暴走娘×ど天然?-六花の恋4-【完】

桜月真澄

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六 うーに近づくな

side総真47

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「なに? 美結はいいの?」

「寝かせてきた。悪かったな、美結浮かれすぎて泣いてばかりで」

「……あれ浮かれてたの?」

僕がうーに何かしでかして謝っている勢いだったよ。

「まあ……。そういえば、羽咲がいたの思い出してここにいられなくなるのは治ったのか?」

「うっ……」

こ、このクソ親父は黒歴史を……!

「どうだっていいだろ」

「どうでもよくはないな。……でも、おめでとう総真。それから、ありがとう」

ありがとう? って、何が? 勉強机の僕は、ドア近くに突っ立たままの想を見上げる。

「なんで想に感謝されるんだよ」

「美結、本当は娘もほしかったんだ。自分が仲のいい兄と妹の兄妹だから、余計憧れが強かったみたいで。でも、俺がそれは絶対にダメだって止めたから」

「………」

僕が生まれたときの話か。

「だから、羽咲が生まれた時の喜びようはすごくてな。晃が引くほど喜んでた」

「目に浮かぶわ」

美結のうー大好きは、ただ親友の娘だから、だけじゃなかったってことか。

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