はっきり言ってカケラも興味はございません

みおな

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第四十八話

 お父様から、クレメンタイン王国国王陛下と王妃殿下への断罪についてお聞きしました。

 私はその時間は、イーサン・ブレンディ侯爵令息様とドロシー王女殿下へ婚約解消を突きつけておりましたから、その場面を見ることは叶いませんでした。

 お父様曰く、迅速に対処することが大切なのだそうです。

 相手が、諸々を話をすり合わせたり出来ないように、だそうですわ。

 まぁ私は、国王陛下や王妃殿下に関しては、思うところはあるものの直接お会いしたり会話をしたことがありませんから、見たからといって何とも思わないかもしれませんわね。

 第一王子殿下や第二王子殿下、そして宰相であるカタロニア公爵閣下は、国王陛下への断罪のために学園ではなく王宮にいらしたそうです。

 学園の方は、アルバート様とバートン王弟殿下がいらっしゃいますし、政治の話はやはり大人にお任せするべきですものね。

 今回は、ブレンディ侯爵令息との婚約解消やアルバート様の婚約の白紙撤回だけの話ではないのです。

 いえ。他国の王太子殿下と我が国の王女殿下の婚約解消の話だけでも大事ですけど、この国のトップを挿げ替えるのですから。

「それで、無事に片付きましたの?」

 お母様の問いに、お父様は大きくため息を吐かれました。

「ああ。なんとかな。随分とゴネていたが、それなら毒杯どころか断首だと言ったらようやくな。大体、他国のクシュリナ王国を謀ろうとしたんだ。わけがない。だが、王弟殿下の中継ぎを経て第一王子殿下が即位されるまでは、病気静養としておきたいのだ」

 ええ。
最初から、その方向で話を進めておりましたから、文句はありませんわ。

 それに、ダイアナ・カタロニア公爵令嬢様は第二王子殿下の婚約者。

 学園の特Aクラスの友人たちも、この国で暮らしているのです。

 私は、国を荒らしたいわけではありませんもの。

 ああ、でも、元凶の方々がどうなろうとどうでもいいですけど。

 カリスタ伯爵家の持つ商会の本店は、すでにこの国にはありませんけど、愚行をなさらない限りは完全撤退するつもりはないとお父様からお聞きしています。

 我が家が完全に手を引けば、困るのは貴族だけではありません。

 民を苦しめたい気持ちもありませんし、戦争をしたいわけでもありませんもの。

 しかし、ゴネたのですわね。

 呆れてしまいますわ。
ご自分たちがなさったことの重大さに全く気付いていらっしゃらないのね。

 ドロシー王女殿下のあの自由奔放で何も考えられていない言動は、間違いなくご両親似ですのね。





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