9 / 77
2
発覚1 side水都
しおりを挟む
――朝、制服も髪も整えた自分が映る鏡に問いかける。
「今日もやれるね? 水都」
「うん。大丈夫だよ、水都」
自問自答する。毎朝のルーティーンだ。
わたしは別に二重人格とか、自分の中にもう一人の自分がいるとかではない。
ただ、わたしはわたしを保つために、自分で自分を確認する必要があった。
「おはよう、父様、母様」
母屋の居間に入ると、父様と母様がすでにいて、二人で朝ごはんの準備をしていた。
「おはよう」
「おはよ、水都」
はあ~母様今日も可愛いっ。父様は完璧っ。
こんなお二人に育ててもらったわたしは、この上なく幸せ者だっ。
「水都、今日はお母さん、水都の学校の近くで仕事だから帰り待ち合わせしようか?」
「うんっ!」
やったー! 母様と帰れるー! ……はっ! もし今日もコガサクくんと一緒に帰ることになったら紹介しちゃおうかな? 高校で一番親しくさせてもらっている人です、って。
ひとりにやにやしていると、父様が母様に何か耳打ちしているのが視界の端に映った。
何を言っているかまではわからないけど、にやにや妄想は止まらない。
コガサクくんなら、玲くんが仲良くしている人だから母様たち的にも大丈夫だよね。
と言うか、玲くんの言う通りめちゃくちゃジェントルだし。
わたしの住む藤沢の家は、母屋(おもや)と、渡り廊下で繋がっている私の部屋のある離れが中枢になる。
ほかにも藤沢の親戚さんの家が敷地内には点々としていて、父様の仕事を手伝ってくれる方の母屋への出入りも多い。
父様のご両親はもう亡くなっていて、藤沢の第一権力者は父様だ。
父様にはお兄様がいたのだけど、お兄様ももう亡い。
わたしが父様と母様の実の娘ではないとみんな知っているから、わたしは若干腫物扱いされている。
気にしないけど。
父様と母様は大事に育ててくださったし、羽咲ちゃんたちもいるし、わたしは大丈夫だ。
何よりわたしは父様と母様が大好きだ。それだけで、生きていける。
……学校ではぼっちだけど。
一人とぼとぼと通学路を歩く。
さすがにコガサクくんと一緒に登校することはない。
そういえばそろそろコガサクくんとの距離をもっと縮めたいなあ。
呼び方とか変えてみてもいいかな? 脳内でうーんとうなっていると、
「お、おはよう、藤沢さん」
えっ? 名前を呼ばれて振り返ると、同じクラスの女の子が二人、私の方を見ていた。
えっ!? も、もしかして今、挨拶してくれた……!? わ、わたしも返さなくちゃ! えーと、まずおはようって、それから――な、なにか話題を!
「ほら、やっぱり迷惑だよ、藤沢さんクールだから」
「そっか……いきなりごめんね、藤沢さん」
えっ、迷惑なんて全然ないよ!? わたしがパニくった頭でなんと言えばいいのか迷いまくっている間に、二人はそそくさと先を歩いて行ってしまった……。
……わたし今、友達つくるチャンスを逃した……? うわ~~~~! わたしのバカ~~~~! なんで気が利かないの! と言うか挨拶返すくらい礼儀でしょうがわたしのおたんこなす! ぼけなす! せめて……せめて「おはよう」くらいは言いたかった……。
対人スキルが低すぎると、とっさに挨拶も出来ないものなの……?
落ち込んだ。さっきよりも肩を落として歩く。きっと今のわたしは負のオーラに包まれているだろう……。
そんなわたしを、コガサクくんが見ていることにも気づかず学校まで歩いた。
お昼休み、周りには聞こえないようにこっそりため息をついた。
朝、挨拶を返せなかったことが心に重くある。
……なんでわたしは羽咲ちゃんみたいに出来ないんだろう――
「あ、いたいた。水都さん、勉強教えてー」
――ザワっと、教室中の視線がその声の主に向いた。
「え――コガサクくん!?」
なんと、これ見てと言わんばかりに手にしたテキストを軽く振っているコガサクくんが、教室の後ろのドアからわたしのことを呼んでいた。
しかも今名前……?
「どうしたの、コガサクくん」
わたしが椅子から立ち上がると、コガサクくんは堂々と教室に入って来た。
「水都さん、総常いけるレベルあんでしょ? 勉強教えてほしいなって」
う……その辺りは触ってほしくないんだけど……。
「わたしに教えられる範囲なら……」
「うん。じゃあよろしく」
わたしが椅子に座り直すと、コガサクくんはその隣に両膝をついて高さを合わせて来た。
前の席の隣の席も、みんなご飯食べに行っていて空いてるから使ってもいいと思うんだけど……と思って勧めると、「俺はこれでいいよ」と少しの笑みとともに返された。
「おい、なんでコガサクが藤沢さんに勉強教えてもらってんの?」
「今、下の名前で呼んだよな? 藤沢さんも『コガサクくん』って……」
「うそうそ、まさか付き合ってるとか? 美少女とヤンキーとかケータイ小説のテッパンだし!」
……な、何やら言われているようですが、コガサクくんは一向に気にした様子がない。
「コガサクくん、どうしたんです? 急に」
あまり大きくない声でコガサクくんに話しかける。
「あ、名前? 玲哉が名前で呼んでていいなって思ったから。でも玲哉ほど親しくないから『水都さん』」
「そ、そうですか……」
実に簡単な理由で踏み込んできてくれたんだ。
そういうフットワークの軽い人って憧れる……じゃなくて、わたしが訊きたいのは――
「わたしに関わるなってスタンスだったじゃないですか。それがこうも堂々と……」
「うーん。今朝ちょっと思ったんだけど、この学校で『藤沢水都』が独り歩きしてるなあって思って」
「は? いや、わたし一人で歩いてますけど……」
「そうじゃなくて、水都さんの、周りが勝手に作った評判が尾ひれをつけて噂になってるなって思ったの。……今朝、挨拶してくれた人がいたでしょ? でも水都さんは返事しなかった。……友達がほしいんじゃないの?」
―――ガンッと、思いっきり机をこぶしで叩いた。
コガサクくんは動じなかったけど、視界の端に映るクラスメイトの肩が跳ねたのが見えた。
「……ですよ。ほしいに決まってるじゃないですか! 友達ほしいですよ! ぼっちは淋しいですもん! でもどうすれば友達出来るかわかんないんですよ~! わたし対人スキルゼロなんですよ!」
コガサクくんの言葉が頭にきたとかじゃない。
大勢の人がいる前で本音を衝かれて、隠しきれなくなったんだ。
「だってさ。山手(やまて)さんに常盤(ときわ)さん」
コガサクくんが呼んだ名前を聞いてはっと首を巡らせると、今朝わたしに挨拶してくれた、山手露季(つゆき)さん常盤快理(かいり)さんが、びっくりした顔をわたしを見ていた。
あ……あああっ、今の全部聞かれた~~~!
「じゃあ俺行くね。あとは頑張って」
コガサクくんは自分の両膝を軽く払って、持って来たテキストだけ手にして出て行ってしまった。
『………』
沈黙が流れる。
が、頑張っても何も、どうすれば――じゃない! せっかくコガサクくんがくれたチャンスだ!
「や、山手さん、常盤さん! 朝はありがとう! すぐに返せなくてごめん! お聞きの通りのコミュ障なんです!」
「今日もやれるね? 水都」
「うん。大丈夫だよ、水都」
自問自答する。毎朝のルーティーンだ。
わたしは別に二重人格とか、自分の中にもう一人の自分がいるとかではない。
ただ、わたしはわたしを保つために、自分で自分を確認する必要があった。
「おはよう、父様、母様」
母屋の居間に入ると、父様と母様がすでにいて、二人で朝ごはんの準備をしていた。
「おはよう」
「おはよ、水都」
はあ~母様今日も可愛いっ。父様は完璧っ。
こんなお二人に育ててもらったわたしは、この上なく幸せ者だっ。
「水都、今日はお母さん、水都の学校の近くで仕事だから帰り待ち合わせしようか?」
「うんっ!」
やったー! 母様と帰れるー! ……はっ! もし今日もコガサクくんと一緒に帰ることになったら紹介しちゃおうかな? 高校で一番親しくさせてもらっている人です、って。
ひとりにやにやしていると、父様が母様に何か耳打ちしているのが視界の端に映った。
何を言っているかまではわからないけど、にやにや妄想は止まらない。
コガサクくんなら、玲くんが仲良くしている人だから母様たち的にも大丈夫だよね。
と言うか、玲くんの言う通りめちゃくちゃジェントルだし。
わたしの住む藤沢の家は、母屋(おもや)と、渡り廊下で繋がっている私の部屋のある離れが中枢になる。
ほかにも藤沢の親戚さんの家が敷地内には点々としていて、父様の仕事を手伝ってくれる方の母屋への出入りも多い。
父様のご両親はもう亡くなっていて、藤沢の第一権力者は父様だ。
父様にはお兄様がいたのだけど、お兄様ももう亡い。
わたしが父様と母様の実の娘ではないとみんな知っているから、わたしは若干腫物扱いされている。
気にしないけど。
父様と母様は大事に育ててくださったし、羽咲ちゃんたちもいるし、わたしは大丈夫だ。
何よりわたしは父様と母様が大好きだ。それだけで、生きていける。
……学校ではぼっちだけど。
一人とぼとぼと通学路を歩く。
さすがにコガサクくんと一緒に登校することはない。
そういえばそろそろコガサクくんとの距離をもっと縮めたいなあ。
呼び方とか変えてみてもいいかな? 脳内でうーんとうなっていると、
「お、おはよう、藤沢さん」
えっ? 名前を呼ばれて振り返ると、同じクラスの女の子が二人、私の方を見ていた。
えっ!? も、もしかして今、挨拶してくれた……!? わ、わたしも返さなくちゃ! えーと、まずおはようって、それから――な、なにか話題を!
「ほら、やっぱり迷惑だよ、藤沢さんクールだから」
「そっか……いきなりごめんね、藤沢さん」
えっ、迷惑なんて全然ないよ!? わたしがパニくった頭でなんと言えばいいのか迷いまくっている間に、二人はそそくさと先を歩いて行ってしまった……。
……わたし今、友達つくるチャンスを逃した……? うわ~~~~! わたしのバカ~~~~! なんで気が利かないの! と言うか挨拶返すくらい礼儀でしょうがわたしのおたんこなす! ぼけなす! せめて……せめて「おはよう」くらいは言いたかった……。
対人スキルが低すぎると、とっさに挨拶も出来ないものなの……?
落ち込んだ。さっきよりも肩を落として歩く。きっと今のわたしは負のオーラに包まれているだろう……。
そんなわたしを、コガサクくんが見ていることにも気づかず学校まで歩いた。
お昼休み、周りには聞こえないようにこっそりため息をついた。
朝、挨拶を返せなかったことが心に重くある。
……なんでわたしは羽咲ちゃんみたいに出来ないんだろう――
「あ、いたいた。水都さん、勉強教えてー」
――ザワっと、教室中の視線がその声の主に向いた。
「え――コガサクくん!?」
なんと、これ見てと言わんばかりに手にしたテキストを軽く振っているコガサクくんが、教室の後ろのドアからわたしのことを呼んでいた。
しかも今名前……?
「どうしたの、コガサクくん」
わたしが椅子から立ち上がると、コガサクくんは堂々と教室に入って来た。
「水都さん、総常いけるレベルあんでしょ? 勉強教えてほしいなって」
う……その辺りは触ってほしくないんだけど……。
「わたしに教えられる範囲なら……」
「うん。じゃあよろしく」
わたしが椅子に座り直すと、コガサクくんはその隣に両膝をついて高さを合わせて来た。
前の席の隣の席も、みんなご飯食べに行っていて空いてるから使ってもいいと思うんだけど……と思って勧めると、「俺はこれでいいよ」と少しの笑みとともに返された。
「おい、なんでコガサクが藤沢さんに勉強教えてもらってんの?」
「今、下の名前で呼んだよな? 藤沢さんも『コガサクくん』って……」
「うそうそ、まさか付き合ってるとか? 美少女とヤンキーとかケータイ小説のテッパンだし!」
……な、何やら言われているようですが、コガサクくんは一向に気にした様子がない。
「コガサクくん、どうしたんです? 急に」
あまり大きくない声でコガサクくんに話しかける。
「あ、名前? 玲哉が名前で呼んでていいなって思ったから。でも玲哉ほど親しくないから『水都さん』」
「そ、そうですか……」
実に簡単な理由で踏み込んできてくれたんだ。
そういうフットワークの軽い人って憧れる……じゃなくて、わたしが訊きたいのは――
「わたしに関わるなってスタンスだったじゃないですか。それがこうも堂々と……」
「うーん。今朝ちょっと思ったんだけど、この学校で『藤沢水都』が独り歩きしてるなあって思って」
「は? いや、わたし一人で歩いてますけど……」
「そうじゃなくて、水都さんの、周りが勝手に作った評判が尾ひれをつけて噂になってるなって思ったの。……今朝、挨拶してくれた人がいたでしょ? でも水都さんは返事しなかった。……友達がほしいんじゃないの?」
―――ガンッと、思いっきり机をこぶしで叩いた。
コガサクくんは動じなかったけど、視界の端に映るクラスメイトの肩が跳ねたのが見えた。
「……ですよ。ほしいに決まってるじゃないですか! 友達ほしいですよ! ぼっちは淋しいですもん! でもどうすれば友達出来るかわかんないんですよ~! わたし対人スキルゼロなんですよ!」
コガサクくんの言葉が頭にきたとかじゃない。
大勢の人がいる前で本音を衝かれて、隠しきれなくなったんだ。
「だってさ。山手(やまて)さんに常盤(ときわ)さん」
コガサクくんが呼んだ名前を聞いてはっと首を巡らせると、今朝わたしに挨拶してくれた、山手露季(つゆき)さん常盤快理(かいり)さんが、びっくりした顔をわたしを見ていた。
あ……あああっ、今の全部聞かれた~~~!
「じゃあ俺行くね。あとは頑張って」
コガサクくんは自分の両膝を軽く払って、持って来たテキストだけ手にして出て行ってしまった。
『………』
沈黙が流れる。
が、頑張っても何も、どうすれば――じゃない! せっかくコガサクくんがくれたチャンスだ!
「や、山手さん、常盤さん! 朝はありがとう! すぐに返せなくてごめん! お聞きの通りのコミュ障なんです!」
0
あなたにおすすめの小説
バイトの時間なのでお先に失礼します!~普通科と特進科の相互理解~
スズキアカネ
恋愛
バイト三昧の変わり者な普通科の彼女と、美形・高身長・秀才の三拍子揃った特進科の彼。
何もかもが違う、相容れないはずの彼らの学園生活をハチャメチャに描いた和風青春現代ラブコメ。
◇◆◇
作品の転載転用は禁止です。著作権は放棄しておりません。
DO NOT REPOST.
陰キャ幼馴染に振られた負けヒロインは俺がいる限り絶対に勝つ!
みずがめ
恋愛
★講談社ラノベ文庫新人賞佳作を受賞しました!
杉藤千夏はツンデレ少女である。
そんな彼女は誤解から好意を抱いていた幼馴染に軽蔑されてしまう。その場面を偶然目撃した佐野将隆は絶好のチャンスだと立ち上がった。
千夏に好意を寄せていた将隆だったが、彼女には生まれた頃から幼馴染の男子がいた。半ば諦めていたのに突然転がり込んできた好機。それを逃すことなく、将隆は千夏の弱った心に容赦なくつけ込んでいくのであった。
徐々に解されていく千夏の心。いつしか彼女は将隆なしではいられなくなっていく…。口うるさいツンデレ女子が優しい美少女幼馴染だと気づいても、今さらもう遅い!
※他サイトにも投稿しています。
※表紙絵イラストはおしつじさん、ロゴはあっきコタロウさんに作っていただきました。
俺を振ったはずの腐れ縁幼馴染が、俺に告白してきました。
true177
恋愛
一年前、伊藤 健介(いとう けんすけ)は幼馴染の多田 悠奈(ただ ゆうな)に振られた。それも、心無い手紙を下駄箱に入れられて。
それ以来悠奈を避けるようになっていた健介だが、二年生に進級した春になって悠奈がいきなり告白を仕掛けてきた。
これはハニートラップか、一年前の出来事を忘れてしまっているのか……。ともかく、健介は断った。
日常が一変したのは、それからである。やたらと悠奈が絡んでくるようになったのだ。
彼女の狙いは、いったい何なのだろうか……。
※小説家になろう、ハーメルンにも同一作品を投稿しています。
※内部進行完結済みです。毎日連載です。
元暗殺者の俺だけが、クラスの地味系美少女が地下アイドルなことを知っている
甘酢ニノ
恋愛
クラス一の美少女・強羅ひまりには、誰にも言えない秘密がある。
実は“売れない地下アイドル”として活動しているのだ。
偶然その正体を知ってしまったのは、無愛想で怖がられがちな同級生・兎山類。
けれど彼は、泣いていたひまりをそっと励ましたことも忘れていて……。
不器用な彼女の願いを胸に、類はひまりの“支え役”になっていく。
真面目で不器用なアイドルと、寡黙だけど優しい少年が紡ぐ、
少し切なくて甘い青春ラブコメ。
天才天然天使様こと『三天美女』の汐崎真凜に勝手に婚姻届を出され、いつの間にか天使の旦那になったのだが...。【動画投稿】
田中又雄
恋愛
18の誕生日を迎えたその翌日のこと。
俺は分籍届を出すべく役所に来ていた...のだが。
「えっと...結論から申し上げますと...こちらの手続きは不要ですね」「...え?どういうことですか?」「昨日、婚姻届を出されているので親御様とは別の戸籍が作られていますので...」「...はい?」
そうやら俺は知らないうちに結婚していたようだった。
「あの...相手の人の名前は?」
「...汐崎真凛様...という方ですね」
その名前には心当たりがあった。
天才的な頭脳、マイペースで天然な性格、天使のような見た目から『三天美女』なんて呼ばれているうちの高校のアイドル的存在。
こうして俺は天使との-1日婚がスタートしたのだった。
イケボすぎる兄が、『義妹の中の人』をやったらバズった件について
のびすけ。
恋愛
春から一人暮らしを始めた大学一年生、天城コウは――ただの一般人だった。
だが、再会した義妹・ひよりのひと言で、そんな日常は吹き飛ぶ。
「お兄ちゃんにしか頼めないの、私の“中の人”になって!」
ひよりはフォロワー20万人超えの人気Vtuber《ひよこまる♪》。
だが突然の喉の不調で、配信ができなくなったらしい。
その代役に選ばれたのが、イケボだけが取り柄のコウ――つまり俺!?
仕方なく始めた“妹の中の人”としての活動だったが、
「え、ひよこまるの声、なんか色っぽくない!?」
「中の人、彼氏か?」
視聴者の反応は想定外。まさかのバズり現象が発生!?
しかも、ひよりはそのまま「兄妹ユニット結成♡」を言い出して――
同居、配信、秘密の関係……って、これほぼ恋人同棲じゃん!?
「お兄ちゃんの声、独り占めしたいのに……他の女と絡まないでよっ!」
代役から始まる、妹と秘密の“中の人”Vライフ×甘々ハーレムラブコメ、ここに開幕!
10年ぶりに再会した幼馴染と、10年間一緒にいる幼馴染との青春ラブコメ
桜庭かなめ
恋愛
高校生の麻丘涼我には同い年の幼馴染の女の子が2人いる。1人は小学1年の5月末から涼我の隣の家に住み始め、約10年間ずっと一緒にいる穏やかで可愛らしい香川愛実。もう1人は幼稚園の年長組の1年間一緒にいて、卒園直後に引っ越してしまった明るく活発な桐山あおい。涼我は愛実ともあおいとも楽しい思い出をたくさん作ってきた。
あおいとの別れから10年。高校1年の春休みに、あおいが涼我の家の隣に引っ越してくる。涼我はあおいと10年ぶりの再会を果たす。あおいは昔の中性的な雰囲気から、清楚な美少女へと変わっていた。
3人で一緒に遊んだり、学校生活を送ったり、愛実とあおいが涼我のバイト先に来たり。春休みや新年度の日々を通じて、一度離れてしまったあおいとはもちろんのこと、ずっと一緒にいる愛実との距離も縮まっていく。
出会った早さか。それとも、一緒にいる長さか。両隣の家に住む幼馴染2人との温かくて甘いダブルヒロイン学園青春ラブコメディ!
※特別編6が完結しました!(2026.1.21)
※小説家になろう(N9714HQ)とカクヨムでも公開しています。
※お気に入り登録や感想をお待ちしております。
【完結】好きって言ってないのに、なぜか学園中にバレてる件。
東野あさひ
恋愛
「好きって言ってないのに、なんでバレてるんだよ!?」
──平凡な男子高校生・真嶋蒼汰の一言から、すべての誤解が始まった。
購買で「好きなパンは?」と聞かれ、「好きです!」と答えただけ。
それなのにStarChat(学園SNS)では“告白事件”として炎上、
いつの間にか“七瀬ひよりと両想い”扱いに!?
否定しても、弁解しても、誤解はどんどん拡散。
気づけば――“誤解”が、少しずつ“恋”に変わっていく。
ツンデレ男子×天然ヒロインが織りなす、SNS時代の爆笑すれ違いラブコメ!
最後は笑って、ちょっと泣ける。
#誤解が本当の恋になる瞬間、あなたもきっとトレンド入り。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる