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やり直しの人生
転生者あるある
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「ラグドール様とナルシス様にとっては、厳しいお仕置きになりましたわね」
ため息を吐くリリアナ様の表情は、この先に起きる面倒にうんざりしているようだった。
それも無理はない。
王太子である、ラウルお兄様の側近候補が二人も脱落したのだ。
あくまでも候補であったけれど、彼らは魅了魔法にかかるまではそれなりに優秀で、何事もなければ卒業と同時に側近と確定していたはずだったのだ。
身分も侯爵家嫡男であり、将来この国を支えていくに相応しい人材を選んだのに、この結末。
卒業まで一年を切った現在、いくら他にも側近候補がいるとはいえ、大変なことは間違いない。
これからお兄様たちが忙しくなることは確実で、本来なら卒業と同時予定のリリアナ様との婚姻にも支障が出るだろう。
王太子の婚姻は、一年以上かけて準備される。
つまり、すでにドレスのデザインなどの準備は始まっていて、これから諸々の詳細をお兄様と綿密に打ち合わせて行く予定だったのだ。
それなのに、これからお兄様は自身の側近の選び直しなどに手を取られることになる。
よほどのことがない限り、王太子の婚姻が先送りされることはないから、リリアナ様の負担が増えることは間違いない。
もちろんお母様も手助けするだろうが、基本的にお兄様とリリアナ様自身が決めなければならないことばかりなので、出来ることも限られている。
私も出来るなら何でもしてあげたいが、これは王太子、王太子妃の仕事なのである。
「でも、アルフレッド陛下から魔法具をいただいていて、本当に良かったです。お兄様に限ってとは思いますけど・・・」
リリアナ様との仲も良好のようだし、ラウルお兄様はシスコンでもある。
他の令嬢に近づいたりしないとは思うけど、側近候補の二人がアレだったから絶対とは言えない。
「ダウニー様の狙いはやっぱり、殿下だったのでしょうか」
「そうですね。彼女は自分のことを乙女ゲームのヒロインだと言っていましたから」
「!」
私がリリアナ様を転生者ではないかと疑ったのは、最初からだ。
ダウニー様のこともだけど、どちらか、もしくは二人とも転生者ではないかと考えていた。
ダウニー様は案の定というか、言動が転生ヒロイン特有の自分至上主義なところが見え隠れしていて、まぁ元々そういう性格の令嬢もいなくはないのかもだけど、結論として転生者だった。
だけど、リリアナ様は公爵令嬢として毅然としていて隙がなく、転生者と言い切れなかったのだ。
ため息を吐くリリアナ様の表情は、この先に起きる面倒にうんざりしているようだった。
それも無理はない。
王太子である、ラウルお兄様の側近候補が二人も脱落したのだ。
あくまでも候補であったけれど、彼らは魅了魔法にかかるまではそれなりに優秀で、何事もなければ卒業と同時に側近と確定していたはずだったのだ。
身分も侯爵家嫡男であり、将来この国を支えていくに相応しい人材を選んだのに、この結末。
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これからお兄様たちが忙しくなることは確実で、本来なら卒業と同時予定のリリアナ様との婚姻にも支障が出るだろう。
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つまり、すでにドレスのデザインなどの準備は始まっていて、これから諸々の詳細をお兄様と綿密に打ち合わせて行く予定だったのだ。
それなのに、これからお兄様は自身の側近の選び直しなどに手を取られることになる。
よほどのことがない限り、王太子の婚姻が先送りされることはないから、リリアナ様の負担が増えることは間違いない。
もちろんお母様も手助けするだろうが、基本的にお兄様とリリアナ様自身が決めなければならないことばかりなので、出来ることも限られている。
私も出来るなら何でもしてあげたいが、これは王太子、王太子妃の仕事なのである。
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ダウニー様は案の定というか、言動が転生ヒロイン特有の自分至上主義なところが見え隠れしていて、まぁ元々そういう性格の令嬢もいなくはないのかもだけど、結論として転生者だった。
だけど、リリアナ様は公爵令嬢として毅然としていて隙がなく、転生者と言い切れなかったのだ。
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