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第二章
へそと胸
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ガロが舐めあげながら腰の左側まで来ると、またそこをしつこいほどに舐めてくる。絶対煽られてる。なめてるのに口元にやついて、上目に見てきてるもん。そっと目をそらすけど、僕のは舐められるたびに反応しちゃってる。直接そこを刺激されてるわけでもないのに。
腰あたりを舐めるのに満足したのか、さらに顔が上がってくる。
お腹のあたりには人間の時にあったへその緒としてつながってた場所の部分がなくなっている。でもへそ自体はあるんだ。そのへそとの部分を何度もなめてられて、むず痒い気分になってくるうちに、ふとガロの舌が止まる。
「そういや、ニンゲンの時、へそになんかあったよな?」
「あぁ、あれね。人間特有のへそだよ。」
「へぇ、そうなのか、なんていうか、へこんでたような覚えがある。猿種にもそういうやつはいなかったな。」
よく覚えてるもんだな。僕がニンゲンだった時の裸姿ってそんな何度も見せた覚えないんだけど。興味があってよく見てたのかな?それとも、僕だから?なんて自意識過剰だね。
「まぁ狼種の姿になってからはなくなったよ。元の姿に戻ればそこも戻るんじゃない?」
「そうか、それもちょっとなめてみたいもんだな。」
そういって舌なめずりしたガロが、ほんとに僕を捕食するような雰囲気を醸し出してきていて、ブルりと体全体を震わせたのに、なぜか僕の下のところはさらに少し多く収納袋から顔をのぞかせていた。
またガロが僕のことを舐めるのを再開する。へその部分から徐々に右側に腰の上あたりを舐められてる。そのうちはよかったんだ毛そ、そこから少し上に上がってくると、どうにもくすぐったい。
「ちょ、ちょっとくすぐったい。」
「ん?脇下あたりもダメなのか。しょうがねぇな。」
ちょっとなめるのを止めてそういうと僕の体の中心のほうに戻ってくれる。我慢しきれないほどじゃなかったけど、その先に行かれたらきつかったからよかった。
みぞおちあたりからさらに上に来るとニンゲンの時とおよそ一の河原に位置に左右対称にある胸の真ん中に舌を這わせてくる。
いったん顔をずらして、僕の右胸の真ん前にと陣取る。僕の胸は決して出っ張ってるとは言えないのに、そこに軽く噛みつくようにしてきた。
思わずびくりと体を跳ねさせたけど、痛みはない。マズル口で器用なことだと感心してると、僕の毛の中を舌でかき分けられて行く。そして小さい突起の胸がつかまった。
僕の胸の突起がガロの舌にもてあそばれる。その行為自体に快楽的な要素はないのに、背徳感とも言えるような興奮感があって、僕の下の部分が触れられてもいないのにコブの手前まで出てきてしまっている。
何とも言えない気分だったけど、まだ序の口だった。ガロが僕の胸をそのまま吸ってきたのだ。まるで赤ん坊のような行為。当然乳なんて出るわけはない。でもそれが意味のない行為なんて言えない、だって、確実に何かを感じてしまったのだから。
「んんん、が、ガロ、その、すうの、やめて、なんか、変な感じ。」
思わず床にあった手がわなわなとさせてしまう。でもガロはやめない。僕の横に沿うように寝てるだけだから、本当に嫌ならもっとよけることもできるけど、そうはしない。
だって、この感覚がいやってわけじゃないから、でも変な感じなんだ。言い表せない感じ。快楽に達しきらない快感なのかもしれない。
胸を吸われて、突起を舐め繰り回されて、足の指と手の指がぴくぴくと動く。ガロはさらにわざと音を立てるようにズロロと吸い付いてくる。
止めたくないけど、やめてほしい、続けてもいいけど、耐えがたい、そんな相反する気持ちが渦巻いていたけど、ようやくガロの口が僕の右胸を開放してくれた。
「良い反応だな。後ろもいいが、ここももっと開発しような?」
「う、うぅ・・・」
舌なめずりしながらそう言われて、僕は肯定も否定も出来ずに軽くうめくしかできなかった。だけど、どっちかっていえば、ガロに開発されるのは嬉しいと思ってしまっているようだ。床に押し付けてるはずのしっぽが、ほのかに揺れてる。
「じゃあ次はもう片方だな。」
「いっ!も、もう片方も?」
「ダメか?」
「う、うぅ・・・いいよ。」
結局了承してしまうあたり僕はもう戻れないだろう。でもそれでいいのかもしれない。ガロが今度は左胸を軽くくわえ込むのをみて、どこかもっとしてほしいと思っているし。
また胸の毛をかき分け僕の胸の突起を探し当てると、丹念にいじくりまわしてくる。舌でくりくりとされるくらいなら、まだ何とか平気だけど、吸い付かれ始めるとそうじゃない。
ほんとに無意識に、んんんとくぐもった声をあげてしまう。で、僕が声をあげるたびに余計にガロが煽るように音を立てて吸い上げてくるから、余計に上げる声が甲高くなる。
煽るだけ煽られて、コブのところまで勝手に外まで出てきちゃってる。それだけじゃなく、先端から透明な涙も流してる。でもそこへの刺激はなにもされていない。
そう、舐め始められてから結構立ってるけど、そこは舐められてないんだ。この後、なめてくれるだろうという思いはあるけど、自分では触れない。我慢できないからじゃない、そこに手を伸ばそうとちょっと動かすとガロの手が阻むように止めてくるんだ。
直接ダメと言われたわけじゃないけど、ダメってことなんだろう。焦らされてるのに、それを甘んじて受けてしまう。でもいじりたい、そんなジレンマを感じ始めたころに、ようやく左胸も解放された。
腰あたりを舐めるのに満足したのか、さらに顔が上がってくる。
お腹のあたりには人間の時にあったへその緒としてつながってた場所の部分がなくなっている。でもへそ自体はあるんだ。そのへそとの部分を何度もなめてられて、むず痒い気分になってくるうちに、ふとガロの舌が止まる。
「そういや、ニンゲンの時、へそになんかあったよな?」
「あぁ、あれね。人間特有のへそだよ。」
「へぇ、そうなのか、なんていうか、へこんでたような覚えがある。猿種にもそういうやつはいなかったな。」
よく覚えてるもんだな。僕がニンゲンだった時の裸姿ってそんな何度も見せた覚えないんだけど。興味があってよく見てたのかな?それとも、僕だから?なんて自意識過剰だね。
「まぁ狼種の姿になってからはなくなったよ。元の姿に戻ればそこも戻るんじゃない?」
「そうか、それもちょっとなめてみたいもんだな。」
そういって舌なめずりしたガロが、ほんとに僕を捕食するような雰囲気を醸し出してきていて、ブルりと体全体を震わせたのに、なぜか僕の下のところはさらに少し多く収納袋から顔をのぞかせていた。
またガロが僕のことを舐めるのを再開する。へその部分から徐々に右側に腰の上あたりを舐められてる。そのうちはよかったんだ毛そ、そこから少し上に上がってくると、どうにもくすぐったい。
「ちょ、ちょっとくすぐったい。」
「ん?脇下あたりもダメなのか。しょうがねぇな。」
ちょっとなめるのを止めてそういうと僕の体の中心のほうに戻ってくれる。我慢しきれないほどじゃなかったけど、その先に行かれたらきつかったからよかった。
みぞおちあたりからさらに上に来るとニンゲンの時とおよそ一の河原に位置に左右対称にある胸の真ん中に舌を這わせてくる。
いったん顔をずらして、僕の右胸の真ん前にと陣取る。僕の胸は決して出っ張ってるとは言えないのに、そこに軽く噛みつくようにしてきた。
思わずびくりと体を跳ねさせたけど、痛みはない。マズル口で器用なことだと感心してると、僕の毛の中を舌でかき分けられて行く。そして小さい突起の胸がつかまった。
僕の胸の突起がガロの舌にもてあそばれる。その行為自体に快楽的な要素はないのに、背徳感とも言えるような興奮感があって、僕の下の部分が触れられてもいないのにコブの手前まで出てきてしまっている。
何とも言えない気分だったけど、まだ序の口だった。ガロが僕の胸をそのまま吸ってきたのだ。まるで赤ん坊のような行為。当然乳なんて出るわけはない。でもそれが意味のない行為なんて言えない、だって、確実に何かを感じてしまったのだから。
「んんん、が、ガロ、その、すうの、やめて、なんか、変な感じ。」
思わず床にあった手がわなわなとさせてしまう。でもガロはやめない。僕の横に沿うように寝てるだけだから、本当に嫌ならもっとよけることもできるけど、そうはしない。
だって、この感覚がいやってわけじゃないから、でも変な感じなんだ。言い表せない感じ。快楽に達しきらない快感なのかもしれない。
胸を吸われて、突起を舐め繰り回されて、足の指と手の指がぴくぴくと動く。ガロはさらにわざと音を立てるようにズロロと吸い付いてくる。
止めたくないけど、やめてほしい、続けてもいいけど、耐えがたい、そんな相反する気持ちが渦巻いていたけど、ようやくガロの口が僕の右胸を開放してくれた。
「良い反応だな。後ろもいいが、ここももっと開発しような?」
「う、うぅ・・・」
舌なめずりしながらそう言われて、僕は肯定も否定も出来ずに軽くうめくしかできなかった。だけど、どっちかっていえば、ガロに開発されるのは嬉しいと思ってしまっているようだ。床に押し付けてるはずのしっぽが、ほのかに揺れてる。
「じゃあ次はもう片方だな。」
「いっ!も、もう片方も?」
「ダメか?」
「う、うぅ・・・いいよ。」
結局了承してしまうあたり僕はもう戻れないだろう。でもそれでいいのかもしれない。ガロが今度は左胸を軽くくわえ込むのをみて、どこかもっとしてほしいと思っているし。
また胸の毛をかき分け僕の胸の突起を探し当てると、丹念にいじくりまわしてくる。舌でくりくりとされるくらいなら、まだ何とか平気だけど、吸い付かれ始めるとそうじゃない。
ほんとに無意識に、んんんとくぐもった声をあげてしまう。で、僕が声をあげるたびに余計にガロが煽るように音を立てて吸い上げてくるから、余計に上げる声が甲高くなる。
煽るだけ煽られて、コブのところまで勝手に外まで出てきちゃってる。それだけじゃなく、先端から透明な涙も流してる。でもそこへの刺激はなにもされていない。
そう、舐め始められてから結構立ってるけど、そこは舐められてないんだ。この後、なめてくれるだろうという思いはあるけど、自分では触れない。我慢できないからじゃない、そこに手を伸ばそうとちょっと動かすとガロの手が阻むように止めてくるんだ。
直接ダメと言われたわけじゃないけど、ダメってことなんだろう。焦らされてるのに、それを甘んじて受けてしまう。でもいじりたい、そんなジレンマを感じ始めたころに、ようやく左胸も解放された。
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