんだろ。頼むぜまったく……」
「いや俺とお前、教室別じゃん!」
…………あ。
「あ、じゃねぇよ!」
「頭の中の言葉に突っ込むんじゃねぇ! …………プッ」
「フ、フフッ……」
俺たちは堪えきれず大いに笑った。惨状を目の当たりにし、軽口を言い合っている間もどこか我慢していた様な少し湿っていた雰囲気を吹き飛ばす様に、俺たちは腹を抱えて笑い合った。
転げる様に笑い合った後、ひぃひぃと息を整えながらやっと正司が話を進めはじめた。
「はぁ…… あー笑った! よし、本来の目的を忘れちまう前に話しとかねーとな」
「あぁそうだ、俺危うく忘れるとこだったわ。で、話ってのは何だよ」
さっきまでとは打って変わって、どことなく神妙な空気が教室に行き渡る。
「お前さ、ここで金森に会ったか?」
「…………いや、会ってない」
あの日、チンピラに襲われたゆっこを家に送り届けたのを最後に、俺は彼女と会っていないし連絡も取っていなかった。
「だよな。無事ならいいんだけど……」
「ああ、あいつの家もそれほど遠くないはずなんだけどな…… って、話ってその事か? だったら別にここじゃなくても……」
俺の言葉を途中で止める様に正司は俺の前の席、ゆっこの席に腰を下ろした。
「今のはただ友達を心配しただけのやつな。本題は今から言うよ。お前さ、大変動の時に俺が言ったこと覚えてるか?」
正司が言ったこと? なんだっけか。
「避難所の人たちと色々と話してみたんだけど、ちょっとな…… おかしいんだよ」
周りに誰も居ないにも関わらず正司は声を落としている。
「おかしいって?」
「お前も見たよな? あの時…… 足がすくむほどの大きな揺れと共に現れた、目を閉じてしまうほどの白い光……!」
真に迫る表情で正司が続ける。
「おかしいんだよ! 誰に聞いてもそんな光は見てないって、お前の勘違いじゃないのかって! 違うんだよ、俺は絶対に見たんだ! 全てを覆いつくすような二つの光をさ!」
「ちょっと待て…… 今なんて言った……?」
おいおいおい、それはない、そんなわけないだろ?
「だからさ! 見たって言ってんだよ! 二つのすげぇ光を!!」
「……まじか。それはもう確定だな」
予想していなかった状況と、最初に正司から聞いたタイミングで気づかなかった自分の間抜けっぷりに、全身から力が抜けていく。だらんと両手を下ろした抜け殻の様な俺を目が点になった正司が見つめる。
「お、おい…… 瑛太…… ど、どうした?」
「いや、うん…… どこから説明すればいいか……」
どういえばすんなり理解してもらえるかを暫く考えたのち、俺はそれをあきらめていっそ清々しく言う事にした。
「ぱんぱかぱーん おめでとー しょうじくん きみはまほーつかいになりましたー」
……
…………
………………。
無音のまま流れる時間が痛い。目を点にしたまま時間停止していた正司の眉が、ピクピクと小さく動き出す。
「ハッ……!? い、いやいや…… え? 何言ってんの? 魔法ってお前……」
ビクッと体をゆすって正気に戻った様子の正司は、ぶんぶんと首を振ってみたものの、いまだ頭の中にハテナが飛び交っているらしい。
このままでは夜中になっても信じてもらえなさそうなので、俺は最後の手段に出る事にした。右手を正司に向けて伸ばすと、目の前に差し出された掌に正司の目が釘付けになる。
「悪く思うなよ。大丈夫心配するな、今さっき調べてみたら結構魔力高そうだったし」
掌から俺の顔に視線を動かした正司の頭上にうっすらとしたハテナが見えそうだ。
「じゃぁそういうわけで………… 氷礫」
俺の手と正司の頭の間にゴルフボール大の氷の礫が一つ生まれる。
「……え?」
本能で嫌な予感というモノを感じたのか、ひきつった顔のまま首を傾げる正司に満面の笑みで微笑んだ後、俺は放った。
ゴンッという鈍い打撃音が教室にこだまする。
額に飛来した物体の勢いで後ろに弾けた正司の体は、ゆっこの机の上で綺麗に仰向けになっていた。
「痛ってぇぇぇぇぇぇーーー!?」
今度は正司の悲鳴が教室にこだました。
額に立派なたんこぶを携え喚き散らす正司を見つめながら、俺は心の中でちょっとだけ謝罪をした。
そんな俺の謝罪に気付くわけもなく、額に両手を当ててのたうち回る正司はその勢いで机から落下し、今度はその後頭部を床に打ち付ける事になるのだが…… それはまた別のお話。
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「だからお前はエスパーか!!」
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