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10歳
39ページ:報連・・・葬?相でなくて?
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「黙って勝手をして、怒ってないのですか?」
「え?ああ。怒ってるわよ?わたくしたちの可愛いシエルちゃんの手を煩わせるなんて、その伯爵、葬らなければならないわ」
えーと。
どうしよう。女神のごとく美しいお母様の口から、とんでもない言葉が出た気がする。
葬るって言った?
言ったよね?えーと、他国の伯爵を葬ったら問題だから、私、報連相してるんだよね?
「シエル」
「はい、お父様」
「シエルが無茶をして、怪我をするようなことがあれば、私たちがとても悲しむことは、シエルは理解っているね?」
私はこくりと頷く。
こんなに溺愛してくれている家族だ。私に何かあれば、とてもとても悲しむだろう。
まぁ、チート能力で、怪我しても即回復するけど。
あー、でも、私より強い相手だったら、死んだりするのかな。
今の私より強い相手、魔王とか?
ドラゴンとかはデコピンで倒せるけど、そっか、魔王か。まだ出会ってないから、強さがわかんないな。
「それを分かっているシエルが、必要だと思って行ったことを、叱るつもりはないよ。それに、国に迷惑をかけることになるかもと、今話してくれているのだろう?」
「お父様・・・」
私はお父様に抱きついた。
こんなに、私のことを信頼してくれてることが、すごく嬉しい。
お父様に頭を撫でられていると、お母様が横から抱きついて来た。
「ズルいわ。わたくしだって、シエルちゃんのこと、叱ったりしないわ。シエルちゃんのこと信じてるもの」
「ありがとうございます。お母様」
「ぼ、僕だって・・・」
「アル兄様。クラウディア王国王太子殿下に、私のことを頼みましたね?」
手を伸ばして来たアル兄様が、ピタリと止まる。
「今回は、そのおかげで、イザベリータ様ともお友達になれましたし、レノアを1日お任せすることも出来ましたから・・・アル兄様、ありがとうございます」
「シエル・・・」
「でも、次からはしないでください。私のせいで他国の王太子殿下たちを、危険に晒すことになりかねなかったのですから」
たまたま銀縁眼鏡は、王太子殿下と因縁がある相手だったけど、元々は私と酢昆布の問題だったのだ。
私の身分がバレてなければ、酢昆布も銀縁眼鏡もプチっと潰すことが出来るというか、個人的に制裁を与えるところだけど、王太子殿下たちに身分がバレてるとなると、何かやると私が関与したことまで知られてしまう。
まぁ、今回は、おかげでイザベリータ様と知り合えたし、魔法具を作る間、レノアの家族を匿って貰えたから、結果として良かったんだと思うから、怒らないでおいてあげよう。
「え?ああ。怒ってるわよ?わたくしたちの可愛いシエルちゃんの手を煩わせるなんて、その伯爵、葬らなければならないわ」
えーと。
どうしよう。女神のごとく美しいお母様の口から、とんでもない言葉が出た気がする。
葬るって言った?
言ったよね?えーと、他国の伯爵を葬ったら問題だから、私、報連相してるんだよね?
「シエル」
「はい、お父様」
「シエルが無茶をして、怪我をするようなことがあれば、私たちがとても悲しむことは、シエルは理解っているね?」
私はこくりと頷く。
こんなに溺愛してくれている家族だ。私に何かあれば、とてもとても悲しむだろう。
まぁ、チート能力で、怪我しても即回復するけど。
あー、でも、私より強い相手だったら、死んだりするのかな。
今の私より強い相手、魔王とか?
ドラゴンとかはデコピンで倒せるけど、そっか、魔王か。まだ出会ってないから、強さがわかんないな。
「それを分かっているシエルが、必要だと思って行ったことを、叱るつもりはないよ。それに、国に迷惑をかけることになるかもと、今話してくれているのだろう?」
「お父様・・・」
私はお父様に抱きついた。
こんなに、私のことを信頼してくれてることが、すごく嬉しい。
お父様に頭を撫でられていると、お母様が横から抱きついて来た。
「ズルいわ。わたくしだって、シエルちゃんのこと、叱ったりしないわ。シエルちゃんのこと信じてるもの」
「ありがとうございます。お母様」
「ぼ、僕だって・・・」
「アル兄様。クラウディア王国王太子殿下に、私のことを頼みましたね?」
手を伸ばして来たアル兄様が、ピタリと止まる。
「今回は、そのおかげで、イザベリータ様ともお友達になれましたし、レノアを1日お任せすることも出来ましたから・・・アル兄様、ありがとうございます」
「シエル・・・」
「でも、次からはしないでください。私のせいで他国の王太子殿下たちを、危険に晒すことになりかねなかったのですから」
たまたま銀縁眼鏡は、王太子殿下と因縁がある相手だったけど、元々は私と酢昆布の問題だったのだ。
私の身分がバレてなければ、酢昆布も銀縁眼鏡もプチっと潰すことが出来るというか、個人的に制裁を与えるところだけど、王太子殿下たちに身分がバレてるとなると、何かやると私が関与したことまで知られてしまう。
まぁ、今回は、おかげでイザベリータ様と知り合えたし、魔法具を作る間、レノアの家族を匿って貰えたから、結果として良かったんだと思うから、怒らないでおいてあげよう。
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