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E4:出発
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「って事は、よく都市伝説とかである神隠しって異世界の事なのか?」
「う~ん・・・ちょっと違うかなぁ・・・僕達管理者の認識する[神隠し]は空間の裂け目から異世界に渡って戻って来れない人の事をいうんだよ」
「?、でも俺達の世界には不思議な場所に行って帰ってきたって人が結構いるぞ?」
「それは多分、同列空間・・・つまりパラレルワールドに行った人じゃないかなぁ・・・たまにあるんだよ、管理者が気付かないうちに同じ空間に平行する類似した世界が出来ちゃう事・・・何が原因かはまだ分かってないんだけどね・・・」
「何がどう違うのかイマイチ分からないんだが・・・」
「えっとねぇ・・・例えば、一つの水槽が有るとして、その中に器がいくつもある状態がパラレルワールド何だよ。
同じ水槽の中だから水の流れで行き来が出来る、一方神隠しは、別々の水槽があって、何か外的要因とかで、隣の水槽に移っちゃう事を言うんだ。」
「そうか・・・水槽が同じなら、上手く水の流れが合えば元の所に戻れるけど、水槽が違うから水の流れ程度では元の水槽には戻れない・・・」
「そういう事。そして、短時間に何度も此処と地上を繋ぐって事は、人為的に空間の裂け目を作るって事・・・つまり、水槽の中に手を入れて掻き回してる様なものなんだよ」
「!?そんな事になったら」
「うん、必ず何かしらの影響がでちゃう・・・下手すると空間に亀裂が出来て、他の人がパラレルワールドや最悪異世界に飛ばされるとかね」
「・・・ふぅ、確かに・・・それだけ大事になるなら、そう何度もホイホイと繋ぐ事は出来ないか・・・」
「そういう事だね、だからせめて、影響の少ない世界・・・僕が管理する[アクエリア]に降りてもらえると助かるんだよ。
アクエリアでは、此処200年程空間の裂け目は観測されてない・・・君が降りたとしても地球よりは影響は少ない筈だからね。
それに何より、僕の管理する世界に降りるんだから、今回の一件が他の管理者にはバレにくい!」
「結局そこかよ!!」
「いやいやいや、コレすっっごい大事だよ?ブロレゴックが掛かってるんだよ!?」
コイツ・・・何処までもブレねぇ・・・
「ちなみに、オルタナの管理するアクエリアってどんな所なんだ?」
「えっとねえ、君達が、言う所の[ファンタジー]ってやつだね・・・魔法もあって、魔物もいて、冒険も沢山出来るよ」
「いや、普通に死ぬわ!!こちとらまともに喧嘩した事もないんだぞ!?」
俺のツッコミに、少し驚いた様子を見せたが、オルタナは直ぐに気を取り直して喋り始めた。
「それじゃ、君にはアクエリアで生き抜ける様に、僕から素敵なプレゼントをあげちゃおう!!いわゆる[チート]って奴だね」
「おぉ!?それはアレか?・・・よく見るラノベの、俺強えぇぇぇとか出来る奴か?」
「それは君次第かな・・・でも、君もきっと喜んでくれると思うよぉ?」
そう言うと、オルタナは右手をスッと上げた。
すると俺の足元に黒く丸い穴の様なものが浮き出て来た。
「余り長話してて、誰かに勘付かれてもアレだし、君が納得した所で早速行って貰おうかな」
「!?おいちょっと待て!まだ説明聞いてなぁっあーー!!」
「大丈夫大丈夫、あっちに着いた後でステータス見れば確認出来る様にしておくからー!行ってらっしゃーい!!」
オルタナの妙に呑気な声が遠ざかって行くのを感じながら、俺の意識は薄れていった・・・
「う~ん・・・ちょっと違うかなぁ・・・僕達管理者の認識する[神隠し]は空間の裂け目から異世界に渡って戻って来れない人の事をいうんだよ」
「?、でも俺達の世界には不思議な場所に行って帰ってきたって人が結構いるぞ?」
「それは多分、同列空間・・・つまりパラレルワールドに行った人じゃないかなぁ・・・たまにあるんだよ、管理者が気付かないうちに同じ空間に平行する類似した世界が出来ちゃう事・・・何が原因かはまだ分かってないんだけどね・・・」
「何がどう違うのかイマイチ分からないんだが・・・」
「えっとねぇ・・・例えば、一つの水槽が有るとして、その中に器がいくつもある状態がパラレルワールド何だよ。
同じ水槽の中だから水の流れで行き来が出来る、一方神隠しは、別々の水槽があって、何か外的要因とかで、隣の水槽に移っちゃう事を言うんだ。」
「そうか・・・水槽が同じなら、上手く水の流れが合えば元の所に戻れるけど、水槽が違うから水の流れ程度では元の水槽には戻れない・・・」
「そういう事。そして、短時間に何度も此処と地上を繋ぐって事は、人為的に空間の裂け目を作るって事・・・つまり、水槽の中に手を入れて掻き回してる様なものなんだよ」
「!?そんな事になったら」
「うん、必ず何かしらの影響がでちゃう・・・下手すると空間に亀裂が出来て、他の人がパラレルワールドや最悪異世界に飛ばされるとかね」
「・・・ふぅ、確かに・・・それだけ大事になるなら、そう何度もホイホイと繋ぐ事は出来ないか・・・」
「そういう事だね、だからせめて、影響の少ない世界・・・僕が管理する[アクエリア]に降りてもらえると助かるんだよ。
アクエリアでは、此処200年程空間の裂け目は観測されてない・・・君が降りたとしても地球よりは影響は少ない筈だからね。
それに何より、僕の管理する世界に降りるんだから、今回の一件が他の管理者にはバレにくい!」
「結局そこかよ!!」
「いやいやいや、コレすっっごい大事だよ?ブロレゴックが掛かってるんだよ!?」
コイツ・・・何処までもブレねぇ・・・
「ちなみに、オルタナの管理するアクエリアってどんな所なんだ?」
「えっとねえ、君達が、言う所の[ファンタジー]ってやつだね・・・魔法もあって、魔物もいて、冒険も沢山出来るよ」
「いや、普通に死ぬわ!!こちとらまともに喧嘩した事もないんだぞ!?」
俺のツッコミに、少し驚いた様子を見せたが、オルタナは直ぐに気を取り直して喋り始めた。
「それじゃ、君にはアクエリアで生き抜ける様に、僕から素敵なプレゼントをあげちゃおう!!いわゆる[チート]って奴だね」
「おぉ!?それはアレか?・・・よく見るラノベの、俺強えぇぇぇとか出来る奴か?」
「それは君次第かな・・・でも、君もきっと喜んでくれると思うよぉ?」
そう言うと、オルタナは右手をスッと上げた。
すると俺の足元に黒く丸い穴の様なものが浮き出て来た。
「余り長話してて、誰かに勘付かれてもアレだし、君が納得した所で早速行って貰おうかな」
「!?おいちょっと待て!まだ説明聞いてなぁっあーー!!」
「大丈夫大丈夫、あっちに着いた後でステータス見れば確認出来る様にしておくからー!行ってらっしゃーい!!」
オルタナの妙に呑気な声が遠ざかって行くのを感じながら、俺の意識は薄れていった・・・
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