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ep.8 二度目の初夜、伊吹くんの本心 ★
3.★
ちなみに榛名は伊吹しか知らない。
伊吹と別れてから付き合った人数は0人。もちろん経験人数も0人。よって回数も0。
0に0を掛けても0である。
(でも、それを言ったら、バリバリに伊吹くんを引きずっていたことがバレてしまう)
ここは適当な人数と回数を言うべきだろうか。でもそれは自分のポリシーに反する。
榛名は伊吹の眼前で脚を開いたままの格好で、真剣に悩んでいた。
「もちろん、はるちゃんからどんな答えが返ってきても、この気持ちは変わらない」
なぜか伊吹からは悲壮な決心が伝わってくる。どうやら契約結婚はやり遂げる覚悟らしい。
「……ゼロよ」
「えっ……」
「交際人数も0、経験人数も0、よって0よ!」
気恥ずかしさから早口でまくし立てた。
「じゃあ、はるちゃんを知っているのは俺だけなのか? はるちゃんの此処に入ったのも俺だけだと信じて良いのか……?」
なぜか伊吹は感極まっている様子だった。
「うるさいわね、仕事が忙しくて恋愛どころじゃなかったのよ!」
――これは言い訳だ。同僚たちは忙しくても、ちゃんと恋愛のための時間を作っていた。
榛名は伊吹以外と恋愛したくなかったから、しなかった。
だからこれは榛名の逆ギレであり、言い訳だった。
「嬉しいよ」
「えっ……?」
伊吹は嬉しそうにはにかむと、再び顔を近づけて、蜜をこぼしながらヒクつくそこに唇を押し当てキスをした。
「ちょっ……やだ、離して!」
身をよじって離れようとする榛名の腰をガッチリと掴み、伊吹は深く唇を押し当て、蜜を吸い、舐め上げた。
「ひゃん……っ」
榛名は自分からあられもない声が飛び出し、恥ずかしさで顔を覆った。
「はるちゃん、甘くて美味しいよ」
「そういうこと言わないでよ!」
すると、伊吹は舌を差し込んできた。
「いやっ……」
言葉とは裏腹に、榛名のそこは伊吹の舌をキュウキュウと締め上げた。
伊吹は舌を引き抜き、蜜が流れ落ちるそこに、今度は指を2本差し込んだ。。
またしても榛名のそこは、キツくて狭いながらも、指の付け根までゆっくりと飲み込んでいった。
「くっ……指が食いちぎられそうだ」
伊吹は艶のある声で、甘い吐息をこぼした。
ゆっくりとナカを解し、指を引き抜くと、伊吹もスウェットの上下を脱ぎ捨てた。
すると、まるで彫刻のような均整の取れた、美しくたくましい引き締まった肉体が現れた。
(ま……まぶしい!)
榛名は思わず顔を覆った指の隙間から、その裸体をじっくりと眺めてしまった。
そして、伊吹はボクサータイプの下着から、すでに猛々しく怒張した昂ぶりを取り出すと、生身のまま榛名の濡れた入口に宛がった。
それはまるでキスするかのように。
(で、でも、待って、それは――)
「伊吹くん、“アレ”を着けないと!」
榛名の言う“アレ”とは避妊具のことだった。
「はるちゃん……俺は君の何もかも、すべてが欲しい」
切羽詰まった、切なげな表情で榛名を見つめる伊吹。
(でも、それって……)
榛名はもう自分の想いを隠しきれなかった。
「伊吹くんの言うすべてが欲しいって、それは……色んな女性と経験して、やっぱり私が1番良かったからシたいって、それだけのことでしょう!?」
どうしても引っかかっていたことを、必死で訴えかけた。
「違う……」
沈み込むように俯いたまま、伊吹は否定の言葉を口にした。
「えっ……」
「俺は、はるちゃん以外の女性を抱いたりなんてしない。はるちゃん以外と付き合いたくないし、ましてや抱きたくなんてない!」
まさかの伊吹も0×0=0だったのだ。
「じゃあ、なんであんな嘘ついたのよ。『色々と試した結果、色々な面で私が1番良かった』なんて!」
「……ずっと、はるちゃんだけを想い続けていたなんて知られたら、気持ち悪がられると思ったんだ」
「えぇっ……?」
思いもしなかった伊吹からの答えが返ってきた。
「だって5年間だぞ! 5年間、365日、24時間、1秒たりとも君のことを忘れはしなかった! 夢の中でさえ、君のことを追い求めていたんだ」
いつもはあれほどクールで冷静で落ち着いた伊吹の、こんな必死な形相は見たことがなかった。
初めて見せてくれた姿だった。そして、それが榛名にはとてつもなく嬉しかった。
伊吹と別れてから付き合った人数は0人。もちろん経験人数も0人。よって回数も0。
0に0を掛けても0である。
(でも、それを言ったら、バリバリに伊吹くんを引きずっていたことがバレてしまう)
ここは適当な人数と回数を言うべきだろうか。でもそれは自分のポリシーに反する。
榛名は伊吹の眼前で脚を開いたままの格好で、真剣に悩んでいた。
「もちろん、はるちゃんからどんな答えが返ってきても、この気持ちは変わらない」
なぜか伊吹からは悲壮な決心が伝わってくる。どうやら契約結婚はやり遂げる覚悟らしい。
「……ゼロよ」
「えっ……」
「交際人数も0、経験人数も0、よって0よ!」
気恥ずかしさから早口でまくし立てた。
「じゃあ、はるちゃんを知っているのは俺だけなのか? はるちゃんの此処に入ったのも俺だけだと信じて良いのか……?」
なぜか伊吹は感極まっている様子だった。
「うるさいわね、仕事が忙しくて恋愛どころじゃなかったのよ!」
――これは言い訳だ。同僚たちは忙しくても、ちゃんと恋愛のための時間を作っていた。
榛名は伊吹以外と恋愛したくなかったから、しなかった。
だからこれは榛名の逆ギレであり、言い訳だった。
「嬉しいよ」
「えっ……?」
伊吹は嬉しそうにはにかむと、再び顔を近づけて、蜜をこぼしながらヒクつくそこに唇を押し当てキスをした。
「ちょっ……やだ、離して!」
身をよじって離れようとする榛名の腰をガッチリと掴み、伊吹は深く唇を押し当て、蜜を吸い、舐め上げた。
「ひゃん……っ」
榛名は自分からあられもない声が飛び出し、恥ずかしさで顔を覆った。
「はるちゃん、甘くて美味しいよ」
「そういうこと言わないでよ!」
すると、伊吹は舌を差し込んできた。
「いやっ……」
言葉とは裏腹に、榛名のそこは伊吹の舌をキュウキュウと締め上げた。
伊吹は舌を引き抜き、蜜が流れ落ちるそこに、今度は指を2本差し込んだ。。
またしても榛名のそこは、キツくて狭いながらも、指の付け根までゆっくりと飲み込んでいった。
「くっ……指が食いちぎられそうだ」
伊吹は艶のある声で、甘い吐息をこぼした。
ゆっくりとナカを解し、指を引き抜くと、伊吹もスウェットの上下を脱ぎ捨てた。
すると、まるで彫刻のような均整の取れた、美しくたくましい引き締まった肉体が現れた。
(ま……まぶしい!)
榛名は思わず顔を覆った指の隙間から、その裸体をじっくりと眺めてしまった。
そして、伊吹はボクサータイプの下着から、すでに猛々しく怒張した昂ぶりを取り出すと、生身のまま榛名の濡れた入口に宛がった。
それはまるでキスするかのように。
(で、でも、待って、それは――)
「伊吹くん、“アレ”を着けないと!」
榛名の言う“アレ”とは避妊具のことだった。
「はるちゃん……俺は君の何もかも、すべてが欲しい」
切羽詰まった、切なげな表情で榛名を見つめる伊吹。
(でも、それって……)
榛名はもう自分の想いを隠しきれなかった。
「伊吹くんの言うすべてが欲しいって、それは……色んな女性と経験して、やっぱり私が1番良かったからシたいって、それだけのことでしょう!?」
どうしても引っかかっていたことを、必死で訴えかけた。
「違う……」
沈み込むように俯いたまま、伊吹は否定の言葉を口にした。
「えっ……」
「俺は、はるちゃん以外の女性を抱いたりなんてしない。はるちゃん以外と付き合いたくないし、ましてや抱きたくなんてない!」
まさかの伊吹も0×0=0だったのだ。
「じゃあ、なんであんな嘘ついたのよ。『色々と試した結果、色々な面で私が1番良かった』なんて!」
「……ずっと、はるちゃんだけを想い続けていたなんて知られたら、気持ち悪がられると思ったんだ」
「えぇっ……?」
思いもしなかった伊吹からの答えが返ってきた。
「だって5年間だぞ! 5年間、365日、24時間、1秒たりとも君のことを忘れはしなかった! 夢の中でさえ、君のことを追い求めていたんだ」
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