コスプレ少年◈諏訪時雪

龍賀ツルギ

文字の大きさ
7 / 12
本篇

いや…淫らに責めないで!

しおりを挟む
紫苑は時雪の耳元に唇を近づけて扇情的な声で、時雪をいやらしい言葉で淫語責めにしている。
時雪は性に関してはほとんど経験が無く紫苑の淫らな責めに直裁的な反応で返してしまう。

「ふぅー…ふぅー…時雪…可愛い子…どうしたの?顔が真っ赤…まるで林檎みたいよ…」

紫苑は時雪の耳に息を吹きかけながらいやらしく囁く。
時雪は紫苑に煽られて性的興奮を感じ始めていた。
時雪の目の前には等身大の鏡が置かれて、少年スタイルの姿で縛られて妖女に纏わりつかれて悶え喘ぐ自分自身が映っていた。
時雪は恥ずかしい姿の自分自身から目を背けたいのだが…なぜか…瞳を横に反らせる事が出来ずにいた。
それに紫苑の指先は時雪の太腿を繊細なタッチで擦り撫でて時雪はまるで太腿が性感帯になったようにされてしまった。

「はぁ…はぁ…やっ…やめて下さい…こんな…?」

そして時雪のペニスは半ズボンとブリーフ内で完全勃起してしまい、時雪はなんとか気持ちを反らして勃起したペニスを縮小させようと必死になるが、時雪のペニスはまるで時雪の意志とは別な感情を持つ生き物のようにブリーフの中で怒張してピクピクと動き始めた。

「あらっ…時雪…何をモジモジしているのかな?
おやおや?馬鹿に腰を振っているわね…
まるで下半身から私の気をそらしたいみたいに…
おやっ…時雪の半ズボン、少し前が膨らんでいない?


時雪は紫苑が時雪の股間をマジマジと見つめられて恐怖する。
時雪のペニスは勃起が全く収まってなく、勃起してる事が紫苑に知られたら…

✧ひいっ…やめて…やめて…やめて…僕の股間を見るのをやめて…

「あっ…とっ…遠見さん…もう…終わりにしましょう…あっ…部長!さっ…榊先輩…僕…僕…写真部はやめます…だからもう…終わりにして!下さい!」

時雪は必死に部長の相島勇吾や榊大介に哀願するが、勇吾も大介も時雪の変貌に呆然としてただ見ているだけ。

「なーに…時雪…駄目よ!まだ時雪の半ズボンの中を…」

紫苑は時雪の股間を半ズボンの上からタッチ。
紫苑の表情が驚愕する。

「時雪…お前の半ズボンの中…おチンチンがカチコチじゃない。
お前…勃起してるのね…
なんでかしら?だって私は時雪に話をしながら…太腿にちょっと触れただけ…
えっ…まさか…時雪お前…マゾなの?
そうか!マゾなのね!
時雪は縛られて興奮しておチンチンを勃起させてしまう恥ずかしいマゾなんだわ!」

マゾ…紫苑に指摘されて時雪は激しく狼狽。
時雪は首を激しく振りまくり必死になって否定する。

「ち…違います!変な事言わないで!僕はマゾじゃ有りません!
マゾなんて変態じゃないんです。
僕はノーマルなんです!『涙』」

時雪は瞳から涙を溢れさせて必死に自分はマゾじゃないと訴える。しかし紫苑はどこ吹く風で時雪を淫語責めする事をやめない。

「何を言ってるのよ。こんなにおチンチンをカチコチにしておいて。」

紫苑は時雪の半ズボンの膨らみ部分をポンポンと叩き、淫らな手淫で半ズボンの上から時雪のペニスを弄る。
時雪の背筋に電気が走り、股間を触られる気持ち良さに狼狽する。
腰骨の奥深くから未知の官能が妖しく湧いてくるのだ。
時雪の吐く息が荒らさを増した。

「やっ…やめてよ…そんな事されたら…誰だって興奮しちゃうよ…『涙』」

「えっ…私はただお前にお話してちょっと太腿を撫でただけじゃない。
今股間に手をやったのは、時雪が…勃起してるのを確認しただけ!
そうしたらカチコチだもん。私が恥ずかしくなるわ。
普通の男なら縛られて太腿を触られたくらいで勃起しないわ。
マゾじゃなければね。
時雪はマゾだから縛られて太腿を触られただけで勃起してしまうのよ。
それじゃあ試してみましょうか?
もし時雪がマゾじゃないと証明されたらその時は直ぐに時雪を解放してあげる。
ただしマゾだと証明されたらお仕置きとして、もっといやらしく恥ずかしい事をしてやるから覚悟しておきなさい!『笑』」

時雪が気になっていた部屋の隅に布を被せられていた置物。
その正体はX字型の磔台だった。
時雪は紫苑に磔台に緊縛されてしまっていた。
X字型に手足を伸ばし手首足首を麻縄で磔台の留め具に縛り付けられてしまったのだ。
足首はハイソックスを履いた上から縄で縛り付けられている。
衣服はそのままで着衣緊縛状態。
さらに紫苑は磔に縛られてる時雪の首に黒くゴツい首輪を嵌めてしまった。
そして時雪の目の前には等身大の鏡。
時雪は自分自身の着衣緊縛姿を己の目の前に晒さねばならない。
首輪を嵌められた奴隷姿で。

「時雪。似合っているわよ。じゃあお前がマゾか否かのテストを行うわ。
内容はとても簡単。
私はお前の身体には一切触れない。
ただ囁くだけ…
一定時間囁いてお前が勃起してなかったらお前の勝ち。ただし勃起が収まらなかったらお前の負けでお前はマゾ調教を受ける事になるのよ。
どっちに転ぶかとても楽しみだわ❗️」

しおりを挟む
感想 1

あなたにおすすめの小説

月弥総合病院

僕君☾☾
キャラ文芸
月弥総合病院。極度の病院嫌いや完治が難しい疾患、診察、検査などの医療行為を拒否したり中々治療が進められない子を治療していく。 また、ここは凄腕の医師達が集まる病院。特にその中の計5人が圧倒的に遥か上回る実力を持ち、「白鳥」と呼ばれている。 (小児科のストーリー)医療に全然詳しく無いのでそれっぽく書いてます...!!

身体検査

RIKUTO
BL
次世代優生保護法。この世界の日本は、最適な遺伝子を残し、日本民族の優秀さを維持するとの目的で、 選ばれた青少年たちの体を徹底的に検査する。厳正な検査だというが、異常なほどに性器と排泄器の検査をするのである。それに選ばれたとある少年の全記録。

吊るされた少年は惨めな絶頂を繰り返す

五月雨時雨
BL
ブログに掲載した短編です。

野球部の女の子

S.H.L
青春
中学に入り野球部に入ることを決意した美咲、それと同時に坊主になった。

とある男の包〇治療体験記

moz34
エッセイ・ノンフィクション
手術の体験記

カテーテルの使い方

真城詩
BL
短編読みきりです。

少年探偵は恥部を徹底的に調べあげられる

五月雨時雨
BL
ブログに掲載した短編です。

屈辱と愛情

守 秀斗
恋愛
最近、夫の態度がおかしいと思っている妻の名和志穂。25才。仕事で疲れているのかとそっとしておいたのだが、一か月もベッドで抱いてくれない。思い切って、夫に聞いてみると意外な事を言われてしまうのだが……。

処理中です...