学生旅行紀

ヨージー

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事件

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 やっとトイレに入れた。吉永は個室に入る。先ほどまではとても言い出せなかったが、強烈な吐き気を抱えていた。それが単に二日酔いに依るものなのか、死体を見たからなのかは判然としなかった。萩谷夫人は澤村に任せて、建物の東側三階の階段脇にあるトイレに向かうことが出来た。ホテルスタッフはまだ正確な情報を伝達しきれていないようで、慌てるスタッフと通常業務に取り組むスタッフ、それぞれをここまで向かう道中に見かけた。不動という医者は篠田という女性が死んでいることを一応脈などを見て確認していた。素人目でも明らかに死んでいることは分かったが、正規の手続きということかもしれない。それとも明らかな殺人に医師も動揺したのだろうか。このあと自分たちはどうなるのだろうか、と考える。少なくとも、今日の旅行プランはおじゃんだろう。須田が嘆きそうだ。そうだ、須田は事情を知っているのだろうか。死体を自分たちが見つけてからそれなりに時間がたっている。朝食は食べられないかもしれない。須田だけで食べているだろうか。食べていそうな気がした。食欲はあまりないが、滅多に泊まることのないであろう、高級ホテルの食事を食べ逃してしまうのは残念だった。死体を見かけるという異常事態で、そんなことを考えることが不謹慎にあたるかと少し思ったが、死体を見かけたら断食しなくてはならないなんて聞いたことがない。そんなことが成り立っていたら、流石に自分も知っているだろう。旅行、そうだ、今は旅行中だ。学校に戻ったら、サークルの連中に自慢できるだろう。この考えの方が不謹慎だなと思った。吉永は複数のサークルを掛け持ちしているが、サークルの仲間たちと旅行にでかけたことはあまりない。数少ない彼らとの旅行はいまいち盛り上がりに欠けた印象を覚えている。しかし、今回の面子での旅行は年に数回ずつ行っているが、そこそこ楽しんでいると自覚できる。彼らの何がいいのだろうか。特に三人でひとつのことに取り組んだ印象はない。そこがいいのだろうか。ある意味で自分が最も自由に活動できる集団なのかもしれない。集団というのはそれぞれ程度の違いこそあれ、行動に制約のかかるものだと思う。二人にはそんな気を回す必要をあまり感じない。これが相性というものだろうか。
少し体調が持ち直した。トイレをでて、須田に情報を知らせに向かうことにした。澤村にはメッセージを送っておくことにする。須田の反応が楽しみだった。ああ、不謹慎と自覚する。

 ラウンジがあわただしくなってきた。食事の時間はまだ残っているが。ホテルスタッフがラウンジのスタッフと何か相談している。須田は彼らの服装の異なりから区別しているが、兼任しているようなこともあるだろうかと考えた。ラウンジからはすでに何組かの宿泊客が食事を終えてでていっている。自分もゆっくりと食事を進めてはいるが、食べ終わってしまいそうだ。食べ終わったあとに二人が来たら、入れ替わりに部屋に戻ろうか、さすがに具合が悪いかな、とも思う。二人とも遅すぎはしないだろうか。食事は抜くつもりなのだろうか。いい宿に泊まっているというのに、彼らには貴重な機会ではないのだろうか。吉永はサークルの関連で他にもこういう機会が多くても不思議な気はしない。澤村はどうだろう。バイトばかりしているイメージだが、食事という点では飲食のバイトもしていた気がしたので、まかない中心の食生活が、あまり外食に期待しない人物にしているのかもしれない。須田は自分を振りかえる。自分は二人のようにサークルやバイトに精をだしていない。外食というのも学食くらいだ。自炊もそれなりにはしている。コンビニ弁当を外食というのなら、外食中心になってしまうだろうか。いや、そこまでのことはないだろう。ラウンジに吉永が入ってきた。こちらに視線を向け、なんとも言えない表情を向けてくる。先に食べていることに気づいたのだろうか。

 萩谷夫人はひどく動揺している。部屋の前からは移動させたが、中央階段そばの休憩スペースの椅子に座らせるだけでとても苦労した。それほどのことだ、と夫人を見ていることで澤村は実感した。とても話ができる状態ではない。唐突に言葉に出来ないような男のうめき声が聞こえた。休憩スペースを離れて見に行くと、死体の部屋に相馬の姿が見えた。うめき声は彼ではないと思った。きっと部屋の中に萩谷の夫の方がいるのだろう。彼らの脇のホテルスタッフと目があった。
「こちらに萩谷夫人がおられます」
澤村の声はホテルの通路に響いた。相馬がこちらに歩いてくる。澤村は気持ち姿勢をただした。自分がこの期を利用して相馬に取り入ろうとしているとは思わなかったが、姿勢をただしたことが、それを示しているようで後ろめたくなった。
「君は澤村くんだったね。由利さんをありがとう。君は下がってもらっていいよ」
相馬はそういって澤村を下がらせ、萩谷夫人の隣の椅子に腰掛けた。相馬は萩谷夫人に無言で視線を送る。萩谷夫人は膝の上で拳を固くしている。相馬はそこへ自分の手を重ねた。澤村はその場に急に居場所を失った気がして、階段を下りた。先ほどまでまるで当事者のような気がしていたが、部外者であると自覚できた。二人の元に行こう。吉永が須田のところへ向かった連絡は確認していた。一階についたあたりでサイレンが聞こえた。思ったより早い。どこかに駐在所でもあったのだろうか。

 吉永は体調が回復してきていた。はしが進む。ご飯が美味しい。
「流石高級ホテルだ、朝ごはんも絶品だな」
須田は頬杖をついてこちらを見ている。すでに食べ終わっているらしい。
「高級というよりは隠れ家なんだけどな。本当に高級だったら俺らみたいのが泊まれたりせんだろう」
「美味しいご飯ってのは二日酔いも治してくれるらしい」
「まあ、ご飯食べたら体調治るってタイプも聞いたことあるな。お前はもう少し上品に食べれないのか?」
須田はこちらを見て目を細める。
「いやいや、上品かは別にしても意地汚くはないだろう?」
吉永は机にこぼしていないことを手を広げてアピールした。
「それに、美味しそうに食べることも礼儀のひとつだろう」
須田はあきれ気味に吉永の言葉を聞き流す。
「死体を見たっていうくらいだから食欲減退してると思ったけど、お前には関係なかったな」
「それは、うーん、知らない人だからかもね。知っている人だったら、もっとげっそりしてたかも。それを言うなら須田は驚きが薄い」
須田は目を大きくする。
「ほら、驚いた」
「別にいいけど、話した甲斐がない」
「人は死ぬよ」
「そうだけど、明らかな他殺だぜ。この中に犯人が、とかないの?」
吉永はふざけて視線を左右に動かす。
「いや、ここにいる人に殺される理由が思い当たらない。他人事だな」
「緊張感ないのな。お前なら就活も楽勝だろうよ」
「お前らよく飯食べれたな」
澤村がいつのまにか席についていた。
「降りてこられたんだな。食えよ美味しい」
吉永は元気になった点をアピールする。

 「んじゃ、このあと事情聴取とかになるのかな?」
須田は澤村の話しに反応する。
「あ、確かに。俺と吉永って第二発見者じゃないかな」
澤村はごはんを飲み込み言う。
「本当に?ニュースじゃないか。サークルにいいお土産話しができた」
「吉永、さすがに不謹慎。でも、話したくなっちゃうよね」
「だまってるのは無理」
澤村が同意した。
「というか、学校にも報告しないとなのかな?」
須田はふと考えた。
「報告って誰にさ。まあ、でも大人の報告義務ってのがあるかもね。学長室とか?始めて行くことになるな」
「吉永は単位不足で留年危機だから、元々行く予定だったさ」
「澤村だってバイトであんまり授業行ってないだろ?」
「いや、俺は休める回数きちんと確認してる」
「こないだ研究室見学で、そういう管理をノートで付けだしたら、学生終わりだって先輩が言ってたな」
「須田は何研だっけ?でも、その先輩だって方法知ってるんだから使い古された手法ではあるんだよ。皆やってんのさ」
「研究室か、あんま考えてないな。研究室紹介が学園祭と同じタイミングってのがまず行く気にならない」
「吉永だって来年は研究室だから猶予ないよ。あ、留年か」
「いや実際そこまでのことにはなってないよ」
「おい、あれ警察じゃない?」
澤村がラウンジの入り口に視線を向ける。
確かに警官らしき人物がホテルスタッフと密談しているように見える。
「あ、大場さんだ。ちょっと挨拶してくる」
吉永が席を離れた。
「あいつ何というか精力的に生きてるよな。今この状況で、そうなるんだもんな」
吉永はお茶を飲みながら言う。確かにあれくらいアグレッシブに生きるのも人生を謳歌する、という在り方に感じられなくはない、と須田は内心同意した。

「えっと、篠田さんとは昨日が初対面でした」
太田という警官は澤村を別室に通して質問している。部屋は宿泊客向けではなく、事務室といった様子で、部屋には、太田、澤村の他にエイチエムの二人とホテルスタッフが一名いた。萩谷夫人は自室で休んでいる。
 太田はホテルスタッフと話をまとめて、宿泊客を自室待機にさせた上で、このホテルで亡くなった篠田と面識があったと思われる人物を調査していた。まもなく警察の応援が来るとのことだ。太田自身はやはり近辺の駐在所から派遣されただけのようだ。その割にはしっかり対応していると澤村は感心している。
「澤村さんはどうして篠田さんたちに話しかけたのかな」
太田はメモから目を離して質問する。
「あ、それは彼、うちの会社を志望するらしいんだよ」
少し離れた席にいた相馬が口を挟んだ。
「そうだろ?澤村くん」
「はい、その通りです」
澤村は誰に敬意を払うべきか戸惑い、変な声色になった。
「なるほど、ありがとうございます。そのあたりはまた応援が来た際にも聞かれるとは思いますが、ご協力お願いします」
澤村は自分を一人の社会人として扱う太田の対応に好感を持った。須田と吉永は自室で荷物をまとめているだろう。吉永は荷物をかなり散らしていた印象だ。当の本人はそのことよりもかの大場さんと話す時間を失って残念がっていた様が思い出された。須田も須田で、今日の旅行続行は無理だろうと項垂れていた。須田は今回のために、初めてバイトに挑戦していたわけだし、よほど楽しみにしていたのだろう。自分は二人と一緒に帰れるのだろうか。

 スーツ姿の刑事が部屋から帰っていったのは数分前のことだった。吉永は遺体の第二発見者ということから、それなりの事態を考えていたが、簡単な質問を幾つかと、連絡先を聞かれるに留まり、やや拍子抜けした。しかし、ラウンジから部屋に戻る際に、澤村だけが別室に連れていかれたことには少し驚いた。亡くなった篠田という人と昨日話していたらしいと須田に言われて納得はしたが不安にはなる。一応先ほどの刑事には昨晩は酔った自分を介抱してくれていた点を伝えておいた。介抱された自分が何も覚えていないので信憑性はないと判断されそうだが、何もしないよりは自分の気分が増しだった。しかし、あの刑事たちは一部屋、一部屋同じように聞き回るのだろうか。なかなか大変に思われたが、容疑者が建物内に絞られているだけ増しなのだろう、と考え直した。刑事とはなかなか厄介な仕事のようだ。ただ、一つ吉永には喜ばしい出来事があった。それは、大場がこの件にかなり注目を示したことだ。ラウンジで分かれるまでに、事件について話したが、昨晩の肩透かしな対応が嘘のように、吉永の話し聞き入ってくれた。おまけに、遺体の第二発見者だから何か警察から連絡がくるかもしれない、という心もとない戦術で、見事に新情報の共有を図るという名目で連絡先を交換できた。亡くなった篠田という人には悪いが、吉永はすこぶる上機嫌だった。仮に旅行がここで終わることになったとしても元手以上の見返りがあったといえる。須田にはとても言えない話だと思った。

 刑事からの質問は、一応話のすり合わせなどが起こらないよう、吉永とは別で行われた。あとから聞いた話だが吉永と刑事から聞かれた内容は、ほぼほぼ変わらないものだった。吉永も澤村のことを気にかけていたようで、昨晩は自分を介抱していたと伝えたそうだ。須田もホテルを決めたのは自分だったことと、エイチエムなる会社のことは全く知らなかったことを強調して伝えた。旅行がこのまま中座させられることは明白だったが、澤村だけここに残して帰るのは忍びなかった。いつホテルからでられるか分からなかったので、今晩宿泊予定のホテルへのキャンセルはまだしていない。警察にキャンセル料は期待できないだろうとは思いつつ、一縷望みを抱いていた。吉永としばらくこの旅行計画の変更案を話していると澤村が部屋に戻ってきた。
「なんか大した話もしないまま解放されちゃった」
澤村は頭を掻きながら笑っていた。
「なんだ容疑者じゃなかったのか?」
そういう吉永も表情は笑っていた。
「多分だけど、俺らはホテルの宿泊客全員への聞き取りが終わった時点で帰ってよくなるらしい」
「それは‥、朗報だな」
須田は頭のなかで、旅行のプランを組み直し始めた。
「なんか事件の新情報はなかったのか?」
吉永は帰れることよりもそちらを気にしているようだ。
「いや、質問されてただけだしな。相馬さん、あ、会社の代表はともかく、連れ立っていた萩谷さん夫婦はかなりまいってしまっていたし。奥さんなんて、自室で寝混んじゃったらしい」
「それは、そういうことになる人もいるだろうな。人が一人亡くなった訳だし」
「ともかく、俺らは出ろって言われたときにすぐホテルでられるように荷物まとめておこう」
須田は勢いよく立ち上がった。

 澤村は車に荷物を載せながら、改めてホテルの外観を眺めた。到着した際の「立派だ」という印象とは別に忘れられない場所になったな、と考えた。ここへの道中は須田に運転を任せていたので、今度は澤村が運転席に乗り込んだ。明日の行程は吉永の予定だ。今日が吉永の運転だったらどういうつもりだったのだろう。吉永は二日酔いは治ったと言っているが、とても運転を任せる気にはならなかった。今晩は自重していただきたい。その吉永は助手席で携帯を胸に抱えてにやにやしている。そこに質問すると面倒なことになる気がしたのであえて突っ込まないことにした。澤村はふと昨晩の話を思い出した。相馬は澤村に来月インターンを組んでくれるといい、連絡先を教えた。果たしてその約束は継続なのだろうか。こちらとしては連絡を待つしかなく、眠れぬ夜を過ごすことになりそうだと考えた。
「まずは町まで山道よろしく」
須田は旅行計画がよみがえり、表情が普段よりも明るいくらいだった。澤村はあまり運転に自身がなく、ここへ向かう道中の道で一時的に一車線になる所があり不安を抱えていた。対向車が来たときにどうしたらいいのだろう、と思うのだが、その質問で二人に不安がられたくないので、聞かないことにしている。あとは運次第だ。澤村はギアをドライブに入れて車を動かした。
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