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本篇
諏訪時雪 ショタ姿の美少年
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「あの…部長…僕は…本当にこれを着なきゃ駄目なんですか?」
柊高校写真部1年、諏訪時雪は部長の相島勇吾に問いかけた。
「ああ。今日の撮影会のテーマはショタ撮影だからな。
諏訪は高校生でも幼い格好をすればまだ小学生でも通るからな。」
勇吾にそう言われた時雪は勇吾の渡した半ズボンを手に取りマジマジと見る。
半ズボンは青いジーンズの短パンで股下部から先が無く、もし履けば太腿を全てさらけ出すような姿になる。
さらにハイソックスも渡されていてハイソックスは白で膝下までの物。
赤黒赤の太い3本線が入っていた。
Tシャツは自前のプリントTシャツでは有るが。
「ほらほらっ!時雪。
さっさと着替えろよ。
制服のままじゃコスプレ撮影会にならないだろ。」
勇吾に促されて時雪は憮然とした表情で着替え用カーテン内で渡された服に着替えていく。
カーテン内には等身大の鏡が設置してあり、時雪は自分の姿をマジマジと見る事が出来た。
時雪は柊高校の1年でも身長が一番小さく痩せ型。
瓜核顔、耳がほとんど隠れる長めの黒髪に小さめの眉、形の良い鼻、唇も小ぶり。
首も細めで年齢は小学6年から中学1年くらいに見られるショタ顔少年だった。
時雪の最大の特徴はぱっちりとした猫のような大きな瞳。
一見少女のようにも見られる女顔で時雪は今でも女の娘と間違われる事すらある美少年。
ただ時雪はそんな自分の顔や身体にコンプレックスを持っていて、出来れば精悍な身体で男らしい美青年になりたいと憧れていたのだが。
季節は6月の為に白いシャツと学校指定のネクタイを外し、白いTシャツから持参の好きなアニメキャラのプリントTシャツに着替える。
プリントTシャツの色は黒色だ。
そして学校指定のねずみ色のズボンを脱ぎ、白いソックスも脱ぐと、ブリーフ1枚になり部長から渡されたジーンズの半ズボンを履き、最後に赤黒赤の太いラインが有る白ハイソックスを履いた。
そしてマジマジと自分を見た時雪はまるで古い時代の小学生のような姿に思わず顔面を赤らめる。
黒のプリントTシャツ、青いジーンズの半ズボン、白いハイソックスは脛上膝下までの長さで赤黒赤のラインが入った物。
半ズボンのジーンズの股下からは太腿が全て剥き出しになっている。
そういえば時雪を可愛がってくれる叔父がいて、叔父が大勢の友達と写った小学生時代の姿の写真を見た事があったけど、叔父も友達達もみんなこんな姿で写ってた。
短い半ズボンにハイソックス姿。
時雪の今の姿のように。
カーテンを開けて着替え場から時雪が姿を現すと、部長の勇吾にいつの間にか部室に来ていた2年の榊大輔も姿を見せていた。
「ワオ!諏訪めちゃ可愛いじゃん。
一昔前の小学生みたいだぜ!
まあSNSの写真でしか見た事ねえけど。
部長、部長が探してた撮影会の場所、いい所が有ったっすよ。」
「いい所。
大輔、いったいどこだよ?」
「へっへへ…俺の従兄弟で埼玉市の海峰大学に行ってる3年がいまして、俺とは幼少期から兄弟みたいに仲が良かったんですが、従兄弟と同じゼミの相手でマンションに住んでるんですがその人が…ね『笑』」
「マンション。へえその従兄弟の友人って金持ちなのか?」
「実家が小田原らしいです。
それで埼玉市の海峰大学までは通うには遠いからそれでマンション借りちゃえって。
なんか父親が小田原では結構な会社の社長だとか。」
「へえ。それでお前の従兄弟の友人は撮影会の内容を知ってるのか?」
「へっへへっ、それがね…………」
大輔が時雪に聞こえないよう勇吾に耳うちする。
勇吾は話を全部聞き終わると大笑いして大輔の背を叩いた。
写真部部長で普通の高校3年生の勇吾と柊高校内では一番の不良で通っている2年の大輔は妙に馬が合い仲が良かった。
あと部員は男女1名ずついて5人だが名目だけの幽霊部員の2年と受験勉強が目的で写真部に籍を置いてある3年の女子部員のみ。
実際は勇吾『3年』大輔『2年』時雪『1年』の3人だけで活動してるようなものだった。
大輔は顔は中肉中背で目の細い狐顔。
髪は金色に染めて耳にはピアス。
中学時代は不良グループのメンバーで喧嘩三昧。
しかし高校は出ておかないという事で勉強はまめにやっており柊高校に入学した。
柊高校は名目だけでも部活が義務付けで大輔はスマホで動画や写真を撮るのが好きだったから写真部に入った。
そこで1年上の部長の勇吾と知り合い気があって友人になったのだ。
大輔も学校外では今でも不良グループとつるむ事が多いが、学内では勇吾との付き合いと写真部を常に優先していた。
美少年の時雪を半ば強制的に写真部に勧誘したのも大輔だったのだ。
「じゃあ諏訪。場所を変えようぜ。
今から大輔の言った場所に行って撮影会を行う。」
時雪は勇吾にそう言われると「じゃあ制服に戻さなきゃ」とまた着替え用カーテンに向かうがすると勇吾が。
「その必要はない。
諏訪はその姿のままで目的地に向かうんだ。」
「えっ…僕はこのままで。
部長、僕恥ずかしい…です。
だから制服に着替えさせて下さい。『汗』」
「駄目駄目!せっかく着替えたのに。
別に裸で街を歩く訳じゃなし。
誰も気にしないよ。」
勇吾のあとに大輔も続ける。
「そうだぜ!それに諏訪はショタファッションが凄く似合って可愛らしいぜ。
それに一人だけじゃなく、俺たちも一緒だからいいだろ?」
勇吾と大輔に強く言われると後輩でもある時雪には何も言えない。
特に大輔には。
身体も小さく女顔の時雪は中学時代にはいじめにもあっていて高校入学後もそうされるかと思っていたら、不良の大輔に半ば強引に写真部に勧誘されたのだが、写真部に入る代わりに大輔がいる写真部はクラスメイトから恐れられているので時雪に手を出すやつは誰もいなくなった。
それもあって時雪は写真部への籍を抜かずに入れてはいるのだが。
その代わりに美少年の時雪は勇吾の趣味の為にコスプレ撮影会の専属モデルを務める事になったのだ。
「じゃあ出掛けるか。
諏訪も制服を大きな袋に入れて通学バックも持って行くぞ。
じゃあ大輔。案内してくれよ。」
勇吾、大輔、時雪は学校を出て歩いて10分程の大輔の従兄弟のいるマンションへと向かう。
勇吾、大輔は夏用の柊高校の制服姿だが、時雪はTシャツ、ジーンズの半ズボン、ライン入り白ハイソックスにスニーカーのショタ姿。
街を歩く時の他人の目が気になって恥ずかしい。
「ううん…早くつかないかな?
僕…恥ずかしい…よ❗️」
柊高校写真部1年、諏訪時雪は部長の相島勇吾に問いかけた。
「ああ。今日の撮影会のテーマはショタ撮影だからな。
諏訪は高校生でも幼い格好をすればまだ小学生でも通るからな。」
勇吾にそう言われた時雪は勇吾の渡した半ズボンを手に取りマジマジと見る。
半ズボンは青いジーンズの短パンで股下部から先が無く、もし履けば太腿を全てさらけ出すような姿になる。
さらにハイソックスも渡されていてハイソックスは白で膝下までの物。
赤黒赤の太い3本線が入っていた。
Tシャツは自前のプリントTシャツでは有るが。
「ほらほらっ!時雪。
さっさと着替えろよ。
制服のままじゃコスプレ撮影会にならないだろ。」
勇吾に促されて時雪は憮然とした表情で着替え用カーテン内で渡された服に着替えていく。
カーテン内には等身大の鏡が設置してあり、時雪は自分の姿をマジマジと見る事が出来た。
時雪は柊高校の1年でも身長が一番小さく痩せ型。
瓜核顔、耳がほとんど隠れる長めの黒髪に小さめの眉、形の良い鼻、唇も小ぶり。
首も細めで年齢は小学6年から中学1年くらいに見られるショタ顔少年だった。
時雪の最大の特徴はぱっちりとした猫のような大きな瞳。
一見少女のようにも見られる女顔で時雪は今でも女の娘と間違われる事すらある美少年。
ただ時雪はそんな自分の顔や身体にコンプレックスを持っていて、出来れば精悍な身体で男らしい美青年になりたいと憧れていたのだが。
季節は6月の為に白いシャツと学校指定のネクタイを外し、白いTシャツから持参の好きなアニメキャラのプリントTシャツに着替える。
プリントTシャツの色は黒色だ。
そして学校指定のねずみ色のズボンを脱ぎ、白いソックスも脱ぐと、ブリーフ1枚になり部長から渡されたジーンズの半ズボンを履き、最後に赤黒赤の太いラインが有る白ハイソックスを履いた。
そしてマジマジと自分を見た時雪はまるで古い時代の小学生のような姿に思わず顔面を赤らめる。
黒のプリントTシャツ、青いジーンズの半ズボン、白いハイソックスは脛上膝下までの長さで赤黒赤のラインが入った物。
半ズボンのジーンズの股下からは太腿が全て剥き出しになっている。
そういえば時雪を可愛がってくれる叔父がいて、叔父が大勢の友達と写った小学生時代の姿の写真を見た事があったけど、叔父も友達達もみんなこんな姿で写ってた。
短い半ズボンにハイソックス姿。
時雪の今の姿のように。
カーテンを開けて着替え場から時雪が姿を現すと、部長の勇吾にいつの間にか部室に来ていた2年の榊大輔も姿を見せていた。
「ワオ!諏訪めちゃ可愛いじゃん。
一昔前の小学生みたいだぜ!
まあSNSの写真でしか見た事ねえけど。
部長、部長が探してた撮影会の場所、いい所が有ったっすよ。」
「いい所。
大輔、いったいどこだよ?」
「へっへへ…俺の従兄弟で埼玉市の海峰大学に行ってる3年がいまして、俺とは幼少期から兄弟みたいに仲が良かったんですが、従兄弟と同じゼミの相手でマンションに住んでるんですがその人が…ね『笑』」
「マンション。へえその従兄弟の友人って金持ちなのか?」
「実家が小田原らしいです。
それで埼玉市の海峰大学までは通うには遠いからそれでマンション借りちゃえって。
なんか父親が小田原では結構な会社の社長だとか。」
「へえ。それでお前の従兄弟の友人は撮影会の内容を知ってるのか?」
「へっへへっ、それがね…………」
大輔が時雪に聞こえないよう勇吾に耳うちする。
勇吾は話を全部聞き終わると大笑いして大輔の背を叩いた。
写真部部長で普通の高校3年生の勇吾と柊高校内では一番の不良で通っている2年の大輔は妙に馬が合い仲が良かった。
あと部員は男女1名ずついて5人だが名目だけの幽霊部員の2年と受験勉強が目的で写真部に籍を置いてある3年の女子部員のみ。
実際は勇吾『3年』大輔『2年』時雪『1年』の3人だけで活動してるようなものだった。
大輔は顔は中肉中背で目の細い狐顔。
髪は金色に染めて耳にはピアス。
中学時代は不良グループのメンバーで喧嘩三昧。
しかし高校は出ておかないという事で勉強はまめにやっており柊高校に入学した。
柊高校は名目だけでも部活が義務付けで大輔はスマホで動画や写真を撮るのが好きだったから写真部に入った。
そこで1年上の部長の勇吾と知り合い気があって友人になったのだ。
大輔も学校外では今でも不良グループとつるむ事が多いが、学内では勇吾との付き合いと写真部を常に優先していた。
美少年の時雪を半ば強制的に写真部に勧誘したのも大輔だったのだ。
「じゃあ諏訪。場所を変えようぜ。
今から大輔の言った場所に行って撮影会を行う。」
時雪は勇吾にそう言われると「じゃあ制服に戻さなきゃ」とまた着替え用カーテンに向かうがすると勇吾が。
「その必要はない。
諏訪はその姿のままで目的地に向かうんだ。」
「えっ…僕はこのままで。
部長、僕恥ずかしい…です。
だから制服に着替えさせて下さい。『汗』」
「駄目駄目!せっかく着替えたのに。
別に裸で街を歩く訳じゃなし。
誰も気にしないよ。」
勇吾のあとに大輔も続ける。
「そうだぜ!それに諏訪はショタファッションが凄く似合って可愛らしいぜ。
それに一人だけじゃなく、俺たちも一緒だからいいだろ?」
勇吾と大輔に強く言われると後輩でもある時雪には何も言えない。
特に大輔には。
身体も小さく女顔の時雪は中学時代にはいじめにもあっていて高校入学後もそうされるかと思っていたら、不良の大輔に半ば強引に写真部に勧誘されたのだが、写真部に入る代わりに大輔がいる写真部はクラスメイトから恐れられているので時雪に手を出すやつは誰もいなくなった。
それもあって時雪は写真部への籍を抜かずに入れてはいるのだが。
その代わりに美少年の時雪は勇吾の趣味の為にコスプレ撮影会の専属モデルを務める事になったのだ。
「じゃあ出掛けるか。
諏訪も制服を大きな袋に入れて通学バックも持って行くぞ。
じゃあ大輔。案内してくれよ。」
勇吾、大輔、時雪は学校を出て歩いて10分程の大輔の従兄弟のいるマンションへと向かう。
勇吾、大輔は夏用の柊高校の制服姿だが、時雪はTシャツ、ジーンズの半ズボン、ライン入り白ハイソックスにスニーカーのショタ姿。
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