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前章
罠にかかる少年
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佳代子に呼ばれた猪原が紅葉たちを離れに案内する。
ラグビー部部長の夏木龍司、1年の才賀幸也と長澤紅葉。
夏木と紅葉の二人はラグビーユニフォーム姿。
夏木は池崎高ラグビー部ユニフォームで、紅葉は練習用の紫の上着に白のショートパンツ、白のラグビー用ハイソックス。
紅葉は何故自分がラグビーユニフォームを着て来るように言われたかは不思議な感はあったのだが、椿を勇気づけると言われて、そのためならとユニフォームを着てきたのだ。
「こちらです。」
猪原がぶっきらぼうに夏木たちを離れに案内する。
そして扉を開けて3人を引き入れた。
浩がトイハウスと名付けた悪魔の巣食う館に。
トイハウス内に入るといきなり小さな小部屋がある。
小部屋は扉に鍵が掛けられていた。
「あのっ…このお部屋は…?」
あまりの禍々しさから紅葉は猪原に質問せずにはいられなかったが、猪原は紅葉の問いに無反応。
そして廊下の扉を開けると、中は広いフローリングの大広間になっていた。
南側がトイハウスの玄関口で、大広間の東側は大きな窓がいくつも有る。
西側は壁になっており一面全てにカーテンが引かれていた。
そして北側は祭壇のようになっていて、そこには等身大の十字架が据え付けられてあった。
十字架の端には治具が付属されている。
まるで人間を十字架に掛ける様に。
紅葉はあまりのいかがわしさに思わず息を飲み込む。
そしてソファーがあり前にはガラステーブル。
ソファーには浩が腰掛けて、優雅にコーヒーを飲んでいた。
「いらっしゃい。部長、才賀、長澤。
椿の様子を見に来てくれたんだね。『笑』」
にこやかな笑みを浮かべて3人を招き入れる浩。別段、病気にも見えないのだが。
何故か浩は夏木と同じラグビーユニフォームを着ていた。
ジャージ、ショートパンツ、ラグビーソックス。
フローリングの床なので足には室内用スリッパを履いていた。
「あのっ…由良先輩。高嶺先輩は?」
紅葉は椿はどうしたのだろう?と浩に問いかける。
「ああ。椿は今はリハビリの散歩に行っているよ。
しばらく寝たきりだったから身体が怠ってしまうって言ってね。
もうすぐ帰ってくるからみんなコーヒーでも飲んで待っているといい。
猪原、お客さんにコーヒーとお茶菓子の用意を。
豆はそうだな。キリマンジャロで行こう。」
浩は若いがコーヒーにはうるさくかなりの通だった。
猪原が3人のコーヒーとチーズケーキを支度してソファーに座る3人の前に置く。
猪原は大男だが、コーヒーをたてたり給仕の様な細かい事にも長けていた。
紅葉は椿の事が心配でコーヒーなど味わっている余裕などないのだが、今は椿を待つ事が肝要とコーヒーを飲んで待っていた。
✧上手い…このコーヒー…凄く美味しい…
キリマンジャロはコーヒーの味に詳しくない紅葉にとっても美味しいと思わせる一流の味。
しかし紅葉はまだ気付かない。このコーヒー、紅葉のコーヒーだけには睡眠薬が混入されていたのだ。
紅葉はチーズケーキにフォークを突き立てようとして意識を失ってしまった…
✧ああ…何…僕はいったい…
紅葉は目を引く覚まして…周りを見渡す…ここって高嶺先輩の暮らして…ええっ!これは何?
なんで僕が縛られているの…?
紅葉はラグビーユニフォーム姿で手枷、足枷を嵌められて、十字架に縛られていた。
そして紅葉は首にも違和感を感じる。
紅葉の瞳からは見えないが、首輪を嵌められていたのだ。
「目を覚ましたね。
軽い睡眠薬だから1時間くらいしか眠っていないよ。」
そうして笑いながら、浩、夏木、才賀の3人が十字架に磔にされてる紅葉に近寄る。
「部長…才賀君…由良先輩…これは何の冗談なんですか?
今すぐに僕を十字架から外して下さい!」
すると部長の夏木が紅葉に近づき、紅葉の頬を優しく撫でた。
夏木の瞳は性的興奮の為に潤んでいた。
その視線は紅葉の端正な顔やショートパンツから剥き出しになっている、白いハイソックスを履いた両太腿を舐める様な視線で眺めている。
「紅葉…お前は綺麗だ…俺はいつかお前をこのように縛って、そして愛してやりたかった。
俺はお前がラグビー部に入って来たら凄く優しくしたのに…お前は高嶺を慕って俺は無視…俺がどれだけ傷ついたと思う…どれだけ高嶺を憎んだと!思う!『怒笑』」
夏木は残忍に笑いながら紅葉の頬を撫で回す。
すると才賀が夏木の腕に自分の腕を回した。
そして夏木に寄りかかり夏木は才賀の手の甲を優しく撫でるが。
「幸也。済まないな。俺はお前と幼なじみで可愛い弟の様には思えるけど…性的対象として愛するのは無理だ。
許してくれ。『哀笑』」
才賀は夏木の腕にしがみつきながら首を振る。
「龍司さん、仕方ないっすよ。俺が龍司さんをガキの頃から想っているのは俺の都合だし、でも性的対象じゃなくても、獅子頭とかブルドッグとか幼少時から馬鹿にされていじめられていた俺を龍司さんだけが庇って守ってくれていた。
だから…俺は身体を鍛えて不良グループにも入って喧嘩を強くして…いじめられないようになったんです。」
「そうだったな。幸也は本当に強くなったよ。」
「小学生時代には龍司さんに喧嘩の仕方を学びましたしね。『笑』」
「今じゃ俺より強いだろ?」
「そんな…龍司さんと喧嘩するなんて俺には無理!
だって…だって…俺は龍司さんが好きだから…♡でも龍司さんはイケメン好きだし…もし…もし…俺が長澤みたいな顔をしていたら…俺を愛してくれましたか…?」
「うーん…それは分からないな?俺は幸也が保育園の時からの付き合いで、あまりにお互いを知りすぎてしまっているからな…
じつの弟みたいに思っているから、性的対象としては見られないかも知れない。」
「龍司さんは正直だよな。でも…そんな所も含めて、大好きです。」
そして才賀は十字架に磔の紅葉に対し、嫉妬に燃えた残忍な目を向ける。
✧なんで…才賀君はそんな目で僕を見るの?僕が才賀君に何かしたの…?
すると大広間の扉が開き、先程扉の向こうに行った浩と猪原が姿を見せる。
「おやっ、高嶺もやって来たみたいだな。
浩が迎えに行ったようだ。」
大広間に戻って来た浩の手にリードが握られている。
そしてリードの先には!
四つん這いで這っている椿の首輪にリードが繋がれていた。
椿は池崎高校ラグビー部ユニフォームの、折り返しに2本のイエローラインが入ったグリーンのハイソックスだけを身に着けた裸で四つん這いの犬歩きをさせられている。
手枷足枷を嵌められて、枷同士は肩幅の長さの鎖で繋がれて。
尻穴にはアナルバイブが挿し込まれ、アナルバイブには尻尾状の物が付属されている。
まるで犬の様に。
そして口には棒状の口枷が嵌められて口も利けない。
十字架に磔にされている紅葉を見た瞬間に驚愕の表情になり、同時に椿の瞳からは、大量の絶望に満ちた哀涙が流れていた❗️
ラグビー部部長の夏木龍司、1年の才賀幸也と長澤紅葉。
夏木と紅葉の二人はラグビーユニフォーム姿。
夏木は池崎高ラグビー部ユニフォームで、紅葉は練習用の紫の上着に白のショートパンツ、白のラグビー用ハイソックス。
紅葉は何故自分がラグビーユニフォームを着て来るように言われたかは不思議な感はあったのだが、椿を勇気づけると言われて、そのためならとユニフォームを着てきたのだ。
「こちらです。」
猪原がぶっきらぼうに夏木たちを離れに案内する。
そして扉を開けて3人を引き入れた。
浩がトイハウスと名付けた悪魔の巣食う館に。
トイハウス内に入るといきなり小さな小部屋がある。
小部屋は扉に鍵が掛けられていた。
「あのっ…このお部屋は…?」
あまりの禍々しさから紅葉は猪原に質問せずにはいられなかったが、猪原は紅葉の問いに無反応。
そして廊下の扉を開けると、中は広いフローリングの大広間になっていた。
南側がトイハウスの玄関口で、大広間の東側は大きな窓がいくつも有る。
西側は壁になっており一面全てにカーテンが引かれていた。
そして北側は祭壇のようになっていて、そこには等身大の十字架が据え付けられてあった。
十字架の端には治具が付属されている。
まるで人間を十字架に掛ける様に。
紅葉はあまりのいかがわしさに思わず息を飲み込む。
そしてソファーがあり前にはガラステーブル。
ソファーには浩が腰掛けて、優雅にコーヒーを飲んでいた。
「いらっしゃい。部長、才賀、長澤。
椿の様子を見に来てくれたんだね。『笑』」
にこやかな笑みを浮かべて3人を招き入れる浩。別段、病気にも見えないのだが。
何故か浩は夏木と同じラグビーユニフォームを着ていた。
ジャージ、ショートパンツ、ラグビーソックス。
フローリングの床なので足には室内用スリッパを履いていた。
「あのっ…由良先輩。高嶺先輩は?」
紅葉は椿はどうしたのだろう?と浩に問いかける。
「ああ。椿は今はリハビリの散歩に行っているよ。
しばらく寝たきりだったから身体が怠ってしまうって言ってね。
もうすぐ帰ってくるからみんなコーヒーでも飲んで待っているといい。
猪原、お客さんにコーヒーとお茶菓子の用意を。
豆はそうだな。キリマンジャロで行こう。」
浩は若いがコーヒーにはうるさくかなりの通だった。
猪原が3人のコーヒーとチーズケーキを支度してソファーに座る3人の前に置く。
猪原は大男だが、コーヒーをたてたり給仕の様な細かい事にも長けていた。
紅葉は椿の事が心配でコーヒーなど味わっている余裕などないのだが、今は椿を待つ事が肝要とコーヒーを飲んで待っていた。
✧上手い…このコーヒー…凄く美味しい…
キリマンジャロはコーヒーの味に詳しくない紅葉にとっても美味しいと思わせる一流の味。
しかし紅葉はまだ気付かない。このコーヒー、紅葉のコーヒーだけには睡眠薬が混入されていたのだ。
紅葉はチーズケーキにフォークを突き立てようとして意識を失ってしまった…
✧ああ…何…僕はいったい…
紅葉は目を引く覚まして…周りを見渡す…ここって高嶺先輩の暮らして…ええっ!これは何?
なんで僕が縛られているの…?
紅葉はラグビーユニフォーム姿で手枷、足枷を嵌められて、十字架に縛られていた。
そして紅葉は首にも違和感を感じる。
紅葉の瞳からは見えないが、首輪を嵌められていたのだ。
「目を覚ましたね。
軽い睡眠薬だから1時間くらいしか眠っていないよ。」
そうして笑いながら、浩、夏木、才賀の3人が十字架に磔にされてる紅葉に近寄る。
「部長…才賀君…由良先輩…これは何の冗談なんですか?
今すぐに僕を十字架から外して下さい!」
すると部長の夏木が紅葉に近づき、紅葉の頬を優しく撫でた。
夏木の瞳は性的興奮の為に潤んでいた。
その視線は紅葉の端正な顔やショートパンツから剥き出しになっている、白いハイソックスを履いた両太腿を舐める様な視線で眺めている。
「紅葉…お前は綺麗だ…俺はいつかお前をこのように縛って、そして愛してやりたかった。
俺はお前がラグビー部に入って来たら凄く優しくしたのに…お前は高嶺を慕って俺は無視…俺がどれだけ傷ついたと思う…どれだけ高嶺を憎んだと!思う!『怒笑』」
夏木は残忍に笑いながら紅葉の頬を撫で回す。
すると才賀が夏木の腕に自分の腕を回した。
そして夏木に寄りかかり夏木は才賀の手の甲を優しく撫でるが。
「幸也。済まないな。俺はお前と幼なじみで可愛い弟の様には思えるけど…性的対象として愛するのは無理だ。
許してくれ。『哀笑』」
才賀は夏木の腕にしがみつきながら首を振る。
「龍司さん、仕方ないっすよ。俺が龍司さんをガキの頃から想っているのは俺の都合だし、でも性的対象じゃなくても、獅子頭とかブルドッグとか幼少時から馬鹿にされていじめられていた俺を龍司さんだけが庇って守ってくれていた。
だから…俺は身体を鍛えて不良グループにも入って喧嘩を強くして…いじめられないようになったんです。」
「そうだったな。幸也は本当に強くなったよ。」
「小学生時代には龍司さんに喧嘩の仕方を学びましたしね。『笑』」
「今じゃ俺より強いだろ?」
「そんな…龍司さんと喧嘩するなんて俺には無理!
だって…だって…俺は龍司さんが好きだから…♡でも龍司さんはイケメン好きだし…もし…もし…俺が長澤みたいな顔をしていたら…俺を愛してくれましたか…?」
「うーん…それは分からないな?俺は幸也が保育園の時からの付き合いで、あまりにお互いを知りすぎてしまっているからな…
じつの弟みたいに思っているから、性的対象としては見られないかも知れない。」
「龍司さんは正直だよな。でも…そんな所も含めて、大好きです。」
そして才賀は十字架に磔の紅葉に対し、嫉妬に燃えた残忍な目を向ける。
✧なんで…才賀君はそんな目で僕を見るの?僕が才賀君に何かしたの…?
すると大広間の扉が開き、先程扉の向こうに行った浩と猪原が姿を見せる。
「おやっ、高嶺もやって来たみたいだな。
浩が迎えに行ったようだ。」
大広間に戻って来た浩の手にリードが握られている。
そしてリードの先には!
四つん這いで這っている椿の首輪にリードが繋がれていた。
椿は池崎高校ラグビー部ユニフォームの、折り返しに2本のイエローラインが入ったグリーンのハイソックスだけを身に着けた裸で四つん這いの犬歩きをさせられている。
手枷足枷を嵌められて、枷同士は肩幅の長さの鎖で繋がれて。
尻穴にはアナルバイブが挿し込まれ、アナルバイブには尻尾状の物が付属されている。
まるで犬の様に。
そして口には棒状の口枷が嵌められて口も利けない。
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