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人間界
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そして、この秘密基地は、ちょうどレイとカイルが逃げてきた生徒たちの休憩所の近くだったのだ。
イリスは魔力で椅子をもう二つ作り、机の周りに置いた。そして空間バッグから食べ物を次々と取り出し机に置いていき、はしゃいでいるセイラを見守りながら雑談しているところに、レイとカイルがやってきた。
「……4人?」
「だれだ、お前たちは」
カイルは一瞬でこの場は3人ではなく4人いるということに気付き、眉間にしわを寄せて、後ろにいるレイをかばいながら、ひそかに魔力を手に蓄えた。
そして、ロイとイリスはというと、瞬時にアランとセイラを後ろに庇い、それぞれ、剣と魔法書に手をかけた。
一触即発と言った時に、レイはカイルの握られている手を解き、敵意はないと証明するように両手を挙げて、微ロイたちに微笑みかけた。
「皆さんと戦闘をするつもりはありません。少し道に迷ってしまったので、試験会場までの道のりを教えていただければと思っただけです」
「……そういうことでしたら」
と、その時、セイラの後ろに黒い影と共に、白に輝く刃物の光がこの場にいるセイラ本人以外の目に映った。
ロイは剣を鞘から抜き、襲い掛かる黒い影を跳ね返した。イリスはとっさにセイラとアラン二人を守る用の小さな結界を張り、ロイの隣に立った。
「レイ様……」
「そうだね。どうやら、私たちが連れてきたお邪魔虫のようだ」
人間には黒い影に包まれた謎の生物にしか見えないが、レイとカイルの目には、しっかり黒い影の姿が見えていた。
頭上に一つの角が生え、黒い小さな翼に、赤い目と黒い髪。間違いなく、それは低級魔族だった。
「カイル、殺すなよ」
「はっ」
レイはスッと目を細め、カイルにそう命じた。
とたん、カイルはその場から消え、一瞬にして黒い影の背後に回り、短刀でそのまま首をはねた。
魔族は首をはねても死にはしないが、体を動かすことができなくなる。もちろん、位が高ければ高いほど首をはねたときの影響は小さくなるが、低級魔族ならば首をはねれば何もできなくなる。
「なっ……!?」
「速い……!」
あまりにも一瞬の出来事だったからか、イリスとロイは驚いたようにカイルの方をまじまじと見ていた。
が、カイルは気にした風もなく、レイに首を渡そうとしたが、レイは一歩後ずさりをして、笑顔で拒否を示した。
「その潔癖症はどうにかならないですかね」
「生首を持つのは潔癖症以前の問題だよ、カイル。それがたとえ人間でなくても」
苦笑しながらレイはそう言い、とりあえず首と体が分離されている魔族に、魔力を使えなくするように、魔法をかけた。
「さ、首を体にくっ付けなおしな。さすがに子供にはよくないからね」
一通り予防を済ませると、レイはカイルにそう指示をした。指示された通り首をその魔族の体にくっ付けなおすと、その魔族は何かしゃべりだした。
「すいません。うちの妹が狙われていたのに、お二人の手を借りてしまって……」
「いえ、構いませんよ。こいつは我々が引き寄せたと言っていいようなものですから」
イリスは申し訳なさそうにレイに謝ったが、レイは特に気にも留めずに笑顔で返した。
そしてカイルはレイがかけた喋れなくする術式を解き、ロイと共になぜこの低級魔族がセイラを殺そうとしていたのか聞きだし始めた。
しかし、いくら圧をかけても返ってくるのは「わからない」という返事ばかりで、これではらちが明かないと判断したロイは、せっかくだから一緒にこの魔族を学園長たちに見せに行くのはどうかと提案した。
特に断る理由もなく、レイとカイルはローランド兄弟と共にまずは学園長や一同人間界の頂点に立っている者たちが会議を開いている場所、中央会議室に向かった。
「ああ、そういえば、まだ名乗っていませんでしたね。お初にお目にかかります、私はレイ・フォンハイト。辺境の地のしがない小貴族でございます。そしてこれは私の従者のカイルです」
そう言って、レイは貴族同士で使われる挨拶を行い、ついでにカイルが自分の従者であるということを紹介した。
「これ」と呼ばれたのに少し違和感を覚えたのか、カイルは一瞬変な顔をしたが、すぐにいつもの無表情に戻った。
「これは、失礼いたしました。私はローランド家長男、イリス・ローランド、こちら次男のロイ、三男のアラン、そして長女のセイラです」
レイがそう、自己紹介をしてからようやく思い出したのか、イリスもあわてて自分と家族のことをレイたちに紹介した。
(セイラもアランも元気そうだ……。ローランドに預けて正解だったみたいだな。)
レイはアランとセイラの姿を見た瞬間、二人が自分の弟と妹であるということに気付いたが、自ら家族の縁の糸を切った自分は、もう彼らとは家族ではなく、ただの赤の他人だった。
「ローランド侯爵のご子息様でしたか。私の領地でもよく皆様のお噂を聞きます」
社交辞令のような返事にイリスもロイも少し怪訝そうに顔を見合わせ、それからは、どことなく4対2で、距離を置いて歩くようになった。
(やっぱり、侯爵ってなると距離を置かれるよね……少しは仲良くなれると思ったんだけど)
イリスはそう思いながらも、向こうから距離を置かれているとなると、自分たちからわざわざ近づいていくということはできず、少し距離を置きながら歩くようにしたのだ。
《殿下?》
《特に深意はないよ。ただ、侯爵家と仲良くするのは、色々今の身分では面倒なんだ》
《……一つお聞きしても》
《アランとセイラは私の兄弟だったよ。今は侯爵家の令嬢と息子だ。私とは何の関係もない。縁の糸は消えているからね》
あくまでも、兄弟「だった」のだ。彼らにとって、レイは初対面の知らない大人で、せいぜい顔立ちからして優しそうだなと思われているくらいだろう。
《分かりました》
少し間を置き、カイルからはそういう返事が返ってきた。
(何に対して分かったって言ってるんだか……)
心の中では苦笑を浮かべながらも表では表情一つ変えずにレイはロイとイリスたちの一歩後ろを歩いていた。
侯爵と子爵ではくらいの差があり過ぎる。今使っているフォンハイトの姓が子爵であるため、レイは侯爵であるローランド家の子供とは同じラインに立って歩いてはいけない。
しかし、このルールを無視している者はたくさんいるし、だれも見ていないところならそんなくだらないルールは従わなくていい、という暗黙の了解もある。勿論、それはあくまでも互いの仲が良好である、という条件に限るが。
「ここが、中央会議室です。おそらくまだ会議中なので、少し待つかもしれませんが」
「私なら構いませんよ。アラン様こそ、今日は入学試験なので準備をされた方がいいと思いますが」
「私は大丈夫です。一緒にお待ちします。セイラ、いえ、妹をなぜ傷つけようとしたのか気になりますし」
レイのそのアドバイスをアランは断り、一緒に学園長を待つことにした。
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イリスは魔力で椅子をもう二つ作り、机の周りに置いた。そして空間バッグから食べ物を次々と取り出し机に置いていき、はしゃいでいるセイラを見守りながら雑談しているところに、レイとカイルがやってきた。
「……4人?」
「だれだ、お前たちは」
カイルは一瞬でこの場は3人ではなく4人いるということに気付き、眉間にしわを寄せて、後ろにいるレイをかばいながら、ひそかに魔力を手に蓄えた。
そして、ロイとイリスはというと、瞬時にアランとセイラを後ろに庇い、それぞれ、剣と魔法書に手をかけた。
一触即発と言った時に、レイはカイルの握られている手を解き、敵意はないと証明するように両手を挙げて、微ロイたちに微笑みかけた。
「皆さんと戦闘をするつもりはありません。少し道に迷ってしまったので、試験会場までの道のりを教えていただければと思っただけです」
「……そういうことでしたら」
と、その時、セイラの後ろに黒い影と共に、白に輝く刃物の光がこの場にいるセイラ本人以外の目に映った。
ロイは剣を鞘から抜き、襲い掛かる黒い影を跳ね返した。イリスはとっさにセイラとアラン二人を守る用の小さな結界を張り、ロイの隣に立った。
「レイ様……」
「そうだね。どうやら、私たちが連れてきたお邪魔虫のようだ」
人間には黒い影に包まれた謎の生物にしか見えないが、レイとカイルの目には、しっかり黒い影の姿が見えていた。
頭上に一つの角が生え、黒い小さな翼に、赤い目と黒い髪。間違いなく、それは低級魔族だった。
「カイル、殺すなよ」
「はっ」
レイはスッと目を細め、カイルにそう命じた。
とたん、カイルはその場から消え、一瞬にして黒い影の背後に回り、短刀でそのまま首をはねた。
魔族は首をはねても死にはしないが、体を動かすことができなくなる。もちろん、位が高ければ高いほど首をはねたときの影響は小さくなるが、低級魔族ならば首をはねれば何もできなくなる。
「なっ……!?」
「速い……!」
あまりにも一瞬の出来事だったからか、イリスとロイは驚いたようにカイルの方をまじまじと見ていた。
が、カイルは気にした風もなく、レイに首を渡そうとしたが、レイは一歩後ずさりをして、笑顔で拒否を示した。
「その潔癖症はどうにかならないですかね」
「生首を持つのは潔癖症以前の問題だよ、カイル。それがたとえ人間でなくても」
苦笑しながらレイはそう言い、とりあえず首と体が分離されている魔族に、魔力を使えなくするように、魔法をかけた。
「さ、首を体にくっ付けなおしな。さすがに子供にはよくないからね」
一通り予防を済ませると、レイはカイルにそう指示をした。指示された通り首をその魔族の体にくっ付けなおすと、その魔族は何かしゃべりだした。
「すいません。うちの妹が狙われていたのに、お二人の手を借りてしまって……」
「いえ、構いませんよ。こいつは我々が引き寄せたと言っていいようなものですから」
イリスは申し訳なさそうにレイに謝ったが、レイは特に気にも留めずに笑顔で返した。
そしてカイルはレイがかけた喋れなくする術式を解き、ロイと共になぜこの低級魔族がセイラを殺そうとしていたのか聞きだし始めた。
しかし、いくら圧をかけても返ってくるのは「わからない」という返事ばかりで、これではらちが明かないと判断したロイは、せっかくだから一緒にこの魔族を学園長たちに見せに行くのはどうかと提案した。
特に断る理由もなく、レイとカイルはローランド兄弟と共にまずは学園長や一同人間界の頂点に立っている者たちが会議を開いている場所、中央会議室に向かった。
「ああ、そういえば、まだ名乗っていませんでしたね。お初にお目にかかります、私はレイ・フォンハイト。辺境の地のしがない小貴族でございます。そしてこれは私の従者のカイルです」
そう言って、レイは貴族同士で使われる挨拶を行い、ついでにカイルが自分の従者であるということを紹介した。
「これ」と呼ばれたのに少し違和感を覚えたのか、カイルは一瞬変な顔をしたが、すぐにいつもの無表情に戻った。
「これは、失礼いたしました。私はローランド家長男、イリス・ローランド、こちら次男のロイ、三男のアラン、そして長女のセイラです」
レイがそう、自己紹介をしてからようやく思い出したのか、イリスもあわてて自分と家族のことをレイたちに紹介した。
(セイラもアランも元気そうだ……。ローランドに預けて正解だったみたいだな。)
レイはアランとセイラの姿を見た瞬間、二人が自分の弟と妹であるということに気付いたが、自ら家族の縁の糸を切った自分は、もう彼らとは家族ではなく、ただの赤の他人だった。
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《殿下?》
《特に深意はないよ。ただ、侯爵家と仲良くするのは、色々今の身分では面倒なんだ》
《……一つお聞きしても》
《アランとセイラは私の兄弟だったよ。今は侯爵家の令嬢と息子だ。私とは何の関係もない。縁の糸は消えているからね》
あくまでも、兄弟「だった」のだ。彼らにとって、レイは初対面の知らない大人で、せいぜい顔立ちからして優しそうだなと思われているくらいだろう。
《分かりました》
少し間を置き、カイルからはそういう返事が返ってきた。
(何に対して分かったって言ってるんだか……)
心の中では苦笑を浮かべながらも表では表情一つ変えずにレイはロイとイリスたちの一歩後ろを歩いていた。
侯爵と子爵ではくらいの差があり過ぎる。今使っているフォンハイトの姓が子爵であるため、レイは侯爵であるローランド家の子供とは同じラインに立って歩いてはいけない。
しかし、このルールを無視している者はたくさんいるし、だれも見ていないところならそんなくだらないルールは従わなくていい、という暗黙の了解もある。勿論、それはあくまでも互いの仲が良好である、という条件に限るが。
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「私なら構いませんよ。アラン様こそ、今日は入学試験なので準備をされた方がいいと思いますが」
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レイのそのアドバイスをアランは断り、一緒に学園長を待つことにした。
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