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第十一話 女の子の体を好き放題できる権利をもらいました『あなたの体なしじゃ生きていけない……』
しおりを挟む俺は早速レイラに飛びかかろうとした。ルパ○三世がベッドに飛び込む時バリに、飛び込んだ。
「ふ~○こちゃーーんっ!」
だが、
「待って!」
俺は墜落し、頭から彼女の胸に突っ込んだ。頭が谷間にぶっ刺さり、抜けなくなった。
「きゃああ! ちょっと! えっち!」
俺はその蟻地獄から抜け出ようとするが、もがけばもがくほど吸い込まれていく。
「むがもごっ! むごむご!」
「ちょ! 離れなさい! そこはあなたのホームポジションじゃないの!」
俺はスポンと音を立ててホームポジションから追い出された。
「な、なんだよ……なんでもしていいって言ったり、待ってって言ったり……」
「私まだ加減できないから……えっちは無理……下手したら死んじゃうし……」
「そか……死にたくはないな……えっちはしたいけど……」
彼女は俺の右手を握ると、
「私だって今すぐえっちしたいわよ……でも加減間違うと、気持ちよくなりすぎてゆう君死んじゃうかもしれないから……」
「いや、いいよ。やっぱり俺死んでいい! ってか死にたいかも!」
「えっ?」
「決めた! 俺、今日を命日にする! 天国で先に待っているよ!」
「何言っているの!」
「もう後先考えずにただ今を楽しむことにする!」
俺は再びホームポジションにヘッドスライドを決めようとする。
「だめえええっ!」
だが一塁の守備は硬かった。両腕で完全に俺をブロック。俺は弾かれ、ベッドの上に沈んだ。
俺は頭をシーツに埋めたまま、
「うぅ……あんまりだ……」
すると彼女は俺の頭を抱えて、ぽむっと自分の膝に寝かせた。
これは……
「膝枕だ……!」
男が彼女にやって欲しいことランキング五位の膝枕だ。
後頭部にはこの世のものとは思えないほど柔らかい感触が生じる。
「うん……私がサキュバスの性欲を制御できるようになったら……そのときは楽しませてあげるね? 他のどんな手段をもってしても到達できないような人類の到達点に連れて行ってあげる……!」
満塁ホームラン!
猫耳生やすので、もっとあなたに懐いてもいいですか?(交尾あり)へ続く。
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