そこは獣人たちの世界

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第一章

*上から突き刺し

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キオの中が俺のをすべて温かく包み込みながら、少しうごめいて刺激する。動いてなくてもそれだけで気を抜いたら注ぎ込んじまいそうだ。特にコブは根元の部分を絞められると、一気に出したい欲だあふれてくる。
もちろんすぐに出すなんてもったいないことはしない。たっぷりと中をかき回してキオも俺自陣も刺激しまくって、興奮の最高潮で注ぐのがいいんだ。
再びキオの肩に牙を立てる。余計に跡が付きすぎないように毛の下の痕に沿って。立てる瞬間にキオの体は強張るけれど、噛みついていくとびくびくと痙攣し、大きくだらしなく開いたマズル口から情けない声を震わせる。
キオの肩は柔らかく、強くかみすぎたら下手すりゃかみ切っちまいそうだ。だからこそ噛みついているとキオを服従させているという感覚が強くなって、俺も余計に興奮する。口の中に入る毛なんてむしろ味わって食べたいくらいだ。
噛みつきながらも、俺は腰を動かす。コブがキオの中を出入りするたびに、コブ全体が締め上げられる。一番奥に入ろうとすると壁の部分が拒もうとするが、一昨日のが効いたのか、すでに今日貫いたせいか、ほんの少しの抵抗だけで俺を受け入れてくれる。
体の無意識の抵抗もほとんどなくなるほどに、俺を受け入れてくれてることがうれしい。そしてもっと支配したいと思わず顎に力が入りそうになる。これ以上力を入れたら血が出ちまう。
跡をつけるのはいいが、血を出させるのだけはだめだ。俺は傷つけたいわけじゃない。余裕もなくなってきたし、噛みつき続けるのはよくねぇかもしれねぇ。一度深く腰を突き入れてから、そっと牙を離し、牙跡の部分をそっとなめあげる。

「っぅあ、ガロ、噛みつきは、終わり?」

「ん、あぁ。そのかわりさらに深くいってみようじゃないか。」

「んぇ?」

何とも言えないへんてこな声を上げたキオの足をつかみながらベットにと膝立ちで乗り上げる。足を上に上げたことで、キオは自分自身のが顔の近くになっただろうな。
ただそこで終わらせねぇ。狼種は体が柔らかいんだ。グイっとさらに腰ごと押し付ければ、キオ自身のがもっと顔の近く、いや、目の前にキオのを突き付ける体勢になる。

「あ、あの、ガロ、ぼ、僕のが、近い。」

「あぁ、自分でくわえてみろ。」

「えぇ!?そ、そんな・・・」

「これは俺からの命令だぞ?それとも、無理やり口にまで入れられたいか?」

「う、うぅ・・・」

ちょっと苦しそうな声をあげながらも、自分で少し体を起こして自分自身のをくわえた。

「いい子だ。そのまま自分で刺激して、出していいぞ?出したかったんだろ?ただ、俺も一気にスパートかけるけどな!」

「んぶっ、んっんぐっ!」

上から押し込むように突き入れると、ちょっと苦しそうな声を上げて涙目になるが、どうやらほんとに出したかったようで、自分で自分のを刺激し始めたようだ。ほんのり口が動いてるのがわかる。
我慢し続けていたのか、それほどせずに、キオの玉がぐっと動いて、多分出したんだろうことがわかる。キオの中がうごめいて俺のを余計に締め付け始めたからだ。
俺もスパートかけていたのもあって、グルルとのどを鳴らしながらひときわ深く貫いて、中にと注ぎ込んでいく。
くはっとキオは自分のから口を話す。出し終えたばかりだからか、ビクビクとうごめくキオのだが、まだいきり立っている。一回出しただけで結構満足しちまうのがキオの難点なんだよな。
俺はというと、一回注ぐくらいじゃ満足できそうにないんだが、注いでいる最中も具に具にと中をかき混ぜるように突き入れたままうごめかす。そのたびキオのがびくびくと可愛くうごめくのを見つめる。

「んぅ、ガロ、刺激、しないでよ。」

「それは無理ってもんだ。」

にやけて余裕を見せるが、実際注いでる最中は結構余裕がない。もっと、刺激がほしいのにコブが余計に膨らむせいで下手に抜いたりできない。この膨らんだ状態で抜いたりしたら何がとは言わないが、めくれちまうかもしれないしな。
だいぶ出し終えるのが一家うなってくると、キオの腹が少し膨れ上がってるのがわかる。もっと注ぎこんで、もっと膨らませてやりたい。いや、孕ませてやりたいとも思っちまう。子宝封印しておいてよかったとほんとに思う。
ようやく俺が出し終えて、キオはかなりほっとした表情になる。何を安心してるんだ?

「それじゃあ第二ラウンドだ。」

「えっ、ちょ、ちょっとくらいきゅうけ、ぃぅ!?」

有無を言わさず、膨れたコブが収まったのだかと半分引き抜く。いや、まだ少し膨れ気味だったか?半分手前でキオの穴が広がらないと拒んできた。
まぁいいとそこから突き入れる。また俺のピストン攻撃に、キオは喘ぎ始める。ピンと張ったキオのものも、一度出したはずなのに、また先から透明な涙が出てくる。

「きお、からだ、あげろ!」

「んぁ、えっ、ぅ、ん!」

ぐったりと背をベットにつけていたけど、俺がそう言ったら頑張って起こしてくれた。俺もちょっと無理な体勢ながらも体をキオにかぶせるように倒してキオと口合わせをする。
ちょっと驚くように目を見開くけど、すぐにとろりとした目に落ちた。俺の舌が入ってくることも拒まない。俺はキオの舌に自分の舌を絡ませる。
キオの上下の中を蹂躙する時間ってのもいいもんだ。後ろから突く方が好きだったはずなんだがな。まぁこの体勢でもう一度注いでから、体制を変えて後ろから注げばいい。俺の玉の中はまだまだそれくらいに入ってるんだぜ、キオ。
言葉には出さないが、目でそう伝えた。多分キオは気づいてもいないだろうけどな。
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