悲哀人形日記 

龍賀ツルギ

文字の大きさ
31 / 77
第二部 蘭と蠍(サソリ)篇 二章

テニス部内での企み

◈修二がテニス部コーチに赴任して3日目。
立花真希は修二に声をかけられた。
真希は九藤学園1年。
女子にしては背は高く、シャープな顔立ちをしており、切れ長の瞳が特徴。
身長は172を超え、手足が長い美少女。
男子より女子にモテる。
肩幅までの髪を茶髪に染めていて、遊んでる側の生徒。
近所の道場で幼少より空手を習っており、昇段試験は取ってはいないが、段持ちクラスの腕前で、学園では入学当初に生意気そうだと言う事で呼び出されたが、2年男子の不良をのしてしまい、それからは絡まれる事は無かった。
中学までバスケットの選手であり、高校も部活はバスケットをやるつもりだったが、テニス部の先輩に生まれてから見た事がない、美しい美少年を見て、その美少年に近づきたくて、テニス部に入ったのだ。
和希だった。

積極的な真希は何度も和希にアプローチをかけたものの、けんもほろろだった。
美少年の和希はこのような事が中学時代から多く、女子に断りを入れる事には慣れていたのだ。
和希はテニス部以外の付き合いがあまりある方では無く、裏でもう交際してる女子がいるとの噂もあったし、実はゲイかもとの噂もあった。
しかし真希は諦めは悪い方で、何としても和希と付き合いたかったのだが。

ーーーーー
「なんですか?大野コーチ。」

コート外で、真希はぶっきらぼうに修二に答えた。真希はイケメンだが、どこかニヒルな雰囲気の修二は全く好みでは無く、むしろ反感すら持っていた。

「立花。まあ…そう冷たくするなよ。
そう言えば稲垣とは上手く行っているのか?」

「はぁ…それが大野コーチに何か関係でも有るんですか?」

「いやいや。立花に相談があってな。
実は稲垣の事なんだがな。
もし立花が良ければ部活動後にマックスバーガーでもどうだ?
シェイクでも奢るぜ。『笑』」

いやらしい笑みを浮かべて、修二は真希に相談を持ちかける。
真希も反発を覚えながらも、和希の事と言われれば、つい気になってしまう。
部活動後に修二と会うことを約束してしまう。
真希はマックスバーガーのチョコシェイクが大好きだったのだ。
それにもし大野が変な気を起こし、真希を襲おうとした!としても、真希は大野に負ける気は全くしなかった。
単に空手でボコにするだけの事だ。『笑』

「で…稲垣先輩の事がなんですか?大野コーチ。
まぁチョコシェイクとポテトはごちそうさまですけどね。」

シェイクを美味そうにズズズッと吸いながら、修二を上目に見る。
真希は九藤学園のブレザーだ。
九藤学園のブレザーは緑を基調にしたオシャレなデザイン。
緑の上着にチェックのスカート。
真希はミニっぽくしている。
ハイソックスは深い緑色でローファー。
健康的な真希の太腿にハイソックスが良く映えていた。

「立花は稲垣と付き合いたいんだろう?
もう何度もコクッたって聞いたぜ。」

「それが何か大野コーチに何か関係が有るんですか?」

ぶっきらぼうに真希は答える。
大野のニヤケ面が鼻についた。
機嫌が悪い時なら、強烈な突きを顔面にかます所だ。

「そんなに尖るなよ。
立花に悪い話をしようとしているんじゃない。
実は立花に俺の手伝いをしてもらいたくてな。
稲垣の事でな。」

「先輩の事?コーチ、まさか稲垣先輩になんかしようとしてるんすか?
だったら私はあんたを許さないっすよ。
骨をへし折りますよ!」

「待った待った!勘弁してくれよ。俺がお前に喧嘩で勝てる訳がないのは分かってるんだ。
まずは俺の話を聞いてくれ。
お前に悪い話じゃ無いんだ!『焦』
まずはこの動画を観て欲しいんだ。」

真希と修二はそれから10分ほどやり取りしていたが、修二は真希を必死に説得して、修二の見せたい動画を観てもらうようになった。
修二は私服のポケットからスマホを取り出すと、ファイルに記録されている動画を真希に見せる。
そこにはショッキングな映像が映し出されていた。

◈和希とツカサが全面合わせで抱き合うように連縛されて、弥子と真央に二人共に、肛門を電動アナルで責められている恥ずかしい痴態。
身につけるのは白いハイソックスだけの変態的な姿。
和希とツカサは緊縛されたすがたで、哀泣を流しあいながら悶え喘いでいる。
真希にとってあまりに刺激的過ぎる動画だ。

「なっ…なっ…なっ…なんすか?
これ。なんでこんな!動画が?
これをどこから手に入れたんだよ?コーチ!」

「驚いたろ。これが和希の正体なんだよ。
これは和希が自宅で調教されてる動画。
和希はマゾでゲイの奴隷何だよ。
俺はある人に依頼されて、和希をテニス部内でもマゾ調教する為に九藤学園のコーチに赴任したんだ。
で…俺以外の協力者が欲しくて、立花に白羽の矢を立てた。
できれば女子が良かったし、和希の後輩ならなおいい。
立花は女子テニス部員でもリーダー的な存在だしな。
テニス部員大勢で和希を奴隷調教して辱めたいんだよ。『笑』
もし立花が良ければ、依頼者にも会わせるし、うまくいけば高い報酬さえ得られるぜ。
一緒に和希をマゾ調教して和希の身体を弄ばないか?
どうだ?立花❓」

感想 0

あなたにおすすめの小説

邪神の祭壇へ無垢な筋肉を生贄として捧ぐ

BL
世間に秘された名門男子校・平坂学園体育科 空手の名選手であった高尾雄一は、新任教師として赴任する 高潔な人格と鋼のように鍛えられた肉体 それは、学園にとって最高の生贄の候補に他ならなかった 至高の筋肉を持つ、精神を削られ意志をなくした青年を太古の神に捧げるため、“水”、“風”、“土”の信奉者達が暗躍する 意志をなくし筋肉の操り人形と化した“デク” 消える教師 山奥の男子校で繰り広げられるダークファンタジー

吊るされた少年は惨めな絶頂を繰り返す

五月雨時雨
BL
ブログに掲載した短編です。

上司、快楽に沈むまで

赤林檎
BL
完璧な男――それが、営業部課長・**榊(さかき)**の社内での評判だった。 冷静沈着、部下にも厳しい。私生活の噂すら立たないほどの隙のなさ。 だが、その“完璧”が崩れる日がくるとは、誰も想像していなかった。 入社三年目の篠原は、榊の直属の部下。 真面目だが強気で、どこか挑発的な笑みを浮かべる青年。 ある夜、取引先とのトラブル対応で二人だけが残ったオフィスで、 篠原は上司に向かって、いつもの穏やかな口調を崩した。「……そんな顔、部下には見せないんですね」 疲労で僅かに緩んだ榊の表情。 その弱さを見逃さず、篠原はデスク越しに距離を詰める。 「強がらなくていいですよ。俺の前では、もう」 指先が榊のネクタイを掴む。 引き寄せられた瞬間、榊の理性は音を立てて崩れた。 拒むことも、許すこともできないまま、 彼は“部下”の手によって、ひとつずつ乱されていく。 言葉で支配され、触れられるたびに、自分の知らなかった感情と快楽を知る。それは、上司としての誇りを壊すほどに甘く、逃れられないほどに深い。 だが、篠原の視線の奥に宿るのは、ただの欲望ではなかった。 そこには、ずっと榊だけを見つめ続けてきた、静かな執着がある。 「俺、前から思ってたんです。  あなたが誰かに“支配される”ところ、きっと綺麗だろうなって」 支配する側だったはずの男が、 支配されることで初めて“生きている”と感じてしまう――。 上司と部下、立場も理性も、すべてが絡み合うオフィスの夜。 秘密の扉を開けた榊は、もう戻れない。 快楽に溺れるその瞬間まで、彼を待つのは破滅か、それとも救いか。 ――これは、ひとりの上司が“愛”という名の支配に沈んでいく物語。

完成した犬は新たな地獄が待つ飼育部屋へと連れ戻される

五月雨時雨
BL
ブログに掲載した短編です。

カテーテルの使い方

真城詩
BL
短編読みきりです。

機械に吊るされ男は容赦無く弄ばれる

五月雨時雨
BL
ブログに掲載した短編です。

鎖に繋がれた騎士は、敵国で皇帝の愛に囚われる

結衣可
BL
戦場で捕らえられた若き騎士エリアスは、牢に繋がれながらも誇りを折らず、帝国の皇帝オルフェンの瞳を惹きつける。 冷酷と畏怖で人を遠ざけてきた皇帝は、彼を望み、夜ごと逢瀬を重ねていく。 憎しみと抗いのはずが、いつしか芽生える心の揺らぎ。 誇り高き騎士が囚われたのは、冷徹な皇帝の愛。 鎖に繋がれた誇りと、独占欲に満ちた溺愛の行方は――。

スライムパンツとスライムスーツで、イチャイチャしよう!

ミクリ21
BL
とある変態の話。