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どんどん話は進みます。
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お母様はご自身の影を使って、マキシミリオン王国の王妃殿下と王太子妃殿下と打ち合わせをされた。
アルトナー王国やメルキオール帝国の王族は、影と呼ばれる隠密を使役しているけど、マキシミリオン王国にはいないとお義兄様はおっしゃっていた。
多分、魔法や魔道具がその役目をしているのだと思う。
魔道具だらけのマキシミリオン王国に影を遣わせることは心配だったけど、王妃殿下たちが協力してくれたおかげで、無事に打ち合わせはできたみたい。
「それで、王妃殿下たちも薬を使われることを許可されたのですか?」
問題ありだとしても夫だし、自身のお腹を痛めて産んだ息子よね?
その薬を使えば、死ぬまで幽閉ということになるわ。
身分が身分だもの。
この先のマキシミリオン王国のことを考えれば、表舞台に出すことはできない。
「やむを得ないと了承されたわ。帝国との関係を悪化させたくはないと判断されたようね」
そうね。
王国側の非で婚約解消になったのだから、普通は国家間の関係は凍えると思うわ。
私はシリルと険悪になりたくないと考えているけど、きっとこの考えも皇女としては甘いのでしょうね。
「それで、決行は?」
「十日後よ。それから、レシピエンス王国のことだけど」
「レシピエンス王国・・・ああ、シリルの婚約相手の?」
あの国王陛下のおっしゃりようだと、すでにレシピエンス王国と話は進んでいるのではないかしら?
あちらから打診してきた?
あそこの王女殿下は確か・・・
「私より五歳年下でしたわよね?レシピエンス王国のリルラ王女殿下って」
まだ十一歳になったばかりのリルラ王女殿下は、柔らかな空色の髪と瞳をした、とても可愛らしい方だ。
といっても私がお会いしたのは、アルトナー王国に向かう前だ。
お誕生日のパーティーに招ばれたのよ。
一応ご挨拶はしたけど、お顔は知っている程度ね。
「マキシミリオン王国の国王陛下側から打診したらしいわ。アチラは、シリル殿下がクロエのことを好いているとご存知で、躊躇われているらしいけど、クロエはどうしたいかしら?」
「・・・シリルとリルラ様がよろしいのなら。シリルが王太子になるとして、それを支えていただくのに、レシピエンス王国は相応しいと思います」
私が支えることは・・・
シリルが王太子になるのなら、勢力バランスを考えるとあまり良くない。
ルーファスお義兄様がメルキオール帝国の皇配だから、メルキオール帝国とマキシミリオン王国両国が密に結び過ぎてしまうのよ。
第三王子と第二皇女だったから、叶った婚約だった。
アルトナー王国やメルキオール帝国の王族は、影と呼ばれる隠密を使役しているけど、マキシミリオン王国にはいないとお義兄様はおっしゃっていた。
多分、魔法や魔道具がその役目をしているのだと思う。
魔道具だらけのマキシミリオン王国に影を遣わせることは心配だったけど、王妃殿下たちが協力してくれたおかげで、無事に打ち合わせはできたみたい。
「それで、王妃殿下たちも薬を使われることを許可されたのですか?」
問題ありだとしても夫だし、自身のお腹を痛めて産んだ息子よね?
その薬を使えば、死ぬまで幽閉ということになるわ。
身分が身分だもの。
この先のマキシミリオン王国のことを考えれば、表舞台に出すことはできない。
「やむを得ないと了承されたわ。帝国との関係を悪化させたくはないと判断されたようね」
そうね。
王国側の非で婚約解消になったのだから、普通は国家間の関係は凍えると思うわ。
私はシリルと険悪になりたくないと考えているけど、きっとこの考えも皇女としては甘いのでしょうね。
「それで、決行は?」
「十日後よ。それから、レシピエンス王国のことだけど」
「レシピエンス王国・・・ああ、シリルの婚約相手の?」
あの国王陛下のおっしゃりようだと、すでにレシピエンス王国と話は進んでいるのではないかしら?
あちらから打診してきた?
あそこの王女殿下は確か・・・
「私より五歳年下でしたわよね?レシピエンス王国のリルラ王女殿下って」
まだ十一歳になったばかりのリルラ王女殿下は、柔らかな空色の髪と瞳をした、とても可愛らしい方だ。
といっても私がお会いしたのは、アルトナー王国に向かう前だ。
お誕生日のパーティーに招ばれたのよ。
一応ご挨拶はしたけど、お顔は知っている程度ね。
「マキシミリオン王国の国王陛下側から打診したらしいわ。アチラは、シリル殿下がクロエのことを好いているとご存知で、躊躇われているらしいけど、クロエはどうしたいかしら?」
「・・・シリルとリルラ様がよろしいのなら。シリルが王太子になるとして、それを支えていただくのに、レシピエンス王国は相応しいと思います」
私が支えることは・・・
シリルが王太子になるのなら、勢力バランスを考えるとあまり良くない。
ルーファスお義兄様がメルキオール帝国の皇配だから、メルキオール帝国とマキシミリオン王国両国が密に結び過ぎてしまうのよ。
第三王子と第二皇女だったから、叶った婚約だった。
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