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第十二話 猫耳生やすので、もっとあなたに懐いてもいいですか?(交尾あり)
しおりを挟むレイラの頭から生えた猫耳を見つめる。
それはピョコンと頭から生え、ピクピクと動いている。
「触ってみてもいい?」
「いいにゃ……!」
レイラは語尾を猫語にしながら、許可をくれた。
俺は指でつまむように彼女の耳を触った。
するとふわっとした感触とともに、彼女が、
「にゃああん! そこはらめぇ!」
「いいっつったじゃねーかよ!」
「にゃ……思ったより耳敏感みたいだにゃ……もっと優しくしてぇ」
俺は力を抜き、彼女の猫耳を撫でる。
茶毛がふわふわと指に絡み、心地いい。
今……彼女は猫化している。サキュバスの能力だ。
サキュバスは男性の生気を吸い取らないと生きていけない。だから男性の性欲を満たす能力をたくさん覚えることができる。
これもその一つ。短時間の間だけ猫耳族の娘になることができるのだ。
(なんて都合のいい設定だ!)
俺が猫耳を弄るとピクッピクッと尻尾も動く。
尻尾は茶色で、長さは六〇センチくらい。スカートの中から顔を覗かせている。
「ねえ尻尾がどうやって生えているかみてもいい?」
「うん……見ていいにゃ」
「じゃあパンツめくるからこっちに尻向けて?」
「言い方っ!」
彼女は猫パンチを俺に三発浴びせた。
そしてベッドの上でお尻をこっちに向けた。
レイラは照れ臭そうにしながら、顔を赤らめる。恥じらいの表情とともに、
「ゆう君? お尻見せるのは世界に一人だけゆう君だけだにゃ……だからそっと優し……」
彼女が恥じらいの乙女のセリフを言うのをガン無視して、ずりいいいいっとパンツをずらした。
「にゃあああああっ! 何するにゃあ!」
彼女は俺の頭をポカポカ叩く。
「いや、だって早く尻が見たくて……」
「私が恥じらいの表情を浮かべるの見たくないにゃ? っていうかムードもへったくれもないにゃあ!」
「や……だって桃尻が……」
「もうわかったにゃ! わかったから好きに見るにゃ! でも一つだけ約束して欲しいにゃ猫耳になってもレイラ大好きって耳元……」
俺は遠慮することなく、ずりいいいいいいい! とパンツを下ろした。
「にゃあああああっ! 本当に脱がすなあああ!」
彼女の語尾のにゃあが一瞬消えたような気がした。
「だって今いいって……」
「する前に一言言ってほしいにゃあ……っていうか恥ずかしいからパンツちょっとずらすだけにして欲しいにゃ。全部脱がしてすっぽんぽんの全裸にする必要にゃいにゃ……」
(詳しく説明することはできないが)俺は彼女の猫の部分を見せてもらった。
それを見て、
「おぉ……すごい……すごかった……余は満足じゃ……ただただ満足じゃ……」
彼女はずらした下着を再び履く。
「ゆう君は欲望に正直すぎるにゃ……」
「ふぅ……猫耳娘いいなぁ……ゲームや漫画の世界じゃないんだ……現実で猫耳娘を好きにできるのか……」
「楽しんでくれているかにゃ?」
彼女は猫みたいに、毛繕いっぽく腕を舐めながらそういった。
「うん……最高……幸せ……レイラ? おいで……」
俺はベッドに横になり、彼女を呼んだ。
すると、彼女は四つ足になって、
「にゃあ!」と、俺に飛びついてきた。
俺はベッドに押し倒された。
「うわっ!」
彼女は俺にひしと抱きつきながら、
「ねえ……ゆうくん? もっと懐いてもいいかにゃ?」
「いいよ……可愛がってあげる。だからレイラ……もっと俺に猫みたいに懐いて?」
彼女は俺に抱きつくと、首筋にほっぺを擦り付けてきた。発情期の猫そのものだ。
しゅりしゅりと首元と首元をキスさせてくる。
「レイラはこれが気持ちいいの?」
「にゃ……なんかくすぐったいような……変な気分になるにゃ……」
俺は彼女の頭を腕で抱える。耳元で、
「猫耳姿かわいいよ……すごいかわいい……」
「嬉しいにゃ……ゆうくんの欲のためにゃらなんでもしてあげるにゃ……もっと楽しんで?」
「レイラ? にゃあって言って……」
彼女は俺の耳に唇を寄せて、
「ゆう君……大好きだにゃ……」
俺は彼女の頭をよしよしと撫でた。猫を撫でるように、恋人を愛部するように。すると、
「にゃあんっ!」
彼女は幸せそうな声を出した。
猫になったレイラは俺に懐いている。
『かまって!』、『もっと私にかまって!』とばかりに抱きついてくる。
それがものすごく俺の承認欲求を満たしてくれる。
ああ……この子にもっと求められたい。必要とされたい。もっと好きって言ってもらいたい。
レイラは俺の欲求を敏感に察知したのか、
「もっと懐いてもいいかにゃ?」
「もっと懐いてくれるの?」
「もちろんだにゃ……」
そういうと、首に手を巻き付け、尻尾を俺の腰に巻き付け、人間にはできないくらいぎゅっと抱きしめてくれた。
猫の姿を存分に使い俺を楽しませてくれる。
俺は右手で彼女の猫耳を、左手で尻尾をつかむ。彼女は、俺にくっついて甘えてくる。
「ゆう君……好き……本当に好きだにゃ……」
「もっと言って?」
彼女の猫の部分の手触りは天国級。サワサワしていて心までくすぐられるよう。
「好きぃ……大好きぃ……もうどうにかなりそうだにゃ……」
「嬉しい……もっと……もっと俺のこと褒めて、もっと俺のこと好きって言って?」
レイラは自らの首筋を俺の首筋にピトッ! っとくっつけてきた。彼女の三十六度五部の体温を直に感じる。
(あったけええ!)
「……あなたのことが大好きだにゃ……お望みなら猫耳でもウサ耳でもなんでも生やすし、どんな格好でもしてあげるにゃ……」
「くううう……褒められるの気持ちいい……もう我慢できない! もっと褒めて!」
俺の中の褒められたい欲求は膨れ上がり、熱を帯びて胎動を始めた。
「これからもあなたの欲求は全て私が満足させるにゃ……一生……なんでもするにゃ……」
「俺の全部を肯定して……全部すごいって言って……全部満たして?」
褒められすぎて、愛されすぎて、頭がおかしくなりそうだ。
「ゆう君……素敵……かっこいいし……どことなく可愛くて……優しくて、一緒にいて毎日が本当に楽しいにゃ……」
俺は彼女の体をぎゅううううううと抱きしめる。
「嬉しい……俺も今の生活が大好き……幸せ……本当に幸せ……」
俺は何か熱いものが溢れそうになるのを堪えた。
彼女は俺が抱くのに反応して、体をビクッと震わせると、
「私も大・大・大好きだにゃあんっ!」
そのままベッドでぎゅううううううっと抱き返してくれた。
俺たちはベッドの上で激しくくっつき合う。
互いの体に密着し、腕をツルのように絡ませて、お互いの体をぎゅっとハグする。
俺は幸せの頂点に達し、最高の精神状態になり、
「レイラ? にゃんにゃんしよ?」
すると、レイラは俺の言いたいことがわかったらしい。
「私と交尾したいってことにゃ?」
『女の子との交尾』へ続く。
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