◈縄炎のラグビー少年 

龍賀ツルギ

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後章

俺にラグビーを教えてくれ❗️

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椿は紅葉とのダブル調教を受けた翌週から池崎高校に登校する様になった。
クラスメイトを驚かせたのは、椿の雰囲気が大きく変わった事。
以前の椿はラグビー部で紅葉と練習している時以外は暗い顔をして、クラスメイトともあまり口を利かず、淋しそうに机に座っている事が多かった。
ところが長期休みから出てくるなりクラスメイトとも積極的に触れ合うようになった。
またそれまでは一人称を俺と言っていて、どちらかと言えば野卑な言葉遣いだったのが、自分を僕と言うようになりクラスメイト達にも礼儀正しい言葉遣いをする様になっていた。

椿のクラスは2年C組。
A組だけが成績優秀者上位の特進組で受験に合わせた組なのに対しB組からF組までは成績が普通の生徒が集まっている。
それだけに学園生活を楽しみたい生徒たちが多く、椿のC組は学校行事に積極的なクラスだった。
そんなC組で椿の人気が高まる事になったのが学校の球技大会だった。

椿はソフトボールの選手として出場した。
椿はラグビーで花園で活躍しただけあって運動神経抜群。
千葉市の中学時代には中学ラグビーの有名選手であったが、椿の通っていた中学はラグビー部と野球部が強い中学で、野球部顧問にかなり熱心にスカウトされて、顧問同士でトラブルになった事があるくらいだったのだ。

椿はショートで4番。
本職の野球部員より上手いくらいで、守備が抜群に上手く、また打席に立てばほぼ全ての打席でホームランを打ち、決勝の教師選抜チームを破り、椿の活躍で池崎高校ソフトボール大会の優勝は2年C組になった。
また体育の授業では怪我をしたクラスメイトの応急処置に冷静に対応して軽症で済ませたり、クラスメイトが他校の不良に絡まれた時に、3対1を相手にして撃退してクラスでも信頼されるようになっていた。
また椿も池崎高に来るまではラグビーだけが学校生活そのもので、クラスメイトとの親睦はまた新鮮であり、学園生活を楽しめるようになっていた。

ラグビー部も愛する紅葉と共に練習して道具やグラウンド整備なども熱心に行い、また由良家に戻れば、マゾ奴隷として浩に懸命に仕えて、浩にも満足してもらえるように努力をしている。
そうでないと椿は学校に行けずに特別調教を受ける事になってしまうし、椿は学校を休むのが嫌だった。
また浩への務めも紅葉がトイハウスに訪れてのダブル調教を受けてくれるので、椿にとっても紅葉と共に調教を受ける事が苦になるどころか、喜びにさえなっていたのだ。
真正マゾの椿にとって緊縛されるのは悦び。
浩に対しても心からマゾ奴隷として仕える悦びを込めて奉仕する。

紅葉が来る時は夏木や才賀もやって来て、椿や紅葉に辱めを与えるのだが、責めれば責めるほど奴隷少年たちの愛が深まるようで、紅葉を愛して、椿に深く嫉妬している夏木に厳しく責められようと、一途に紅葉への愛を貫く椿に、才賀は一目置く様になり、夏木があまり酷く椿を責めるのを止める様にすらなっていた。

そのような暮らしで、椿は忙しいながらも充実した毎日を送れるようになっていた。
テスト勉強では学年は一つ下ながら、特進組でA組の紅葉に勉強を教えてもらうのは愛嬌だったが。

週末の金曜日。
椿は浩、夏木、才賀の3人から調教を受けていた。
紅葉はこの日は母から大切な話があると言う事で、トイハウスには来られない。
椿は四つん這いで縛られて、浣腸責めを受け腸内洗浄されて、浩、夏木に犯された。才賀も椿を犯す様に夏木に言われたのだが、才賀は拒否して、才賀が夏木の言う事を聞かなかったので、夏木は臍を曲げて一人で帰ってしまったのだ。
浩も母屋の母から1時間ほど用事が有ると呼ばれていて、今は才賀一人が椿に付いていた。
椿は決して縄を解かない様にと浩に言われて椿を見張る形で椿と二人でいる。
椿は首輪とラグビー用白いハイソックスだけを身に着けた裸で、後ろ手高手小手緊縛されて、あぐら縛りで足首も縄で縛られていた。

「高嶺さん。これ飲みなよ。喉が渇いただろ。」

才賀が冷えたウーロン茶を椿の前に差し出した。
実際椿はとても喉が渇いていたので、顔を上気させて喜んだ。
才賀が最近とても優しくなってくれた事も椿には嬉しい事だった。
夏木の椿への責めは厳しさを増すだけに、才賀の変化が椿には不思議でもあった。

才賀にウーロン茶の缶を差し出されて、椿はゴクゴクと美味しそうに、喉を潤していく。

「ああ…美味しかった。才賀君、ありがとうございます。」

イケメンの椿に満面の笑顔でお礼を言われて、才賀は赤面する。
獅子頭のような顔の才賀だが、照れながら頭を掻く姿は不思議な愛嬌があった。

「いやっ別にいいぜ!それに俺は1年だから呼び捨てで構わねえよ。それに変に丁寧語で話さなくてもいいかな。むしろタメ口で話してくれよ。
その方がいいんだ。」

椿はそんな才賀の話し方に驚いた。
そして才賀に親近感すら抱いた。

「そうなんだ…ありがとう…それなら才賀君とは普通に話すね。」

「ああ。そうしてくれよ。あのよう…それとこれは高嶺さんにお願いだけど…さ。」

「お願い…?」

「ああ。高嶺さんには龍司さんを嫌わないで欲しいんだ。
そりゃ龍司さんが高嶺さんに辛く当たってるけど、出来るだけ俺も高嶺さんを庇うし、俺何言ってんだろ?
こんな事高嶺さんに頼める訳ねえのにな。」

椿は才賀が、椿が自分を想うのと同様に夏木を想っているのが理解出来た。

「部長の事は嫌いじゃないよ…僕は。」

「そうなのか?だって龍司さんは高嶺さんにあんなに辛く当たっているのに…?
俺の前だから遠慮してんじゃねえのか?」

「そんな事はない。僕は部長から厳しく調教を受けてるけど…なんでかな?不思議と部長を恨む気はしないんだ。
部長は紅葉には優しいし、それならどんなに厳しく責められて僕は構わない。
それに部長が紅葉を想う気持ちは僕にはよく分かるし。
だから部長を恨んだりしないから安心して。『微笑』」

「そうか、それならいいや。ありがとな。高嶺さん。」

「さん付けされると変な感じ。呼び捨てでいいのに!だって僕はマゾ奴隷だよ。『笑』」

「マゾ奴隷だよ、って笑って言う方が変じゃね。『笑』」

椿と才賀は共に笑い出した。
二人には奇妙な友情が芽生え始めていた。

「なあ…高嶺さん…頼みが有るんだ。
俺、前から高嶺さんと長澤が一生懸命にラグビーに頑張る姿を見ていいな、と思ってたんだ。
あのさっ!俺にもラグビーを教えてくれよ!不良の俺だけど、一度くらいは何かに真剣に打ち込んでみたいんだ!俺は高嶺さんに酷い事をしてきたから、そんな事ぬかす資格なんてねえけど!
今までの事を謝るから!お願いだ!」

椿は才賀が真剣な表情を浮かべて、椿にラグビーを教えてくれと頼み込んだ瞳を見つめている。
すると椿の瞳から涙が溢れ頬を伝った。

「あっ…高嶺さん…どうしたんだよ?」

「ううん…これは嬉しくて流れた涙。
僕も泣き虫になっちゃったな。
嬉しい!才賀君が一緒にラグビーをやってくれるなんて本当に嬉しい。ラグビーは大勢人間が必要なんだ。
試合に出るには15人いなきゃ出来ない。
それがラグビーなんだよ。
僕は紅葉と二人でラグビーの練習をしてきたけどやっぱり寂しかった。でも…才賀君が一緒にやってくれるなら…」

「じゃあ…俺にラグビーを教えてくれるのか?」

「もちろん!是非とも僕たちとラグビーをやって下さい!
才賀君『嬉』」

「そっか。それじゃあこれからよろしく!
高嶺先輩!」

才賀は握手しようと手を差し出したが、椿が後ろ手に縛られているので、あっ…とした顔になる。
そんな才賀に悪戯心を起こした椿は。

「才賀君…横顔を近づけてもらっていいかな?」

?とした顔で才賀が椿に横顔を向けると椿は才賀の頬にキスをした。
驚いて固まる才賀。

「ごめん…才賀君に何か感謝の形を取りたくて。
僕は縛られてるからついね。」

才賀は苦笑しながら椿にキスされた頬を撫でた。
✧キスなんて…獅子頭みたいな顔の俺なのに…

「長澤が知ったら怒るぜ。高嶺先輩。『笑』」

「紅葉には内緒にしてね!ヤキモチ焼きなんだ❗️『苦笑』」

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