219 / 219
番外編(〜王都編)
兵糧攻め
しおりを挟む
兵糧攻め
学生時代の数多い楽しみの中でも、とりわけ貴族子女に人気なのは城下での買い食いだった。
普段は護衛無しでは出歩けない高位貴族の子供でも王都城下の決められた区画ならば自由に散策する事が出来る。その為に入学したての子供達はこぞって城下へと出掛けていく。
「……これが城下か!」
感慨深そうに呟く友人の姿に、セイアッドは連れて来て良かったと思った。同時にキラキラしている赤みがかった金色の瞳に一抹の不安を覚える。
一人で同行するのは早まったのでは無いか、と…。
「ルアク、繰り返すけど出歩いていいのはここから二つ先の辻までだからね」
「分かってる。何から食べようか。リアのオススメはあるのか?」
本当に分かっているんだろうか。
そわそわと落ち着かない同室者を見ながらセイアッドはそっと小さく溜息をこぼす。やはりオルテガとサディアスを待つべきだっただろうか。
用事で遅くなると言っていた二人の姿を思い浮かべながらも思考を切り替える。今は平穏無事にこの時間を乗り切る方が大事だ。
「……嫌いな物はある?」
「特には無いぞ」
「じゃあ、甘い物としょっぱい物ならどっちが良い?」
「まずはしょっぱい物かな」
「分かった」
リンゼヒースの希望を聞くと、セイアッドはくるりとその場に出ている屋台を見回す。同時にその場に走るのは緊張感だ。
それまで和やかな雰囲気で満ちていた屋台街は月色の視線によって一気に場が殺気立つ。
一変した空気を感じて流石のリンゼヒースも狼狽える。見れば、屋台の店主達は皆セイアッドの一挙一動を固唾を飲んで見守っているようだ。
「……まずはあの店にしよう」
やがて少年が出した結論は魔獣の串焼きを出している店だった。視線を受けた屋台の店主は両腕を天に突き上げて喜んでおり、逆に選ばれなかった店の店主達は皆分かりやすく落胆している。
何が起きているのか。
明らかに異常な状況にリンゼヒースは混乱する。最初は王弟である自分がいる事で起きているのかと思ったが、どうやら彼等の注目の的は隣にいる幼馴染のようだ。何だったら自分が王弟だと気が付かれてすらいない気もする。
「猪の串焼きを2本」
「はいよ」
場に異様な物を感じつつも、リンゼヒースは手慣れた様子で買い物をするセイアッドの様子を見た。初めて間近に見る屋台の様子はどれもこれも目新しいものだ。こうして民草は暮らしているのだと間近で見るのはリンゼヒースにとって新鮮な事である。
「ルアク」
名と共に差し出される串を受け取る。スパイスが効いているのか、肉の香ばしい香りとは別に食欲を唆る香りがして思わず唾液が湧いた。
齧り付いてみれば、柔らかな肉は簡単に噛み切れる。噛む程に肉汁が溢れ、スパイスがもたらす複雑な旨味が口一杯に広がった。
「……美味い」
「でしょ? この店は周辺国から仕入れたスパイスをふんだんに使っているんだ」
普段上品で美しい友人が慣れた様子で豪快に肉に齧り付く様子を見てリンゼヒースは思わず苦笑する。きっとオルテガが連れ回しているのだろう。
今はいない男を思い浮かべながら思わず身震いする。用事で遅れるとは言っていたが、暫くの間二人きりでいる事が許せなかったのか別れ際に何とも威嚇めいた視線を寄越された事を思い出したからだ。
さっさとくっつけば良いのにと思うが、そうもいかないのだろう。貴族の婚姻には家の事も付き纏う。それに二人の家は国内でも有数の名家だ。
二人を見ていればお互いに想い合っている事は直ぐに分かるのに、何も出来ない自分が歯痒かった。
「レヴォネの坊ちゃん! 是非とも味見をお願いしたい!!」
串を食べ終わった所でセイアッドに声が掛けられる。振り返れば、別の屋台の店主と思しき男がセイアッドとリンゼヒースにずいと何かを差し出してきた。見れば、揚げた菓子らしい。遅れてふんわりと甘くて良い匂いがする。
「……今日は友人と来ているので」
困惑して受け取れずにいるリンゼヒースの横でセイアッドが微笑みながらやんわりと断りをいれる。どうやら普段は受け取っているようだ。
「新商品なんです! 是非とも坊ちゃんの意見を聞きたくて……!!」
「狡いぞ! うちだって!」
「坊ちゃん! これも食ってくれ!」
一人突撃したせいで緊張感が切れたのか、あっという間に囲まれてあちらこちらから様々な品が差し出される。
「ごめん、ルアク。少し待っててくれる?」
「ん? あ、ああ」
収拾がつかないと判断したのか、小さく溜息をついてセイアッドがリンゼヒースに断りを入れる。戸惑いながら了承すれば、セイアッドは最初に差し出された揚げ菓子を一つ摘んで口へと運んだ。
真剣そのものの表情に店主の男が固唾を飲んでいる様子を見ながらリンゼヒースも自分に渡された分を口に運ぶ。狐色に揚がった菓子は表面はサクサクしているが、中はふわふわになっている。蜜を使っているのか、優しい甘さをしていて美味しかった。
「坊ちゃん、如何ですか?」
黙々と食べているセイアッドに恐る恐る店主が声を掛けると、月色の瞳が彼を見た。
「……蜂蜜はルードル産?」
「は、はい! 良くお分かりで」
「そこよりもフォレオール産にした方が良い。香りが強いから蜂蜜の風味ももっと強くなる。価格帯も然程変わらない筈だから一考してみて欲しい。それから揚げ時間はもう少し伸ばした方がより食感が良くなると思う」
「ありがとうございます!!」
「次はうちの新商品をお願いします!」
淡々と紡がれるアドバイスを受けて、男ががばりと深く頭を下げる。その横からすかさずセイアッドとリンゼヒースに新たな商品が差し出されるから驚いた。我も我もと群がってくる者達にリンゼヒースは呆気に取られるばかりだ。
この美しい友人が見た目によらず食べる事が好きで並々ならぬ拘りを持っていることを知っていたが、まさかこんな事までしているとは。
「スパイスが強すぎる。香り同士が喧嘩しているからもっと品数と量を絞った方がいい。大切なのは使っている量ではなく組み合わせだ」
セイアッドは次の物を口に含んではまたしても容赦のないアドバイスを飛ばしている。同じように食べてもリンゼヒースには美味しいようにしか思えないが、拘りの強いセイアッドには気になったのだろう。
そして、アドバイスを出せばまた次が差し出され。その繰り返しで二人がいたあたりはちょっとしたお祭り状態になっていた。
少しずつとはいえ、ずっと食べ続けていた事でリンゼヒースは満腹になりつつある。普段食べられない物を熱々の状態で口に出来るのは新鮮で嬉しかったが、こうも連続で続くと流石にうんざりしてくるものだ。しかし、幼馴染は差し出される物を食べて味わってはアドバイスを繰り出している。量的にはリンゼヒースが食べた量よりも多い筈なんだが、あの細身の体の何処に入っているのだろうか。
食べ続ける幼馴染の姿に戦慄しながらリンゼヒースは新たに差し出された良く冷えた果実水を啜るのだった。
「お待たせー……って早速洗礼を受けた後かー」
しばししてやってきたのはサディアスだ。食べ物に埋もれてぐったりしているリンゼヒースの様子に苦笑すると、彼はその辺にあった揚げ菓子を摘んで口に運んでおいしーと無邪気に感想を零す。
げんなりしながらその様子を見ていたリンゼヒースは色んな意味で打ちのめされていた。まさか初めて遊びにきた城下での仕打ちが王弟である事にすら気が付かれず、大量の食べ物で責められるとは思いもしなかったからだ。
「……毎回こうなのか?」
「フィンがいる時はならないね」
成る程。独占欲が強い幼馴染はこうならないよう適度に威嚇して追い払っているようだ。
まだまだセイアッドの前に差し出される食べ物の列は途切れそうにない。美食家で知られるレヴォネ家のお墨付きが貰えれば店として箔がつくのだろうが…。
「まだ食べるのか……」
「ほんと、何処に入ってるんだろうね」
見ているだけで満腹になっているリンゼヒースとは対照的に食べ物を摘み始めたサディアスは楽しそうに幼馴染の様子を見ている。
そんな別の意味での兵糧攻めは用事で遅れて合流したオルテガが辿り着くまで続いたのだった。
学生時代の数多い楽しみの中でも、とりわけ貴族子女に人気なのは城下での買い食いだった。
普段は護衛無しでは出歩けない高位貴族の子供でも王都城下の決められた区画ならば自由に散策する事が出来る。その為に入学したての子供達はこぞって城下へと出掛けていく。
「……これが城下か!」
感慨深そうに呟く友人の姿に、セイアッドは連れて来て良かったと思った。同時にキラキラしている赤みがかった金色の瞳に一抹の不安を覚える。
一人で同行するのは早まったのでは無いか、と…。
「ルアク、繰り返すけど出歩いていいのはここから二つ先の辻までだからね」
「分かってる。何から食べようか。リアのオススメはあるのか?」
本当に分かっているんだろうか。
そわそわと落ち着かない同室者を見ながらセイアッドはそっと小さく溜息をこぼす。やはりオルテガとサディアスを待つべきだっただろうか。
用事で遅くなると言っていた二人の姿を思い浮かべながらも思考を切り替える。今は平穏無事にこの時間を乗り切る方が大事だ。
「……嫌いな物はある?」
「特には無いぞ」
「じゃあ、甘い物としょっぱい物ならどっちが良い?」
「まずはしょっぱい物かな」
「分かった」
リンゼヒースの希望を聞くと、セイアッドはくるりとその場に出ている屋台を見回す。同時にその場に走るのは緊張感だ。
それまで和やかな雰囲気で満ちていた屋台街は月色の視線によって一気に場が殺気立つ。
一変した空気を感じて流石のリンゼヒースも狼狽える。見れば、屋台の店主達は皆セイアッドの一挙一動を固唾を飲んで見守っているようだ。
「……まずはあの店にしよう」
やがて少年が出した結論は魔獣の串焼きを出している店だった。視線を受けた屋台の店主は両腕を天に突き上げて喜んでおり、逆に選ばれなかった店の店主達は皆分かりやすく落胆している。
何が起きているのか。
明らかに異常な状況にリンゼヒースは混乱する。最初は王弟である自分がいる事で起きているのかと思ったが、どうやら彼等の注目の的は隣にいる幼馴染のようだ。何だったら自分が王弟だと気が付かれてすらいない気もする。
「猪の串焼きを2本」
「はいよ」
場に異様な物を感じつつも、リンゼヒースは手慣れた様子で買い物をするセイアッドの様子を見た。初めて間近に見る屋台の様子はどれもこれも目新しいものだ。こうして民草は暮らしているのだと間近で見るのはリンゼヒースにとって新鮮な事である。
「ルアク」
名と共に差し出される串を受け取る。スパイスが効いているのか、肉の香ばしい香りとは別に食欲を唆る香りがして思わず唾液が湧いた。
齧り付いてみれば、柔らかな肉は簡単に噛み切れる。噛む程に肉汁が溢れ、スパイスがもたらす複雑な旨味が口一杯に広がった。
「……美味い」
「でしょ? この店は周辺国から仕入れたスパイスをふんだんに使っているんだ」
普段上品で美しい友人が慣れた様子で豪快に肉に齧り付く様子を見てリンゼヒースは思わず苦笑する。きっとオルテガが連れ回しているのだろう。
今はいない男を思い浮かべながら思わず身震いする。用事で遅れるとは言っていたが、暫くの間二人きりでいる事が許せなかったのか別れ際に何とも威嚇めいた視線を寄越された事を思い出したからだ。
さっさとくっつけば良いのにと思うが、そうもいかないのだろう。貴族の婚姻には家の事も付き纏う。それに二人の家は国内でも有数の名家だ。
二人を見ていればお互いに想い合っている事は直ぐに分かるのに、何も出来ない自分が歯痒かった。
「レヴォネの坊ちゃん! 是非とも味見をお願いしたい!!」
串を食べ終わった所でセイアッドに声が掛けられる。振り返れば、別の屋台の店主と思しき男がセイアッドとリンゼヒースにずいと何かを差し出してきた。見れば、揚げた菓子らしい。遅れてふんわりと甘くて良い匂いがする。
「……今日は友人と来ているので」
困惑して受け取れずにいるリンゼヒースの横でセイアッドが微笑みながらやんわりと断りをいれる。どうやら普段は受け取っているようだ。
「新商品なんです! 是非とも坊ちゃんの意見を聞きたくて……!!」
「狡いぞ! うちだって!」
「坊ちゃん! これも食ってくれ!」
一人突撃したせいで緊張感が切れたのか、あっという間に囲まれてあちらこちらから様々な品が差し出される。
「ごめん、ルアク。少し待っててくれる?」
「ん? あ、ああ」
収拾がつかないと判断したのか、小さく溜息をついてセイアッドがリンゼヒースに断りを入れる。戸惑いながら了承すれば、セイアッドは最初に差し出された揚げ菓子を一つ摘んで口へと運んだ。
真剣そのものの表情に店主の男が固唾を飲んでいる様子を見ながらリンゼヒースも自分に渡された分を口に運ぶ。狐色に揚がった菓子は表面はサクサクしているが、中はふわふわになっている。蜜を使っているのか、優しい甘さをしていて美味しかった。
「坊ちゃん、如何ですか?」
黙々と食べているセイアッドに恐る恐る店主が声を掛けると、月色の瞳が彼を見た。
「……蜂蜜はルードル産?」
「は、はい! 良くお分かりで」
「そこよりもフォレオール産にした方が良い。香りが強いから蜂蜜の風味ももっと強くなる。価格帯も然程変わらない筈だから一考してみて欲しい。それから揚げ時間はもう少し伸ばした方がより食感が良くなると思う」
「ありがとうございます!!」
「次はうちの新商品をお願いします!」
淡々と紡がれるアドバイスを受けて、男ががばりと深く頭を下げる。その横からすかさずセイアッドとリンゼヒースに新たな商品が差し出されるから驚いた。我も我もと群がってくる者達にリンゼヒースは呆気に取られるばかりだ。
この美しい友人が見た目によらず食べる事が好きで並々ならぬ拘りを持っていることを知っていたが、まさかこんな事までしているとは。
「スパイスが強すぎる。香り同士が喧嘩しているからもっと品数と量を絞った方がいい。大切なのは使っている量ではなく組み合わせだ」
セイアッドは次の物を口に含んではまたしても容赦のないアドバイスを飛ばしている。同じように食べてもリンゼヒースには美味しいようにしか思えないが、拘りの強いセイアッドには気になったのだろう。
そして、アドバイスを出せばまた次が差し出され。その繰り返しで二人がいたあたりはちょっとしたお祭り状態になっていた。
少しずつとはいえ、ずっと食べ続けていた事でリンゼヒースは満腹になりつつある。普段食べられない物を熱々の状態で口に出来るのは新鮮で嬉しかったが、こうも連続で続くと流石にうんざりしてくるものだ。しかし、幼馴染は差し出される物を食べて味わってはアドバイスを繰り出している。量的にはリンゼヒースが食べた量よりも多い筈なんだが、あの細身の体の何処に入っているのだろうか。
食べ続ける幼馴染の姿に戦慄しながらリンゼヒースは新たに差し出された良く冷えた果実水を啜るのだった。
「お待たせー……って早速洗礼を受けた後かー」
しばししてやってきたのはサディアスだ。食べ物に埋もれてぐったりしているリンゼヒースの様子に苦笑すると、彼はその辺にあった揚げ菓子を摘んで口に運んでおいしーと無邪気に感想を零す。
げんなりしながらその様子を見ていたリンゼヒースは色んな意味で打ちのめされていた。まさか初めて遊びにきた城下での仕打ちが王弟である事にすら気が付かれず、大量の食べ物で責められるとは思いもしなかったからだ。
「……毎回こうなのか?」
「フィンがいる時はならないね」
成る程。独占欲が強い幼馴染はこうならないよう適度に威嚇して追い払っているようだ。
まだまだセイアッドの前に差し出される食べ物の列は途切れそうにない。美食家で知られるレヴォネ家のお墨付きが貰えれば店として箔がつくのだろうが…。
「まだ食べるのか……」
「ほんと、何処に入ってるんだろうね」
見ているだけで満腹になっているリンゼヒースとは対照的に食べ物を摘み始めたサディアスは楽しそうに幼馴染の様子を見ている。
そんな別の意味での兵糧攻めは用事で遅れて合流したオルテガが辿り着くまで続いたのだった。
105
この作品の感想を投稿する
みんなの感想(8件)
あなたにおすすめの小説
やっと退場できるはずだったβの悪役令息。ワンナイトしたらΩになりました。
毒島醜女
BL
目が覚めると、妻であるヒロインを虐げた挙句に彼女の運命の番である皇帝に断罪される最低最低なモラハラDV常習犯の悪役夫、イライ・ロザリンドに転生した。
そんな最期は絶対に避けたいイライはヒーローとヒロインの仲を結ばせつつ、ヒロインと円満に別れる為に策を練った。
彼の努力は実り、主人公たちは結ばれ、イライはお役御免となった。
「これでやっと安心して退場できる」
これまでの自分の努力を労うように酒場で飲んでいたイライは、いい薫りを漂わせる男と意気投合し、彼と一夜を共にしてしまう。
目が覚めると罪悪感に襲われ、すぐさま宿を去っていく。
「これじゃあ原作のイライと変わらないじゃん!」
その後体調不良を訴え、医師に診てもらうととんでもない事を言われたのだった。
「あなた……Ωになっていますよ」
「へ?」
そしてワンナイトをした男がまさかの国の英雄で、まさかまさか求愛し公開プロポーズまでして来て――
オメガバースの世界で運命に導かれる、強引な俺様α×頑張り屋な元悪役令息の元βのΩのラブストーリー。
声なき王子は素性不明の猟師に恋をする
石月煤子
BL
第一王子である腹違いの兄から命を狙われた、妾の子である庶子のロスティア。
毒薬によって声を失った彼は城から逃げ延び、雪原に倒れていたところを、猟師と狼によって助けられた。
「王冠はあんたに相応しい。王子」
貴方のそばで生きられたら。
それ以上の幸福なんて、きっと、ない。
無能と呼ばれた婚約者は王を完成させる〜替え玉婚約者のはずが、強すぎる王太子に手放してもらえません〜
統子
BL
兄の身代わりとして王太子の婚約者になった伯爵家次男リュシー。
嘘の名を名乗ったはずが、冷静で誠実な王太子リオンは彼を「力の装置」としてではなく、対等な伴侶として扱おうとする。
本物になりたいと願う替え玉と、完成された王太子の静謐な王宮ロマンス。
逃げた弟のかわりに溺愛アルファに差し出されました。初夜で抱かれたら身代わりがばれてしまいます💦
雪代鞠絵/15分で萌えるBL小説
BL
逃げた弟の身代わりとなり、
隣国の国王である溺愛アルファに嫁いだオメガ。
しかし実は、我儘で結婚から逃げ出した双子の弟の身代わりなのです…
オメガだからと王宮で冷遇されていたので、身代わり結婚にも拒否権が
なかたのでした。
本当の花嫁じゃない。
だから何としても初夜は回避しなければと思うのですが、
だんだん王様に惹かれてしまい、苦しくなる…という
お話です。よろしくお願いします<(_ _)>
寂しいを分け与えた
こじらせた処女
BL
いつものように家に帰ったら、母さんが居なかった。最初は何か厄介ごとに巻き込まれたのかと思ったが、部屋が荒れた形跡もないからそうではないらしい。米も、味噌も、指輪も着物も全部が綺麗になくなっていて、代わりに手紙が置いてあった。
昔の恋人が帰ってきた、だからその人の故郷に行く、と。いくらガキの俺でも分かる。俺は捨てられたってことだ。
番解除した僕等の末路【完結済・短編】
藍生らぱん
BL
都市伝説だと思っていた「運命の番」に出逢った。
番になって数日後、「番解除」された事を悟った。
「番解除」されたΩは、二度と他のαと番になることができない。
けれど余命宣告を受けていた僕にとっては都合が良かった。
2026/02/14 累計30万P突破御礼バレンタインSS追加しました
2026/02/15 累計いいね♡7777突破御礼SS 19時に公開します。
様々な形での応援ありがとうございます!
私と子供より、夫は幼馴染とその子供のほうが大切でした。
小野 まい
恋愛
結婚記念日のディナーに夫のオスカーは現れない。
「マリアが熱を出したらしい」
駆けつけた先で、オスカーがマリアと息子カイルと楽しげに食事をする姿を妻のエリザが目撃する。
「また裏切られた……」
いつも幼馴染を優先するオスカーに、エリザの不満は限界に達していた。
「あなたは家族よりも幼馴染のほうが大事なのね」
離婚する気持ちが固まっていく。
伝説のS級おじさん、俺の「匂い」がないと発狂して国を滅ぼすらしいい
マンスーン
BL
ギルドの事務職員・三上薫は、ある日、ギルドロビーで発作を起こしかけていた英雄ガルド・ベルンシュタインから抱きしめられ、首筋を猛烈に吸引。「見つけた……俺の酸素……!」と叫び、離れなくなってしまう。
最強おじさん(変態)×ギルドの事務職員(平凡)
世界観が現代日本、異世界ごちゃ混ぜ設定になっております。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる
本作については削除予定があるため、新規のレンタルはできません。
このユーザをミュートしますか?
※ミュートすると該当ユーザの「小説・投稿漫画・感想・コメント」が非表示になります。ミュートしたことは相手にはわかりません。またいつでもミュート解除できます。
※一部ミュート対象外の箇所がございます。ミュートの対象範囲についての詳細はヘルプにてご確認ください。
※ミュートしてもお気に入りやしおりは解除されません。既にお気に入りやしおりを使用している場合はすべて解除してからミュートを行うようにしてください。
初めまして
昨日の夕方にこの作品を見つけてそこから一気読みしている最中です。
続きが気になりすぎて、夜しか眠れません。まだ97話までしか読了できていませんが、素晴らしい作品を生み出してくださりありがとうございます😭
魅力溢れる主役達の熱くて切ない愛、俺と私の葛藤、幼馴染達や王との関係、セイアッドに魅了され支える人々、色気滴るベッドシーン、重要なキーアイテムとなりそうな香水、各地の特色に富んだ世界の奥行き、もうもう物語を形作る要素一つ一つが素敵です!大好きです!
ゆっくりじっくり堪能させて頂いているのですが、つけペンで書類と格闘しているセイアッドに、パソコンやワープロは無理でもタイプライターなら?と思いました。時間はかかってもダーランならやってくれる!いやもしかしたらヘドヴィカからの依頼で開発中?既に試験段階?セイアッドにはサプライズでプレゼント??なんてw
万年筆やボールペンも勿論ですが鉛筆と消しゴムも欲しいですよね。手紙や事務仕事の大変さを読む度に文房具の開発に思いを馳せてしまいます…。それだけ我が事のように没入できる読書体験をありがとうございます。
泣いたり笑ったりしながら、この先もセイアッド達の様子を見守りたいと思います。執筆応援しております!
主人公の美しさ、想像しながら拝読してますが想像以上なのだろうな、と幸せに読み進めております。
BL大賞投票させていただきました!
応援しております。