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閑話 ギニョール達のバーレスク1
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閑話 ギニョール達のバーレスク1
時は少し遡り、セイアッドを追い出して一月程の頃。
ローライツ王国王太子ライドハルト・ルーイ・ローライツは人生の絶頂に在った。
やれ勉強しろだの外交での振る舞いを覚えろだのと小煩い宰相セイアッドを断罪して追放し、幼い頃から目の上の瘤だった婚約者オルディーヌとの婚約を破棄して追い出した。
そして、彼の腕の中には愛しい少女がいる。
ステラ・ルシェ・ミナルチーク伯爵令嬢はライドハルトにとって人生で初めて心から愛した人だ。淡い桃色の髪に新緑のような澄んだ緑の瞳はまるで春の花のように華やかで、可愛らしい容姿がくるくると表情を変える様は愛おしく、相手が誰であろうと物怖じしない物言いは聞いていて爽快だった。
オルディーヌ・レイン・スレシンジャーとは大違いだ。彼女は確かに美しいが、プラチナゴールドの髪と濃い蒼い瞳は主張が強く、ケバケバしく思える。いくら容姿が美しくとも、気位が高く愛想笑いのひとつも出来ないような女は御免だった。
それに、彼女は口を開けばすぐに王族としての身の振る舞い方や話し方など苦言しか出なかった。気の利いた冗談の一つも言えなければ、ライドハルトを讃える言葉もない。あるのは文句ばかりだ。
口煩く生意気な女よりも、愛想良く可愛らしい者を妻に望むのは男として当然だとライドハルトは思っていた。貴族としてまた王族としてのしがらみはあるが、そんなもの後からどうとでもなると。
それに、妻になるステラの養父には今回のことで多分に助けられた。聞けば、宰相セイアッドとその父親であり前宰相であるセオドアには随分虐げられたのだという。
養父とはいえ妻になる女の親を守るのもまた夫の役割だ。ライドハルトはその時確かにそう高揚していた。
「ルーイ様ぁ」
隣に座っているステラが甘い声を出す。こういう風にライドハルトを呼ぶ時は何かを強請る時だ。
「どうしたんだ?」
「私、欲しい宝石があるんです」
ライドハルトの腕に抱き着き、身を擦り寄せながら強請る姿に、部屋の隅にいた近衛達は僅かに眉を顰めた。まるで下町にいる下品な娼婦のような仕草だと思ったからだ。しかし、見咎められれば罰せられるから直ぐに侮蔑したような表情は消える。
そんな風に思われているとも知らないライドハルトは愛する者に甘えられ強請られるままにやにさがった顔で彼女に答えた。
「好きに買うと良いよ。レインに使わなかったから婚約者に使う予算もまだある筈だ」
「やったぁ! ルーイ様大好き!」
幼い子供のように高い嬌声をあげて抱き着いてくるステラの肩を抱き締め返しながらライドハルトは幸福を噛み締めた。恋人の些細な我儘を叶える喜び。そして、こんなに可愛らしい少女が、やがて自らの妻になるのだ。
男としてこれ程幸せな事があるだろうか。
一方、悦に浸る恋人達の傍らに立つ近衛達の視線は冷ややかだ。彼等はこの可愛らしい少女が如何に強欲か知っている。
幾度目か分からないおねだりに応える王太子はその商品の価格すら見ようとしない。彼女が欲しがる宝石一つで幾人の国民が安定した暮らしを送れるのか。困窮した者達が、親を亡くした子がどれほど安寧に暮らせるのか。
ライドハルトは知ろうともしない。否、彼の目には入っていないのだ。ただ彼が見聞きし信じるのは愛する少女とその養父、それから側近達の都合の良い事だけだから。
コツコツと部屋のドアがノックされ、近衛の一人がドアに近付く。部屋の外に出て用件を聞けば、本日幾度目になるか分からない陳情だった。
隠しもせずに溜息をついて少し待つように訴えにきた文官に告げる。報告したところでどうせ無駄なのは文官の男もわかっているのだろう。その表情は冴えなかった。
「殿下、法務大臣からの使いがきておりますが……」
「そんなもの、ヴォルクンに回せ。何のための宰相だ」
ステラとの戯れを邪魔されたライドハルトは鬱陶しそうな態度を隠しもしない。吐き捨てるようにあげた名は追い出したセイアッドの代わりに宰相に据えたモーリス・シュー・ヴォルクン侯爵だ。
「は、そのように伝えます」
一礼し、近衛兵は引き下がる。このやり取りすら何度目か分からない。食い下がるだけ労力の無駄だった。
宰相代理のヴォルクンが片付けられないから王太子の元に陳情が上がっているとは思わないのだろうか。そう疑問に思いながらも口出しする事は一介の騎士である男には出来ない。
「ヴォルクン宰相代理に回せと仰せだ」
「……承知致しました」
溜息混じりに了承して下がる文官の背を見送りながら近衛の男もまた溜息を零す。王族を守るという名誉な職ではあるが、これだったら魔物退治に出る第二騎士団にいた方がずっと誉れ高いだろう。少なくとも、国を守る為に剣を振るう機会があるのだから。
近衛騎士団に入る為には剣の腕だけではなく、容姿や教養も必要だ。狭き門を突破してやっと近衛になれたというのに、男にとってその日々は地獄のようなものだった。
立場をほったらかして女と戯れ、碌に公務も行わない王族を守り、彼に陳情に来た者を追い返す。そんな仕事がしたくて近衛騎士を志願した訳ではない。
更に最悪な事に王太子やその側近がいない時、あの女は色目を使い擦り寄ってくるのだ。
男には愛してやまない婚約者がいる。そんな彼女を裏切る事なんて出来ない。それに、あの女の甲高い猫撫で声には怖気がする。
数日前、男は近衛騎士団を辞する届けを自身の上官に提出し、代わりに別の騎士団に配属して貰えるように頼んだ。上官は疲れたような顔をしながらも受理してくれたから近いうちにこの環境とはおさらば出来るだろう。
領地へと追いやられた宰相セイアッド・リア・レヴォネは沈黙している。
総騎士団長であるオルテガ・フィン・ガーランドは北へと疾ったまま。
西に遠征に赴いた魔術師団長であるサディアス・メイ・ノーシェルトも未だに遠征から帰らない。
この状況がどんな事なのか分かっているのだろうか。護りを失くし丸裸の王都、政治面でも代わりに据えられた男が優秀とは言えない。
他国の者も多くいたあの場で繰り広げられた断罪劇は確かに人々の心を動かしただろう。だが、それは決して良い方向だけではない。
密かに伝え聞こえる噂はどれも不穏なものばかりだ。この国は一体どうなってしまうのだろうか。
そんな事も考えもしないであろう王太子とその婚約者の戯れる姿に、深い失望感を覚えながら近衛の男は残り短いであろう任期が早く終わる事を願った。
時は少し遡り、セイアッドを追い出して一月程の頃。
ローライツ王国王太子ライドハルト・ルーイ・ローライツは人生の絶頂に在った。
やれ勉強しろだの外交での振る舞いを覚えろだのと小煩い宰相セイアッドを断罪して追放し、幼い頃から目の上の瘤だった婚約者オルディーヌとの婚約を破棄して追い出した。
そして、彼の腕の中には愛しい少女がいる。
ステラ・ルシェ・ミナルチーク伯爵令嬢はライドハルトにとって人生で初めて心から愛した人だ。淡い桃色の髪に新緑のような澄んだ緑の瞳はまるで春の花のように華やかで、可愛らしい容姿がくるくると表情を変える様は愛おしく、相手が誰であろうと物怖じしない物言いは聞いていて爽快だった。
オルディーヌ・レイン・スレシンジャーとは大違いだ。彼女は確かに美しいが、プラチナゴールドの髪と濃い蒼い瞳は主張が強く、ケバケバしく思える。いくら容姿が美しくとも、気位が高く愛想笑いのひとつも出来ないような女は御免だった。
それに、彼女は口を開けばすぐに王族としての身の振る舞い方や話し方など苦言しか出なかった。気の利いた冗談の一つも言えなければ、ライドハルトを讃える言葉もない。あるのは文句ばかりだ。
口煩く生意気な女よりも、愛想良く可愛らしい者を妻に望むのは男として当然だとライドハルトは思っていた。貴族としてまた王族としてのしがらみはあるが、そんなもの後からどうとでもなると。
それに、妻になるステラの養父には今回のことで多分に助けられた。聞けば、宰相セイアッドとその父親であり前宰相であるセオドアには随分虐げられたのだという。
養父とはいえ妻になる女の親を守るのもまた夫の役割だ。ライドハルトはその時確かにそう高揚していた。
「ルーイ様ぁ」
隣に座っているステラが甘い声を出す。こういう風にライドハルトを呼ぶ時は何かを強請る時だ。
「どうしたんだ?」
「私、欲しい宝石があるんです」
ライドハルトの腕に抱き着き、身を擦り寄せながら強請る姿に、部屋の隅にいた近衛達は僅かに眉を顰めた。まるで下町にいる下品な娼婦のような仕草だと思ったからだ。しかし、見咎められれば罰せられるから直ぐに侮蔑したような表情は消える。
そんな風に思われているとも知らないライドハルトは愛する者に甘えられ強請られるままにやにさがった顔で彼女に答えた。
「好きに買うと良いよ。レインに使わなかったから婚約者に使う予算もまだある筈だ」
「やったぁ! ルーイ様大好き!」
幼い子供のように高い嬌声をあげて抱き着いてくるステラの肩を抱き締め返しながらライドハルトは幸福を噛み締めた。恋人の些細な我儘を叶える喜び。そして、こんなに可愛らしい少女が、やがて自らの妻になるのだ。
男としてこれ程幸せな事があるだろうか。
一方、悦に浸る恋人達の傍らに立つ近衛達の視線は冷ややかだ。彼等はこの可愛らしい少女が如何に強欲か知っている。
幾度目か分からないおねだりに応える王太子はその商品の価格すら見ようとしない。彼女が欲しがる宝石一つで幾人の国民が安定した暮らしを送れるのか。困窮した者達が、親を亡くした子がどれほど安寧に暮らせるのか。
ライドハルトは知ろうともしない。否、彼の目には入っていないのだ。ただ彼が見聞きし信じるのは愛する少女とその養父、それから側近達の都合の良い事だけだから。
コツコツと部屋のドアがノックされ、近衛の一人がドアに近付く。部屋の外に出て用件を聞けば、本日幾度目になるか分からない陳情だった。
隠しもせずに溜息をついて少し待つように訴えにきた文官に告げる。報告したところでどうせ無駄なのは文官の男もわかっているのだろう。その表情は冴えなかった。
「殿下、法務大臣からの使いがきておりますが……」
「そんなもの、ヴォルクンに回せ。何のための宰相だ」
ステラとの戯れを邪魔されたライドハルトは鬱陶しそうな態度を隠しもしない。吐き捨てるようにあげた名は追い出したセイアッドの代わりに宰相に据えたモーリス・シュー・ヴォルクン侯爵だ。
「は、そのように伝えます」
一礼し、近衛兵は引き下がる。このやり取りすら何度目か分からない。食い下がるだけ労力の無駄だった。
宰相代理のヴォルクンが片付けられないから王太子の元に陳情が上がっているとは思わないのだろうか。そう疑問に思いながらも口出しする事は一介の騎士である男には出来ない。
「ヴォルクン宰相代理に回せと仰せだ」
「……承知致しました」
溜息混じりに了承して下がる文官の背を見送りながら近衛の男もまた溜息を零す。王族を守るという名誉な職ではあるが、これだったら魔物退治に出る第二騎士団にいた方がずっと誉れ高いだろう。少なくとも、国を守る為に剣を振るう機会があるのだから。
近衛騎士団に入る為には剣の腕だけではなく、容姿や教養も必要だ。狭き門を突破してやっと近衛になれたというのに、男にとってその日々は地獄のようなものだった。
立場をほったらかして女と戯れ、碌に公務も行わない王族を守り、彼に陳情に来た者を追い返す。そんな仕事がしたくて近衛騎士を志願した訳ではない。
更に最悪な事に王太子やその側近がいない時、あの女は色目を使い擦り寄ってくるのだ。
男には愛してやまない婚約者がいる。そんな彼女を裏切る事なんて出来ない。それに、あの女の甲高い猫撫で声には怖気がする。
数日前、男は近衛騎士団を辞する届けを自身の上官に提出し、代わりに別の騎士団に配属して貰えるように頼んだ。上官は疲れたような顔をしながらも受理してくれたから近いうちにこの環境とはおさらば出来るだろう。
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西に遠征に赴いた魔術師団長であるサディアス・メイ・ノーシェルトも未だに遠征から帰らない。
この状況がどんな事なのか分かっているのだろうか。護りを失くし丸裸の王都、政治面でも代わりに据えられた男が優秀とは言えない。
他国の者も多くいたあの場で繰り広げられた断罪劇は確かに人々の心を動かしただろう。だが、それは決して良い方向だけではない。
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