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最後の贈り物
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「本当に困った人だね。この期に及んで、まだ婚約が破棄された事を理解出来ないのは、何故なのかな」
マルゲリーターは、久し振りにアルフレッドと会話が出来る事を嬉しく思い、お互いの気持ちを確かめようとした。
「アル様!だって、私たちの事を、引き離そうとしてる人がいるのでしょう。そんな人に、負けたら駄目なんだよ。私たち、愛し合っているんだから。婚約破棄なんて、したら駄目でしょう」
アルフレッドは、哀しい表情で、マルゲリーターを見ていた。
「私が婚約者として全ての義務を放棄した意味を、全く理解出来ていないようだから、君にも分かるように優しく教えてあげるね」
アルフレッドは最後だからと、マルゲリーターにも分かり易い様に、淡々と語り出した。
「君は勉強が嫌いで、マナーも身に付けようとしない事から王妃には相応しくないと、かねてから思っていたのだよ。何の努力もせずにいたら、王立学園の試験に落ちるのは、当たり前の事だ。それなのに、意地悪されたと他人の所為にして、一切努力をしようとしない。私には、それがどうしても許せなかったのだよ。贅沢が好きで、ドレスや宝石を沢山欲しがるのも、好きにはなれない理由のひとつだ。どう考えても、君と共に王国を支えて、生きて行く未来が見えなかった。だから私の意思で、陛下に婚約を破棄して欲しいと願い出たのだ。時間がかかってしまったけれど、先程正式に私たちの婚約は破棄された。君はもう、私の婚約者では無くなって、安心している。これからは一人の令嬢として扱うから、君も私の事は婚約者ではなく、第一王子として接しなさい。この婚約破棄は、私の本心だと、分かってくれたかな」
アルフレッドの言葉に、マルゲリーターは大人しく聞いていたのだが、やはり婚約を破棄された事が信じられなかったのだ。
「でも…私には高貴な血が流れていて………アル様に相応しいのは、私だけで……」
そこまで言うと、瞳から大粒の涙が零れて来た。
十年近く婚約者としてマルゲリーターに接して来たアルフレッドは、愛情こそ持てなかったが、それなりに情はあったのだ。
貴賓席から下りて来て、ハンカチを差し出したのである。
マルゲリーターは、ハンカチを受け取ると、涙を拭き始めた。
「何度も言っているが、どんなに血筋が良くとも、それだけでは王妃にはなれないのだよ。君は癇癪持ちで、直ぐ人を罵倒し物を壊す癖もあったね。王宮を訪ねて来る人の中には、君よりもずっと身分の高い人もいる。そんな人に失礼な行いをすると、どうなると思うのかな。調度品だって、国宝とされる物も、数多く飾られている。癇癪を起すたびに、それらを壊すとどうなるのかな。その度に君と、君の家族も極刑にしなくてはいけなくなるのだよ。だから直す様にと、何度も伝えていたのに、直す気も無かったね。そんな愚かな女性は、どんなに血筋が良くても、私の妃にも王妃にもなれないのだよ。これで、話は終わり。そのハンカチは、私から君への最後のプレゼントだ。今までありがとう、オルターナ公爵令嬢」
幼子に聞かせ、諭す様に語り掛けるアルフレッドの言葉は、婚約していたマルゲリーターへ贈る最後の優しさであった。
残念な事に、マルゲリーターはその優しさに気付く事が出来ず、更に醜態を晒してしまう。
貴賓席へ戻って行くアルフレッドへ、縋る様な目を向けて呼び止めたのだ。
「い、嫌よ!待って、アル様。だって私は、高貴な血筋なのよ。それだけで良いじゃない!どうして分かってくれないの。皇帝だって、私が王妃になれば、喜んでくれるんだからっ」
この言動に異を唱えたのは、帝国から来ていた代表者だった。
「国王陛下。不躾ではありますが、今のご令嬢の発言に、反論する許可を頂きたい」
「許可しよう。一元一句違わず、皇帝陛下へ報告されて構わない」
代表者は、国王に一礼をして、マルゲリーターの前に立った。
初めて見る美丈夫なこの男からは、笑顔だが委縮する程の威厳が溢れ出ていた。
「初めまして。私は国王生誕祝賀会の貴賓として、帝国から祝辞を述べに来たアンディと言う。君は、難しい言葉を理解出来ない様なので、優しい言葉で教えてあげよう。私は、皇帝陛下に仕えていてね、お友達の様に仲良しなんだよ。皇帝陛下は、私の言う事なら、何だって聞いてくれる。とても大切にされているんだ。分かるかな、私はとても偉いんだ」
「え?皇帝のお友達なの………」
思わぬ人物の登場に、その場で高みの見物をしていた者たちまで、背筋が凍り付く思いだった。
祝辞の席で帝国が一番最後になっていたのは、彼がそれを望んだからであって、本来ならば身分を明かすつもりは無かったのである。
今年は、皇族籍に入ったルーカスとエレインに挨拶をして、帰国する予定だったのだ。
しかし、マルゲリーターの発言は、見過ごす事が出来なかったのである。
「そうだよ、とても仲の良いお友達なんだ。君の事は知っているよ、マルゲリーター・オルターナ公爵令嬢。先程まで、アルフレッド殿下の婚約者だった令嬢だね。ただ、それだけだ。それなのに、どうして皇帝陛下の名を出したのかな?皇帝陛下から、皇族として認められてもいない君が、どうして皇帝陛下の名をだしたのかな?皇族として認めて貰ってもいないのに、おかしいね」
「おかしくなんて無いわ。私には、高貴な血が流れているのよ」
「高貴な血とは、何の血の事なのかな」
「帝国の、皇族の血に決まっているじゃない」
「君は、誰からその高貴な血を、受け継いだのかな」
「お母様よ」
「ほう。ならば、そのお母様は、皇族なのだね」
「当たり前じゃない」
「皇族である君のお母様の名前は、なんて言うのかな」
「えっと…確か、キャサリンって言っていたわ」
「それは、間違いではないのかな。キャサリン皇弟妃は確かに皇族だけれど、君を娘だとは認めていないよ」
「間違いじゃないわよ!貴方が知らないだけでしょう。だって…お兄様は、お母様から沢山刺繍のハンカチを貰ったと言っていたわ」
「そうだね。ルーカス皇子殿下と、妹であるエレイン皇女殿下は、キャサリン皇弟妃の子供として皇帝陛下から認められたね。きちんと皇族の名簿にも名前が載っているけれど、君の名前は載っていないのだよ。だから君は、皇族にはならないね。嘘だと思うのなら、皇族名簿を見てみると良いよ」
「どうして…お兄様が皇族なら、妹の私も皇族でしょう」
「それは違うよ。皇族名簿に名前が載って、初めて皇族として認められるのだよ。君は、皇帝陛下から認められていないから、皇族にはならないんだよ。それと、皇帝陛下から認められていない者が、皇族を騙るとどうなるか、分かるかな。今この場で首を落とされても文句は言えないんだよ」
流石のマルゲリーターでも、この意味だけは理解出来た様だった。
「でも。でも私には、高貴な血が流れているって、お母様もお父様も言っているわ」
これには、オルターナ公爵夫妻も血の気を引く思いで聞いていたが、言葉を挟む余裕は無い程に青褪めている。
「そうか。ならば君の両親が言う、高貴な血筋とやらを、信じて生きて行くと良い。ただし、君が信じている高貴な血筋は、私の知る皇族とは無関係だ。皇族名簿に名が載っていない者が、皇族と偽る事は許されないからね。君は今、とても混乱している様だから聞かなかった事にするけれど…今後、皇族だと騙れば、その首は貰うからね。君のご両親の首と、一緒にね。もう一度言うけれど、君は帝国の皇族ではない、分かったかな」
「はい…わかりました」
マルゲリーターは、死を直感したのか、小刻みに震えていた。
始終笑顔で語っていたその男性は、まるで死神の様だと、見ていた者は思うのであった。
シルベスは帝国からの貴賓に深く頭を垂れてから、真っ青な顔で動かなくなってしまったマルゲリーターと、騒ぎを傍観していたアマンダを連れて静かに会場を後にした。
マルゲリーターとアマンダを引き摺って歩いて行くシルベスの後姿を、エレインは複雑な表情で見つめていた。
五歳の時に一度だけ会った父親は、大きくて恐ろしい存在に見えたのだが、今は小さく哀れに見える。
シルベスの顔を間近で見て会話をしても、父親だと言う実感すら出て来なかった。
エレインにとっては、マルゲリーターとして別邸で過ごしていた五年間よりも、エレインとして生きて来た十年間の方が大切なのだ。
マルゲリーターの愚行で一時はどうなるかと思った祝賀会は、予定通り無事終える事が出来た。
集まっていた者たちは、それぞれに岐路へと着く中で、ルーカスとエレインだけが貴賓室で待たされていた。
「お兄様。私たちだけ、どうして待機なのでしょうか。祝賀会で、何か粗相をしてしまったのかしら」
「心配はいらないよ。気にするといけないと思ったから、言わないでいたのだけれど…実はね、母上が来ている。会いたくなければ、断っても構わない。ただ、皇族籍に入ったのだから、皇弟殿下には挨拶をしなくてはいけない。本来ならば、こちらから帝国へ伺うべきなのだが、僕たちは学生だからね、先に皇弟殿下が来て下さったのだ」
「まぁ」
エレインは余りの驚きで、口をぽかんと開けたまま、微動だにしなくなってしまった。
ルーカスは、何時もの様に目を細めながら、優しく顎を押し上げたのである。
マルゲリーターは、久し振りにアルフレッドと会話が出来る事を嬉しく思い、お互いの気持ちを確かめようとした。
「アル様!だって、私たちの事を、引き離そうとしてる人がいるのでしょう。そんな人に、負けたら駄目なんだよ。私たち、愛し合っているんだから。婚約破棄なんて、したら駄目でしょう」
アルフレッドは、哀しい表情で、マルゲリーターを見ていた。
「私が婚約者として全ての義務を放棄した意味を、全く理解出来ていないようだから、君にも分かるように優しく教えてあげるね」
アルフレッドは最後だからと、マルゲリーターにも分かり易い様に、淡々と語り出した。
「君は勉強が嫌いで、マナーも身に付けようとしない事から王妃には相応しくないと、かねてから思っていたのだよ。何の努力もせずにいたら、王立学園の試験に落ちるのは、当たり前の事だ。それなのに、意地悪されたと他人の所為にして、一切努力をしようとしない。私には、それがどうしても許せなかったのだよ。贅沢が好きで、ドレスや宝石を沢山欲しがるのも、好きにはなれない理由のひとつだ。どう考えても、君と共に王国を支えて、生きて行く未来が見えなかった。だから私の意思で、陛下に婚約を破棄して欲しいと願い出たのだ。時間がかかってしまったけれど、先程正式に私たちの婚約は破棄された。君はもう、私の婚約者では無くなって、安心している。これからは一人の令嬢として扱うから、君も私の事は婚約者ではなく、第一王子として接しなさい。この婚約破棄は、私の本心だと、分かってくれたかな」
アルフレッドの言葉に、マルゲリーターは大人しく聞いていたのだが、やはり婚約を破棄された事が信じられなかったのだ。
「でも…私には高貴な血が流れていて………アル様に相応しいのは、私だけで……」
そこまで言うと、瞳から大粒の涙が零れて来た。
十年近く婚約者としてマルゲリーターに接して来たアルフレッドは、愛情こそ持てなかったが、それなりに情はあったのだ。
貴賓席から下りて来て、ハンカチを差し出したのである。
マルゲリーターは、ハンカチを受け取ると、涙を拭き始めた。
「何度も言っているが、どんなに血筋が良くとも、それだけでは王妃にはなれないのだよ。君は癇癪持ちで、直ぐ人を罵倒し物を壊す癖もあったね。王宮を訪ねて来る人の中には、君よりもずっと身分の高い人もいる。そんな人に失礼な行いをすると、どうなると思うのかな。調度品だって、国宝とされる物も、数多く飾られている。癇癪を起すたびに、それらを壊すとどうなるのかな。その度に君と、君の家族も極刑にしなくてはいけなくなるのだよ。だから直す様にと、何度も伝えていたのに、直す気も無かったね。そんな愚かな女性は、どんなに血筋が良くても、私の妃にも王妃にもなれないのだよ。これで、話は終わり。そのハンカチは、私から君への最後のプレゼントだ。今までありがとう、オルターナ公爵令嬢」
幼子に聞かせ、諭す様に語り掛けるアルフレッドの言葉は、婚約していたマルゲリーターへ贈る最後の優しさであった。
残念な事に、マルゲリーターはその優しさに気付く事が出来ず、更に醜態を晒してしまう。
貴賓席へ戻って行くアルフレッドへ、縋る様な目を向けて呼び止めたのだ。
「い、嫌よ!待って、アル様。だって私は、高貴な血筋なのよ。それだけで良いじゃない!どうして分かってくれないの。皇帝だって、私が王妃になれば、喜んでくれるんだからっ」
この言動に異を唱えたのは、帝国から来ていた代表者だった。
「国王陛下。不躾ではありますが、今のご令嬢の発言に、反論する許可を頂きたい」
「許可しよう。一元一句違わず、皇帝陛下へ報告されて構わない」
代表者は、国王に一礼をして、マルゲリーターの前に立った。
初めて見る美丈夫なこの男からは、笑顔だが委縮する程の威厳が溢れ出ていた。
「初めまして。私は国王生誕祝賀会の貴賓として、帝国から祝辞を述べに来たアンディと言う。君は、難しい言葉を理解出来ない様なので、優しい言葉で教えてあげよう。私は、皇帝陛下に仕えていてね、お友達の様に仲良しなんだよ。皇帝陛下は、私の言う事なら、何だって聞いてくれる。とても大切にされているんだ。分かるかな、私はとても偉いんだ」
「え?皇帝のお友達なの………」
思わぬ人物の登場に、その場で高みの見物をしていた者たちまで、背筋が凍り付く思いだった。
祝辞の席で帝国が一番最後になっていたのは、彼がそれを望んだからであって、本来ならば身分を明かすつもりは無かったのである。
今年は、皇族籍に入ったルーカスとエレインに挨拶をして、帰国する予定だったのだ。
しかし、マルゲリーターの発言は、見過ごす事が出来なかったのである。
「そうだよ、とても仲の良いお友達なんだ。君の事は知っているよ、マルゲリーター・オルターナ公爵令嬢。先程まで、アルフレッド殿下の婚約者だった令嬢だね。ただ、それだけだ。それなのに、どうして皇帝陛下の名を出したのかな?皇帝陛下から、皇族として認められてもいない君が、どうして皇帝陛下の名をだしたのかな?皇族として認めて貰ってもいないのに、おかしいね」
「おかしくなんて無いわ。私には、高貴な血が流れているのよ」
「高貴な血とは、何の血の事なのかな」
「帝国の、皇族の血に決まっているじゃない」
「君は、誰からその高貴な血を、受け継いだのかな」
「お母様よ」
「ほう。ならば、そのお母様は、皇族なのだね」
「当たり前じゃない」
「皇族である君のお母様の名前は、なんて言うのかな」
「えっと…確か、キャサリンって言っていたわ」
「それは、間違いではないのかな。キャサリン皇弟妃は確かに皇族だけれど、君を娘だとは認めていないよ」
「間違いじゃないわよ!貴方が知らないだけでしょう。だって…お兄様は、お母様から沢山刺繍のハンカチを貰ったと言っていたわ」
「そうだね。ルーカス皇子殿下と、妹であるエレイン皇女殿下は、キャサリン皇弟妃の子供として皇帝陛下から認められたね。きちんと皇族の名簿にも名前が載っているけれど、君の名前は載っていないのだよ。だから君は、皇族にはならないね。嘘だと思うのなら、皇族名簿を見てみると良いよ」
「どうして…お兄様が皇族なら、妹の私も皇族でしょう」
「それは違うよ。皇族名簿に名前が載って、初めて皇族として認められるのだよ。君は、皇帝陛下から認められていないから、皇族にはならないんだよ。それと、皇帝陛下から認められていない者が、皇族を騙るとどうなるか、分かるかな。今この場で首を落とされても文句は言えないんだよ」
流石のマルゲリーターでも、この意味だけは理解出来た様だった。
「でも。でも私には、高貴な血が流れているって、お母様もお父様も言っているわ」
これには、オルターナ公爵夫妻も血の気を引く思いで聞いていたが、言葉を挟む余裕は無い程に青褪めている。
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「はい…わかりました」
マルゲリーターは、死を直感したのか、小刻みに震えていた。
始終笑顔で語っていたその男性は、まるで死神の様だと、見ていた者は思うのであった。
シルベスは帝国からの貴賓に深く頭を垂れてから、真っ青な顔で動かなくなってしまったマルゲリーターと、騒ぎを傍観していたアマンダを連れて静かに会場を後にした。
マルゲリーターとアマンダを引き摺って歩いて行くシルベスの後姿を、エレインは複雑な表情で見つめていた。
五歳の時に一度だけ会った父親は、大きくて恐ろしい存在に見えたのだが、今は小さく哀れに見える。
シルベスの顔を間近で見て会話をしても、父親だと言う実感すら出て来なかった。
エレインにとっては、マルゲリーターとして別邸で過ごしていた五年間よりも、エレインとして生きて来た十年間の方が大切なのだ。
マルゲリーターの愚行で一時はどうなるかと思った祝賀会は、予定通り無事終える事が出来た。
集まっていた者たちは、それぞれに岐路へと着く中で、ルーカスとエレインだけが貴賓室で待たされていた。
「お兄様。私たちだけ、どうして待機なのでしょうか。祝賀会で、何か粗相をしてしまったのかしら」
「心配はいらないよ。気にするといけないと思ったから、言わないでいたのだけれど…実はね、母上が来ている。会いたくなければ、断っても構わない。ただ、皇族籍に入ったのだから、皇弟殿下には挨拶をしなくてはいけない。本来ならば、こちらから帝国へ伺うべきなのだが、僕たちは学生だからね、先に皇弟殿下が来て下さったのだ」
「まぁ」
エレインは余りの驚きで、口をぽかんと開けたまま、微動だにしなくなってしまった。
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