転生ガチャで悪役令嬢になりました

みおな

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未来の護衛さんです

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「はじめまして。コンフェルト公爵家のルミナスです」

 クリス様付きの護衛だったという話だから、貴族なのかな?
 それでもコンフェルト公爵家より上の地位は王族だけだから、謙った挨拶はするべきじゃない。

 目の前の私付きの護衛になるという女性は、年齢はレイラと同じ、16歳くらいだろうか?

 朱色の髪は肩より少し長い程度で、ひとつに纏められている。
 
 王宮騎士の制服を着ていて、それがよく似合っていた。

 なんていうか・・・
宝塚?男装の麗人?って感じで、多分だけど、貴族のご令嬢方に人気がありそうな雰囲気の人は、胸に手を当てて、騎士としての礼を取った。

「お初にお目にかかります、ルミナス・コンフェルト公爵令嬢様」

「ルミィ。彼女がルミィの専属護衛になるエレン・セレズノアだ」

 セレズノア?
確か、侯爵家だったわ。侯爵家のご令嬢が騎士団に入ってるの?

 クリス様の言葉に、エレン様は首を横に振った。

「殿下。私はもう侯爵家の人間ではありません」

「いや、侯爵がなんと言おうと、国王陛下である父上から除籍の許可は下りていない。だから、君がセレズノアの人間であることに変わりはない」

 なんとなくだけど・・・
家と折り合いが悪いのかな~と感じた。

 私は、お父様とお母様だけじゃなく、公爵家の使用人にも大切にされていると思う。

 高位貴族だというのに、比較的自由にさせてもらっているし、王太子殿下発案とはいえ、学園にも通わずに過ごさせてもらっている。

 でも、普通の貴族の家が全てそうかというと、違うことくらいは私にも分かる。

「ルミナス様とお呼びしてもよろしいでしょうか?」

「はい。エレン様」

「私のことは、どうかエレンとお呼びになって下さい。私は騎士を目指したことでセレズノア侯爵家から追放された身ですが、聡明なルミナス様のことはこの身に変えましても必ずお守りいたします」

 あー。
令嬢が騎士を目指したことで、侯爵と揉めたのね。

 まぁ、貴族の子女と生まれた限りは、家のために結婚をするのが当たり前という考え方の貴族は多い。

 子供の幸せを考えないわけじゃないだろうけど、前世のように恋愛結婚とはいかないのがこの世界だ。

 そういえば、セレズノア侯爵家って確か、クリス様の婚約者候補に名乗りをあげてたんじゃなかったっけ。

「エレンさま・・・エレンは次女ですか?」

「はい。クリストフ王太子殿下に婚約の申し込みをしたのは、私の2歳年上の姉になります。姉は・・・少々、自由な人間なので、ルミナス様にご迷惑をおかけしないためにも、専属護衛に私が立候補させていただいたのです」

 自由な人間?私に迷惑?








 
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