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公爵邸の三階
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マルゲリーターはルーカスが三階に上がると聞いたので、先に自分の部屋を綺麗に改装して欲しいと激怒しており、今日も懲りずにシルベスの元へやって来たのだ。
「お父様。早く私の部屋の改装をして欲しいと、何度言えば分かってくれるの。鏡台は割れたままで、姿見も無いのよ。花瓶も無いから、花を活ける事も出来なくて、殺風景なんだから。こんなの、私の部屋じゃないわ」
「物に八つ当たりをするから悪いのだろう。どうせ買い与えても、数日で瓦礫になるのだから、今のままで充分だ。もう、お前たちの為に物を買い揃える事は無いと、ルーカスにも言われただろう」
「そんなの、酷いじゃない。私がどんなに不便な思いをしているか、部屋を見ていたら分かるでしょう。凄く可哀想なんだから。絨毯だって汚れたままだし、侍女だっていないから、いちいち命令するのに呼びに行かないといけないのよ。おかしいでしょう」
何度目になるか分からない問答に、公爵は辟易としていた。
「勝手に侍女へ暇を言い渡すから、誰もお前の世話をする者がいなくなってしまったのだろう。ルーカスが何度も注意をしたのに、言う事を聞かなかったお前の自業自得ではないのか」
「違うわよ。私の命令を、ちゃんと聞けない侍女が能無しだから、悪いのでしょう。そんなの、クビにされて当然じゃない。早く新しい侍女を雇うのが、お父様の仕事でしょう」
あれ程溺愛していたと言うのに、何度言っても理解しない娘との会話は、シルベスにとって苦痛で仕方がなかった。
ルーカスからもアルフレッドからも苦言を晒されていたのに、きちんとした教育を施さなかったシルベスも自業自得なのだと言う事に、彼は気付いていない。
「成績が上がったら、考えても良い。一般教養科に籍を置いている間は、改装する気は無い。新しくお前の世話をしたいと言う侍女も、見つからない。分かったら、もう下がりなさい」
「そんな事、私に言っても無駄でしょう、理事長が意地悪をしているんだから。お父様がちゃんと言ってくれないから、何時まで経っても私は下賤な平民と同じクラスにいないといけないんじゃない。それに、侍女のお給金を上げれば、いくらでも人は集まるでしょう。そんな簡単な事も、お父様は理解出来ないの」
「五月蠅い!黙れ!いい加減にしろ!」
「ヒッ」
蝶よ花よと育てられたマルゲリーターは、学園に入ってから両親の仲が悪くなり、父親からもよく怒鳴られるようになった事へ不満を募らせていた。
「何よ!直ぐ怒鳴るなんて、父親失格だわ。一般教養科に入れられたのは、私の所為じゃないのに!お金も出してくれないお父様なんて、大嫌いよ!」
顔を真っ赤にして怒鳴るシルベスに驚きながらも、捨て台詞だけはしっかりと言い、マルゲリーターは自室へと戻って来た。
しかし、癇癪を起したマルゲリーターが八つ当たり出来る物は綿布団しかない為、更に不満を募らせていくのである。
そしてルーカスの部屋はどうなったのかと思い、興味本位で三階へ足を踏み入れると、見た事も無い美術品や豪華な調度品が並んでいた。
「何度も三階には来ていたのに、こんなに素敵な家具なんてあったかな?」
美術品に興味が無いマルゲリーターでも、一目で高額だと分かったのだ。
そして自分の住んでいる屋敷がこれ程豪華だと知って、自慢する為に今度は三階でパーティーを開こうとも思うのだった。
そうして気分よく歩いていると、二階にはいない護衛まで立っている事に気が付いた。
「へ~護衛がいるって事は、三階にある家具が高価だって事だよね」
誰に話しかけるでもない独り言なのだが、護衛たちは『案外鋭いな』と、思うのであった。
マルゲリーターは、自分に相応しい素敵な部屋があるかもしれないと思い、日当たりの良さそうな部屋から物色する事にした。
目星を付けた部屋の扉は開け放たれており、入り口の前に立ち室内を覗いて、思わず奇声をあげてしまったのだ。
「ウッキャー!!!何よここは、素敵過ぎるわ!」
部屋を掃除していたメイドたちが驚いて振り向いた事も気にせずに、マルゲリーターは大きな口を開けたまま、部屋に見惚れて立っていた。
中は白と薄いピンクで統一されており、年頃の女の子ならば誰でも憧れる部屋だった。
レースが惜しみなく使われているカーテンも、毛足が長く美しい模様の絨毯も、統一されている調度品も全てがマルゲリーターの好みだったのである。
今までも高級な調度品に囲まれてはいたのだが、この部屋にある物は別格で、癇癪を起して壊す事は絶対にしないと誓うのであった。
「うわぁ。見れば見る程、素敵なお部屋だわ。お兄様ったら、何時改築したのかしら?出来上がっていたのなら、直ぐに声をかけてくれたら良かったのに。そうだわ、待つ必要なんて無いじゃない。今から、この部屋を使えばいいのよ、だって私のなんだから。ちょっとそこのあんた、お茶にするから、お菓子を持って来なさい」
部屋の掃除をする為に鍵を開けて、忙しなく出入りしていたメイドたちは、突然の事に驚きを隠せずにいた。
マルゲリーターが部屋へ踏み入ろうとしたその瞬間、後ろから誰かに襟首を掴まれて引き摺り出されたのである。
「お前の部屋は、下にあるだろう。勝手に上がって来るな。ここは、お前の為に用意した部屋ではない。出て行け!」
鬼の様な形相で、見下ろして来るルーカスの怒気に充てられたマルゲリーターは、恐怖のあまり動けなくなってしまった。
「チッ」
ルーカスは舌打ちをすると、近くに控えていた護衛に声を掛けた。
「コレを、二階に放り投げて来い。二度と上階へ来ない様、全ての階段に見張りを付けろ」
「御意」
「忌々しい、何処までも僕の神経を逆なでして来る。本当に目障りだな」
護衛はマルゲリーターを荷物の様に担ぎ上げると、二階に降りて来て部屋の前に優しく置いて戻って行った。
「お父様。早く私の部屋の改装をして欲しいと、何度言えば分かってくれるの。鏡台は割れたままで、姿見も無いのよ。花瓶も無いから、花を活ける事も出来なくて、殺風景なんだから。こんなの、私の部屋じゃないわ」
「物に八つ当たりをするから悪いのだろう。どうせ買い与えても、数日で瓦礫になるのだから、今のままで充分だ。もう、お前たちの為に物を買い揃える事は無いと、ルーカスにも言われただろう」
「そんなの、酷いじゃない。私がどんなに不便な思いをしているか、部屋を見ていたら分かるでしょう。凄く可哀想なんだから。絨毯だって汚れたままだし、侍女だっていないから、いちいち命令するのに呼びに行かないといけないのよ。おかしいでしょう」
何度目になるか分からない問答に、公爵は辟易としていた。
「勝手に侍女へ暇を言い渡すから、誰もお前の世話をする者がいなくなってしまったのだろう。ルーカスが何度も注意をしたのに、言う事を聞かなかったお前の自業自得ではないのか」
「違うわよ。私の命令を、ちゃんと聞けない侍女が能無しだから、悪いのでしょう。そんなの、クビにされて当然じゃない。早く新しい侍女を雇うのが、お父様の仕事でしょう」
あれ程溺愛していたと言うのに、何度言っても理解しない娘との会話は、シルベスにとって苦痛で仕方がなかった。
ルーカスからもアルフレッドからも苦言を晒されていたのに、きちんとした教育を施さなかったシルベスも自業自得なのだと言う事に、彼は気付いていない。
「成績が上がったら、考えても良い。一般教養科に籍を置いている間は、改装する気は無い。新しくお前の世話をしたいと言う侍女も、見つからない。分かったら、もう下がりなさい」
「そんな事、私に言っても無駄でしょう、理事長が意地悪をしているんだから。お父様がちゃんと言ってくれないから、何時まで経っても私は下賤な平民と同じクラスにいないといけないんじゃない。それに、侍女のお給金を上げれば、いくらでも人は集まるでしょう。そんな簡単な事も、お父様は理解出来ないの」
「五月蠅い!黙れ!いい加減にしろ!」
「ヒッ」
蝶よ花よと育てられたマルゲリーターは、学園に入ってから両親の仲が悪くなり、父親からもよく怒鳴られるようになった事へ不満を募らせていた。
「何よ!直ぐ怒鳴るなんて、父親失格だわ。一般教養科に入れられたのは、私の所為じゃないのに!お金も出してくれないお父様なんて、大嫌いよ!」
顔を真っ赤にして怒鳴るシルベスに驚きながらも、捨て台詞だけはしっかりと言い、マルゲリーターは自室へと戻って来た。
しかし、癇癪を起したマルゲリーターが八つ当たり出来る物は綿布団しかない為、更に不満を募らせていくのである。
そしてルーカスの部屋はどうなったのかと思い、興味本位で三階へ足を踏み入れると、見た事も無い美術品や豪華な調度品が並んでいた。
「何度も三階には来ていたのに、こんなに素敵な家具なんてあったかな?」
美術品に興味が無いマルゲリーターでも、一目で高額だと分かったのだ。
そして自分の住んでいる屋敷がこれ程豪華だと知って、自慢する為に今度は三階でパーティーを開こうとも思うのだった。
そうして気分よく歩いていると、二階にはいない護衛まで立っている事に気が付いた。
「へ~護衛がいるって事は、三階にある家具が高価だって事だよね」
誰に話しかけるでもない独り言なのだが、護衛たちは『案外鋭いな』と、思うのであった。
マルゲリーターは、自分に相応しい素敵な部屋があるかもしれないと思い、日当たりの良さそうな部屋から物色する事にした。
目星を付けた部屋の扉は開け放たれており、入り口の前に立ち室内を覗いて、思わず奇声をあげてしまったのだ。
「ウッキャー!!!何よここは、素敵過ぎるわ!」
部屋を掃除していたメイドたちが驚いて振り向いた事も気にせずに、マルゲリーターは大きな口を開けたまま、部屋に見惚れて立っていた。
中は白と薄いピンクで統一されており、年頃の女の子ならば誰でも憧れる部屋だった。
レースが惜しみなく使われているカーテンも、毛足が長く美しい模様の絨毯も、統一されている調度品も全てがマルゲリーターの好みだったのである。
今までも高級な調度品に囲まれてはいたのだが、この部屋にある物は別格で、癇癪を起して壊す事は絶対にしないと誓うのであった。
「うわぁ。見れば見る程、素敵なお部屋だわ。お兄様ったら、何時改築したのかしら?出来上がっていたのなら、直ぐに声をかけてくれたら良かったのに。そうだわ、待つ必要なんて無いじゃない。今から、この部屋を使えばいいのよ、だって私のなんだから。ちょっとそこのあんた、お茶にするから、お菓子を持って来なさい」
部屋の掃除をする為に鍵を開けて、忙しなく出入りしていたメイドたちは、突然の事に驚きを隠せずにいた。
マルゲリーターが部屋へ踏み入ろうとしたその瞬間、後ろから誰かに襟首を掴まれて引き摺り出されたのである。
「お前の部屋は、下にあるだろう。勝手に上がって来るな。ここは、お前の為に用意した部屋ではない。出て行け!」
鬼の様な形相で、見下ろして来るルーカスの怒気に充てられたマルゲリーターは、恐怖のあまり動けなくなってしまった。
「チッ」
ルーカスは舌打ちをすると、近くに控えていた護衛に声を掛けた。
「コレを、二階に放り投げて来い。二度と上階へ来ない様、全ての階段に見張りを付けろ」
「御意」
「忌々しい、何処までも僕の神経を逆なでして来る。本当に目障りだな」
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