駿と涼太 二人のサッカー少年

龍賀ツルギ

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第二章 中学3年

宿泊⚽

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⚽駿
僕たちはドライブを終えて横浪に帰ってきた。
そして磯佐木モールの近くのパーキングに車を入れてここでお別れ。
雪彦さんや司さんとお別れ擦るの、寂しいな。
また会えないかな。

「う~ん。本当は雪彦と一緒に一度は駿くんも調教会に加えて上げたいけど…中学生だからなあ…
ねえ…雪彦。」

「当たり前だろ。司。
中学生を調教会に加えたら犯罪だぞ。
僕たちだけでなく、ご主人様にも迷惑がかかるだろ。
だから駄目!」

「そりゃそうだね。『笑』」

雪彦さんと司さんの話を聞いていて、残念半分の気持ち。
大人の人のSMってどんなだろう?って興味があったから。
うわあ…こんな事ばかり考えてる僕って、ドがつく変態だあ…

僕と涼君は雪彦さんと司さんに礼儀正しく別れを告げてAubeへ向かう。

❀雪彦さん、司さん、
ありがとうございました。

⚽涼太

「よっ…暁。今日はよろしく~!『笑』」

「ああ。別に良いんだけど涼太。多少エッチな事をするのは構わないけど、和室を汚すなよ。
それとティッシュはいくら使ってもいいけど、事が終わったティッシュは別のゴミ袋に入れてうちのゴミ置き場に置いて置くこと。
私が燃えるゴミ収集日にゴミ出し場所に出しておくから。
涼がこの前泊まった時に、エッチな事して、お前和室のゴミ箱にティッシュが大量に入っていたからな。
和室がイカ臭い臭いがしていたし。『笑』」

「なっ…暁。お前…駿の前で恥ずい事言うんじゃねーよ!
俺がいっつもそんな事してると思われたらどうするんだよ!」

「いっ…いや涼君。僕は全く気にしてないから。
僕たちは中学生男子だし、中学生なら性欲はやっぱり有るしね。僕は別に恥ずかしくないからさ。『笑』」

「バカッ!
俺が恥ずかしいんだよ!
『赤面』」

俺と駿はAubeの奥の和室を二人で片付けた。
和室には商品の入ったダンボールが置かれていたから。
ダンボールを積んで軽く掃除機も掛ける。
別に埃っぽかった訳じゃ無いけど、なんとなく…。
そして外に面した大窓を開ける。
窓の向こうは建物だから、誰も人からは見られない。
へっへっへ!
なんかムラムラするな。
しっかしここは本当に虫がいねーよな。
うちなんか緑が多いから、直ぐに蚊が入ってくるのにな。
まあ…ときわ区は緑が多いからなあ。
やっぱり磯佐木は都心部だから。
ただここにも一応網戸は有るけどね。

「涼。先に銭湯に行くのか?
それとも夕食か?」

時間は18:27分
あっ…もうこんな時間か。

えっ…どうしようかな?
駿はどっちがいいかな?

「うん…僕はお腹が…空いちゃったかな?
涼君は?」

そりゃ俺たちは育ち盛り。
直ぐに腹は減るぜ!

「よし、飯食いに行こーぜ!
ドンキでも行って弁当買うか?」

駿と二人で出掛けようとした時に暁が俺たちに嬉しい提案をしてくれた。

「涼。それじゃあ根津屋って定食屋。お前、私と行った事有るだろ。」

「ああ。トンカツがめっちゃ美味い所な。
でもなあ…やっぱり弁当の方が安いしなあ。」

「いいよ…私は根津屋と月決め契約していて、昼はあそこで食べてるんだけど、お前と駿の事、連絡しておくから好きなもん食べてきな。」

「えっ…いいのかよ!
ラッキー!うん…なあそれって暁の奢りだよな…」

「いやっ駿だけで、お前の分は後日請求。」

「なっなんだよ!それって!」

「冗談。冗談。『笑笑笑』
もちろんお前も好きなもん食ってきな。
どうせのトンカツ定食で味噌ダレだろ。
根津屋のご主人は愛知県出身で元々名古屋で修行した人だし。
トンカツが本場の名古屋の味噌タレで食べられるのは、モール内でも根津屋くらいだからね。」

「やったー!
なあ…駿って味噌カツって食った事有るか?」

「い…いや無いけど…
トンカツを味噌つけて食べるの?」

「いっぺん食ってみな!
最高に美味いぜ❗」



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