36 / 42
第35話 駆け引き (後)
しおりを挟む
王城の執務室はそれなりの広さがあるはずだが、アレクシアとクラスター伯爵、側付きの侍女と侍従が一人ずつ、そこに加えて近衛兵が四人と王弟サンダルフォンと、計九人が室内に収まるとそれなりに圧迫感があった。
「なんの御用でしょう?」
ことさら冷静を装って聞くアレクシアにサンダルフォンが笑みを浮かべる。
「来るのが遅くなってしまったが、次期女王へ寿ぎを。それから」
どこか昏い笑みで近衛兵に合図を送ると、一番近くにいた近衛兵が恭しく書類をサンダルフォンへ渡した。
「これにぜひとも署名がほしいんだが」
サンダルフォンから渡された書類の内容に目を通したアレクシアは眉を顰めた。
「……できません」
そこにはアレクシアの伴侶をユクトルとすることが明言されていた。
誰がこんなものに署名などできるだろう。
まだ諦めていなかったのか。
半分呆れながらアレクシアは廊下にいる衛兵を呼ぼうとした。
「止めた方がいいよ。衛兵達はここへは来ない」
サンダルフォンの余裕ありげな表情にアレクシアは思わず反論した。
「彼らに何をしたのです」
「大したことじゃないよ。それよりも今の立場が分かっているのかな?」
サンダルフォンの言葉に彼を護るように立っていた近衛兵たちが抜刀した。
「さて。もう一度聞く。この書類に署名をして貰おうか」
そんなことをしても無意味だとアレクシアは思った。
確かにユクトルとアレクシアは従姉妹同士だから婚姻そのものに問題はないが、コントワーズ王国の国力が大幅に削られているこの状況で、王太子の責も担えなかったユクトルが王配の役割を果たせるとは思えない。
「お断り致します」
アレクシアがそう答えた時だった。
堪えきれない、とでもいうようにサンダルフォンが叫びだした。
「なぜだ!! ユクトルの方が血筋はいいはずだろう!! この俺の血を引いているのだから!! 昔からそうだ!! 王位だって、婚約者だって、先に生まれたというだけであいつに取られて!! おまけにカタジーナまでも!!」
カタジーナとは王妃の名だったのでは、とアレクシアが察した時、事態が動いた。
頭を掻きむしって叫んでいたサンダルフォンが近衛兵が手にしていた剣を奪い取ったのである。
「そうだ。こんなことになったのも、姪御殿が後から出て来たからだ。もし生まれたのがユクトルだけだったなら王冠もユクトルを選んだに違いないな」
どこか狂気を宿した青い瞳がアレクシアを射抜くが、アレクシアは静かに首を振った。
「いいえ。もしそうだとしても王冠はユクトルも誰も選ばないと思います」
火に油を注いでいるとしか思えないが、アレクシアにはこう答えるしかなかった。
一応時間を稼いでいるが、間に合うだろうか。
アレクシアはこの王国で唯一の王位継承者として知られている。
王城でこんな事態になって手をこまねているほど、近衛は抜けてはいなかったはずだ。
それとクラスター伯爵が嫌に落ち着いているのも気になった。
「抜かせ!!」
よほど癇に障ったのか、王族としてのゆったりとした態度も何もかもかなぐり捨てたようにサンダルフォンが剣を振り上げた。
思わず庇うように出した腕には何も当たらず、代わりに鈍い音がした。
「……?」
そっと目を開けるとサンダルフォンとアレクシアの間にもう一人の人物がいた。
「みっともないですよ。王弟ともあろう方が」
品のある所作の中にも鍛え上げられた者しか持たない体幹の良さを充分に発揮したユージーンの剣が、サンダルフォンの剣を受けていた。
しばらく均衡を保っていた鍔迫り合いはサンダルフォンの剣が下がったことで幕を閉じた。
少しすると廊下の扉から衛兵が駆けつけ、サンダルフォンと近衛兵を連行して行く。
「これで頭の固い保守派も軟禁で、とは言えなくなりましたね」
ユージーンの言葉にアレクシアはどこから、と思った。
廊下への扉は常にアレクシアから見えていた。
そうなると、とつらつらと考えていたアレクシアは王城の抜け道を思い出す。
確かこの執務室にもそういった抜け道は作られていたはずである。
そこでクラスター伯爵の方を見ると、徐に頷かれた。
「万が一ということもございますれば。それにそろそろ動きがあると思われたので」
間諜を放って調べさせていたらしい。
アレクシアは呆れたように口を開く。
「それは重畳ですが、恐れ多くも帝国の第二王子殿下をこのようなことに使うとは」
アレクシアの言葉を遮るようにユージーンが口を挟んだ。
「いや、このことは俺の方から申し込んだんだよ」
「まあ明日には間に合って良かったですな」
和やかに話が続いている二人を微妙な表情でアレクシアが見ていると、ユージーンがふと気付いたように声を掛けた。
「時期女王には息災のようで安心致しました。そのうち帝国の方からも正式な使いが来ると思われますが、自分はこれにて失礼いたします」」
国力の差はあるが、次の女王候補であるアレクシアと第二王子のユージーンとでは身分が違う。
弁えた言葉にアレクシアも頷く。
見送りに行きたかったがユージーンが固辞したことと、公務が多忙を極めたためそれはできない。
「お見送りはできませんが、道中お気を付けて」
帝国の第二王子に送るにしては簡素な言葉だったが、それ以上紡ぐと感情が出そうでできなかった。
「お言葉ありがたき幸せにございます」
身分も遠かったが、さらに遠くへ行ってしまう気がした。
ユージーンが辞すとアレクシアは軽く首を振り、書類へ向き直った。
クラスター伯爵の物問いだけな視線は無視してアレクシアは執務を始めた。
「なんの御用でしょう?」
ことさら冷静を装って聞くアレクシアにサンダルフォンが笑みを浮かべる。
「来るのが遅くなってしまったが、次期女王へ寿ぎを。それから」
どこか昏い笑みで近衛兵に合図を送ると、一番近くにいた近衛兵が恭しく書類をサンダルフォンへ渡した。
「これにぜひとも署名がほしいんだが」
サンダルフォンから渡された書類の内容に目を通したアレクシアは眉を顰めた。
「……できません」
そこにはアレクシアの伴侶をユクトルとすることが明言されていた。
誰がこんなものに署名などできるだろう。
まだ諦めていなかったのか。
半分呆れながらアレクシアは廊下にいる衛兵を呼ぼうとした。
「止めた方がいいよ。衛兵達はここへは来ない」
サンダルフォンの余裕ありげな表情にアレクシアは思わず反論した。
「彼らに何をしたのです」
「大したことじゃないよ。それよりも今の立場が分かっているのかな?」
サンダルフォンの言葉に彼を護るように立っていた近衛兵たちが抜刀した。
「さて。もう一度聞く。この書類に署名をして貰おうか」
そんなことをしても無意味だとアレクシアは思った。
確かにユクトルとアレクシアは従姉妹同士だから婚姻そのものに問題はないが、コントワーズ王国の国力が大幅に削られているこの状況で、王太子の責も担えなかったユクトルが王配の役割を果たせるとは思えない。
「お断り致します」
アレクシアがそう答えた時だった。
堪えきれない、とでもいうようにサンダルフォンが叫びだした。
「なぜだ!! ユクトルの方が血筋はいいはずだろう!! この俺の血を引いているのだから!! 昔からそうだ!! 王位だって、婚約者だって、先に生まれたというだけであいつに取られて!! おまけにカタジーナまでも!!」
カタジーナとは王妃の名だったのでは、とアレクシアが察した時、事態が動いた。
頭を掻きむしって叫んでいたサンダルフォンが近衛兵が手にしていた剣を奪い取ったのである。
「そうだ。こんなことになったのも、姪御殿が後から出て来たからだ。もし生まれたのがユクトルだけだったなら王冠もユクトルを選んだに違いないな」
どこか狂気を宿した青い瞳がアレクシアを射抜くが、アレクシアは静かに首を振った。
「いいえ。もしそうだとしても王冠はユクトルも誰も選ばないと思います」
火に油を注いでいるとしか思えないが、アレクシアにはこう答えるしかなかった。
一応時間を稼いでいるが、間に合うだろうか。
アレクシアはこの王国で唯一の王位継承者として知られている。
王城でこんな事態になって手をこまねているほど、近衛は抜けてはいなかったはずだ。
それとクラスター伯爵が嫌に落ち着いているのも気になった。
「抜かせ!!」
よほど癇に障ったのか、王族としてのゆったりとした態度も何もかもかなぐり捨てたようにサンダルフォンが剣を振り上げた。
思わず庇うように出した腕には何も当たらず、代わりに鈍い音がした。
「……?」
そっと目を開けるとサンダルフォンとアレクシアの間にもう一人の人物がいた。
「みっともないですよ。王弟ともあろう方が」
品のある所作の中にも鍛え上げられた者しか持たない体幹の良さを充分に発揮したユージーンの剣が、サンダルフォンの剣を受けていた。
しばらく均衡を保っていた鍔迫り合いはサンダルフォンの剣が下がったことで幕を閉じた。
少しすると廊下の扉から衛兵が駆けつけ、サンダルフォンと近衛兵を連行して行く。
「これで頭の固い保守派も軟禁で、とは言えなくなりましたね」
ユージーンの言葉にアレクシアはどこから、と思った。
廊下への扉は常にアレクシアから見えていた。
そうなると、とつらつらと考えていたアレクシアは王城の抜け道を思い出す。
確かこの執務室にもそういった抜け道は作られていたはずである。
そこでクラスター伯爵の方を見ると、徐に頷かれた。
「万が一ということもございますれば。それにそろそろ動きがあると思われたので」
間諜を放って調べさせていたらしい。
アレクシアは呆れたように口を開く。
「それは重畳ですが、恐れ多くも帝国の第二王子殿下をこのようなことに使うとは」
アレクシアの言葉を遮るようにユージーンが口を挟んだ。
「いや、このことは俺の方から申し込んだんだよ」
「まあ明日には間に合って良かったですな」
和やかに話が続いている二人を微妙な表情でアレクシアが見ていると、ユージーンがふと気付いたように声を掛けた。
「時期女王には息災のようで安心致しました。そのうち帝国の方からも正式な使いが来ると思われますが、自分はこれにて失礼いたします」」
国力の差はあるが、次の女王候補であるアレクシアと第二王子のユージーンとでは身分が違う。
弁えた言葉にアレクシアも頷く。
見送りに行きたかったがユージーンが固辞したことと、公務が多忙を極めたためそれはできない。
「お見送りはできませんが、道中お気を付けて」
帝国の第二王子に送るにしては簡素な言葉だったが、それ以上紡ぐと感情が出そうでできなかった。
「お言葉ありがたき幸せにございます」
身分も遠かったが、さらに遠くへ行ってしまう気がした。
ユージーンが辞すとアレクシアは軽く首を振り、書類へ向き直った。
クラスター伯爵の物問いだけな視線は無視してアレクシアは執務を始めた。
112
あなたにおすすめの小説
【完結】断頭台で処刑された悪役王妃の生き直し
有栖多于佳
恋愛
近代ヨーロッパの、ようなある大陸のある帝国王女の物語。
30才で断頭台にかけられた王妃が、次の瞬間3才の自分に戻った。
1度目の世界では盲目的に母を立派な女帝だと思っていたが、よくよく思い起こせば、兄妹間で格差をつけて、お気に入りの子だけ依怙贔屓する毒親だと気づいた。
だいたい帝国は男子継承と決まっていたのをねじ曲げて強欲にも女帝になり、初恋の父との恋も成就させた結果、継承戦争起こし帝国は二つに割ってしまう。王配になった父は人の良いだけで頼りなく、全く人を見る目のないので軍の幹部に登用した者は役に立たない。
そんな両親と早い段階で決別し今度こそ幸せな人生を過ごすのだと、決意を胸に生き直すマリアンナ。
史実に良く似た出来事もあるかもしれませんが、この物語はフィクションです。
世界史の人物と同名が出てきますが、別人です。
全くのフィクションですので、歴史考察はありません。
*あくまでも異世界ヒューマンドラマであり、恋愛あり、残業ありの娯楽小説です。
《完結》金貨5000枚で売られた王太子妃
ぜらちん黒糖
恋愛
「愛している。必ず迎えに行くから待っていてくれ」
甘い言葉を信じて、隣国へ「人質」となった王太子妃イザベラ。
旅立ちの前の晩、二人は愛し合い、イザベラのお腹には新しい命が宿った。すぐに夫に知らせた イザベラだったが、夫から届いた返信は、信じられない内容だった。
「それは本当に私の子供なのか?」
【完結】使えない令嬢として一家から追放されたけど、あまりにも領民からの信頼が厚かったので逆転してざまぁしちゃいます
腕押のれん
ファンタジー
アメリスはマハス公国の八大領主の一つであるロナデシア家の三姉妹の次女として生まれるが、頭脳明晰な長女と愛想の上手い三女と比較されて母親から疎まれており、ついに追放されてしまう。しかしアメリスは取り柄のない自分にもできることをしなければならないという一心で領民たちに対し援助を熱心に行っていたので、領民からは非常に好かれていた。そのため追放された後に他国に置き去りにされてしまうものの、偶然以前助けたマハス公国出身のヨーデルと出会い助けられる。ここから彼女の逆転人生が始まっていくのであった!
私が死ぬまでには完結させます。
追記:最後まで書き終わったので、ここからはペース上げて投稿します。
追記2:ひとまず完結しました!
処刑台の皇妃、回帰して復讐を誓う ~冷酷公爵と偽りの婚約者~ おまえたちは許さない!
秦江湖
ファンタジー
皇妃エリアーナは、夫である皇帝アランと、たった一人の親友イザベラの策略により、無実の罪で処刑される。
民衆に罵られ、アランの冷酷な目とイザベラの嘲笑を「始まりの景色」として目に焼き付けながら絶命した彼女は、しかし、処刑の記憶を持ったまま三年前の過去に回帰する。
「おまえたちは許さない」
二度目の人生。
エリアーナの目的はただ一つ、自分を陥れた二人への完璧な復讐。
彼女はまず、アラン(皇太子)からの婚約内示を拒絶。そして、アラン最大の政敵である「北の冷血公爵」ルシアン・ヴァレリウスに接触する。
1周目で得た「未来の知識」を対価に、エリアーナはルシアンに持ちかける。
「貴方様には帝国の覇権を。わたくしには復讐の舞台を。そのための『契約婚約』を――」
憎悪を糧に生きる皇妃と、氷の瞳を持つ公爵。
二人の偽りの婚約の行く末は……
四の五の言わず離婚届にサインをしてくれません?
白雲八鈴
恋愛
アルディーラ公爵夫人であるミレーネは、他の人からみれば羨ましいと思える立場にいた。
王妹の母譲りの美人の顔立ち、公爵夫人として注目を集める立場、そして領地の運営は革命と言えるほど領地に潤いを与えていた。
だが、そんなミレーネの心の中にあるのは『早く離婚したい』だった。
順風満帆と言えるミレーネは何が不満なのか。その原因は何か。何故離婚できないのか。
そこから始まる物語である。
婚約破棄された竜好き令嬢は黒竜様に溺愛される。残念ですが、守護竜を捨てたこの国は滅亡するようですよ
水無瀬
ファンタジー
竜が好きで、三度のご飯より竜研究に没頭していた侯爵令嬢の私は、婚約者の王太子から婚約破棄を突きつけられる。
それだけでなく、この国をずっと守護してきた黒竜様を捨てると言うの。
黒竜様のことをずっと研究してきた私も、見せしめとして処刑されてしまうらしいです。
叶うなら、死ぬ前に一度でいいから黒竜様に会ってみたかったな。
ですが、私は知らなかった。
黒竜様はずっと私のそばで、私を見守ってくれていたのだ。
残念ですが、守護竜を捨てたこの国は滅亡するようですよ?
忘れられた幼な妻は泣くことを止めました
帆々
恋愛
アリスは十五歳。王国で高家と呼ばれるう高貴な家の姫だった。しかし、家は貧しく日々の暮らしにも困窮していた。
そんな時、アリスの父に非常に有利な融資をする人物が現れた。その代理人のフーは巧みに父を騙して、莫大な借金を負わせてしまう。
もちろん返済する目処もない。
「アリス姫と我が主人との婚姻で借財を帳消しにしましょう」
フーの言葉に父は頷いた。アリスもそれを責められなかった。家を守るのは父の責務だと信じたから。
嫁いだドリトルン家は悪徳金貸しとして有名で、アリスは邸の厳しいルールに従うことになる。フーは彼女を監視し自由を許さない。そんな中、夫の愛人が邸に迎え入れることを知る。彼女は庭の隅の離れ住まいを強いられているのに。アリスは嘆き悲しむが、フーに強く諌められてうなだれて受け入れた。
「ご実家への援助はご心配なく。ここでの悪くないお暮らしも保証しましょう」
そういう経緯を仲良しのはとこに打ち明けた。晩餐に招かれ、久しぶりに心の落ち着く時間を過ごした。その席にははとこ夫妻の友人のロエルもいて、彼女に彼の掘った珍しい鉱石を見せてくれた。しかし迎えに現れたフーが、和やかな夜をぶち壊してしまう。彼女を庇うはとこを咎め、フーの無礼を責めたロエルにまで痛烈な侮蔑を吐き捨てた。
厳しい婚家のルールに縛られ、アリスは外出もままならない。
それから五年の月日が流れ、ひょんなことからロエルに再会することになった。金髪の端正な紳士の彼は、彼女に問いかけた。
「お幸せですか?」
アリスはそれに答えられずにそのまま別れた。しかし、その言葉が彼の優しかった印象と共に尾を引いて、彼女の中に残っていく_______。
世間知らずの高貴な姫とやや強引な公爵家の子息のじれじれなラブストーリーです。
古風な恋愛物語をお好きな方にお読みいただけますと幸いです。
ハッピーエンドを心がけております。読後感のいい物語を努めます。
※小説家になろう様にも投稿させていただいております。
王女殿下のモラトリアム
あとさん♪
恋愛
「君は彼の気持ちを弄んで、どういうつもりなんだ?!この悪女が!」
突然、怒鳴られたの。
見知らぬ男子生徒から。
それが余りにも突然で反応できなかったの。
この方、まさかと思うけど、わたくしに言ってるの?
わたくし、アンネローゼ・フォン・ローリンゲン。花も恥じらう16歳。この国の王女よ。
先日、学園内で突然無礼者に絡まれたの。
お義姉様が仰るに、学園には色んな人が来るから、何が起こるか分からないんですって!
婚約者も居ない、この先どうなるのか未定の王女などつまらないと思っていたけれど、それ以来、俄然楽しみが増したわ♪
お義姉様が仰るにはピンクブロンドのライバルが現れるそうなのだけど。
え? 違うの?
ライバルって縦ロールなの?
世間というものは、なかなか複雑で一筋縄ではいかない物なのですね。
わたくしの婚約者も学園で捕まえる事が出来るかしら?
この話は、自分は平凡な人間だと思っている王女が、自分のしたい事や好きな人を見つける迄のお話。
※設定はゆるんゆるん
※ざまぁは無いけど、水戸○門的なモノはある。
※明るいラブコメが書きたくて。
※シャティエル王国シリーズ3作目!
※過去拙作『相互理解は難しい(略)』の12年後、
『王宮勤めにも色々ありまして』の10年後の話になります。
上記未読でも話は分かるとは思いますが、お読みいただくともっと面白いかも。
※ちょいちょい修正が入ると思います。誤字撲滅!
※小説家になろうにも投稿しました。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる