19 / 42
競い合わせて、ついでに教育
「カリーナ様はアーデン侯爵家のご令嬢。王太子妃として問題ない家柄ですわ。それに、レッチェル伯爵令嬢と二人を婚約者候補にすれば、お互いをライバルとして切磋琢磨なさるのではないでしょうか」
私はカリーナの方はよく知らないからアレだけど、マルチナがライバルができたからって頑張るかなぁ。
それに、王太子。
アレを教育し直さなきゃ、婚約者がどれだけ優秀でも駄目だと思うんだよね。
「それに、王太子殿下もご一緒に学ばれれば、二人も頑張られると思いますわ」
「ジェラートは王太子教育は終えていて・・・」
「ええ。ですが、愛しい婚約者のために、時間を共にすることも大切ですわ。その時間が二人の絆を深めるというものです。それに陛下たちのように優秀な王族となるためには、何度も復習をするのは良いことだと思います」
「あ、ああ!そうだな。子は親の背中を見て育つというからな」
国王陛下・・・チョロ。
お母様の手のひらの上で、コロコロコロコロと転がされてるじゃん。
完全に、アーデン侯爵令嬢とマルチナは二人とも婚約者候補扱い。
しかも、二人の王太子妃教育と共に王太子ジェラートも教育のやり直しが決定した。
今日って、ジェラートとマルチナの婚約披露パーティーだったよね?
え?主役二人とも退場させられた上、婚約者から候補になったんだけど?
大丈夫なの?これ。
他国の貴族を招いてないのが幸いかな。
マルチナの非常識さと、ジェラートの未熟さ。
あの場面を見てた人たちは、ある意味不安を感じてるだろうし。
「そっ、それなら、アレーシア嬢も一緒に教育を・・・」
「あ、誠に申し訳ありませんが、私はお母様から学びますのでご遠慮させていただきます」
「な、なら!フロライン公爵夫人に二人の教育を・・・」
「陛下。すみませんが、我が愛する妻を王宮に出仕させるつもりはありません!二人の教育係は、私が推薦させていただきます!」
何で私が、冤罪ふっかけてくるようなヤツと仲良しこよしで勉強しなきゃならないのよ。
そもそも、私は王太子妃教育を受ける必要はないじゃん。
だって、王太子の婚約者になんか絶対にならないんだから。
でもって、お父様!
お母様ラブは知ってるけど、お母様ならあの二人を完璧に仕上げてくれそうなんだけど。
「なら、僕が王太子殿下の教育に付き合いましょう。教師は、僕の教育係であるラズウェル公爵閣下にお願いすることにしましょうか」
「・・・う、うむ」
お兄様の提案に、陛下は渋々頷いた。
さすがにあの様子を見てれば、再教育が必要さは理解したのね。
私はカリーナの方はよく知らないからアレだけど、マルチナがライバルができたからって頑張るかなぁ。
それに、王太子。
アレを教育し直さなきゃ、婚約者がどれだけ優秀でも駄目だと思うんだよね。
「それに、王太子殿下もご一緒に学ばれれば、二人も頑張られると思いますわ」
「ジェラートは王太子教育は終えていて・・・」
「ええ。ですが、愛しい婚約者のために、時間を共にすることも大切ですわ。その時間が二人の絆を深めるというものです。それに陛下たちのように優秀な王族となるためには、何度も復習をするのは良いことだと思います」
「あ、ああ!そうだな。子は親の背中を見て育つというからな」
国王陛下・・・チョロ。
お母様の手のひらの上で、コロコロコロコロと転がされてるじゃん。
完全に、アーデン侯爵令嬢とマルチナは二人とも婚約者候補扱い。
しかも、二人の王太子妃教育と共に王太子ジェラートも教育のやり直しが決定した。
今日って、ジェラートとマルチナの婚約披露パーティーだったよね?
え?主役二人とも退場させられた上、婚約者から候補になったんだけど?
大丈夫なの?これ。
他国の貴族を招いてないのが幸いかな。
マルチナの非常識さと、ジェラートの未熟さ。
あの場面を見てた人たちは、ある意味不安を感じてるだろうし。
「そっ、それなら、アレーシア嬢も一緒に教育を・・・」
「あ、誠に申し訳ありませんが、私はお母様から学びますのでご遠慮させていただきます」
「な、なら!フロライン公爵夫人に二人の教育を・・・」
「陛下。すみませんが、我が愛する妻を王宮に出仕させるつもりはありません!二人の教育係は、私が推薦させていただきます!」
何で私が、冤罪ふっかけてくるようなヤツと仲良しこよしで勉強しなきゃならないのよ。
そもそも、私は王太子妃教育を受ける必要はないじゃん。
だって、王太子の婚約者になんか絶対にならないんだから。
でもって、お父様!
お母様ラブは知ってるけど、お母様ならあの二人を完璧に仕上げてくれそうなんだけど。
「なら、僕が王太子殿下の教育に付き合いましょう。教師は、僕の教育係であるラズウェル公爵閣下にお願いすることにしましょうか」
「・・・う、うむ」
お兄様の提案に、陛下は渋々頷いた。
さすがにあの様子を見てれば、再教育が必要さは理解したのね。
あなたにおすすめの小説
「通訳など辞書で足りる」と追放された令嬢——三国会談で、婚約者は一言も話せなくなった
歩人
ファンタジー
宮廷通訳官エレノーラは五つの言語を操り、婚約者クラウスの外交を陰で支えてきた。
だがクラウスは言った。「通訳など辞書で足りる。お前は要らない」
追放されたエレノーラは隣国で新たな道を歩み始める。
一方、クラウスは三国会談の場で辞書片手に立ち往生。
誤訳が外交問題に発展し、窮地に陥ったその場に、隣国の通訳官として現れたのは——。
「その言葉は、もう翻訳できません」
悪役令嬢にされたので婚約破棄を受け入れたら、なぜか全員困っています
かきんとう
恋愛
王城の大広間は、いつも以上に華やいでいた。
磨き上げられた床は燭台の光を反射し、色とりどりのドレスが揺れるたびに、まるで花畑が動いているかのように見える。貴族たちの笑い声、楽団の優雅な旋律、そして、ひそやかな噂話が、空気を満たしていた。
その中心に、私は立っていた。
――今日、この瞬間のために。
「エレノア・フォン・リーベルト嬢」
高らかに呼ばれた私の名に、ざわめきがぴたりと止む。
願いの代償
らがまふぃん
恋愛
誰も彼もが軽視する。婚約者に家族までも。
公爵家に生まれ、王太子の婚約者となっても、誰からも認められることのないメルナーゼ・カーマイン。
唐突に思う。
どうして頑張っているのか。
どうして生きていたいのか。
もう、いいのではないだろうか。
メルナーゼが生を諦めたとき、世界の運命が決まった。
*ご都合主義です。わかりづらいなどありましたらすみません。笑って読んでくださいませ。本編15話で完結です。番外編を数話、気まぐれに投稿します。よろしくお願いいたします。
※ありがたいことにHOTランキング入りいたしました。たくさんの方の目に触れる機会に感謝です。本編は終了しましたが、番外編も投稿予定ですので、気長にお付き合いくださると嬉しいです。たくさんのお気に入り登録、しおり、エール、いいねをありがとうございます。R7.1/31
*らがまふぃん活動三周年周年記念として、R7.11/4に一話お届けいたします。楽しく活動させていただき、ありがとうございます。
何もしなかっただけです
希臘楽園
ファンタジー
公爵令嬢であり王太子の婚約者であった私は、「地味だ」という理由で婚約を破棄され、王宮を去った。
それまで私が担っていた役目を、誰も知らないまま。
――ただ何もしなくなっただけで、すべては静かに崩れていく。
AIに書かせてみた第14弾は、「追放ざまぁ」系の短編。
婚約破棄? ありがとうございます。やっと本当の人生が始まります
たくわん
恋愛
婚約破棄された令嬢がすべきことといえば、泣くか、喚くか、復讐を誓うか——らしい。
リーナ・フォスター公爵令嬢がしたことは、荷造りだった。
「冷たくて人を愛せない」と王太子に切り捨てられた夜、リーナは一度も振り返らずに王城を出た。向かった先は辺境の荒れ地。目的は薬草の栽培と薬品事業の立ち上げ。前世の記憶から温めてきた、誰にも言えなかった計画の実行だ。
リーナはそこで不器用だが誠実な騎士ヴァルターと出会う。一方、残された王太子とその新しい婚約者は、少しずつ、静かに、取り返しのつかない方向へと歩んでいたーー。
良いものは全部ヒトのもの
猫枕
恋愛
会うたびにミリアム容姿のことを貶しまくる婚約者のクロード。
ある日我慢の限界に達したミリアムはクロードを顔面グーパンして婚約破棄となる。
翌日からは学園でブスゴリラと渾名されるようになる。
一人っ子のミリアムは婿養子を探さなければならない。
『またすぐ別の婚約者候補が現れて、私の顔を見た瞬間にがっかりされるんだろうな』
憂鬱な気分のミリアムに両親は無理に結婚しなくても好きに生きていい、と言う。
自分の望む人生のあり方を模索しはじめるミリアムであったが。