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候補と条件
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お祖母様は他国の方と言っていたけど、国際問題になったりしないのかな?
それに偽装だよ?そんなことをお願いして、受け入れてもらえるもの?
他国でもそこそこの身分でなければ、王太子であるレオナルドの申し込みをはねのけることが出来ない。
でも、そういう人ってすでに婚約者がいたりするものではないの?
いなくても婚約したと公表すれば、婚約の解消とかしにくいんじゃ・・・
いや。
お世話になってるお祖母様たちのために、政略結婚を求められたら受け入れようって思ったんだ。
レオナルドだけは受け入れたくないけど、それ以外なら・・・
「いい選択ね、ランドール。ローズこれに目を通してごらんなさい」
「はい、お祖母様」
お祖母様から書類を受け取り、ランドールの字で綴られた説明文と絵姿を見ていく。
隣国ザハード王国の第一王子、ロイド・ザハード。十三歳。
婚約者がいない理由。
実は乳母の子供で子爵家令嬢を婚約者にと望んでいるが、彼女の従姉がロイドの婚約者の座を望んでいるため公表出来ない。
そのため、成人までの隠れ蓑を求めている。
隣国マハール王国筆頭公爵家嫡男、サリフィル・ホリック。十三歳。
婚約者がいない理由。
男爵家の養女と恋愛中。身分が不相応なため、学園を卒業したら公爵家後継の座を弟に譲り、騎士となる予定。
弟は了承済み。両親からの縁談を断るため仮の婚約者を探している。
あとは次点と書かれた釣書が三枚。
多分、ランドール見立てでこの二人が有力ということだろう。
なんだか婚約者がいない理由が、乙女ゲーム系のラノベを彷彿させるんだけど。
身分の高い攻略対象と、身分の低いヒロイン。
それを邪魔する悪役令嬢。
それか、シンデレラね。従姉だけど、意地悪な姉に継母がいたりするのかしら。
なんだかそれに巻き込まれそうなんだけど、勇者の婚約者になって挙げ句に殺されるよりはマシかしら?
となると、第一王子の方が必要性が高い?
公爵家の方は弟という味方もいるし、今のところ悪役令嬢もいなさそうだしね。
でも、会ってみてからの方がいいかもしれない。
レオナルドだって側から見たら、優秀で見目も良い王太子殿下だもの。
ランドールが問題のある人間を私に紹介しようとするとは思えないけど、実際会ってみないと分からないわよね。
「お祖母様。お会いすることは可能でしょうか?」
「サリフィル様の方は、クリストフが帰国する際にご一緒してもらいましょう。クリストフの後輩にあたるのよ。それに合わせて来国出来ないか、ロイド殿下には打診してみましょう」
あら?
クリストフお兄様が留学されてるのは、マハール王国だったのね。
それに偽装だよ?そんなことをお願いして、受け入れてもらえるもの?
他国でもそこそこの身分でなければ、王太子であるレオナルドの申し込みをはねのけることが出来ない。
でも、そういう人ってすでに婚約者がいたりするものではないの?
いなくても婚約したと公表すれば、婚約の解消とかしにくいんじゃ・・・
いや。
お世話になってるお祖母様たちのために、政略結婚を求められたら受け入れようって思ったんだ。
レオナルドだけは受け入れたくないけど、それ以外なら・・・
「いい選択ね、ランドール。ローズこれに目を通してごらんなさい」
「はい、お祖母様」
お祖母様から書類を受け取り、ランドールの字で綴られた説明文と絵姿を見ていく。
隣国ザハード王国の第一王子、ロイド・ザハード。十三歳。
婚約者がいない理由。
実は乳母の子供で子爵家令嬢を婚約者にと望んでいるが、彼女の従姉がロイドの婚約者の座を望んでいるため公表出来ない。
そのため、成人までの隠れ蓑を求めている。
隣国マハール王国筆頭公爵家嫡男、サリフィル・ホリック。十三歳。
婚約者がいない理由。
男爵家の養女と恋愛中。身分が不相応なため、学園を卒業したら公爵家後継の座を弟に譲り、騎士となる予定。
弟は了承済み。両親からの縁談を断るため仮の婚約者を探している。
あとは次点と書かれた釣書が三枚。
多分、ランドール見立てでこの二人が有力ということだろう。
なんだか婚約者がいない理由が、乙女ゲーム系のラノベを彷彿させるんだけど。
身分の高い攻略対象と、身分の低いヒロイン。
それを邪魔する悪役令嬢。
それか、シンデレラね。従姉だけど、意地悪な姉に継母がいたりするのかしら。
なんだかそれに巻き込まれそうなんだけど、勇者の婚約者になって挙げ句に殺されるよりはマシかしら?
となると、第一王子の方が必要性が高い?
公爵家の方は弟という味方もいるし、今のところ悪役令嬢もいなさそうだしね。
でも、会ってみてからの方がいいかもしれない。
レオナルドだって側から見たら、優秀で見目も良い王太子殿下だもの。
ランドールが問題のある人間を私に紹介しようとするとは思えないけど、実際会ってみないと分からないわよね。
「お祖母様。お会いすることは可能でしょうか?」
「サリフィル様の方は、クリストフが帰国する際にご一緒してもらいましょう。クリストフの後輩にあたるのよ。それに合わせて来国出来ないか、ロイド殿下には打診してみましょう」
あら?
クリストフお兄様が留学されてるのは、マハール王国だったのね。
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