25 / 37
第1章
第16話:私が選んだ世界
しおりを挟む
私が望んだ世界はどちらか一方じゃない…!
「3人で笑って暮らしている世界だ!!!」
一瞬視界が真っ白に輝き、左右の選択肢以外に新たな道が正面に見えた。
その道は真っ直ぐに伸びる光の線路のようだった。
私はトロッコに乗りながらその光を掴もうと前に乗り出す。
体全体が真っ白に飲み込まれるのを感じた。
そして、しばらく眩しい世界が続いていたんだと思う。
パッと光のトンネルを抜けたと思ったその瞬間、
私は突然トロッコから投げ出され、体を何回転かさせながら何かに激しくぶつかった。
「いっつつつつ…」
後頭部から背中にかけて擦れるように転げて
最終的に漫画みたいに天地が逆になりながら止まり方をした。
どうやら視界は天地がひっくり返っているが、
背中に当たっているのはドームの玄関扉のようだった。
どうやら無事帰ってこれたようだ。
毎回どこか怪我をしないと日常に戻れないような気がしてきて
やれやれといった感じで玄関の扉からドームに戻る。
ーーーカランカラン
扉を開くと腹掛けを片手に眠そうな目をしながらロッカが立っていた。
「リッカ、どろだらけ。」
そう言われて私はハッとローブに目をやると、想像以上に真っ黒に汚れていた。
そうだ、炭鉱を抜けてきたんだったと改めて自分の冒険を振り返った。
「スミカはまだ帰ってきてないっか…。
ちょっとだけお店閉めちゃって、お風呂にしよっか…」
「ロッカもいく」
「えー。真っ黒がうつっちゃうよー?」
「いい。リッカとならいい」
「くぁ~~~いいいいいい!」
私は可愛さに悶えながらロッカを抱きかかえ玄関の扉に鍵をかける。
そうして今日も私はこのカシオペイアで、
自ら選んだ新しい一日をスタートさせる。
「リッカ、あたまひかってる」
「え!?うそっ!?」
どうやら六花にまた新たに白い輝きを宿したらしい。
-------
ーーーガチャン。ガチャガチャ。
「あれ…鍵がかかってる…。」
その後、スミカからめちゃくちゃ怒られたのは言うまでもない…。
「3人で笑って暮らしている世界だ!!!」
一瞬視界が真っ白に輝き、左右の選択肢以外に新たな道が正面に見えた。
その道は真っ直ぐに伸びる光の線路のようだった。
私はトロッコに乗りながらその光を掴もうと前に乗り出す。
体全体が真っ白に飲み込まれるのを感じた。
そして、しばらく眩しい世界が続いていたんだと思う。
パッと光のトンネルを抜けたと思ったその瞬間、
私は突然トロッコから投げ出され、体を何回転かさせながら何かに激しくぶつかった。
「いっつつつつ…」
後頭部から背中にかけて擦れるように転げて
最終的に漫画みたいに天地が逆になりながら止まり方をした。
どうやら視界は天地がひっくり返っているが、
背中に当たっているのはドームの玄関扉のようだった。
どうやら無事帰ってこれたようだ。
毎回どこか怪我をしないと日常に戻れないような気がしてきて
やれやれといった感じで玄関の扉からドームに戻る。
ーーーカランカラン
扉を開くと腹掛けを片手に眠そうな目をしながらロッカが立っていた。
「リッカ、どろだらけ。」
そう言われて私はハッとローブに目をやると、想像以上に真っ黒に汚れていた。
そうだ、炭鉱を抜けてきたんだったと改めて自分の冒険を振り返った。
「スミカはまだ帰ってきてないっか…。
ちょっとだけお店閉めちゃって、お風呂にしよっか…」
「ロッカもいく」
「えー。真っ黒がうつっちゃうよー?」
「いい。リッカとならいい」
「くぁ~~~いいいいいい!」
私は可愛さに悶えながらロッカを抱きかかえ玄関の扉に鍵をかける。
そうして今日も私はこのカシオペイアで、
自ら選んだ新しい一日をスタートさせる。
「リッカ、あたまひかってる」
「え!?うそっ!?」
どうやら六花にまた新たに白い輝きを宿したらしい。
-------
ーーーガチャン。ガチャガチャ。
「あれ…鍵がかかってる…。」
その後、スミカからめちゃくちゃ怒られたのは言うまでもない…。
0
あなたにおすすめの小説
私が王子との結婚式の日に、妹に毒を盛られ、公衆の面前で辱められた。でも今、私は時を戻し、運命を変えに来た。
MayonakaTsuki
恋愛
王子との結婚式の日、私は最も信頼していた人物――自分の妹――に裏切られた。毒を盛られ、公開の場で辱められ、未来の王に拒絶され、私の人生は血と侮辱の中でそこで終わったかのように思えた。しかし、死が私を迎えたとき、不可能なことが起きた――私は同じ回廊で、祭壇の前で目を覚まし、あらゆる涙、嘘、そして一撃の記憶をそのまま覚えていた。今、二度目のチャンスを得た私は、ただ一つの使命を持つ――真実を突き止め、奪われたものを取り戻し、私を破滅させた者たちにその代償を払わせる。もはや、何も以前のままではない。何も許されない。
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
妻からの手紙~18年の後悔を添えて~
Mio
ファンタジー
妻から手紙が来た。
妻が死んで18年目の今日。
息子の誕生日。
「お誕生日おめでとう、ルカ!愛してるわ。エミリア・シェラード」
息子は…17年前に死んだ。
手紙はもう一通あった。
俺はその手紙を読んで、一生分の後悔をした。
------------------------------
主人公の恋敵として夫に処刑される王妃として転生した私は夫になる男との結婚を阻止します
白雪の雫
ファンタジー
突然ですが質問です。
あなたは【真実の愛】を信じますか?
そう聞かれたら私は『いいえ!』『No!』と答える。
だって・・・そうでしょ?
ジュリアーノ王太子の(名目上の)父親である若かりし頃の陛下曰く「私と彼女は真実の愛で結ばれている」という何が何だか訳の分からない理屈で、婚約者だった大臣の姫ではなく平民の女を妃にしたのよ!?
それだけではない。
何と平民から王妃になった女は庭師と不倫して不義の子を儲け、その不義の子ことジュリアーノは陛下が側室にも成れない身分の低い女が産んだ息子のユーリアを後宮に入れて妃のように扱っているのよーーーっ!!!
私とジュリアーノの結婚は王太子の後見になって欲しいと陛下から土下座をされてまで請われたもの。
それなのに・・・ジュリアーノは私を後宮の片隅に追いやりユーリアと毎晩「アッー!」をしている。
しかも!
ジュリアーノはユーリアと「アッー!」をするにしてもベルフィーネという存在が邪魔という理由だけで、正式な王太子妃である私を車裂きの刑にしやがるのよ!!!
マジかーーーっ!!!
前世は腐女子であるが会社では働く女性向けの商品開発に携わっていた私は【夢色の恋人達】というBLゲームの、悪役と位置づけられている王太子妃のベルフィーネに転生していたのよーーーっ!!!
思い付きで書いたので、ガバガバ設定+矛盾がある+ご都合主義。
世界観、建築物や衣装等は古代ギリシャ・ローマ神話、古代バビロニアをベースにしたファンタジー、ベルフィーネの一人称は『私』と書いて『わたくし』です。
愛された側妃と、愛されなかった正妃
編端みどり
恋愛
隣国から嫁いだ正妃は、夫に全く相手にされない。
夫が愛しているのは、美人で妖艶な側妃だけ。
連れて来た使用人はいつの間にか入れ替えられ、味方がいなくなり、全てを諦めていた正妃は、ある日側妃に子が産まれたと知った。自分の子として育てろと無茶振りをした国王と違い、産まれたばかりの赤ん坊は可愛らしかった。
正妃は、子育てを通じて強く逞しくなり、夫を切り捨てると決めた。
※カクヨムさんにも掲載中
※ 『※』があるところは、血の流れるシーンがあります
※センシティブな表現があります。血縁を重視している世界観のためです。このような考え方を肯定するものではありません。不快な表現があればご指摘下さい。
【完結】乙女ゲーム開始前に消える病弱モブ令嬢に転生しました
佐倉穂波
恋愛
転生したルイシャは、自分が若くして死んでしまう乙女ゲームのモブ令嬢で事を知る。
確かに、まともに起き上がることすら困難なこの体は、いつ死んでもおかしくない状態だった。
(そんな……死にたくないっ!)
乙女ゲームの記憶が正しければ、あと数年で死んでしまうルイシャは、「生きる」ために努力することにした。
2023.9.3 投稿分の改稿終了。
2023.9.4 表紙を作ってみました。
2023.9.15 完結。
2023.9.23 後日談を投稿しました。
つまらなかった乙女ゲームに転生しちゃったので、サクッと終わらすことにしました
蒼羽咲
ファンタジー
つまらなかった乙女ゲームに転生⁈
絵に惚れ込み、一目惚れキャラのためにハードまで買ったが内容が超つまらなかった残念な乙女ゲームに転生してしまった。
絵は超好みだ。内容はご都合主義の聖女なお花畑主人公。攻略イケメンも顔は良いがちょろい対象ばかり。てこたぁ逆にめちゃくちゃ住み心地のいい場所になるのでは⁈と気づき、テンションが一気に上がる!!
聖女など面倒な事はする気はない!サクッと攻略終わらせてぐーたら生活をGETするぞ!
ご都合主義ならチョロい!と、野望を胸に動き出す!!
+++++
・重複投稿・土曜配信 (たま~に水曜…不定期更新)
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる