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前章
二人の少年奴隷
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「たっ…高嶺先輩…なんで…どうして…先輩がこんな目に…!」
驚愕する紅葉に対し、夏木が浩に変わって説明する。
「長澤。実は高嶺は浩の奴隷にされる為に由良家に来たのさ。
俺もそれを浩から知らされたのは、ほんの3日前の事だったけどな。
真相を知らされた時は驚いたぜ!
なんたって高嶺はまだ1年の時に千葉のラグビー強豪の風林高校で花園まで行って大活躍のスター選手。
そんな高嶺がなんでうちみたいなラグビー弱小校に来た理由は、高嶺の親父が事業に失敗してな。浩の親父からの金銭的支援の為に息子の椿を売り飛ばしたのさ。
こいつは金で由良家の息子の浩の奴隷にされたんだよ。
驚いた事に高嶺の親父は自分の息子が男娼として犯される事を知っていてこいつを売り飛ばしたのさ。
笑えるよなあ。『笑』
」
紅葉はこの世の出来事とも思えない夏木の言葉に口も利く事すら出来ない。
✧高嶺先輩が実の父親に男娼として売り飛ばされた…
高校ラグビーのスター選手で華やかな舞台で活躍していた高嶺先輩が…そんな理由で奈落の地獄に突き落とされてしまった…なんて…
椿は十字架に晒されている紅葉に全てを知られた哀しみに顔を背けて哀涙を流し続けていた。
椿はすぐにも立ち上がり紅葉を助けて十字架から解放したいのだが、椿の手枷と足枷が肩幅の鎖同士で繋がれている上に、両手首を繋ぐ鎖と両足首を繋ぐ鎖も1メートルにも満たない鎖で繋がれていて、四つん這いから立ち上がる事も出来ないのだ。
さらに怪力の大男の猪原もいる事から、鎖枷緊縛された椿にはどうする事も出来なかった。
さらに椿の口には棒を噛ませた形の口枷が嵌められており、椿は愛しい紅葉と話をする事さえ出来ない。
「高嶺先輩…なんで…高嶺先輩が…こんな目に…『涙』」
紅葉の綺麗な瞳からポロポロと涙が溢れる。
紅葉の視点から見える四つん這いにされて首輪を鎖で繋がれている椿の哀しい姿が滲んだ。
優しい性格の紅葉は十字架磔にされている惨めな姿の自分より、椿の事が心配で悲しかった。
「あああああ~っ…由良先輩…酷すぎます…高嶺先輩は高校ラグビー界のスターなのです!
あっ…あのっ…僕では駄目なのですか?
僕が高嶺先輩の代わりに由良先輩の奴隷になります!」
椿は紅葉がいったい何を言っているんだ!と紅葉の顔を凝視する。
そして号泣しながら口を利けないならと、思い切り首を振った。
✧駄目だ!長澤!何を言っているんだ!これは俺の問題で長澤には関係がないんだ!
うううっ…お願いします! 浩さま…俺はどんな風にされてもいいですから、長澤は巻き込まないで…お願い…お願いです…浩さま…長澤だけは…!
椿は哀泣しながら浩に縋る様な瞳を向ける。そして浩の足元で、まるで犬がするみたいに手枷を嵌められた両手を揃えて膝立ちになり、まるでおちんちんをする様な姿になった。
そして椿の涙に濡れた瞳は必死に浩に訴える。
✧お願いします…紅葉は助けて下さい…
僕は一生懸命にマゾ奴隷として浩さまに…お仕えいたしますから…『涙』
浩には椿が何を訴えてるのかは理解できたが。
「残念だけど、僕にはどうしようもないんだ。
僕は長澤を巻き込む気なんか無かったけど、夏木部長が長澤にご執心でさ。
これからも部長とは仲良くしていきたいし、椿の事も知られてしまったからね。
協力していきたいんだよ。
それは才賀ともね。
だから諦めて。椿。」
✧駄目…駄目…それだけは駄目…お願いです…お願いです…お願い…します…
椿は浩の足元で膝立ちになりながら両手を握り、まるで浩が神様になった様にお願いを続け、やがて床に突っ伏して激しく泣き始めた。
「おいおい長澤。愛しい高嶺の姿をよく見て見ろよ!乞食の様に這いつくばって惨めなもんだよなあ!笑えるぜ!」
実は高嶺には反感を持っていた才賀は椿の惨めな姿を嘲笑する。
紅葉はそんな卑劣な言葉で椿を貶した才賀に激しく怒りに満ちた視線で睨みつけた。
「なんだよ長澤!そのツラは!てめえちょっとばかりツラがいいからって粋がるなよ!こらっ!」
才賀が紅葉の髪を鷲掴みにして扱きあげる。
髪を引っ張られる痛みに顔をしかめる紅葉。
しかし紅葉も負けてはおらず才賀の顔面に唾を吐きかけた。
「うわっ!きったねえな!このクソが!」
才賀が紅葉の顔面を殴りつけようとすると、夏木が才賀の手首を強く握り締めて、才賀の右手首が白く染まる。
「何をやってるんだ?幸也、お前でも長澤の顔に手を出す事は許さんぞ!」
愛する夏木に叱られて才賀は肩を落とす。
しかし視線は紅葉を睨みつけていた。
「龍司さん!すまねえ。でも…これじゃ俺の気が収まらねえよ…」
肩で息をしながら興奮を抑えきれない才賀。
そんな才賀に夏木は残酷な提案を思いつく。
「…どうすればいいかな?俺にとって幸也は弟みたいなものだし、長澤は…好きになってしまったからな。
そうだ!俺は1年生同士仲良くして欲しいんだ。
だからまずは幸也が長澤の身体を解してやれ。
長澤に男同士の身体で愛し合うゲイの快感を教えてやってくれ。
俺を愛するつもりで長澤を責めるんだ!
出来るな!幸也!」
夏木の提案は思わぬ物だったが、才賀の目が紅葉に注がれた。
先程の睨みつける対象でなく、性的対象としての淫らな視線で。
十字架に縛られている紅葉の全身に悪寒が走る。
「龍司さん!俺が長澤を弄んでいいんだな。
よし!やってやるぜ!こいつに男の良さをたっぷりと教え込んでやる!
覚悟しな!長澤紅葉❗️」
驚愕する紅葉に対し、夏木が浩に変わって説明する。
「長澤。実は高嶺は浩の奴隷にされる為に由良家に来たのさ。
俺もそれを浩から知らされたのは、ほんの3日前の事だったけどな。
真相を知らされた時は驚いたぜ!
なんたって高嶺はまだ1年の時に千葉のラグビー強豪の風林高校で花園まで行って大活躍のスター選手。
そんな高嶺がなんでうちみたいなラグビー弱小校に来た理由は、高嶺の親父が事業に失敗してな。浩の親父からの金銭的支援の為に息子の椿を売り飛ばしたのさ。
こいつは金で由良家の息子の浩の奴隷にされたんだよ。
驚いた事に高嶺の親父は自分の息子が男娼として犯される事を知っていてこいつを売り飛ばしたのさ。
笑えるよなあ。『笑』
」
紅葉はこの世の出来事とも思えない夏木の言葉に口も利く事すら出来ない。
✧高嶺先輩が実の父親に男娼として売り飛ばされた…
高校ラグビーのスター選手で華やかな舞台で活躍していた高嶺先輩が…そんな理由で奈落の地獄に突き落とされてしまった…なんて…
椿は十字架に晒されている紅葉に全てを知られた哀しみに顔を背けて哀涙を流し続けていた。
椿はすぐにも立ち上がり紅葉を助けて十字架から解放したいのだが、椿の手枷と足枷が肩幅の鎖同士で繋がれている上に、両手首を繋ぐ鎖と両足首を繋ぐ鎖も1メートルにも満たない鎖で繋がれていて、四つん這いから立ち上がる事も出来ないのだ。
さらに怪力の大男の猪原もいる事から、鎖枷緊縛された椿にはどうする事も出来なかった。
さらに椿の口には棒を噛ませた形の口枷が嵌められており、椿は愛しい紅葉と話をする事さえ出来ない。
「高嶺先輩…なんで…高嶺先輩が…こんな目に…『涙』」
紅葉の綺麗な瞳からポロポロと涙が溢れる。
紅葉の視点から見える四つん這いにされて首輪を鎖で繋がれている椿の哀しい姿が滲んだ。
優しい性格の紅葉は十字架磔にされている惨めな姿の自分より、椿の事が心配で悲しかった。
「あああああ~っ…由良先輩…酷すぎます…高嶺先輩は高校ラグビー界のスターなのです!
あっ…あのっ…僕では駄目なのですか?
僕が高嶺先輩の代わりに由良先輩の奴隷になります!」
椿は紅葉がいったい何を言っているんだ!と紅葉の顔を凝視する。
そして号泣しながら口を利けないならと、思い切り首を振った。
✧駄目だ!長澤!何を言っているんだ!これは俺の問題で長澤には関係がないんだ!
うううっ…お願いします! 浩さま…俺はどんな風にされてもいいですから、長澤は巻き込まないで…お願い…お願いです…浩さま…長澤だけは…!
椿は哀泣しながら浩に縋る様な瞳を向ける。そして浩の足元で、まるで犬がするみたいに手枷を嵌められた両手を揃えて膝立ちになり、まるでおちんちんをする様な姿になった。
そして椿の涙に濡れた瞳は必死に浩に訴える。
✧お願いします…紅葉は助けて下さい…
僕は一生懸命にマゾ奴隷として浩さまに…お仕えいたしますから…『涙』
浩には椿が何を訴えてるのかは理解できたが。
「残念だけど、僕にはどうしようもないんだ。
僕は長澤を巻き込む気なんか無かったけど、夏木部長が長澤にご執心でさ。
これからも部長とは仲良くしていきたいし、椿の事も知られてしまったからね。
協力していきたいんだよ。
それは才賀ともね。
だから諦めて。椿。」
✧駄目…駄目…それだけは駄目…お願いです…お願いです…お願い…します…
椿は浩の足元で膝立ちになりながら両手を握り、まるで浩が神様になった様にお願いを続け、やがて床に突っ伏して激しく泣き始めた。
「おいおい長澤。愛しい高嶺の姿をよく見て見ろよ!乞食の様に這いつくばって惨めなもんだよなあ!笑えるぜ!」
実は高嶺には反感を持っていた才賀は椿の惨めな姿を嘲笑する。
紅葉はそんな卑劣な言葉で椿を貶した才賀に激しく怒りに満ちた視線で睨みつけた。
「なんだよ長澤!そのツラは!てめえちょっとばかりツラがいいからって粋がるなよ!こらっ!」
才賀が紅葉の髪を鷲掴みにして扱きあげる。
髪を引っ張られる痛みに顔をしかめる紅葉。
しかし紅葉も負けてはおらず才賀の顔面に唾を吐きかけた。
「うわっ!きったねえな!このクソが!」
才賀が紅葉の顔面を殴りつけようとすると、夏木が才賀の手首を強く握り締めて、才賀の右手首が白く染まる。
「何をやってるんだ?幸也、お前でも長澤の顔に手を出す事は許さんぞ!」
愛する夏木に叱られて才賀は肩を落とす。
しかし視線は紅葉を睨みつけていた。
「龍司さん!すまねえ。でも…これじゃ俺の気が収まらねえよ…」
肩で息をしながら興奮を抑えきれない才賀。
そんな才賀に夏木は残酷な提案を思いつく。
「…どうすればいいかな?俺にとって幸也は弟みたいなものだし、長澤は…好きになってしまったからな。
そうだ!俺は1年生同士仲良くして欲しいんだ。
だからまずは幸也が長澤の身体を解してやれ。
長澤に男同士の身体で愛し合うゲイの快感を教えてやってくれ。
俺を愛するつもりで長澤を責めるんだ!
出来るな!幸也!」
夏木の提案は思わぬ物だったが、才賀の目が紅葉に注がれた。
先程の睨みつける対象でなく、性的対象としての淫らな視線で。
十字架に縛られている紅葉の全身に悪寒が走る。
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