31 / 56
第三十一話 告白
しおりを挟む
「随分と唐突だな。エルミーユが話したいのなら、もちろん聞かせてもらうよ」
ブラハルト様の許可を貰った私は、一度深呼吸をして落ち着いてから、ゆっくりと口を開いた。
「……私は……ブラハルト様のことが……」
口を開いたのはいいけれど、そこから先の言葉が出てこない。
その代わりに、いざ好きと伝えようとした私の頭に、ある考えが浮かんできた。
あくまでマリーヌから見たら、ブラハルト様は私のことを異性として愛しているように見えるだけで、本当は私のことを、異性として愛していないのでは?
私が気持ちを伝えてしまったら、ブラハルト様には迷惑になるのでは?
そんな気持ちなんて持ってもいないのに、異性としての好意を向けられたくないと、嫌われてしまうのではないか?
考えれば考える程、悪いことばかりが頭に浮かぶ。それに伴うように、全身から血の気が引いていくような感覚がする。
体は震え、冷たい汗が流れ、目の前がだんだんと暗くなっていった。
「エルミーユ」
優しく私を呼ぶ声に応えるように顔を上げると、そこには真剣な表情のブラハルト様の姿があった。
「すまない、エルミーユ。こういうことは、男である俺から先に伝えるべきだし、そうするつもりだったのだが……エルミーユの口から、俺が今一番聞きたい言葉を聞けると思ったら……俺は本当に情けない男だ」
「ぶ、ブラハルト様……?」
そう仰ると、ブラハルト様は私の隣にやってくると、その場で片膝をつき、私の手をそっと取った。
「俺は……君のことを愛している」
「……えっ……?」
「愛さないと最初に言っておきながら、虫の良い話だと思われるのはわかっている。だが……エルミーユと一緒に過ごしていくうちに、いつの間にかエルミーユを心から愛していたんだ」
「ほ、本当に……?」
「ああ。これからも、エルミーユのことを世界一大切にし、愛すると誓う。今までは守ってもらってばかりだったが、これからは俺がエルミーユを守る。だから……互いの利益のための仮初の夫婦ではなく、互いに愛し合う理想の夫婦になってくれないか?」
……どうしよう、嬉しすぎて何も言葉が出てこない。その代わりに、とめどなく涙が溢れてしまっている。
「うっ、うぅ……」
ブラハルト様の愛の告白の答えは、もちろん決まっているのに、声がうまく出ない私は、嗚咽を漏らしながら、大きく頷いた。
「わたっ……私も……ブラハルト様を愛してます……優しくて、真面目で、多くの人のために頑張る誠実なあなたが……大好きです……!」
「ありがとう、エルミーユ」
喜びや感動、想いあっていた安心感といった感情で涙を流す私は、ブラハルト様に優しく抱きしめられた。
愛する人と結ばれることが、こんなに嬉しいことだったなんて、知らなかった。
この喜びを言葉にして、ブラハルト様にちゃんと伝えたいのに、私にはその力は無く、代わりにしがみつくように、ブラハルト様の背中に手を回した。
そして、そのままブラハルト様と見つめ合うと、自然と互いに顔を近づけて――
「おめでとうございます、坊ちゃまー!」
「うおっ!?」
「きゃあ!?」
互いの愛を確かめ合おうとした瞬間、どこからか大きな祝福の声が聞こえてきた。
その声に驚いてしまった私達は、咄嗟に離れて辺りの確認をすると……庭の茂みからマリーヌが飛び飛び出してきた。
「よがっだ……お二人が結ばれで、ほんどうによがっだです……!!」
「ま、マリーヌさん!? 出てこないで見守るって話だったじゃないですか! それに、明らかに出て行っては駄目なタイミングでしたよ!?」
マリーヌに続いて、建物の陰から使用人が出てくると、号泣し続けるマリーヌのもとに慌てて駆け寄った。
その他にも、続々と使用人達が茂みや建物の陰から姿を見せた。
も、もしかして……今の告白をたくさんの使用人に見られてたってこと……!?
「なるほどな……今日はどうして外での食事なのかと思っていたが、俺達を見守れるようにするためか。部屋の中だと隠れる場所が少ないからな。それに、珍しく食事の準備が遅くなっているのもわざとで、告白が出来る時間を設けたのだろう?」
「お、仰る通りです。我々一同、お二人のことが心配で心配で……仕事で手が離せない者以外は、見守らせていただきました」
マリーヌの元に駆け寄った使用人が、簡単に説明をしてから、申し訳なさそうに頭と眉尻を下げた。
「やり方は少々あれだったかもしれないが、心配してくれていたのは事実……エルミーユ、彼らを許してやってくれないか?」
「許すもなにも、私は彼らを怒ってなどいませんわ。だから皆様、お気になさらないでください」
「それで、今回のことは全部マリーヌが準備をしたのか?」
いまだに泣き続けるマリーヌは、うんうんと何度も頷いた。
「当然じゃありまぜんが~! 坊ぢゃまにも、エルミーユざまにも相談ざれだんですがら~! 急いで準備をしだんですよ~!」
「……えっ? ブラハルト様もご相談されたのですか?」
「エルミーユもか?」
「は、はい。マリーヌに胸の高鳴りのことについて相談したら、恋だと教えてもらって……お手伝いもしてくれると」
「俺も、イリチェ村から帰ってきてすぐに、同じことをマリーヌに相談したんだ。それで、俺も同じ様にそれが恋だと教えられて……今日の夜に伝えようと思って、夕方までに仕事を片付けてきたんだ」
まさか、同じ内容を同じ日に、そして同じ人に相談していただなんて、思ってもなかった。
そう思うと、なんだか途端に面白くなってきて、自然と笑みが零れた。
「ははははっ! 夫婦揃って同じ事をしていたなんてな!」
「ふふっ……うふふふ……! 本当ですね! 私達、変なところで似た者同士ですわね!」
「まったく、その通りだな!」
ああ、面白い……! こんなにたくさん笑ったのは、生まれて初めての経験だわ。笑いすぎて、お腹と顔がちょっぴり痛いくらい。
「ほらマリーヌさん、泣いている場合じゃありませんよ!」
「うぅ……坊ちゃま、エルミーユ様、改めてお祝いさせてください。おめでとうございます!」
まだ涙声ではあったが、マリーヌは使用人を代表して、再び祝福の言葉をかけてくれた。
それに続いて、見守っていた使用人達も、揃って祝福の言葉と共に、深々と頭を下げた。
最初は見られてて恥ずかしいと思ったけど、これも私達のことを心配したゆえの行動だと思うと、嬉しい気持ちになってくる。
私、こんなに幸せになってしまって良いのだろうか? 今までずっとつらい生活をしてきたから、こんなに幸せになってしまうことに、戸惑いを覚えてしまう。
「さあ、無事に告白を終えたことですし、二人が結ばれた記念のパーティーを始めますよ! コック長に、告白が終わったらご馳走を出せるように、お願いしておいたんです!」
「そ、そこまで大事にしなくても良いのではありませんか!?」
「いや、せっかく準備してくれていたものを、無下にするのは良くない。それに、俺も結婚パーティーを開けなかった分、エルミーユと結ばれたことを大々的に祝いたい!」
「まさかの乗り気ですか!?」
――結局その後、私があたふたしている間に、ブラハルト様とマリーヌの指示の元、山のような料理やお酒が振舞われた。
屋敷の人が大勢参加したそのパーティーは、貴族の開くパーティーよりは規模は小さかったけど、笑顔と幸せに満ち溢れた、世界一素敵なパーティーだった。
ブラハルト様の許可を貰った私は、一度深呼吸をして落ち着いてから、ゆっくりと口を開いた。
「……私は……ブラハルト様のことが……」
口を開いたのはいいけれど、そこから先の言葉が出てこない。
その代わりに、いざ好きと伝えようとした私の頭に、ある考えが浮かんできた。
あくまでマリーヌから見たら、ブラハルト様は私のことを異性として愛しているように見えるだけで、本当は私のことを、異性として愛していないのでは?
私が気持ちを伝えてしまったら、ブラハルト様には迷惑になるのでは?
そんな気持ちなんて持ってもいないのに、異性としての好意を向けられたくないと、嫌われてしまうのではないか?
考えれば考える程、悪いことばかりが頭に浮かぶ。それに伴うように、全身から血の気が引いていくような感覚がする。
体は震え、冷たい汗が流れ、目の前がだんだんと暗くなっていった。
「エルミーユ」
優しく私を呼ぶ声に応えるように顔を上げると、そこには真剣な表情のブラハルト様の姿があった。
「すまない、エルミーユ。こういうことは、男である俺から先に伝えるべきだし、そうするつもりだったのだが……エルミーユの口から、俺が今一番聞きたい言葉を聞けると思ったら……俺は本当に情けない男だ」
「ぶ、ブラハルト様……?」
そう仰ると、ブラハルト様は私の隣にやってくると、その場で片膝をつき、私の手をそっと取った。
「俺は……君のことを愛している」
「……えっ……?」
「愛さないと最初に言っておきながら、虫の良い話だと思われるのはわかっている。だが……エルミーユと一緒に過ごしていくうちに、いつの間にかエルミーユを心から愛していたんだ」
「ほ、本当に……?」
「ああ。これからも、エルミーユのことを世界一大切にし、愛すると誓う。今までは守ってもらってばかりだったが、これからは俺がエルミーユを守る。だから……互いの利益のための仮初の夫婦ではなく、互いに愛し合う理想の夫婦になってくれないか?」
……どうしよう、嬉しすぎて何も言葉が出てこない。その代わりに、とめどなく涙が溢れてしまっている。
「うっ、うぅ……」
ブラハルト様の愛の告白の答えは、もちろん決まっているのに、声がうまく出ない私は、嗚咽を漏らしながら、大きく頷いた。
「わたっ……私も……ブラハルト様を愛してます……優しくて、真面目で、多くの人のために頑張る誠実なあなたが……大好きです……!」
「ありがとう、エルミーユ」
喜びや感動、想いあっていた安心感といった感情で涙を流す私は、ブラハルト様に優しく抱きしめられた。
愛する人と結ばれることが、こんなに嬉しいことだったなんて、知らなかった。
この喜びを言葉にして、ブラハルト様にちゃんと伝えたいのに、私にはその力は無く、代わりにしがみつくように、ブラハルト様の背中に手を回した。
そして、そのままブラハルト様と見つめ合うと、自然と互いに顔を近づけて――
「おめでとうございます、坊ちゃまー!」
「うおっ!?」
「きゃあ!?」
互いの愛を確かめ合おうとした瞬間、どこからか大きな祝福の声が聞こえてきた。
その声に驚いてしまった私達は、咄嗟に離れて辺りの確認をすると……庭の茂みからマリーヌが飛び飛び出してきた。
「よがっだ……お二人が結ばれで、ほんどうによがっだです……!!」
「ま、マリーヌさん!? 出てこないで見守るって話だったじゃないですか! それに、明らかに出て行っては駄目なタイミングでしたよ!?」
マリーヌに続いて、建物の陰から使用人が出てくると、号泣し続けるマリーヌのもとに慌てて駆け寄った。
その他にも、続々と使用人達が茂みや建物の陰から姿を見せた。
も、もしかして……今の告白をたくさんの使用人に見られてたってこと……!?
「なるほどな……今日はどうして外での食事なのかと思っていたが、俺達を見守れるようにするためか。部屋の中だと隠れる場所が少ないからな。それに、珍しく食事の準備が遅くなっているのもわざとで、告白が出来る時間を設けたのだろう?」
「お、仰る通りです。我々一同、お二人のことが心配で心配で……仕事で手が離せない者以外は、見守らせていただきました」
マリーヌの元に駆け寄った使用人が、簡単に説明をしてから、申し訳なさそうに頭と眉尻を下げた。
「やり方は少々あれだったかもしれないが、心配してくれていたのは事実……エルミーユ、彼らを許してやってくれないか?」
「許すもなにも、私は彼らを怒ってなどいませんわ。だから皆様、お気になさらないでください」
「それで、今回のことは全部マリーヌが準備をしたのか?」
いまだに泣き続けるマリーヌは、うんうんと何度も頷いた。
「当然じゃありまぜんが~! 坊ぢゃまにも、エルミーユざまにも相談ざれだんですがら~! 急いで準備をしだんですよ~!」
「……えっ? ブラハルト様もご相談されたのですか?」
「エルミーユもか?」
「は、はい。マリーヌに胸の高鳴りのことについて相談したら、恋だと教えてもらって……お手伝いもしてくれると」
「俺も、イリチェ村から帰ってきてすぐに、同じことをマリーヌに相談したんだ。それで、俺も同じ様にそれが恋だと教えられて……今日の夜に伝えようと思って、夕方までに仕事を片付けてきたんだ」
まさか、同じ内容を同じ日に、そして同じ人に相談していただなんて、思ってもなかった。
そう思うと、なんだか途端に面白くなってきて、自然と笑みが零れた。
「ははははっ! 夫婦揃って同じ事をしていたなんてな!」
「ふふっ……うふふふ……! 本当ですね! 私達、変なところで似た者同士ですわね!」
「まったく、その通りだな!」
ああ、面白い……! こんなにたくさん笑ったのは、生まれて初めての経験だわ。笑いすぎて、お腹と顔がちょっぴり痛いくらい。
「ほらマリーヌさん、泣いている場合じゃありませんよ!」
「うぅ……坊ちゃま、エルミーユ様、改めてお祝いさせてください。おめでとうございます!」
まだ涙声ではあったが、マリーヌは使用人を代表して、再び祝福の言葉をかけてくれた。
それに続いて、見守っていた使用人達も、揃って祝福の言葉と共に、深々と頭を下げた。
最初は見られてて恥ずかしいと思ったけど、これも私達のことを心配したゆえの行動だと思うと、嬉しい気持ちになってくる。
私、こんなに幸せになってしまって良いのだろうか? 今までずっとつらい生活をしてきたから、こんなに幸せになってしまうことに、戸惑いを覚えてしまう。
「さあ、無事に告白を終えたことですし、二人が結ばれた記念のパーティーを始めますよ! コック長に、告白が終わったらご馳走を出せるように、お願いしておいたんです!」
「そ、そこまで大事にしなくても良いのではありませんか!?」
「いや、せっかく準備してくれていたものを、無下にするのは良くない。それに、俺も結婚パーティーを開けなかった分、エルミーユと結ばれたことを大々的に祝いたい!」
「まさかの乗り気ですか!?」
――結局その後、私があたふたしている間に、ブラハルト様とマリーヌの指示の元、山のような料理やお酒が振舞われた。
屋敷の人が大勢参加したそのパーティーは、貴族の開くパーティーよりは規模は小さかったけど、笑顔と幸せに満ち溢れた、世界一素敵なパーティーだった。
144
あなたにおすすめの小説
変態婚約者を無事妹に奪わせて婚約破棄されたので気ままな城下町ライフを送っていたらなぜだか王太子に溺愛されることになってしまいました?!
utsugi
恋愛
私、こんなにも婚約者として貴方に尽くしてまいりましたのにひどすぎますわ!(笑)
妹に婚約者を奪われ婚約破棄された令嬢マリアベルは悲しみのあまり(?)生家を抜け出し城下町で庶民として気ままな生活を送ることになった。身分を隠して自由に生きようと思っていたのにひょんなことから光魔法の能力が開花し半強制的に魔法学校に入学させられることに。そのうちなぜか王太子から溺愛されるようになったけれど王太子にはなにやら秘密がありそうで……?!
※適宜内容を修正する場合があります
【完結】嫌われ公女が継母になった結果
三矢さくら
恋愛
王国で権勢を誇る大公家の次女アデールは、母である女大公から嫌われて育った。いつか温かい家族を持つことを夢見るアデールに母が命じたのは、悪名高い辺地の子爵家への政略結婚。
わずかな希望を胸に、華やかな王都を後に北の辺境へと向かうアデールを待っていたのは、戦乱と過去の愛憎に囚われ、すれ違いを重ねる冷徹な夫と心を閉ざした継子だった。
婚約者を義妹に奪われましたが貧しい方々への奉仕活動を怠らなかったおかげで、世界一大きな国の王子様と結婚できました
青空あかな
恋愛
アトリス王国の有名貴族ガーデニー家長女の私、ロミリアは亡きお母様の教えを守り、回復魔法で貧しい人を治療する日々を送っている。
しかしある日突然、この国の王子で婚約者のルドウェン様に婚約破棄された。
「ロミリア、君との婚約を破棄することにした。本当に申し訳ないと思っている」
そう言う(元)婚約者が新しく選んだ相手は、私の<義妹>ダーリー。さらには失意のどん底にいた私に、実家からの追放という仕打ちが襲い掛かる。
実家に別れを告げ、国境目指してトボトボ歩いていた私は、崖から足を踏み外してしまう。
落ちそうな私を助けてくれたのは、以前ケガを治した旅人で、彼はなんと世界一の超大国ハイデルベルク王国の王子だった。そのままの勢いで求婚され、私は彼と結婚することに。
一方、私がいなくなったガーデニー家やルドウェン様の評判はガタ落ちになる。そして、召使いがいなくなったガーデニー家に怪しい影が……。
※『小説家になろう』様と『カクヨム』様でも掲載しております
妹に婚約者を奪われたけど、婚約者の兄に拾われて幸せになる
ワールド
恋愛
妹のリリアナは私より可愛い。それに才色兼備で姉である私は公爵家の中で落ちこぼれだった。
でも、愛する婚約者マルナールがいるからリリアナや家族からの視線に耐えられた。
しかし、ある日リリアナに婚約者を奪われてしまう。
「すまん、別れてくれ」
「私の方が好きなんですって? お姉さま」
「お前はもういらない」
様々な人からの裏切りと告白で私は公爵家を追放された。
それは終わりであり始まりだった。
路頭に迷っていると、とても爽やかな顔立ちをした公爵に。
「なんだ? この可愛い……女性は?」
私は拾われた。そして、ここから逆襲が始まった。
【完結】公爵子息は私のことをずっと好いていたようです
果実果音
恋愛
私はしがない伯爵令嬢だけれど、両親同士が仲が良いということもあって、公爵子息であるラディネリアン・コールズ様と婚約関係にある。
幸い、小さい頃から話があったので、意地悪な元婚約者がいるわけでもなく、普通に婚約関係を続けている。それに、ラディネリアン様の両親はどちらも私を可愛がってくださっているし、幸せな方であると思う。
ただ、どうも好かれているということは無さそうだ。
月に数回ある顔合わせの時でさえ、仏頂面だ。
パーティではなんの関係もない令嬢にだって笑顔を作るのに.....。
これでは、結婚した後は別居かしら。
お父様とお母様はとても仲が良くて、憧れていた。もちろん、ラディネリアン様の両親も。
だから、ちょっと、別居になるのは悲しいかな。なんて、私のわがままかしらね。
甘やかされた欲しがり妹は~私の婚約者を奪おうとした妹が思わぬ展開に!
柚屋志宇
恋愛
「お姉様の婚約者ちょうだい!」欲しがり妹ルビーは、ついにサフィールの婚約者を欲しがった。
サフィールはコランダム子爵家の跡継ぎだったが、妹ルビーを溺愛する両親は、婚約者も跡継ぎの座もサフィールから奪いルビーに与えると言い出した。
サフィールは絶望したが、婚約者アルマンディンの助けでこの問題は国王に奏上され、サフィールとルビーの立場は大きく変わる。
※小説家になろう、カクヨムにも掲載しています。
★2025/11/22:HOTランキング1位ありがとうございます。
【完結】8年越しの初恋に破れたら、なぜか意地悪な幼馴染が急に優しくなりました。
大森 樹
恋愛
「君だけを愛している」
「サム、もちろん私も愛しているわ」
伯爵令嬢のリリー・スティアートは八年前からずっと恋焦がれていた騎士サムの甘い言葉を聞いていた。そう……『私でない女性』に対して言っているのを。
告白もしていないのに振られた私は、ショックで泣いていると喧嘩ばかりしている大嫌いな幼馴染の魔法使いアイザックに見つかってしまう。
泣いていることを揶揄われると思いきや、なんだか急に優しくなって気持ち悪い。
リリーとアイザックの関係はどう変わっていくのか?そしてなにやら、リリーは誰かに狙われているようで……一体それは誰なのか?なぜ狙われなければならないのか。
どんな形であれハッピーエンド+完結保証します。
婚約者を譲れと姉に「お願い」されました。代わりに軍人侯爵との結婚を押し付けられましたが、私は形だけの妻のようです。
ナナカ
恋愛
メリオス伯爵の次女エレナは、幼い頃から姉アルチーナに振り回されてきた。そんな姉に婚約者ロエルを譲れと言われる。さらに自分の代わりに結婚しろとまで言い出した。結婚相手は貴族たちが成り上がりと侮蔑する軍人侯爵。伯爵家との縁組が目的だからか、エレナに入れ替わった結婚も承諾する。
こうして、ほとんど顔を合わせることない別居生活が始まった。冷め切った関係になるかと思われたが、年の離れた侯爵はエレナに丁寧に接してくれるし、意外に優しい人。エレナも数少ない会話の機会が楽しみになっていく。
(本編、番外編、完結しました)
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる