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本編
罠に落ちた女教師
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◈こずえが静也の調教動画を見せられて動揺していた。
ーなんで…どうして静也が…こんな目に!
ピンポーン!
こずえの部屋のインターホンが鳴る。
宏明がこずえのマンションに顔を見せると言ってきたのだ。
こずえは般若の表情で乱暴にドアを開けた。
「うわっ…と危ないなあ。義姉さん。
危うくドアに殴られるとこだったよ『苦笑』」
「構わないでしょ!
怪我をするのはあんただしね!
それより早く部屋に入ってよ!
あんたみたいなヤクザ者が私の知り合いだなんて思われたら迷惑なのよ!」
やれやれと肩をすくめてこずえの部屋に入る宏明。
そんな宏明に冷たい視線を送りながら、こずえは静也の件を追及する。
「ひっ…宏明さん。
あんた静也に何をしたの?
あんたの返答次第じゃあ直ぐにでも警察に通報するわよ!
分かっているの!!!『激昂』」
こずえは宏明を怒鳴りつけるが宏明は全く動じない。
それどころかこずえを冷笑しているようだ。
「何を黙っているのよ!
なんとか言いなさい!」
こずえは頭に血が登り思わず宏明の左頬を全力で引っ叩いた!
激しい音が鳴りぶたれた宏明の左唇が切れて血が流れる。
「フフフ!ずいぶんと乱暴な事をするんだな。
義姉さん。」
こずえは宏明を睨みつけ叫んだ。
「当たり前でしょ!
なんの罪もない静也に対してあんな事を!
どちらにしろあんたは許せない!
私の過去の事も含めて警察に通報してあなたを逮捕してもらうわ!
聞いてるの??『怒』」
「ふん。まあ…その話は後ほど…ね。
それより義姉さん。早く出掛ける服装に着替えないと。
これから直ぐに出かけるんだぜ!」
「出掛ける?どこへ?」
「決まってるさ。義姉さんが会いたがっている愛しい静也の所にさ。
それとも今すぐに警察かい?
まあ…そうしたければ勝手にするがいいさ。
俺は構わねえ。
ただそうなれば面白い結末を迎えるぜ。」
「面白い?何も面白くなんかないわ!
ただあんたが脅迫罪で逮捕されるだけの事よ!」
「ハハハハ!
確かに俺は逮捕かもな!
2…3年は刑務所入りの可能性すら有るかもな。
ただ義姉さんの過去も全て知られて学校の教師は続けられなくなる。
それに義姉さんが過去に矢田家のマゾ奴隷だった過去も世間に知られる事になるぜ!
それでもいいのかい?『笑』」
「…………構わない!
あんたを刑務所に送る為ならね。
私の過去が知られても構わない!
覚悟の上よ。『怒』」
宏明は怒りに震えるこずえを冷笑していた。
その態度がこずえをさらに激昂させた。
「へぇ…さすがに腹が座っているね。
なるほど、義姉さんはそうかも知れないが、ただもう一人のマゾはどうかな?」
「マゾ…誰の事よ!」
「静也に決まっているさ。」
「しっ…静也がマゾですって!
ふざけないでっ!
静也はマゾなんかじゃないわ!
ふざけた事を言わないでよ!」
「いやいや静也はマゾさ。
それも生まれつきの真正。
義姉さんにも動画を見せてやったろう?」
「そ…それは…」
こずえは静也の動画をしっかりと見てはいなかった。
静也の哀れな姿の映像を観た瞬間、頭に血が昇って静也が感じていた事に気がつかなかったのだ。
無理やりレイプ混じりの陵辱されていると勘違いしていた。
だから静也の事も含めて警察に駆け込もうと思っていたのだが。
「なんだよ。良く動画を観てなかったな。
静也は調教師の由真に責められてマゾの血にすぐに目覚めたぜ。
もし義姉さんが警察に行けばあの動画が拡散される事になる。
そうすれば静也はもうこの弥里市では生きて行けないな。
弥里高校にも通えない。
ああ…静也は高校テニスではかなりの選手らしいがもうテニスも出来なくなるな。
まっ…それは義姉さんが警察へタレこんだせいだけどな。」
「……ふざけないで…なんで私が…『動揺』」
「そりゃそうさ。
元々俺は義姉さんだけに矢田家に戻って欲しかった。
静也は美少年だが俺は別にゲイじゃ無いし、男に興味なんかねえ。
それが義姉さんの巻き添えで静也の人生も終わり。
義姉さんも残酷な事をするよな。『笑』」
「わっ…私が私のせいで…しっ…静也の人生を…
そっそんな事やめて!
静也には何も関係無いことよ!
これは私とあんたや矢田。それにあの由真と言う女の問題でしょ!
静也はまだ!高校生なのよ!!!」
「ハハハハハ!
マゾに年齢は関係ないさ。
生まれ持った資質が大きいからな。
数多くのマゾ女を調教してきた俺には分かる。
で、義姉さんどうするんだい?
義姉さんが自分の為だけに俺や由真を警察に通報して、代わりに静也の人生を破滅させるか?
それとも俺の要求を飲んで静也を助け出すか?
義姉さんが選ぶのさ。『笑』」
「静也を助ける?
どうすればいいの?」
「簡単さ。
俺の言う通りにしてくれたら静也は解放してやってもいい。
静也調教の動画も削除してやる。
だいたい俺は男を調教して楽しむ趣味は無いからな。
由真も納得させてやる。
でもまずは義姉さん、静也に会いたいだろう。
だから外出用の服装に着替えて俺と一緒に出掛けるんだ。
義姉さんが一緒に来れば静也は解放してやるさ。
話はそれからだぜ❗️」
ーなんで…どうして静也が…こんな目に!
ピンポーン!
こずえの部屋のインターホンが鳴る。
宏明がこずえのマンションに顔を見せると言ってきたのだ。
こずえは般若の表情で乱暴にドアを開けた。
「うわっ…と危ないなあ。義姉さん。
危うくドアに殴られるとこだったよ『苦笑』」
「構わないでしょ!
怪我をするのはあんただしね!
それより早く部屋に入ってよ!
あんたみたいなヤクザ者が私の知り合いだなんて思われたら迷惑なのよ!」
やれやれと肩をすくめてこずえの部屋に入る宏明。
そんな宏明に冷たい視線を送りながら、こずえは静也の件を追及する。
「ひっ…宏明さん。
あんた静也に何をしたの?
あんたの返答次第じゃあ直ぐにでも警察に通報するわよ!
分かっているの!!!『激昂』」
こずえは宏明を怒鳴りつけるが宏明は全く動じない。
それどころかこずえを冷笑しているようだ。
「何を黙っているのよ!
なんとか言いなさい!」
こずえは頭に血が登り思わず宏明の左頬を全力で引っ叩いた!
激しい音が鳴りぶたれた宏明の左唇が切れて血が流れる。
「フフフ!ずいぶんと乱暴な事をするんだな。
義姉さん。」
こずえは宏明を睨みつけ叫んだ。
「当たり前でしょ!
なんの罪もない静也に対してあんな事を!
どちらにしろあんたは許せない!
私の過去の事も含めて警察に通報してあなたを逮捕してもらうわ!
聞いてるの??『怒』」
「ふん。まあ…その話は後ほど…ね。
それより義姉さん。早く出掛ける服装に着替えないと。
これから直ぐに出かけるんだぜ!」
「出掛ける?どこへ?」
「決まってるさ。義姉さんが会いたがっている愛しい静也の所にさ。
それとも今すぐに警察かい?
まあ…そうしたければ勝手にするがいいさ。
俺は構わねえ。
ただそうなれば面白い結末を迎えるぜ。」
「面白い?何も面白くなんかないわ!
ただあんたが脅迫罪で逮捕されるだけの事よ!」
「ハハハハ!
確かに俺は逮捕かもな!
2…3年は刑務所入りの可能性すら有るかもな。
ただ義姉さんの過去も全て知られて学校の教師は続けられなくなる。
それに義姉さんが過去に矢田家のマゾ奴隷だった過去も世間に知られる事になるぜ!
それでもいいのかい?『笑』」
「…………構わない!
あんたを刑務所に送る為ならね。
私の過去が知られても構わない!
覚悟の上よ。『怒』」
宏明は怒りに震えるこずえを冷笑していた。
その態度がこずえをさらに激昂させた。
「へぇ…さすがに腹が座っているね。
なるほど、義姉さんはそうかも知れないが、ただもう一人のマゾはどうかな?」
「マゾ…誰の事よ!」
「静也に決まっているさ。」
「しっ…静也がマゾですって!
ふざけないでっ!
静也はマゾなんかじゃないわ!
ふざけた事を言わないでよ!」
「いやいや静也はマゾさ。
それも生まれつきの真正。
義姉さんにも動画を見せてやったろう?」
「そ…それは…」
こずえは静也の動画をしっかりと見てはいなかった。
静也の哀れな姿の映像を観た瞬間、頭に血が昇って静也が感じていた事に気がつかなかったのだ。
無理やりレイプ混じりの陵辱されていると勘違いしていた。
だから静也の事も含めて警察に駆け込もうと思っていたのだが。
「なんだよ。良く動画を観てなかったな。
静也は調教師の由真に責められてマゾの血にすぐに目覚めたぜ。
もし義姉さんが警察に行けばあの動画が拡散される事になる。
そうすれば静也はもうこの弥里市では生きて行けないな。
弥里高校にも通えない。
ああ…静也は高校テニスではかなりの選手らしいがもうテニスも出来なくなるな。
まっ…それは義姉さんが警察へタレこんだせいだけどな。」
「……ふざけないで…なんで私が…『動揺』」
「そりゃそうさ。
元々俺は義姉さんだけに矢田家に戻って欲しかった。
静也は美少年だが俺は別にゲイじゃ無いし、男に興味なんかねえ。
それが義姉さんの巻き添えで静也の人生も終わり。
義姉さんも残酷な事をするよな。『笑』」
「わっ…私が私のせいで…しっ…静也の人生を…
そっそんな事やめて!
静也には何も関係無いことよ!
これは私とあんたや矢田。それにあの由真と言う女の問題でしょ!
静也はまだ!高校生なのよ!!!」
「ハハハハハ!
マゾに年齢は関係ないさ。
生まれ持った資質が大きいからな。
数多くのマゾ女を調教してきた俺には分かる。
で、義姉さんどうするんだい?
義姉さんが自分の為だけに俺や由真を警察に通報して、代わりに静也の人生を破滅させるか?
それとも俺の要求を飲んで静也を助け出すか?
義姉さんが選ぶのさ。『笑』」
「静也を助ける?
どうすればいいの?」
「簡単さ。
俺の言う通りにしてくれたら静也は解放してやってもいい。
静也調教の動画も削除してやる。
だいたい俺は男を調教して楽しむ趣味は無いからな。
由真も納得させてやる。
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だから外出用の服装に着替えて俺と一緒に出掛けるんだ。
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