褒め上手な彼女とのいちゃつき放題! エッチやり放題! 褒められ放題の天国生活始めませんか? (有料で販売する予定の作品です)

大和田大和

文字の大きさ
24 / 32

第二十四話 新婚ごっこ(ハネムーン効果で頭パッカーン! 過去一甘えてもいいですか?)

しおりを挟む


俺とレイラは食卓についている。
彼女はエプロン姿でテーブルにお皿を置く。

「はい! 召し上がれ!」
「おぉっ! うまそう! いただきます!」
俺はエプロン姿の彼女に飛びかかり、襲い掛かろうとした。

「ってこら! 私じゃなくて朝ごはんのことよ!」
彼女に軽く躱され、
「なぁーんだ……!」

「ほら早く食べないと冷めちゃうわよ? せっかく作ったのにぃ……」
俺は女体は諦めて、食事に取り掛かることにした。

朝飯は、女の子がよかったな。

俺はしょんぼりとスクランブルエッグを食べようとすると、
「あなた、口開けて? あーんしてあげる……!」

その一言で即元気になった。
「はい! 開けます! あーんしてほしいです!」

今日は新婚ごっこの日。俺とレイラが考えたマンネリ防止のアツアツカップル維持テクニックだ。

新婚若夫婦になったつもりで朝から晩までいちゃつく。ベタベタして、ラブラブして、ぎゅうしてチューして、互いを褒め合う。それだけだ。

俺は口をあーんと開けると、彼女は、乱暴にスプーンを突っ込んできた。
「むがっ! もごっ!」
スプーンは、俺の口内をめちゃくちゃにかき回す。熱々の卵料理が俺の舌に絡みつく。

「うふふ! おいしいのね! 作った甲斐があったわ!」
彼女は俺が喜んでいると勘違いし、
「もっと食べて! 全部食べて!」

「うがっ! しむっ!」
俺は手足をばたつかせ嫁の料理で窒息する。まるでスプーンとディープ○スさせられているみたいだ。

「わぁ! あなたったらそんなに慌てなくてもいいのよ! たっぷり作ったんだから!」
「はぐっ! うぐぅ……!」

「そんなに美味しいの? 私……うれしいっ!」
嫁はなんだか知らんがものすごく幸せそうだ。
俺は彼女の手を押さえ、スプーンを吐き出した。

「ゲホッ! ゴホッ! おええ……」
「まあ! あなたスプーンまで食べてくれたの? 私……すごくうれしい!」

「『すごくうれしい!』じゃねーよ! スプーン食べたんじゃなくって、レイラが俺の口の中に丸ごと突っ込んだんだろ! なんで? 何でこんなことするの?」

彼女は不思議そうな顔をしながら、
「なんでって?」

「なんで不思議がっているんだよ? なあレイラ? 俺たち今新婚ごっこしているんだよな?」
「そうよ? あなた……大好きっ!」

「新婚ごっこっていうのは、新婚若夫婦になったつもりで朝から晩までいちゃつく遊びじゃないのか? ベタベタして、ラブラブして、ぎゅうしてチューして、互いを褒め合う。それだけのはずだろ? なんで早朝から暗殺未遂されないといけないんだ?」

彼女は驚愕の表情で、
「暗殺っっ? 誰に命を狙われているの?」

俺は嫁が、驚愕の表情をしたことに驚く。
「目の前にいる俺の嫁にだよ!」

「わ、私? 私はあなたの妻よ! 暗殺なんかするわけないでしょ!」
「たった今しただろう!」

「あーんして食べさせてあげただけでしょう?」
「それが殺人未遂だって言っているんだよ! ……スプーンが一個丸ごと口の中に入れられていたんだけど……?」

「そ、それは……」
「前から思ってたんだけどレイラ不器用だよね?」
「そ、そんなことない……ですよ……」

「すぐ俺の前で転けてパンツを見せるし、尻を晒すし、谷間を見せるし、
俺の頭をおっぱいでキャッチするし、
パンツを履き忘れることもしょっちゅう。

ラッキースケベられどころの騒ぎじゃないぞ? 痴女だぞ?

さらにこの前朝起きたら上下ジーパンだったろ! あれどうやって着たの? 普通にすごくない?

それに、料理で塩とこしょうを間違えることは常。
シャンプーとリンスを間違えることも平常運転。だから塩もシャンプーも逆のボトルに詰めてある。言っとくがこんなの普通じゃないからな?

それに一番やばかったのは、夜の営みの時に、うっかり違う方の……」

「わかった! っていうかこの前のアレの話はしない約束でしょ……」
俺は鋭い目つきで彼女を追い詰める。

「じゃあ自分が不器用だと認めるんだな?」
「ばれちゃった? う、うん……実は……私は不器用なのです……」

こいつ! バレてないとでも思ったたのか!

「私……奥さん失格ね……」
俺は首を縦に大きく振り、
「うん……そうだな!」

「彼女としてもダメダメね……」
俺は元気よくはつらつと、
「全くだ!」

「私は……だめな女だ……」
俺は彼女に完全に激しく同意した。
「その通りだなっ!」

すると嫁は、プンスカ怒りながら、
「なんでさっきから否定してくれないのよ!」
ポカポカと俺のことを叩いてきた。

「わっ! ちょ! やめて! 否定する! 否定するから!」

彼女は眉根をキッと寄せて、
「私は奥さん失格ね……」
「そ、そんなことないよ! レイラは俺の最高の嫁だ。ちょっと……いやそれは言い過ぎだな。かなり、いやそれでもまだ盛ってる……相当不器用で、めちゃおっちょこちょいだけど、そこが君のいいところだ!」

彼女は凛とした表情でこちらを見て、
「彼女としても……ダメダメね……」

値踏みするような表情がこええ……ちゃんと褒めないとまたスプーンを飲まされそうなので、
「んなこたねえだろ! ダメな彼女だったらとっくに別れてるって。今まだ付き合っているってことは、なんやかんや言っても好きってことだ!」

彼女は、面接官のような表情で、俺をチラチラ見ながら、
「私は……だめな女だ……」

「ぜんっぜん! ぜんっぜんそんなことないよ! 全然全然そんなことはなぃ……そんなことは…………ない(だんだん小声になりながら)」

「なーんか慰めるの下手じゃない? ま、いいわ」
すると彼女は俺にピッタリくっついてきた。

(おぉ……あったかい)
隣の椅子に座って俺にもたれかかってくる。肩をピッタリとよせて、
「はい。あなた。あーんして?」

俺は、口を開けて、
「あーん!」

するとそこにちょうどいい温度になったスクランブルエッグが運び込まれた。
舌の上でとろける黄金のバターは、口内を歓喜の一色に染め上げる。

「美味しい?」

「うん! 美味しい!」

「なんだか新婚っぽいことあんまりできなかったけど、それもなんだか私たちらしいかもね?」
「そうだな! こうしてふざけ合って、いちゃついて、のんびりする新婚夫婦がいてもいいかもな」

彼女は食事し終わった俺の手をキュッと握ってくれた。
「ねえ……あなた?」

「ん? なんだよ、そんな色っぽい表情になって?」
「ベッド行きたい……」
「……俺も……」

彼女は俺の手を握りながら、
「いこ?」

俺をベッドルームに連れ込もうとする。
「こんな朝からえっちするの?」

「ち、違います! ご飯食べ終わったから二度寝するの!」
「わかった。じゃあ昼前までひっついて寝よ?」

俺たちはベッドに舞い戻った。
一日中ベッドにいる。

男女でくっついて、ひっついて、ベッドの上でベタベタする。
そこだけは、普通の新婚夫婦みたいだった。

俺は腕枕で寝ているレイラに、
「いつか本当に結婚しようね……全部大好きだよ?」
普段は照れて言えないような本音を言った。

きっと彼女には聞こえていない。だけどそれでも別にいい。

彼女のこんな幸せそうな寝顔を見られるのなら……










「くぅ……くぅ……」
寝息を立てるレイラの口元がほんの少しだけ動いた。

「ああーっ! この女! 起きてやがったな!」
するとレイラはカッと目を開き、
「言質とったからね!」

そういうと、俺に勢いよく抱きつき、ベッドの上で、

「だーりん! だ~~いすき! いつか結婚しようね!」
そう、甘ったるく言ってくれた。


『ご自由にお使いください』へ続く。
しおりを挟む
感想 0

あなたにおすすめの小説

どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~

さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」 あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。 弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。 弟とは凄く仲が良いの! それはそれはものすごく‥‥‥ 「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」 そんな関係のあたしたち。 でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥ 「うそっ! お腹が出て来てる!?」 お姉ちゃんの秘密の悩みです。

ヤンデレ美少女転校生と共に体育倉庫に閉じ込められ、大問題になりましたが『結婚しています!』で乗り切った嘘のような本当の話

桜井正宗@オートスキル第1巻発売中
青春
 ――結婚しています!  それは二人だけの秘密。  高校二年の遙と遥は結婚した。  近年法律が変わり、高校生(十六歳)からでも結婚できるようになっていた。だから、問題はなかった。  キッカケは、体育倉庫に閉じ込められた事件から始まった。校長先生に問い詰められ、とっさに誤魔化した。二人は退学の危機を乗り越える為に本当に結婚することにした。  ワケありヤンデレ美少女転校生の『小桜 遥』と”新婚生活”を開始する――。 *結婚要素あり *ヤンデレ要素あり

服を脱いで妹に食べられにいく兄

スローン
恋愛
貞操観念ってのが逆転してる世界らしいです。

わたしの下着 母の私をBBA~と呼ぶことのある息子がまさか...

MisakiNonagase
青春
39才の母・真知子は息子が私の下着を持ち出していることに気づいた。 ネットで同様の事象がないか調べると、案外多いようだ。 さて、真知子は息子を問い詰める? それとも気づかないふりを続けてあげるか? そのほかに外伝も綴りました。

入れ替わり夫婦

廣瀬純七
ファンタジー
モニターで送られてきた性別交換クリームで入れ替わった新婚夫婦の話

交換した性別

廣瀬純七
ファンタジー
幼い頃に魔法で性別を交換した男女の話

至れり尽くせり!僕専用メイドの全員が溺愛してくる件

こうたろ
青春
普通の大学生・佐藤健太は目覚めると、自宅が豪華な洋館に変わり10人の美人メイドたちに「お目覚めですか、ご主人様?」と一斉に迎えられる。いつの間にか彼らの“専属主人”になっていた健太は戸惑う間もなく、朝から晩までメイドたちの超至れり尽くせりな奉仕を受け始める。

OLサラリーマン

廣瀬純七
ファンタジー
女性社員と体が入れ替わるサラリーマンの話

処理中です...