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悪役令嬢、焚き付ける。
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「媚薬に、睡眠薬・・・ですか」
エドワード様からお聞きしたことに、ため息が出てしまいますわ。
プルメリア様は、もしかしてそういうお仕事をされているお方なのかしら?
私と同い年だと思っていましたけど、平民だったそうだから、つまりはそういう不埒な方なの?
「僕の可愛いカレリア。君を不安にさせるような行動をしたくない」
「でも、プルメリア様はエドワード様を狙ってらっしゃるのですよね?つまりはこの機会を逃せば、違う形で何かを仕掛けてこられる可能性があるのですよね?」
今回は前もって分かっているから対策できるけど、もし気付けない場合は?
もしかしたら、もしかしたら。
そんな不安を抱えながら、ずっと過ごさなきゃいけないの?
それに。
エドワード様が他の女性に触れられるなんて嫌。
「エドワード様。プルメリア様に騙されたふりをされて下さい」
「え?カレリア?嫌だよ、僕は君以外に触れたくないし、触れられたくない」
「でも、殿下にもそうするようにおっしゃられたのでしょう?それに、私もこの先ずっと、プルメリア様がエドワード様に何かされるのではと思いながら過ごすのは・・・不安なのです」
それなら、今回ではっきりさせた方がいい。
フェルゼン様ならきっと、万全の状態で罠を張って下さるわ。
「私は、エドワード様を信じています。でも、エドワード様お願いですから、プルメリア様に触れたりしないで下さいませね?」
本当は、どうしてエドワード様なのって思ってしまう。
婚約者を、大好きな人を、偽りだとはいえ他の女性に差し出す真似なんてしたくない。
だけど、あの方には私たちの常識が通じないから。
あの日の恐怖は、忘れられない。
プルメリア様に渡された細身の剣で、私に斬りかかろうとしたラトビア様。
私に覆いかぶさってくれたアイル様の顔から血の気がひいて、真っ白になっていたこと。
シキ様の悲痛な声。
私はそのまま気を失ってしまって、後のことはエドワード様たちから聞いただけだけど。
シキ様は、アイル様を生き返らせるために、ご自分の魔力を対価に差し出して、時を巻き戻したのだそう。
そしてその事実を、当人であるアイル様とプルメリア様、ラトビア様はご存じないのですって。
アイル様には、学園に入学した時からの記憶が失われていて、だからシキ様との婚約も忘れられていた。
私たちのことも、全て。
寂しかったけど、でも、そんなことは構わなかった。アイル様が生きていて下さるなら。
お友達にはこれからまたなればいい。そうイレーヌ様たちともお話したの。
だけど、アイル様は思い出して下さった。シキ様のことも、私たちのことも。
あの時の苦しみに比べたら、一瞬だけよ。後でたくさんエドワードに甘やかせてもらいましょう。
エドワード様からお聞きしたことに、ため息が出てしまいますわ。
プルメリア様は、もしかしてそういうお仕事をされているお方なのかしら?
私と同い年だと思っていましたけど、平民だったそうだから、つまりはそういう不埒な方なの?
「僕の可愛いカレリア。君を不安にさせるような行動をしたくない」
「でも、プルメリア様はエドワード様を狙ってらっしゃるのですよね?つまりはこの機会を逃せば、違う形で何かを仕掛けてこられる可能性があるのですよね?」
今回は前もって分かっているから対策できるけど、もし気付けない場合は?
もしかしたら、もしかしたら。
そんな不安を抱えながら、ずっと過ごさなきゃいけないの?
それに。
エドワード様が他の女性に触れられるなんて嫌。
「エドワード様。プルメリア様に騙されたふりをされて下さい」
「え?カレリア?嫌だよ、僕は君以外に触れたくないし、触れられたくない」
「でも、殿下にもそうするようにおっしゃられたのでしょう?それに、私もこの先ずっと、プルメリア様がエドワード様に何かされるのではと思いながら過ごすのは・・・不安なのです」
それなら、今回ではっきりさせた方がいい。
フェルゼン様ならきっと、万全の状態で罠を張って下さるわ。
「私は、エドワード様を信じています。でも、エドワード様お願いですから、プルメリア様に触れたりしないで下さいませね?」
本当は、どうしてエドワード様なのって思ってしまう。
婚約者を、大好きな人を、偽りだとはいえ他の女性に差し出す真似なんてしたくない。
だけど、あの方には私たちの常識が通じないから。
あの日の恐怖は、忘れられない。
プルメリア様に渡された細身の剣で、私に斬りかかろうとしたラトビア様。
私に覆いかぶさってくれたアイル様の顔から血の気がひいて、真っ白になっていたこと。
シキ様の悲痛な声。
私はそのまま気を失ってしまって、後のことはエドワード様たちから聞いただけだけど。
シキ様は、アイル様を生き返らせるために、ご自分の魔力を対価に差し出して、時を巻き戻したのだそう。
そしてその事実を、当人であるアイル様とプルメリア様、ラトビア様はご存じないのですって。
アイル様には、学園に入学した時からの記憶が失われていて、だからシキ様との婚約も忘れられていた。
私たちのことも、全て。
寂しかったけど、でも、そんなことは構わなかった。アイル様が生きていて下さるなら。
お友達にはこれからまたなればいい。そうイレーヌ様たちともお話したの。
だけど、アイル様は思い出して下さった。シキ様のことも、私たちのことも。
あの時の苦しみに比べたら、一瞬だけよ。後でたくさんエドワードに甘やかせてもらいましょう。
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