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第一話
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「エメフィーユ、こんなことを君に伝えるのは大変心苦しいのだが……僕と離婚をしてほしいんだ」
私の夫であり、ティタブタン国の王子である、マルセム・ティタブタン様の誕生日を祝うパーティーの、最後を締めくくるタイミングで、彼の口から出た言葉に、会場中からどよめきが起こる。
あのおしどり夫婦である二人が離婚?
一体何があったのか?
あの聖人君子であるマルセム様が仰るのだから、妻に何か問題があったのではないか?
何も知らない貴族達から、そんな憶測が飛び交っていた。
彼らの気持ちは、わからないわけではない。マルセム様はとても温厚な人で、いつでもニコニコしているような人格者だ。
それに、既婚者や恋人がいる人の模範にしても良いくらい、表向きでは私のことを大事にしていた。
そのマルセム様が、こんな公の場で離婚を懇願するということは、妻である私に何か問題があると思っても仕方がない。
そんな状況を作り出したマルセム様は、気まずそうに私から顔を逸らし、その真紅の髪を揺らす。少し切れ長で美しい瞳も、どこか物悲しげだ。
「詳しいことは、僕達のプライベートに関わることなので、皆様にはお伝えしかねますが……妻のエメフィーユの日々の言動に、疲れてしまいました。本来なら、二人きりの時に切り出すことではございますが、どうにも伝える勇気が湧かず……皆様の勇気をお借りしたく、この場を設けていただいた次第です」
今の言い方では、まるで私が悪人のような言い分だ。
現に、そう受け取った貴族の方々から、私への非難の言葉が飛んできた。
しかし、私は何も言い返さず、ただじっとこの場を乗り切ることしか考えていない。
だって、彼と離婚をすることは、私が長年にわたる苦痛に耐えながら、ずっと望み続けていたことだから。
立場上、私からは言い出せなかったから、ようやくこの時を迎えられて、小躍りしそうなくらいだ。
「皆様、これは全て、僕に至らぬことが数多く存在し、彼女に寂しい思いをさせてしまった結果なのです。だから、それ以上彼女を傷つけるような発言はお控えください」
深々と頭を下げながらされたお願いのおかげで、貴族達は驚くほど静かになった。
このように、王族であるにも関わらず、謙虚な姿勢を崩さないところも、彼が人格者と言われる所以だ。
「この件に関しましては、国王である父と母からも、了承をいただいております。エメフィーユ、まだ少しでも、君の中に僕を想う気持ちが残っているのなら、この離婚を……受け入れてもらえないか?」
「はい」
マルセム様の問いに、間髪入れずに頷く。
さすがにこれだけ早い了承は、変に思われたかもしれないが、待ちに待った千載一遇の大チャンスを前にして、冷静でいられるほど、私は大人になれていない。
「ありがとう。では皆様、以上で本日のパーティーは終了とさせていただきます」
その言葉を最後に、参加者の方々は会場を去っていく。その途中で、彼らが私に軽蔑の視線を向けたように感じたのは、きっと気のせいではないだろう。
この場にいても、私にとって利益は何もない。さっさと部屋に戻って、ゆっくりさせてもらおうかな。
「…………」
城の中にある自室へ向かう途中、今日のパーティーの後片付けで忙しなく動いている使用人達が目に入った。
彼らが私を見る目も、先程の貴族達を同じようなものだ。だが、その視線の中には、ああ……やっとか……と言わんばかりに、憐れみに満ちた目もあった。
「ただいまっと……」
誰の出迎えもない自室に戻る。中は綺麗な装飾がほどこされた家具と、一人で寝るには大きすぎるベッドが、沈黙を貫いていた。
なんだか、この部屋の空気や静かさは、私の心の虚しさを表しているように見える。ずっと痛みや寂しさに耐えてきた、私の心。
――表向きでは、私達は五年前に結婚をしてから、ずっと仲睦まじい夫婦ではあるが、彼の心から私への愛が無くなってから、もう四年も経っている。
それとほぼ同時期に、専属の使用人も外されてしまったから、一国の王子の妻である私の出迎えは、基本的に無い。
まあ、昔から過剰なお出迎えというのに、若干引いていたのも事実だったりする。個人的には、静かな方が好みだからね。
「今日は疲れたな……早く休んで、明日に備えなくちゃ」
マルセム様の妻という立場が無くなる以上、明日からどうなるかわかったものじゃない。休める時に休んでおかないと。
「着替えるから、出ておいで、サン」
「キキッ」
誰もいない部屋で声をかけると、私の服の中から、手のひらサイズの真っ白な子ザルが出てきた。
この子の名前はサン。私が生まれた時からずっと一緒に過ごしている、とても大切な家族だ。
「サン、聞いて。私、やっと離婚が出来るんだ。やっと……この地獄から抜け出せる。お母さんとまた一緒に暮らせるんだよ」
「ウキー?」
「こんなところとはさよならをして、私達のお家に帰るんだよ」
「キキッ!」
もうっ、私の言ってること、本当にわかってるのかしら。基本的に大人しくて賢い子だけど、相手が動物だから、通じているかはわからない。
「よいしょっと……」
本来なら、ドレスは使用人に手伝ってもらって脱ぎ着するのだが、専属の使用人を外されてから、自分で着替えるようになった。
だから、見た目重視で脱ぎ着が大変なドレスも、この通り……比較的簡単に脱げるの。
「…………」
ドレスを脱ぎ終わり、部屋着に着替えようと、姿見の前に立つ。そこに映っていたのは、長い金色の髪を下ろした、黒目の女性。
その体には、服を着たら見えない部分に、大小様々な傷跡が刻まれていた。
この傷は……マルセム様の手によってつけられたものだ。
誰にでも優しい人格者なんて、あくまでそれは表向きの顔。
彼の本性は、とても乱暴でわがまま。そして、気に入らないことがあると、すぐに暴力を振るい、罵声を浴びせてくる。
結婚してすぐは、評判通り優しかった。私もそれに騙されたくらいだ。
しかし、四年前から彼は冷たくなり、代わりに本性が現れ始めた。
その頃は、きっと公務が忙しくて、ストレスが溜まっているだけだ。いつか、また優しかったマルセム様に戻ってくれる。そう信じて、来る日も来る日も耐え続けた。
しかし、私はなんでも許せる神様じゃない。殴られれば痛いし、酷いことを言われれば悲しくなる。
そんな日々を過ごしていたら、急に何かがプツンっと切れてしまい、同時にマルセム様を信じる気持ちが、完全に消えてしまった。
だから、私は離婚をすることを強く望むようになった。元々、彼のことを異性として愛してはなかったから、離婚されて悲しいとか思ったりもない。
望んでいるといっても、私からは言い出せず、耐えるだけの日々だった。こんな日々がいつ終わるのかわからず、頭がおかしくなりそうになったのも、一度や二度じゃない。
「こんな文字通り傷ありの女なんて、もう誰ももらってくれないよね」
嘲笑気味に呟いてみるが、自分の今後を、本当に嘆いているわけではない。異性のパートナーなんていなくても、私は生きていける。
だって、今の私の目標は、田舎に帰ってお母さんとまた一緒に暮らして、必ず幸せになることだから。
……なんて意気込んでいたら、それを邪魔するかのように、ドアがノックも無しに勢いよく開いた。
来訪者は、私の夫……ううん、元夫だった。
「キャア! の、ノックをしてください!」
「ん? まあいいではないか、元僕の所有物のお前に、ノックなんて必要は無かろう」
さっきの丁寧な態度とは一転し、とても粗暴な振る舞いをするマルセム様は、まるで汚物でも見るような冷たい目で、私を見下してきた。
私の夫であり、ティタブタン国の王子である、マルセム・ティタブタン様の誕生日を祝うパーティーの、最後を締めくくるタイミングで、彼の口から出た言葉に、会場中からどよめきが起こる。
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一体何があったのか?
あの聖人君子であるマルセム様が仰るのだから、妻に何か問題があったのではないか?
何も知らない貴族達から、そんな憶測が飛び交っていた。
彼らの気持ちは、わからないわけではない。マルセム様はとても温厚な人で、いつでもニコニコしているような人格者だ。
それに、既婚者や恋人がいる人の模範にしても良いくらい、表向きでは私のことを大事にしていた。
そのマルセム様が、こんな公の場で離婚を懇願するということは、妻である私に何か問題があると思っても仕方がない。
そんな状況を作り出したマルセム様は、気まずそうに私から顔を逸らし、その真紅の髪を揺らす。少し切れ長で美しい瞳も、どこか物悲しげだ。
「詳しいことは、僕達のプライベートに関わることなので、皆様にはお伝えしかねますが……妻のエメフィーユの日々の言動に、疲れてしまいました。本来なら、二人きりの時に切り出すことではございますが、どうにも伝える勇気が湧かず……皆様の勇気をお借りしたく、この場を設けていただいた次第です」
今の言い方では、まるで私が悪人のような言い分だ。
現に、そう受け取った貴族の方々から、私への非難の言葉が飛んできた。
しかし、私は何も言い返さず、ただじっとこの場を乗り切ることしか考えていない。
だって、彼と離婚をすることは、私が長年にわたる苦痛に耐えながら、ずっと望み続けていたことだから。
立場上、私からは言い出せなかったから、ようやくこの時を迎えられて、小躍りしそうなくらいだ。
「皆様、これは全て、僕に至らぬことが数多く存在し、彼女に寂しい思いをさせてしまった結果なのです。だから、それ以上彼女を傷つけるような発言はお控えください」
深々と頭を下げながらされたお願いのおかげで、貴族達は驚くほど静かになった。
このように、王族であるにも関わらず、謙虚な姿勢を崩さないところも、彼が人格者と言われる所以だ。
「この件に関しましては、国王である父と母からも、了承をいただいております。エメフィーユ、まだ少しでも、君の中に僕を想う気持ちが残っているのなら、この離婚を……受け入れてもらえないか?」
「はい」
マルセム様の問いに、間髪入れずに頷く。
さすがにこれだけ早い了承は、変に思われたかもしれないが、待ちに待った千載一遇の大チャンスを前にして、冷静でいられるほど、私は大人になれていない。
「ありがとう。では皆様、以上で本日のパーティーは終了とさせていただきます」
その言葉を最後に、参加者の方々は会場を去っていく。その途中で、彼らが私に軽蔑の視線を向けたように感じたのは、きっと気のせいではないだろう。
この場にいても、私にとって利益は何もない。さっさと部屋に戻って、ゆっくりさせてもらおうかな。
「…………」
城の中にある自室へ向かう途中、今日のパーティーの後片付けで忙しなく動いている使用人達が目に入った。
彼らが私を見る目も、先程の貴族達を同じようなものだ。だが、その視線の中には、ああ……やっとか……と言わんばかりに、憐れみに満ちた目もあった。
「ただいまっと……」
誰の出迎えもない自室に戻る。中は綺麗な装飾がほどこされた家具と、一人で寝るには大きすぎるベッドが、沈黙を貫いていた。
なんだか、この部屋の空気や静かさは、私の心の虚しさを表しているように見える。ずっと痛みや寂しさに耐えてきた、私の心。
――表向きでは、私達は五年前に結婚をしてから、ずっと仲睦まじい夫婦ではあるが、彼の心から私への愛が無くなってから、もう四年も経っている。
それとほぼ同時期に、専属の使用人も外されてしまったから、一国の王子の妻である私の出迎えは、基本的に無い。
まあ、昔から過剰なお出迎えというのに、若干引いていたのも事実だったりする。個人的には、静かな方が好みだからね。
「今日は疲れたな……早く休んで、明日に備えなくちゃ」
マルセム様の妻という立場が無くなる以上、明日からどうなるかわかったものじゃない。休める時に休んでおかないと。
「着替えるから、出ておいで、サン」
「キキッ」
誰もいない部屋で声をかけると、私の服の中から、手のひらサイズの真っ白な子ザルが出てきた。
この子の名前はサン。私が生まれた時からずっと一緒に過ごしている、とても大切な家族だ。
「サン、聞いて。私、やっと離婚が出来るんだ。やっと……この地獄から抜け出せる。お母さんとまた一緒に暮らせるんだよ」
「ウキー?」
「こんなところとはさよならをして、私達のお家に帰るんだよ」
「キキッ!」
もうっ、私の言ってること、本当にわかってるのかしら。基本的に大人しくて賢い子だけど、相手が動物だから、通じているかはわからない。
「よいしょっと……」
本来なら、ドレスは使用人に手伝ってもらって脱ぎ着するのだが、専属の使用人を外されてから、自分で着替えるようになった。
だから、見た目重視で脱ぎ着が大変なドレスも、この通り……比較的簡単に脱げるの。
「…………」
ドレスを脱ぎ終わり、部屋着に着替えようと、姿見の前に立つ。そこに映っていたのは、長い金色の髪を下ろした、黒目の女性。
その体には、服を着たら見えない部分に、大小様々な傷跡が刻まれていた。
この傷は……マルセム様の手によってつけられたものだ。
誰にでも優しい人格者なんて、あくまでそれは表向きの顔。
彼の本性は、とても乱暴でわがまま。そして、気に入らないことがあると、すぐに暴力を振るい、罵声を浴びせてくる。
結婚してすぐは、評判通り優しかった。私もそれに騙されたくらいだ。
しかし、四年前から彼は冷たくなり、代わりに本性が現れ始めた。
その頃は、きっと公務が忙しくて、ストレスが溜まっているだけだ。いつか、また優しかったマルセム様に戻ってくれる。そう信じて、来る日も来る日も耐え続けた。
しかし、私はなんでも許せる神様じゃない。殴られれば痛いし、酷いことを言われれば悲しくなる。
そんな日々を過ごしていたら、急に何かがプツンっと切れてしまい、同時にマルセム様を信じる気持ちが、完全に消えてしまった。
だから、私は離婚をすることを強く望むようになった。元々、彼のことを異性として愛してはなかったから、離婚されて悲しいとか思ったりもない。
望んでいるといっても、私からは言い出せず、耐えるだけの日々だった。こんな日々がいつ終わるのかわからず、頭がおかしくなりそうになったのも、一度や二度じゃない。
「こんな文字通り傷ありの女なんて、もう誰ももらってくれないよね」
嘲笑気味に呟いてみるが、自分の今後を、本当に嘆いているわけではない。異性のパートナーなんていなくても、私は生きていける。
だって、今の私の目標は、田舎に帰ってお母さんとまた一緒に暮らして、必ず幸せになることだから。
……なんて意気込んでいたら、それを邪魔するかのように、ドアがノックも無しに勢いよく開いた。
来訪者は、私の夫……ううん、元夫だった。
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「ん? まあいいではないか、元僕の所有物のお前に、ノックなんて必要は無かろう」
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