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第一章︰転生
第02話
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頭が痛い...コメカミを押しつつ周りを見渡すが一面の草原で何もない。
確かにRPGのフィールドのようではあるが、イマイチ本当に異世界なのか実感がない。
下を見るとトノサマバッタとかいるし大丈夫かこれ・・・
だが!転生したのが夢でなければこれまでとは違うハッピーライフ!
今までの代わり映えのない生活とはおさらば!VIVAハーレム!
異世界モノみながら半分馬鹿にしてたけど、いざ当事者となると心が躍り出すもんだ。
「あ・・・」
何の能力を授けられたか聞くのを忘れていた。
生活に困らない能力と言っていたから、チートで無双とかは出来ないんだろうな。
でも異能であることには違いがないのだから色々と試してみるか。
俺は腕に力を込めて迫真の真顔で魔法を詠唱する。
「ファイヤーボール!(キリリッ)」
・・・何もおきない。
「アイススピア!」
・・・何もおきない。
「サンダーボルト!」
・・・ポーズを決めたが何もおきない。
「バ・・・バ○クロス!」
・・・そよ風が涼しいなぁ。
最後はさすがにマズかったが、実際こんな魔法名じゃないかもしれないし?
俺の読んでいる俺TUEEE系小説によると、異世界は最初のインパクトが肝心である。
なんとしても能力の把握をして異世界の住人を驚かせてやるぜ!
その後、1時間ほどRPGから習得した魔法の名を片っ端から、
それこそ糞をひねり出すような力を入れて唱えたが何もおきなかった。
少し漏れたかもしれんな。
人がいないからいいものの、見られたら間違いなくクネクネしてる変態に見える。
「疲れた・・・」
まさかお腹が減らないとか、家事が出来るとかそんな能力じゃないだろうか。
お金に困らないとかならまだウェルカムなんだけど。
・・・いやあり得る。現実はそう理想通りにいくものではない。
なんにしても転生して第二の人生が始まったんだから動かなければならない。
とりあえずは人がいる場所に行き、この世界の情報を集めないと。
「腹も減ってきたしな・・・・」
既に予想していた生活に困らない能力の候補の1つが消えたが気にしてはいけない。
とりあえずここにいてもしょうがないので前に進むことにした。
30分ほど何もない草原を歩くと大きな森が見えてきた。
さすがに予備知識もないどころか武器すらない状態で森に入るのは勇気がいるが、
周りには本当に何もないし、野たれ死ぬよりかはマシなので探索することにした。
お天気日和の中を歩いて喉も渇いたし、綺麗な湖があれば水を飲みたいものだ。
腹は・・・まぁ減ってるけど我慢できる。
森に入って10分ほど、俺は森に入ったことをすぐさま後悔した。
100mほど先だが大きすぎて目視でもハッキリ分かる。
蜘蛛だ。それも5mはあろうかという馬鹿でかい蜘蛛。
さらにその横にはそれに次ぐ大きさの蜘蛛がワンサカいる。子供だろうか。
(ヤバイ)
これしか考えられなかった。抜き足差し足でそこから遠ざかる。
幸いまだ気付かれていないが、一刻も早くこの森を出ないと第二の人生が終わる。
厳しい世界と閻魔は言っていたけど弱肉強食のことなんだな多分・・・
他に蜘蛛や化物がいるかもしれないので、
見つからないように開けた道を避けて迂回しながら森の端を目指すことにする。
幸い途中に湖を見つけたので警戒しながら休憩。
「この世界の水ってなんか変な味するな・・・お腹緩くなりそう。」
あ、そういえば転生したら姿形はどうなっているんだろうか。
めっちゃイケメンになってるとか有り得る。
水面を覗き込むと....俺だった。
別にイケメンにもなってないし、少し若くなったか?ぐらいの俺が写っていた。
色々期待しすぎも良くないが、ま、現実はこんなもんだよな。
とりあえず水を・・・
「ん?」
何か聞こえた気がした。
周りを見るが人はいないが・・・よく耳を澄ます。
「なん・・・マンが・・・知らずが・・・」
確かに聞こえるが全部は聞こえず、ノイズが乗っている感じだ。
辺りをキョロキョロしてみるがやはり人はいない。
いるのはコチラをじっと見ている鹿・・・うん普通の鹿だな。
「見・・・・・・・何を・・・えて」
あれは・・・まさか鹿から聞こえるのか?でも異世界だし・・・
試しに視線をあわせつつ、真顔でパンツを高速で脱いでみた。驚かす為だよ?
「!!!!!!いつは!」
鹿は驚いたようで走り去る。
・・・俺は確信した。あの声はあの鹿から聞こえたものだ。
確かにRPGのフィールドのようではあるが、イマイチ本当に異世界なのか実感がない。
下を見るとトノサマバッタとかいるし大丈夫かこれ・・・
だが!転生したのが夢でなければこれまでとは違うハッピーライフ!
今までの代わり映えのない生活とはおさらば!VIVAハーレム!
異世界モノみながら半分馬鹿にしてたけど、いざ当事者となると心が躍り出すもんだ。
「あ・・・」
何の能力を授けられたか聞くのを忘れていた。
生活に困らない能力と言っていたから、チートで無双とかは出来ないんだろうな。
でも異能であることには違いがないのだから色々と試してみるか。
俺は腕に力を込めて迫真の真顔で魔法を詠唱する。
「ファイヤーボール!(キリリッ)」
・・・何もおきない。
「アイススピア!」
・・・何もおきない。
「サンダーボルト!」
・・・ポーズを決めたが何もおきない。
「バ・・・バ○クロス!」
・・・そよ風が涼しいなぁ。
最後はさすがにマズかったが、実際こんな魔法名じゃないかもしれないし?
俺の読んでいる俺TUEEE系小説によると、異世界は最初のインパクトが肝心である。
なんとしても能力の把握をして異世界の住人を驚かせてやるぜ!
その後、1時間ほどRPGから習得した魔法の名を片っ端から、
それこそ糞をひねり出すような力を入れて唱えたが何もおきなかった。
少し漏れたかもしれんな。
人がいないからいいものの、見られたら間違いなくクネクネしてる変態に見える。
「疲れた・・・」
まさかお腹が減らないとか、家事が出来るとかそんな能力じゃないだろうか。
お金に困らないとかならまだウェルカムなんだけど。
・・・いやあり得る。現実はそう理想通りにいくものではない。
なんにしても転生して第二の人生が始まったんだから動かなければならない。
とりあえずは人がいる場所に行き、この世界の情報を集めないと。
「腹も減ってきたしな・・・・」
既に予想していた生活に困らない能力の候補の1つが消えたが気にしてはいけない。
とりあえずここにいてもしょうがないので前に進むことにした。
30分ほど何もない草原を歩くと大きな森が見えてきた。
さすがに予備知識もないどころか武器すらない状態で森に入るのは勇気がいるが、
周りには本当に何もないし、野たれ死ぬよりかはマシなので探索することにした。
お天気日和の中を歩いて喉も渇いたし、綺麗な湖があれば水を飲みたいものだ。
腹は・・・まぁ減ってるけど我慢できる。
森に入って10分ほど、俺は森に入ったことをすぐさま後悔した。
100mほど先だが大きすぎて目視でもハッキリ分かる。
蜘蛛だ。それも5mはあろうかという馬鹿でかい蜘蛛。
さらにその横にはそれに次ぐ大きさの蜘蛛がワンサカいる。子供だろうか。
(ヤバイ)
これしか考えられなかった。抜き足差し足でそこから遠ざかる。
幸いまだ気付かれていないが、一刻も早くこの森を出ないと第二の人生が終わる。
厳しい世界と閻魔は言っていたけど弱肉強食のことなんだな多分・・・
他に蜘蛛や化物がいるかもしれないので、
見つからないように開けた道を避けて迂回しながら森の端を目指すことにする。
幸い途中に湖を見つけたので警戒しながら休憩。
「この世界の水ってなんか変な味するな・・・お腹緩くなりそう。」
あ、そういえば転生したら姿形はどうなっているんだろうか。
めっちゃイケメンになってるとか有り得る。
水面を覗き込むと....俺だった。
別にイケメンにもなってないし、少し若くなったか?ぐらいの俺が写っていた。
色々期待しすぎも良くないが、ま、現実はこんなもんだよな。
とりあえず水を・・・
「ん?」
何か聞こえた気がした。
周りを見るが人はいないが・・・よく耳を澄ます。
「なん・・・マンが・・・知らずが・・・」
確かに聞こえるが全部は聞こえず、ノイズが乗っている感じだ。
辺りをキョロキョロしてみるがやはり人はいない。
いるのはコチラをじっと見ている鹿・・・うん普通の鹿だな。
「見・・・・・・・何を・・・えて」
あれは・・・まさか鹿から聞こえるのか?でも異世界だし・・・
試しに視線をあわせつつ、真顔でパンツを高速で脱いでみた。驚かす為だよ?
「!!!!!!いつは!」
鹿は驚いたようで走り去る。
・・・俺は確信した。あの声はあの鹿から聞こえたものだ。
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