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殿下に拉致され王宮での監禁生活が始まってから早2か月。
相変わらず私の足にはこの部屋に来てからずっと足枷を嵌められ極太の鎖に繋がれている。
部屋の中を移動するだけには困らない鎖だが、現実6歳の幼女の身体には重すぎて最初の頃は歩く事も大変だった。
だって私に与えられた部屋を自由に歩ける程の長さを備えた極太の鎖なんだよ。
どう考えても……重いでしょ。
本当にここに閉じ込められた頃は移動するだけでも一苦労だったわ。
なーんて。
思うか馬鹿野郎!!
16歳の記憶のある私にこの程度の鎖が外せないわけないじゃない。
何故かって?私の父はこの国の優秀な文官を輩出するオクレール公爵様だけど。
その父に嫁いだのはこの国の武官のトップに君臨する伯爵家の令嬢で王宮騎士団に首席で入団を果たした豪胆令嬢で有名な母を持つ私だもの。
物心つく前から伯爵家で一通りの訓練を受けているから体術に剣も縄抜けも鍵開けも得意だしそこら辺の令嬢とは違うわ。
それに……私は母の家の血を強く引いたみたいで馬鹿みたいに力が強い。
正直このくらいの鎖なら秒で壊せると思うけれど……さすがに6歳の筋力じゃ破壊は無理かな。
と、言う訳で破壊するのだけは諦めて。
今は鎖が気にならなくなる位には身体も鍛えられ行動するのに不自由は感じないけれど、なんだか猛獣に対して付ける首輪をされているような感覚に顔を顰めたくなるけれど正直この生活に慣れた今ではどうでもいいかと思える程にはなってきている。
王宮に連れてこられてから未だに続く婚約に関する殿下との攻防。
毎日最低でも一回この部屋を訪れては私に婚約の打診をし私に断られると言う一歩の前進すら見られない状態だ。
本当に殿下もしつこい。
後ろ盾が必要なら私でなくても他の貴族の娘でも納得してくれるだろうに、殿下自身も頑なに私でなければならないと主張する。
本当に訳がわからない。
まぁ、それはさておき。
王宮での監禁生活が始まってからと言う物ただこの場所に居るのが暇で暇で仕方がなかった私。
この部屋に住むようになってからすぐにやってきた王妃様に「暇で死にそうだ」と訴えた所王妃様が私専用に家庭教師を用意してくれた。
無駄に部屋の中に閉じ込められ何もせずボーっとして過ごすなんてもったいないので家庭教師を用意してくれた王妃様の取り計らいはありがたかった。
前の時から勉強は好きだったし本を読むのも好きだった。
前の記憶もある分勉強するのも楽しくて時間を惜しんで私は勉強に没頭してしまった。
はじめは暇つぶしをすると言うのが当初の目的だったのだけれども……。
あれ?これって。
前の時に受けていた王妃教育じゃないかしら?
し、しまった!!!
なんで私ってば自ら進んで王妃教育なんか嬉々として受けてるんだよっ。
そりゃ王妃様も笑顔で教師を準備してくれるはずだよ。
前の王妃教育の伯爵夫人じゃなかったからウッカリしていた。
今の私の教師は王妃様の親友だと有名な侯爵夫人が先生なのにどうして今まで私ってば気が付かなかった!
暇つぶしとしてはじめた勉強が楽しすぎて王妃様の計画にまんまと乗ってしまっていた。
バカバカバカ
本当に私ってバカすぎる。
やり直しを生きているのに周囲の大人の考えを読めなかったなんて不覚すぎる。
あぁぁぁぁ。
こうやって周りの思惑を読む事が出来ないなんて正直王妃として失格だと思うのにどうして王妃様は私を望むのかしら?
もっと殿下を手のひらでコロコロ転がすのが上手いような令嬢を用意した方が国の将来も安泰だろうに。
前も今も成長のない私じゃ心もとないだろうに。
はぁ。
自分で言っていて凹むわぁ。
自分の思考に疲れてしまった私は手を付けていた勉強を放り投げると、隣の部屋のベッドへダイブした。
相変わらず私の足にはこの部屋に来てからずっと足枷を嵌められ極太の鎖に繋がれている。
部屋の中を移動するだけには困らない鎖だが、現実6歳の幼女の身体には重すぎて最初の頃は歩く事も大変だった。
だって私に与えられた部屋を自由に歩ける程の長さを備えた極太の鎖なんだよ。
どう考えても……重いでしょ。
本当にここに閉じ込められた頃は移動するだけでも一苦労だったわ。
なーんて。
思うか馬鹿野郎!!
16歳の記憶のある私にこの程度の鎖が外せないわけないじゃない。
何故かって?私の父はこの国の優秀な文官を輩出するオクレール公爵様だけど。
その父に嫁いだのはこの国の武官のトップに君臨する伯爵家の令嬢で王宮騎士団に首席で入団を果たした豪胆令嬢で有名な母を持つ私だもの。
物心つく前から伯爵家で一通りの訓練を受けているから体術に剣も縄抜けも鍵開けも得意だしそこら辺の令嬢とは違うわ。
それに……私は母の家の血を強く引いたみたいで馬鹿みたいに力が強い。
正直このくらいの鎖なら秒で壊せると思うけれど……さすがに6歳の筋力じゃ破壊は無理かな。
と、言う訳で破壊するのだけは諦めて。
今は鎖が気にならなくなる位には身体も鍛えられ行動するのに不自由は感じないけれど、なんだか猛獣に対して付ける首輪をされているような感覚に顔を顰めたくなるけれど正直この生活に慣れた今ではどうでもいいかと思える程にはなってきている。
王宮に連れてこられてから未だに続く婚約に関する殿下との攻防。
毎日最低でも一回この部屋を訪れては私に婚約の打診をし私に断られると言う一歩の前進すら見られない状態だ。
本当に殿下もしつこい。
後ろ盾が必要なら私でなくても他の貴族の娘でも納得してくれるだろうに、殿下自身も頑なに私でなければならないと主張する。
本当に訳がわからない。
まぁ、それはさておき。
王宮での監禁生活が始まってからと言う物ただこの場所に居るのが暇で暇で仕方がなかった私。
この部屋に住むようになってからすぐにやってきた王妃様に「暇で死にそうだ」と訴えた所王妃様が私専用に家庭教師を用意してくれた。
無駄に部屋の中に閉じ込められ何もせずボーっとして過ごすなんてもったいないので家庭教師を用意してくれた王妃様の取り計らいはありがたかった。
前の時から勉強は好きだったし本を読むのも好きだった。
前の記憶もある分勉強するのも楽しくて時間を惜しんで私は勉強に没頭してしまった。
はじめは暇つぶしをすると言うのが当初の目的だったのだけれども……。
あれ?これって。
前の時に受けていた王妃教育じゃないかしら?
し、しまった!!!
なんで私ってば自ら進んで王妃教育なんか嬉々として受けてるんだよっ。
そりゃ王妃様も笑顔で教師を準備してくれるはずだよ。
前の王妃教育の伯爵夫人じゃなかったからウッカリしていた。
今の私の教師は王妃様の親友だと有名な侯爵夫人が先生なのにどうして今まで私ってば気が付かなかった!
暇つぶしとしてはじめた勉強が楽しすぎて王妃様の計画にまんまと乗ってしまっていた。
バカバカバカ
本当に私ってバカすぎる。
やり直しを生きているのに周囲の大人の考えを読めなかったなんて不覚すぎる。
あぁぁぁぁ。
こうやって周りの思惑を読む事が出来ないなんて正直王妃として失格だと思うのにどうして王妃様は私を望むのかしら?
もっと殿下を手のひらでコロコロ転がすのが上手いような令嬢を用意した方が国の将来も安泰だろうに。
前も今も成長のない私じゃ心もとないだろうに。
はぁ。
自分で言っていて凹むわぁ。
自分の思考に疲れてしまった私は手を付けていた勉強を放り投げると、隣の部屋のベッドへダイブした。
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