60 / 157
支えと呪いが紙一重だった頃の私
しおりを挟む
冬を待ち続けていたのは
埋まる可能性が少しでもあったから
始めから可能性になんて賭けなければ
こんな心の穴なんて
大きくなる前に何か別の物で
埋められていたはずだ
でも私は待ち続けてしまった
あなたが好きだったから
「もう春を待つのは辞めます」
実質の卒業なのかと問われたら疑わしい
ただ「待つ」という行為はあまりにも
揺らいだ時の精神的負担が大きいんだと
こんな歳になってようやく分かったの
人は青春を感じている時期に
何かしら音楽を聴いているべきだと思う
どんな種類のものでもいいんだ
だって時に思い出を支えにしたくなった瞬間
心だけはその場所に行けるんだよ
私たちは「夢か幻のような状況」を
何度も生身の自分で繰り返す必要はないんだ
その場所に実際再び降り立つことを
長く続く人生の糧にしなくていい
「もう春を待つのは辞めます」
私には余韻と音楽と文章がある
支えと呪いが紙一重だった頃の私
さよなら
埋まる可能性が少しでもあったから
始めから可能性になんて賭けなければ
こんな心の穴なんて
大きくなる前に何か別の物で
埋められていたはずだ
でも私は待ち続けてしまった
あなたが好きだったから
「もう春を待つのは辞めます」
実質の卒業なのかと問われたら疑わしい
ただ「待つ」という行為はあまりにも
揺らいだ時の精神的負担が大きいんだと
こんな歳になってようやく分かったの
人は青春を感じている時期に
何かしら音楽を聴いているべきだと思う
どんな種類のものでもいいんだ
だって時に思い出を支えにしたくなった瞬間
心だけはその場所に行けるんだよ
私たちは「夢か幻のような状況」を
何度も生身の自分で繰り返す必要はないんだ
その場所に実際再び降り立つことを
長く続く人生の糧にしなくていい
「もう春を待つのは辞めます」
私には余韻と音楽と文章がある
支えと呪いが紙一重だった頃の私
さよなら
0
あなたにおすすめの小説
わたしの下着 母の私をBBA~と呼ぶことのある息子がまさか...
MisakiNonagase
青春
39才の母・真知子は息子が私の下着を持ち出していることに気づいた。
ネットで同様の事象がないか調べると、案外多いようだ。
さて、真知子は息子を問い詰める? それとも気づかないふりを続けてあげるか?
還暦の性 若い彼との恋愛模様
MisakiNonagase
恋愛
還暦を迎えた和子。保持する資格の更新講習で二十代後半の青年、健太に出会った。何気なくてLINE交換してメッセージをやりとりするうちに、胸が高鳴りはじめ、長年忘れていた恋心に花が咲く。
そんな還暦女性と二十代の青年の恋模様。
その後、結婚、そして永遠の別れまでを描いたストーリーです。
全7話
あるフィギュアスケーターの性事情
蔵屋
恋愛
この小説はフィクションです。
しかし、そのようなことが現実にあったかもしれません。
何故ならどんな人間も、悪魔や邪神や悪神に憑依された偽善者なのですから。
この物語は浅岡結衣(16才)とそのコーチ(25才)の恋の物語。
そのコーチの名前は高木文哉(25才)という。
この物語はフィクションです。
実在の人物、団体等とは、一切関係がありません。
17歳男子高生と32歳主婦の境界線
MisakiNonagase
恋愛
32歳主婦のカレンはインスタグラムで20歳大学生の晴人と知り合う。親密な関係となった3度目のデートのときに、晴人が実は17歳の高校2年生だと知る。
カレンと晴人はその後、どうなる?
熟女愛好家ユウスケの青春(熟女漁り)その後
MisakiNonagase
恋愛
高校まで勉強一筋で大学デビューをしたユウスケは家庭教師の教え子の母親と不倫交際するが、彼にとって彼女とが初の男女交際。そこでユウスケは自分が熟女好きだと自覚する。それからユウスケは戦略と実戦を重ねて、清潔感と聞き上手を武器にたくさんの熟女と付き合つまた。
その後、大学を卒業した祐輔(ユウスケ)の新たなストーリーが始まった。
全15話を予定
Blue Bird ―初恋の人に再会したのに奔放な同級生が甘すぎるっ‼【完結】
remo
恋愛
「…溶けろよ」 甘く響くかすれた声と奔放な舌にどこまでも落とされた。
本宮 のい。新社会人1年目。
永遠に出来そうもない彼氏を夢見つつ、目の前の仕事に奮闘中。
なんだけど。
青井 奏。
高校時代の同級生に再会した。 と思う間もなく、
和泉 碧。
初恋の相手らしき人も現れた。
幸せの青い鳥は一体どこに。
【完結】 ありがとうございました‼︎
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる